毎週アンケート

【第72回】アンケート結果:2005年2月9日〜2月15日

最近、ウイスキーを飲んでいますか?
ズバリ、ウイスキーは好きですか?  
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SA(単回答)

男女別:ウイスキーは好きですか?

SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)6,188人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年2月9日〜2月15日
最近、ウイスキーを飲んでいますか?

ビール派、焼酎派、日本酒派にワイン派、えー、それから忘れはならないのがウイスキー派。ウイスキーといえば、以前は海外旅行の土産ぐらいでしか手に入らなかった高級品でしたが、ここ最近では酒税法の改正等で比較的安く入手できるようになり、より身近なお酒に近づいたのではないでしょうか?とはいえ度数の高いお酒ですから、ビールやチューハイ感覚で飲むわけにはいきませんよね。そこで今回は皆さんに、ウイスキーにどんなイメージを持っているか? どんな時にウイスキーを飲むかなど、ウイスキーの楽しみ方についてお尋ねしました。

男性7割が「ウイスキー好き」と回答

ズバリ、皆さんはウイスキーが好きなのでしょうか?それとも嫌いなのでしょうか?「芳醇な香りと、刺激の強いアルコールに惹かれる。バーボンウイスキーをロックで飲むのが最高」(男性40代)など、「大好き」と回答した方が20.1%、「まあまあ好き」という方が41.9%と、実に全体の約6割以上の方が「ウイスキー好き」であることが判明いたしました。もちろん性別によっても好みに大きな違いが見られ、男性回答で「大好き」(25.4%)、「まあまあ好き」(46.6%)がトータル7割を超えたのに対し、女性は「大好き」が11.4%、「まあまあ好き」が34.1%に留まり、あらためて男性ファンの多いお酒であることがうかがえます。

世代とともに高くなるウイスキー支持、20代に目立つ「憧れ」

また性別ばかりでなく、年齢でもこうした違いが顕著に現れています。「大好き」「まあまあ好き」という20代が45.5%であったのに対し、30代で53.1%、40代で63.1%と年齢とともに人気が急上昇し、60代以上では77.5%にまで達しています。こうした背景には、「ウイスキーとの出会いは、学生時代、安くって手軽に立ち寄れたバーのハイボール。今思っても、青春時代の懐かしさがこみ上げてくる・・・」(男性60代)など、ウイスキーでお酒を覚えたという声も少なくなく、洋酒全盛期に青春時代を迎えた世代の根強い支持が影響を与えているようです。また面白いことに、支持が低くかった20代でも「憧れはあるが飲む機会がない」(20代=22.1%)という回答がどの世代よりも高く、ウイスキーに興味を抱いているものの、一歩足を踏み出せない敷居の高さがあることがうかがえます。

世代別:ウイスキーは好きですか?

SA(単回答)

約3割が週1回以上ウイスキーを飲む、若者は減少気味

ウイスキーを飲む頻度は?

※SA(単回答)

では実際に、皆さんは日頃どのくらいの頻度でウイスキーを飲んでいるのでしょうか?「ほぼ毎日飲んでいる」と回答した方が6.4%、「週2〜3日飲んでいる」という方が11.3%、「週1回程度飲んでいる」という方が13.5%と、ウイスキーを週1回以上飲んでいる方は全体の31.2%でした。また年齢別で見ると、やはり60代以上の愛飲が圧倒的に高く、若い20代、30代の飲酒が減少している事が分かります。中には「お店で頼む勇気がない。まだ私の年には早いかなと言うイメージと、女性が飲むイメージがあまりない」(女性20代)という声も寄せられ、従来の重厚で高級感溢れるウイスキーのイメージが、若者の飲む頻度に影響を与えているのかもしれません。

世代別:ウイスキーを飲む頻度は?

SA(単回答)

「香り」「味わい」に精神的な安らぎを求めて

■ウイスキーの好きな点は?
 
1   芳醇な香り
  48.5%
2   熟成された深い味わい
  35.5%
3   チビチビ飲める
  33.3%
4   色々な飲み方(ロック、
水割りなど)で楽しめる
  31.8%
5   1人でも楽しめる
  27.8%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

それではもう少し本質に踏み込んで、ウイスキーの好きな点、また嫌いな点について皆さんの本音を伺ってみることにしましょう。まずウイスキーの好きな点から見てみると、最も回答が多かったのは「芳醇(ほうじゅん)な香り」(48.5%)でした。「香りが良く、幸せな気分になれる。なんとなく高級感があり、リッチな気分に浸れる」(女性30代)、「おしゃれなバーでいい雰囲気の中、香りのいいウイスキーを飲むととても落ち着く」(女性20代)など、ある種、アロマテラピー効果のように香りが精神面をリラックスするという回答が多数寄せられました。続いて2位には「熟成された深い味わい」(35.5%)、追随して3位には「チビチビ飲める」(33.3%)、がそれぞれあげられました。「ウイスキー独特の口当たり、喉越しから、五臓六腑まで香り・味わいが楽しめる。口に火がついたかと思えば喉越しはやさしく染み渡る感覚が好き」(男性50代)、「あまりアルコールに強くない私ですが、ロックで飲んでいる。自分のペースでゆっくりといただけるところがウイスキーの魅力」(男性40代)など、アルコール度数の高いウイスキーであるからこそ、じっくりと腰を据えてチビチビとその味わいを楽しむことができるのかもしれません。以下、4位に「色々な飲み方(ロック、水割りなど)ができる」(31.8%)、5位に「1人でも楽しめる」(27.8%)、6位に「贅沢なゆとりや時間が楽しめる」(27.4%)があげられ、上位にはウイスキー味、香りはもちろん、飲用スタイルや雰囲気なども重視されていることが分かりました。

嫌いな理由は「食事との相性」「値段」「アルコール度数」

■ウイスキーの嫌いな点は?
 
