毎週アンケート

【第60回】アンケート結果:2004年11月10日〜11月16日

好きなおでんの種は?
 
1 大根
79.8%
2 玉子
71.0%
3 コンニャク
41.3%
4 牛すじ
37.3%
5 厚揚げ
35.1%
6 もち巾着
34.9%
7 ジャガイモ
32.8%
8 ちくわ
30.8%
9 はんぺん
28.9%
10 がんもどき
28.7%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

 
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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,674人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2004年11月10日〜11月16日
好きなおでんの種は?

今年も鍋物のおいしい季節がやってきました。昨年12月に行った毎週アンケートで「お酒に合う鍋物」を皆さんに伺ったところ、堂々の1位に「おでん」が選ばれました。今や屋台・居酒屋はもちろん、コンビニでも手軽に買える「おでん」は、まさに全国区の庶民の味といっても過言ではないでしょう。人気の要因は、何と言っても、煮込んでいるうちに絡み合う、ダシとおでん種の独特な旨味。そこで今回は、皆さんに好きなおでんの種についてお尋ねしました。

94.5%が「好き」と回答−日本人の定番食「おでん」

おでんは好き?

※SA(単回答)

どの位、皆さんは「おでん」が好きなのでしょうか?「おでんが大好き。味のしみた種は美味しい」(女性20代)など、「(おでんが)大好き」と回答した方が50.5%、また「まあまあ好き」という方が43.5%と、実に全体の94%にあたる方が「おでん好き」であることが明らかとなりました。一方、「おでんが嫌い」(男性20代)という方は僅か0.4%に留まりました。

「おでん」は家庭で作る、慣れ親しんだ「お袋の味」

どこで食べる?

※MA(複数回答)

皆さんは、どこで「おでん」を食べているのでしょうか?「子供の頃から母親が作ってくれたおでんが好き。家族で食べるのが美味しい」(男性30代)など、「自宅で作って食べる」という回答が全体の57.6%を占め、「おでん」が幼い頃から慣れ親しんだ「お袋の味」となっていることがうかがえます。続いて2位には赤提灯が眩しい「居酒屋」(17.8%)、「最近、コンビニのおでんが結構美味しいことに気付き、会社帰りに匂いにつられて買っている。つまみにぴったり」(女性30代)など、3位の「コンビニエンスストア」(15.8%)をあげる声が続きました。

おでんの王道は「大根」でキマリ!

では、人気のおでん種を見てみましょう。高い支持を集め、堂々のナンバーワンに輝いたのは「大根」(79.8%)でした。「一番は味のしみた大根。うちではおでんをすると大根一本はペロッと食べてしまう」(女性20代)、「大根は体を温めてくれる効果があるそうで、2センチ位に厚切りにしたものを一晩かけてじっくり煮込んだものが好き」(男性40代)など、他のおでん種のうま味を十分に吸った「ホクホクの大根」のおいしさをあげる声が多数寄せられました。同時に、「今年は(野菜の値段が)高くて、自宅で作るときたくさん入れられません。寂しい・・・」(女性30代)など、大型台風の影響による野菜の高騰にショックを隠せない回答もありました。

人によって食べ方も違うの!? 大人気の「玉子」

1位の「大根」同様に人気を集めたのが2位の「玉子」(71%)。「味のしみた玉子をご飯の上にのせて、お箸で潰してご飯と一緒に食べる。これがすごく美味しい」(女性20代)など、よく煮込んで濃い茶色になった「白身」と、だし汁との相性が絶妙な「黄身」の食べ方にこだわりを持っている方が案外多いようです。次に、皆さんから寄せられた美味しい「玉子」の食べ方をいくつかご紹介しましょう。「まず玉子の白身だけ食べ、黄身はダシに溶かし、そのダシの中にご飯を入れて食べる」(女性30代)、「玉子は別皿に取って、マヨネーズを付けて食べる」(男性30代)、「半分に割って黄身のところにしょう油をたらして食べるのが好き」(女性20代)、「最後までとっておいた、半分にした玉子の黄身を汁に付け落とさないように上手く食べるのが好き」(女性30代)など、「先に食べる派」「最後までとっておく派」「出し汁に溶かす派」「溶かさない派」など・・・その多様さに改めて驚きました。

東日本は「はんぺん」、西日本は「牛すじ」

はんぺんvs牛すじ
厚揚げvsがんもどき

※MA(複数回答)

