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【第76回】アンケート結果:2005年3月9日〜3月15日

今年、花見に行きますか?
今年、花見へ行きますか?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)7,817人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年3月9日〜3月15日
今年、花見に行きますか?

暦の上ではもう春とはいえ、暖かい日が続いたと思えば、急に寒くなったりと、まさに三寒四温を肌で実感する今日この頃。本格的な春の訪れが待ち遠しいところですが、そろそろソワソワと桜の開花予報が気になリ始めている方も少なくないのでは・・・。今年3月の気温は全国的に平年並みと予想され、開花時期は西日本・東日本で早くて3月26日過ぎ、北日本では4月10日以降の見込みだそうです。そこで今回は、間もなく到来する桜前線を前に、今年のお花見の予定についてお尋ねしました。

7割以上が、今年「花見」へ出掛ける予定

今年、花見の計画を立てている方はどのくらいいるのでしょうか?「毎年、満開の桜の樹を下から見上げるのが、春の一番の幸せ!」(女性40代)など、「必ず行くつもり」と回答した方が33.3%、「まだ決めていないが行くつもり」という方が37.9%と、実に71.2%の方がお花見シーズン到来を心待ちにしていることがうかがえます。今年は「花粉飛散量」が平年の2倍、昨年の30倍、10人に1人が花粉症と言われるだけに「花見」から足が遠のくのではと心配していましたが、昨年同時期に行った調査よりも、「花見」へ行きたいという意向をもっている方が11.4%アップしていることが明らかとなり、昨年以上の大きな盛り上がりを見せそうな気配です。中には「沖縄なので、もう2月1日に行ってきました。梅に桜に菜の花。沖縄の春は、いっぺんにやって来る。カラフルで綺麗ですよ」(女性40代)など、既に花見を済ませたという地方もあるようで、一足早い春の訪れを謳歌している声も寄せられました。その一方、「今春は家族で長期の海外旅行へ行くので、ちょうど桜の見ごろを逃してしまうのが残念」(女性30代)など、「たぶん行かない」という方も7.8%いました。

「花見」は、「家族」「気の知れた仲間」と楽しむプライベートなイベント

誰とお花見に行きたい?

※SA(単回答)

さて皆さんは、どなたと花見にお出掛けになるのでしょうか?「久しぶりに家族が揃って、コミュニケーションできるのが楽しみ」(女性50代)、「今年初めて家族でのお花見を計画中。子どもが3人いるのですが、一番下の子が2歳を迎え、もうそろそろデビューしてもいいかな・・・と」(女性30代)など、「家族で」(56.3%)と回答した方が全体の半数以上にも達し、「花見」=家族と過ごす野外イベントとして恒例化していることがうかがえます。続いて多かったのは「友人たちと」(25.8%)。「毎年、主人の中学時代の友人達と家族ぐるみでお花見会をしています。それぞれの家族の成長ぶりが見られる事がとても楽しみ」(女性30代)、「子供の幼稚園の時のお友達と年に1度の親子同窓会! 毎年のことで、そこに行くとたくさんの友達に会える」(女性30代)など、毎年、桜咲く頃になると学生時代の友人、気の合うママさん仲間と集まって同窓会を開いているという声も少なくありませんでした。こうして見てみると、「花見」は何かと気を使いがちな仕事・会社関連で行うよりも、むしろ「家族」「友人」など気の知れた仲間と催すプライベートなイベントとして活用されていることが見受けられます。

週末と満開日の一致を大いに期待!

■お花見で何を楽しみたい?

 
1   満開の桜・夜桜を鑑賞すること
  31.7%
2   桜を見ながらビール・
酒が飲めること
  29.6%
3   お花見弁当など
おいしい物を食べること
  13.7%
4   散歩すること
  12.2%
5   美しい桜を写真撮影すること
  4.3%
 

※SA(単回答)


では、「花見」で最も楽しみにしていることとは一体何でしょう?堂々の1位は、当然かもしれませんが「満開の桜を鑑賞すること」(31.7%)でした。「満開の桜は何度見ても感動します。あの心がウキウキするのを想像しただけでも幸せ!」(女性30代)など、桜にも「7、8分咲き」、散り始めた「桜吹雪」、やや若葉の見え始めた「葉桜」など人それぞれ好みが分かれるところですが、断トツ人気はやはり「満開」でした。「タイミング良く、週末に満開を迎えて、しかも春の陽気だったら・・・最高」(女性20代)など、仕事の休みの日と満開日がうまく重なって欲しいと願う声が多数寄せられ、開花予報をにらみながら「花見」の計画づくりに頭を悩ましている方も多いようです。続いて2位は「桜を見ながら、ビール・酒を飲めること」(29.6%)、3位に「お花見弁当など美味しいものを食べること」(13.7%)と、「花見」の楽しみの1つであるお花見グルメへの関心の高さがうかがえます。

お花見グルメの人気ナンバー1は「お花見弁当」でキマリ!

