毎週アンケート

【第68回】アンケート結果:2005年1月12日〜1月18日

あなたが年齢を感じる瞬間は?
■男性回答(外見編)
 
1 白髪が増えた
27.3%
2 贅肉・お腹が出てきた
19.9%
3 髪が薄くなった
18.8%
4 老眼になった
13.2%
5 肌の張りがなくなった
8.0%
6 外見の変化では感じない
6.2%
7 シミ・シワが増えた
5.3%
8 その他
1.2%
 
 
■女性回答(外見編)
 
1 肌の張りがなくなった
28.2%
2 白髪が増えた
22.9%
3 シミ・シワが増えた
20.6%
4 贅肉・お腹が出てきた
16.5%
5 老眼になった
5.1%
6 外見の変化では感じない
4.5%
7 髪が薄くなった
1.5%
8 その他
0.6%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

イメージ 写真 写真
調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,699人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年1月12日〜1月18日
あなたが年齢を感じる瞬間は?

仕事や家事の疲れがとれなかったり、階段でゼー、ゼーと息を切らしてしまったりと、日々の生活の中で「もう若くないな〜」とつくづく年齢を感じてしまうことはありませんか?外見だけではなく、口癖や行動など自分でも気付かないところで、案外、そうした変化が現われるものです。そこで今回は皆さんに、しみじみ自分の年齢を感じる瞬間についてお尋ねしました。

髪は男の命?「白髪派」「抜け毛派」ともに気になると回答

まず、外見の変化で自分の年齢を感じるところはどこでしょうか?男女別では「白髪が増え、染めなければならなくなった。白髪が増えると、顔がまるで別人の様になり、鏡を見るのもいやになる」(男性50代)など、男性のトップは「白髪が増えた」(27.3%)でした。2位は「贅肉・お腹が出てきた」(19.9%)といわゆる中年太りを気にする声が目立ち、続いて3位には「髪が薄くなった」(18.8%)があげられました。「最近、髪の毛が抜ける量が前に比べると多くなってきた。10年後が怖い」(男性30代)など1位、3位の男性回答からも分かるように、「白髪派」「抜け毛派」ともに「髪の毛」に悩みを抱える男性が多いことがうかがえます。

上位は「肌の張り」「シミ・シワ」、肌質の変化に敏感な女性たち

一方、女性のトップは「肌の張りがなくなった」(28.2%)でした。「毎日、毎回、鏡を見た時。肌に張りが無くなり、垂れてきた〜」(女性40代)、「化粧ののりが本当に悪くなった。夕方鏡が見られない・・・」(女性30代)など、以前との肌質の変化に老いを感じるという声が目立ちました。また「ふと笑顔を鏡で見た時にしわが目尻にくっきり出ているのを見つけると、若さが衰えてきたかなと思う。容姿が気になるだけに、しわ1つでも大騒ぎ」(女性20代)など、3位にも「シミ・シワが増えた」(20.6%)という回答が多数寄せられ、1位同様に肌への関心の高さがうかがえます。こうして見ると、男性は「髪」に、女性は「肌」にと、男女間で老いを感じる部分に違いがあるようです。

「肌」→「贅肉」→「白髪」→「抜け毛」、世代ごとに変化する年齢の実感

世代間ではどうでしょうか。20代のトップは「家で子育てにかかりっきりで、手入れもしていない肌の衰えに大ショック」(女性20代)など、「肌の張りがなくなった」(29.6%)でした。もちろん、「外見の変化で年齢を感じることはない」(20.7%)という声も他の世代の中で最も高く、まだまだ若さ溢れる20代だけに強いてあげれば「肌」といったところかもしれません。続いて30代は「自分のおなかを鏡で見ると見苦しい」(男性30代)など、「贅肉・お腹が出てきた」(24.1%)がトップ。40代になると「贅肉」から「髪」へ関心が一転し、「白髪が増えた」(34.2%)が急増します。さらに50代以上では「白髪」とともに、「髪が薄くなった」(50代=18.6%、60代以上=17%)、「老眼になった」(50代=19.4%、60代=18.9%)という回答も目立ち、世代間で老いを感じるポイントに変化が現れていることが分かります。とはいえ、誰もが決して避けては通れない「老い」、中には「早く、ぜ〜んぶ真っ白になりたい。きっと似合うと思うから・・・」(女性50代)など、むしろ歳を重ねることを前向きに捉えようとしている方もいました。