東西に長い日本列島。地域が変わると、「おでん種」の好みにも大きな違いが見られるようです。「トロけるくらい煮込んだ牛すじがたまらない」(男性40代、愛媛)など、西日本に在住の方に目立った回答が「牛すじ」。その一方、「はんぺんは、おでんの主役的存在。和からしを付けてさっぱりと食べる」(男性30代、東京)など、東北、関東など東日本に在住している多くの方が、「牛すじ」に代わって「はんぺん」を支持していることが分かります。

また他にも、同じ豆腐素材であるにも関わらず、「厚揚げ」は西日本で、「がんもどき」は東日本で人気が高く、さらに「ちくわぶ」(14.9%)に限っては、関東では9位(33.2%)と高い支持を集めているものの、ほかの地域では低調でした。

おでんに付けるのは、「和からし」だけ!? 東海、四国に目立つ「味噌」

おでんに付けるものは?
 
1   和からし
  82.0%
2   何も付けない
  15.9%
3   味噌
  11.3%
4   唐がらし(一味や七味)
  5.8%
5   ネギ
  2.6%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて、「おでん」をおいしく頂くため、皆さんは何か薬味やつけダレを付けて食べているのでしょうか?「和からしを付けながら食べるのが最高」(女性40代、埼玉)など、1位はやはり大定番の「和からし」(82%)でした。2位はシンプルにだし汁だけの「何もつけない」(15.9%)、そして3位には「味噌」(11.3%)が続きました。ところがこうした回答は地域によってもやや異なり、「少し甘めの味噌つけて食べるとおいしい。名古屋人だから・・・」(男性50代、愛知)など、東海地方では50%、四国地方では43.1%の方が「味噌」を支持していました。特に愛知県では、「味噌ダレ」だけではなく、味噌そのものでおでん種を煮込む「味噌おでん」が主流となっているようです。そもそも「おでん」とは、串に刺した豆腐の味噌焼きの「田楽」が起源で、これがいつの日から味噌煮込みとなり、関東で味噌からしょう油へと変化を遂げ、現在の「お田(おでん)」が誕生したと言われています。そう考えると、東海、四国地方で目立つ「味噌」こそ「元祖おでんの友」といっても過言ではないかもしれません。

また他の地域でも、特色のある薬味やつけダレを使っているという声が寄せられましたので、いくつかご紹介します。「味噌に砂糖、酒、みりんを入れおでんの汁で溶いたものに摩り下ろした生姜を入れる。これをおでんに付けると旨い」(女性30代、青森)など、青森県では「生姜味噌」。また、「静岡に住んでいた時に、黒はんぺんの美味しさを知りました。静岡じゃ、さばの削り節と青海苔をかけて食べる」(女性40代、神奈川)など、静岡県では「青海苔」と「さばの削り節」、あるいは「かつおの削り節」をお好み焼きのようにふりかけて食べる方が多いそうです。

ビール派?それとも日本酒派?

おでんに合うお酒は?
 
1   ビール
  47.4%
2   日本酒
  32.4%
3   焼酎
  8.5%
4   発泡酒
  5.7%
5   缶チューハイ
  3.7%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

最後に「おでん」によく合うお酒について皆さんにお尋ねしました。「やっぱりビールを一杯やりながら食べるのが一番」(男性50代)など、熱々の「おでん」には、よく冷えたビールがうまいという声が多数寄せられ、トップは「ビール」(47.4%)でした。一方、2位には「なんたって寒い日に、熱燗でホッホッと言いながら食べる」(男性70代)など、熱々「おでん」に温かい熱燗で体が温まると「日本酒」(32.4%)をあげる声も目立ち、大きく「ビール派」と「日本酒派」の2派に分かれているようです。

今回は、「おでん」について伺いました。一口に「おでん」といっても、その食べ方、だし汁、おでん種の種類からつけダレや薬味に至るまで、地域や人によっても様々で大変興味深い結果となりました。やや信じ難い方もいるかもしれませんが、「トマトは絶対ありえないと思っていたが、食べてみたら意外とおいしかった」(女性30代)など、最近では「トマト」をおでん種に使う専門店も徐々に増え、従来の定番種だけではなく、そのバリエーションもますます広がっているようです。さて、今夜の夕食はお決まりですか?久しぶりに、「おでん」をつまみにキューッと一杯・・・もいいですね。

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