それでは、「花見」に欠かせないグルメ&飲み物と言えば何でしょう?次に男性、女性の人気ベスト5を見てみましょう。男性、女性共に人気ナンバー1だったのが、「お花見弁当」(男性=15%、女性=16.3%)でした。「通勤途中にその道を通る際につぼみの様子をチェックしている。デパ地下へ行くと、今からどこのお花見弁当を買おっかなって迷っている・・・」(女性20代)など、ここ最近では老舗料理屋を始め、デパ地下、スーパーやコンビニでも「花見弁当」の販売に力を入れ始めており、「花見」前から「花見弁当」選びに夢中になっている方も少なくはないようです。また「1人1品づつ手料理を持ち寄ります。毎年なので、何を作っていいか悩みますが、花見の度にレシピが増えるので主婦としては嬉しい」(女性30代)など、頑張って手作りをしている方もいました。

■男性:お花見グルメ 食べ物編

■女性:お花見グルメ 食べ物編

 
1   お花見弁当   15.0%
2   焼き鳥・串焼き   14.1%
3   つまみ・乾き物   12.2%
4   揚げ物(唐揚げなど)   10.4%
5   おにぎり   9.3%
 
 
1   お花見弁当
  16.3%
2   おにぎり   12.5%
3   揚げ物(唐揚げなど)   11.7%
4  

スナック・菓子類

  9.9%
5   焼き鳥・串焼き
  9.7%
 

※MA(複数回答)/(総回答数)

男性は「つまみ系」、女性はしっかり「ご飯系」

続いて男性2位は「焼き鳥・串焼き」(14.1%)、3位に「つまみ・乾き物」(12.2%)と、ご飯ものというよりも、むしろ酒の肴を挙げる声が多数寄せられました。一方、女性2位は「おにぎり」(12.5%)、3位に「揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど)」(11.7%)と、男性とは打って変わってしっかりと空腹を満たせるご飯ものが目立ちました。また見逃せないのは、ランキング圏外ですが女性11位の「デザート・果物」(4.1%)です。「花見」といえども、ちゃっかりと「デザート」を忘れないあたりは女性ならではと言えるかもしれませんね。

「花見」にビールがなくては始まらない!
男性は「発泡酒」、女性は「チューハイ」も人気

続いて「花見」に欠かせないドリンク人気ベスト5を見てみましょう。圧倒的な支持を得て、男性、女性共に1位は「ビール」(男性=44.3%、女性=38.7%)でした。「青空の下で、ぐーっと飲むビールがたまりません」(男性40代)、「お花見は友達4家族(だんな抜き)で、主婦が昼からビール飲んで騒げるので毎年楽しみ」(女性30代)など、野外で飲むビールの味はまた格別なようです。

■2004年度:お花見グルメ 飲み物編

■2005年度:お花見グルメ 飲み物編

 
1   ビール   46.0%
2   お茶・ジュース   16.6%
3   日本酒   10.5%
4  

チューハイ

  10.2%
5   発泡酒   9.6%
 
 
1   ビール   41.4%
2   お茶・ジュース   17.0%
3   発泡酒   12.6%
4   チューハイ   11.8%
5   日本酒   8.4%
 

※MA(複数回答)/(総回答数)


昨年実施した調査と比較をして見ると、昨年3位であった「日本酒」が人気を下げ、代わって「チューハイ」「発泡酒」が上位に浮上してきたのは注目です。特に「発泡酒」は男性人気が高く、昨年の5位から3位と飛躍的に伸びています。一方、女性の2位には「お茶・ジュース」(23%)、3位には男性人気の高かった「発泡酒」を退け、「チューハイ」(14.2%)が上位にランクインしてきました。かつて花見酒に「日本酒」が似合うといったイメージは既に払拭され、花見酒の選択にも大きな変化が現れていることがうかがえます。

■男性:お花見グルメ 飲み物編

■女性:お花見グルメ 飲み物編

 
1   ビール   44.3%
2   発泡酒   13.4%
3   日本酒   12.4%
4   お茶・ジュース   10.8%
5   チューハイ   9.3%
 
 
1   ビール   38.7%
2   お茶・ジュース   23.0%
3   チューハイ   14.2%
4  

発泡酒

  11.8%
5   日本酒   4.5%
 

※MA(複数回答)/(総回答数)

桜の咲く具合よりも、寒さ、雨天が気になる!?

■お花見でに気になることは?