世代別:年齢を感じる身体的な変化

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

寝ても疲れがとれない!体力の衰え感じる20代、30代

次に日常生活の何気ない行動や言動の中で、年齢を感じる瞬間について見ていきましょう。まず20代、30代で目立った回答が「疲れがとれにくくなった時に」(20代=33.5%、30代=42.6%)でした。「20代で栄養ドリンクはまだ早いと思っていたが、一度飲んでしまったら無いと駄目になってしまった。10代の頃は疲れなんて感じた事が無かったのに・・・」(女性20代)、「寝ても寝ても疲れがとれない。徹夜が出来ないどころか、12時過ぎまでも起きていられない」(男性30代)など、かつて考えられなかった体力の衰えを実感しているという20代が意外にも多いようです。

■20代が年齢を感じる瞬間
 
1 疲れがとれにくくなった時に   33.5%
2   座る時に、ドッコイショとつい声が出てしまった時に   21.2%
3   運動をすると、2〜3日後に遅れて筋肉痛が出た時に   20.7%
4   何をしようとしていたのか?と自分の行動を忘れた時に   19.6%
5   ちょっと階段を昇り、すぐゼーゼー息が切れた時に   19.0%
5   徹夜ができなくなった時に   19.0%
 

■30代が年齢を感じる瞬間
 
1 疲れがとれにくくなった時に   42.6%
2   人の名前をすぐ思い出せない時に   26.0%
3   運動をすると、2〜3日後に遅れて筋肉痛が出た時に   25.7%
4   ちょっと階段を昇り、すぐゼーゼー息が切れた時に   21.7%
4   お酒が弱くなったと感じた時に   21.7%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

なぜか、筋肉痛が遅れてやってくる!?運動不足の30代、40代

さらに30代、40代では「疲れがとれにくくなった」という症状とともに、「運動をすると、2〜3日後に遅れて筋肉痛になる」(30代=25.7%、40代=31.7%)という声も多数寄せられました。とはいえ医学的には、年齢と遅発性筋肉痛にはっきりした因果関係が見い出されていないそうです。むしろ、運動不足や運動の種類に起因することが多く、しばらく運動から遠ざかっていた30代、40代が急に体を動かすことによって、こうした症状を発現するというのが実際の理由のようです。日頃の運動習慣および体力の維持は、年齢を重ねるごとに大切になっていくことがよく分かります。

■40代が年齢を感じる瞬間
 
1 疲れがとれにくくなった時に   38.4%
2   人の名前をすぐ思い出せない時に   36.9%
3   運動をすると、2〜3日後に遅れて筋肉痛が出た時に   31.7%
4   何をしようとしていたのか?と自分の行動を忘れた時に   24.9%
5   健康が気になり始めた時に   21.8%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

「あれ」「それ」と人の名前が出てこない50代、自分の姿に目を疑う60代

続いて30代以降から徐々に増えはじめ、50代以上のトップにあげられたのは「人の名前をすぐに思い出せない」(50代=50%、60代=50.3%)でした。「テレビでタレントや有名人の名前がすぐに言えなくて、『あれ』とか『これ』とかの代名詞でしか会話出来ないときなど、つくづく年齢を感じさせられる」(男性60代以上)、「人の顔が浮かぶのに名前が出ない。何をしようとしていたか忘れ、元の場所に戻らないと思い出せない時に年齢を感じる」(女性50代)など、記憶力の低下にショックを隠せない方も多数いました。また60代以上では「街中でふと鏡に映った自分の姿(姿勢など)を見た時に」(29.6%)、思わず「誰?」と自分の姿に目を疑う方も少なくないようです。