1   食事に合わない
  22.7%
2   値段が高い
  22.2%
3   ゴクゴクと量が飲めない
  17.7%
4   高いアルコール度数
  17.0%
5   癖のある臭い
  11.0%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて、次にウイスキーの嫌いな点について見てみましょう。嫌いな理由の第1位は、なんと「食事に合わない」(22.7%)でした。「食事に合うウイスキーがあれば、積極的に楽しめるだろう」(男性60代)、「基本的にお酒は食事しながら飲む方なので、飲む機会が少ない」(男性40代)など、もともと食後酒という食文化のない日本人にとって、食事とともに楽しめないお酒はなかなか受け入れられないのかもしれません。続いて目立った回答が「値段が高い」(22.2%)でした。「ウイスキーほど値段と風味が比例するものはない。一度高いウイスキーを口にすると安いものはあまり飲みたくない」(男性30代)、「気軽に飲めて 値段の安いものがあれば飲む機会が増えるかも・・・」(女性50代)など、以前に比べて手が届きやすくなったとはいえ、ビールや焼酎ほど庶民的なお酒になり得ていないのも確かです。以下、3位に「ゴクゴクと量が飲めない」(17.7%)、4位に「高いアルコール度数」(17%)と、癖のある味、香りを嫌う回答よりも、むしろ「価格」「食事」「度数」を指摘する声が多数寄せられました。

1人でゆっくりと飲みたい酒

■どんな時にウイスキーを飲みたい?
 
1   1人の時に
  39.7%
2   雰囲気に浸りたい時に
  27.5%
3   リラックスしたい時に
  25.4%
4   物想いにふけっている時に
  23.6%
5   音楽を聴いている時に
  21.5%
6   酔いたい時に   18.7%
7   ゆっくりと語り合いたい時に   18.6%
8   異性と2人の時に   18.2%
9   他のお酒を飲んでいて
気分を変えたい時に
  15.9%
10   軽く飲みたい時に   15.2%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

では皆さんは、こうしたアルコール度数の高いウイスキーをどんな時に飲みたくなるのでしょうか?堂々の1位は「1人の時に」(39.7%)でした。「ウイスキーはゆっくり自分の時間を楽しめる。一人グラスを傾けると、疲れがとれる」(女性40代)、「一人で物思いにふけりたい時に飲むのに最高のお酒だと思う」(男性40代)など、通常、お酒といえば仲間や友人とのコミュニケーションをはかる道具のようなイメージがありますが、ウイスキーの場合は、むしろ自分1人の時間を取り戻し、自らを浄化する働きがあるようです。こうした傾向は2位に「雰囲気に浸りたい時に」(27.5%)、3位に「リラックスしたい時に」(25.4%)、4位に「物想いにふけっている時に」(23.6%)など、上位にあげられた回答からもうかがえます。

今回はウイスキーの現状について見てきました。ここ数年、ウイスキー離れが進んでいると言われますが、根本的な要因は「味」や「香り」といったものよりも、むしろ「食事との相性」「値段の高さ」「高いアルコール度数」といったところにあるようです。今回の調査からも分かるように、ウイスキーへ憧れを持っている若者が予想以上に多くいることが分かりました。とはいえ、チューハイ、発泡酒、焼酎といった、いま市場で人気を集めるお酒とは性格の異なるものだけに、いかにウイスキーを受け入れたら良いのか、どのように飲んだら美味しいのか、よく分からないと言うのが本音なのかもしれませんね。

そこで最後に、本アンケート中でも、ウイスキーと食事が合わないという声が多数寄せられましたので、あえて愛飲者の方がこだわっている「ウイスキーに合うメニュー(つまみ)」について伺ってみました。その中で、ちょっと気になるメニュー(つまみ)をいくつかご紹介します。ウイスキーとの相性が良いかどうか、ぜひ一度お試しください。

  • ウイスキーは和風な味付けがよく合うので、大根とツナの麺つゆ炒めが我が家の定番(女性20代)
  • バーボンと明太子はよく合いますよ(男性50代)
  • チーズのワンタン巻き揚げ。塩気が足りない時は塩コショウ少々(女性30代)
  • 七輪焼き。焼き蟹、焼き椎茸、など、焼いた物にレモンやカボスをキュッと絞って(女性20代)
  • 干し肉、サラミなどをフライパンに油をしき、炒めて、ガーリックトーストにのせて食べる(男性40代)
  • 焼きエリンギ。薄く切ったエリンギにバターをつけて焼く。大根おろしにつけて食べる(女性40代)
  • 市販のうなぎの蒲焼を一口サイズにして、その上にとろけるチーズをかけ、電子レンジで温め、粉山椒を少しかけて食べる(男性20代)
  • 合鴨ロースの煮込み。合鴨ロースを醤油、みりん、酒などの調味料で煮込み、冷ましてから薄く切って、マヨネーズで食べる(女性60代)
  • 市販のオイルサーディンに刻み葱と醤油をたらして、ひとあぶりすると絶品(男性50代)
  • シーフードサラダ。色々な野菜に、タコ、いか、海老などを入れ、キムチを入れた醤油手作りドレッシングをかける。醤油1、酢1と2分の1、オリーブオイル2分の1か3分の1(好み)、キムチの素(好み)で入れる(女性60代)
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