 
1   天候(雨、気温)   74.6%
2   桜の咲き具合
  31.6%
3   人混み
  27.8%
4   トイレ
  27.0%
5   花粉の飛散量
  10.9%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)


「花見」で楽しみにしていることがある一方で、皆さんが気になること不安を感じることはどんなことでしょうか?最も回答が多かったのは、天候(雨、気温)」(74.6%)でした。「強風だと、食べ物やお酒に砂埃が入ったり、シートがめくれ上がり、お酒等の飲み物がこぼれたりして大変」(女性30代)、「「天候によって寒いので風邪をひかないか心配」(男性40代)など、桜の咲き具合以上に風雨・気温が気になるという声が目立ちました。確かにちょうど桜の咲く時期は昔から「花冷え」と言われ、天候の急変でぐっと気温が下がることが多いそうですから、万全な防寒対策してお出掛けになる必要があります。とはいえ、こうした気温の低下で桜の花が長持ちし、私たちが「花見」を楽しめる期間も長くなるそうですから決して悪い話ばかりでもありません。

「花見」ではなく「人見」になっているイモ洗い状態の現実、ネットで穴場検索も。

2位は「桜の咲き具合」(31.6%)。「ニュースで発表している咲き具合とまるっきり違う事があるので、事前にネットで情報を得ている」(男性30代)など、ここ最近では花見情報をインターネットから得ている方も珍しくはないようです。続いて3位には、「人混み」(27.8%)を挙げる声が多数寄せられました。「あまりにも混雑していて、ガードマンが『止まらずに前進してくださーい』などと言われると、せっかくの雰囲気もぶちこわし・・・」(女性30代)、「私は人ごみやガヤガヤとうるさい場所が苦手なので、落ち着いてのんびりと桜を望めるところがないでしょうか?また大声で騒ぐ酔っ払いは、周りの人達に迷惑をかけるだけ。まるで花見のマナーを守っていませんよね」(女性20代)など、桜の名所や公園ともなると大勢の方が一斉に訪れることもあって、ゆっくり桜を鑑賞するどころの話ではないのが現実のようです。またゴミの始末やどんちゃん騒ぎなど、公衆マナーの悪さを挙げる声も目立ちました。

男性は熾烈な場所取り合戦、女性はトイレ事情にウンザリ

■男性:お花見でに気になることは?

 
1   天候(雨、気温)   77.8%
2   桜の咲き具合   32.2%
3   人混み
  27.8%
4   トイレ
  20.0%
5   場所取り   12.7%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)


次に男性、女性の違いを見てみましょう。男性で目立ったのは、「場所取り」(男性=12.7%、女性=7%)でした。「常識を越えた混雑や過度の場所取り行為はいや」(男性30代)、「会社で行う花見で気になるのは場所。まず外でやるのか、それとも室内でやるのかが毎年直前までハッキリしない。社員に年配者が多く『外が暖かければ外で、寒ければ室内で』とワガママな意見がまかり通っている為、段取りが出来ない(T_T)」(男性40代)など、場所取りを任命されることの多い男性から嘆きの声が多数寄せられ、熾烈な場所取りでトラブルがおこることもあるようです。譲り合いの気持ちで、楽しく「花見」をしたいものです。

■女性:お花見でに気になることは?

 
1   天候(雨、気温)   71.6%
2   トイレ   33.6%
3   桜の咲き具合   31.1%
4   人混み
  27.8%
5   花粉の飛散量
  12.1%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)


一方、女性に多かったのは「トイレ」(女性=33.6%、男性=20%)でした。「ビール大好き人間の私、飲むと5分おきにトイレに行きたくなる。ああいう場ではトイレは中々ないのでホント困る」(女性30代)、「トイレの数が少ない事で、待ち時間も多いし、きれいに使う人ばかりではないので、すごく嫌」(女性30代)など、臭い、汚い、少ないと不評の仮設、公衆トイレを挙げる回答が多く、お酒を飲む機会の多い「花見」だけに気になる女性が大変多いようです。

今回は、桜前線の北上が待ち遠しい「花見」のご予定について皆さんにお尋ねしました。まだ朝晩の寒さが残るこの時期に、早くも7割以上の方が「花見」へ行きたいという意向を持っていることが明らかとなり、皆さんの期待度の高さがうかがえる結果となりました。こうした桜への思い、執着心はおそらく日本人ならではの感覚ではないでしょうか。それは美しく咲き誇る花としての鑑賞物だけではなく、新入学、卒業、人との別れ、人との出会い、受験、新入社、新年度、引っ越しなど、この時期に人生の節目を幼い頃から繰り返し経験してきた記憶や思い出とも連動し、より私たちを感傷的に叙情的にさせているようにも思えます。桜の花言葉が「精神美」であるように、日頃、何かとストレスの溜まっている現代人にとって、まさに心を癒してくれる神秘的な力を桜に感じずにはいられません。さあ、久しぶりに学生時代の友達や家族を誘って、そろそろ「花見」のご予定を立ててみてはいかがですか。

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