■50代が年齢を感じる瞬間
 
1 人の名前をすぐ思い出せない時に   50.0%
2   疲れがとれにくくなった時に   29.8%
3   健康が気になり始めた時に   26.0%
4   何をしようとしていたのか?と自分の行動を忘れた時に   25.2%
5   街中でふと鏡に映った自分の姿(姿勢など)を見た時に   24.8%
 

■60代以上が年齢を感じる瞬間
 
1 人の名前をすぐ思い出せない時に   50.3%
2   街中でふと鏡に映った自分の姿(姿勢など)を見た時に   29.6%
3   運動をすると、2〜3日後に遅れて筋肉痛が出た時に   26.4%
4   健康が気になり始めた時に   25.2%
5   疲れがとれにくくなった時に   23.9%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

こうして見てくると、年齢を重ねることはどうもネガティブなイメージが付きまとうようです。数年前に流行語大賞にも輝いた、赤瀬川源平さん提唱の「老人力」によれば、目がかすみ老眼になれば、自分の感情を害する嫌な場面を見ることが少なくなり、耳が遠くなれば他人の悪口も聞こえず、物忘れで不愉快も消えてなくなるなど、年齢を重ねることで「力を抜く」力が身につくと、年齢によるマイナスの評価をむしろプラスと捉えていました。今回、寄せられた回答の中にも、「何をしようか忘れてしまうことが日に何度もある。忘れてしまうぐらいだから『たいしたことじゃ無い』とあまり気にしなくなった」(男性60代)など、発想を転換している方もいました。誰もが避けては通れない老いだからこそ、むしろ楽しんで素敵に歳を重ねる余裕を持つことが必要なのかもしれません

■憧れの年の重ねをしている著名人は?
 
1 吉永小百合   13.9%
1   黒木瞳   13.9%
3   森光子   6.2%
4   藤村俊二   3.1%
5   加山雄三   3.0%
5   高倉健   3.0%
7   所ジョージ   1.8%
8   岩城滉一   1.7%
8   桃井かおり   1.7%
10   田村正和   1.6%
 

※SA(単回答)

最後に、皆さんが憧れる素敵な年の重ね方をしている著名人について尋ねました。なんと1位は同率で2人おり、特に40、50代に人気高かったのが吉永小百合さん(13.9%)でした。「生き生きしていて飾らない美しさや本来の女性らしさを身につけておられるので、私もそう持続できたらいいな〜と思う」(女性50代)など、年齢を感じさせない健康美で、特に女性の高感度の高さが目立ちました。同率1位で20代、30代に人気が高かったのが、ますます輝きが増す女優の1人である黒木瞳さん(13.9%)。「40代になっても、少女のような雰囲気を醸し出していて、いつまでもカワイイ」(女性20代)など、子供を産んでも崩れないスタイルの良さ、美貌に羨ましいという憧れの声が寄せられました。また3位の森光子さん(6.2%)は60代以上の方からの支持が目立ちました。一方、男性陣トップは藤村俊二さん(3.1%)でした。「歳を重ねる毎にダンディーに若々しくなっており、偉ぶる事も無いように見える。自分もそうなりたい」(男性30代)など、マイペースに気負い無く好きな事をして生きている藤村さんを手本にしたいと、男性が憧れるシニアライフを体現している1人といえるかもしれません。続いて加山雄三さん(3%)、高倉健さん(3%)に人気が集まりました。人間誰しも歳を重ねるのは自然なこと、名前のあがった著名人からもうかがえるように、人間としてどう魅力的に成長していくかということが結果的に素敵な歳の重ね方に結びつくのではないでしょうか。

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