毎週アンケート

【第86回】アンケート結果:2005年5月25日〜5月31日

あなたのお父さんは何点?
■「お父さん」のことを何と呼びますか? または呼ばれていますか?
 
1 お父さん 63.1%
2 パパ 16.2%
3 オヤジ 14.5%
4 おとう 4.4%
5 おじいちゃん 4.1%
6 2.3%
7 「下の名前」さん 2.2%
8 じじ 1.8%
9 下の名前を呼びつけ 1.1%
10 じじい 1.0%
 
 
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※MA(複数回答)/n(有効回答数)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)3,738人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年5月25日〜5月31日
あなたのお父さんは何点?

6月第3日曜日は「父の日」です。今回は、父の日を控え、理想の父親像について皆さんにお尋ねしました。最近では、昔のような頑固一徹の恐いお父さんが減り、お子さんとまるで友達関係のような優しいお父さんが増えているとも言われますが、果たして皆さんが求める理想的なお父さんとは一体どんなタイプなのでしょうか。

子供の成長とともに「お父さん」から「オヤジ」に変化する父親の呼称

皆さんは日頃、「父親」のことを何と呼んでいるのか、あるいは呼ばれているのでしょうか。トップは「お父さん」(63.1%)で、2位は男性が「オヤジ」(28.4%)、女性は「パパ」(17.9%)と性別により呼称に違いがあることが判明しました。特に男の子を持つ父親は「お父さん」「パパ」という呼び方が、いつしか「オヤジ」へと変化したという方もいました。ある意味で息子たちの成長の証と捉えることもでき、男性同士がゆえの照れも見え隠れします。また同時に奥さんも、子供がお父さんを呼ぶ呼称に合わせて、子供が幼い時には「パパ」、成長とともに「お父さん」とご主人の呼び方が一定していないことがうかがえます。

■「お父さん」のことを何と呼びますか? または呼ばれていますか?

 

男性回答

1 お父さん 57.6%
2 オヤジ 28.4%
3 パパ 14.2%
4 おとう 6.1%
5 おじいちゃん 3.6%

女性回答

1 お父さん 67.9%
2 パパ 17.9%
3 おじいちゃん 4.6%
4 「下の名前」さん 3.5%
5 おとう 2.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

オヤジとしたいこと男性1位は「旅行」、2位は「お酒」

■男性:お父さんと一緒にしたいことは?

 
1   旅行・温泉に行きたい   47.6%
2   お酒を飲みに行きたい   36.8%
3   美味しいものを食べに行きたい   34.2%
4   野球、サッカー、ゴルフなどスポーツ
  21.6%
5   キャンプ、釣りなどアウトドアをしたい
  21.0%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

普段忙しく働いているお父さんとなかなか時間が合わないというご家族も多いと思いますが、もし時間がとれるなら、たまの親子水入らずの時間を、一体どんな風に過ごしたいと考えているのでしょうか。「お父さんと一緒にしたいことランキング」を性別で見てみましょう。男性のトップは「旅行・温泉に行きたい」(47.6%)でした。「ゆっくり旅行でもして、父親にのんびりしてほしい」(男性60代)など、いつも仕事で忙しいお父さんを気遣い、溜まった疲れを十分に癒せる旅行や温泉へ家族とともに出掛けたいという回答が多数寄せられました。2位は「お酒を飲みに行きたい」(36.8%)と、酒の席で人生の先輩として「父親」に悩みや相談に乗って欲しいという声が目立ちました。

女性は「美味しい食事」に出掛けたい

■女性:お父さんと一緒にしたいことは?

 
1   旅行・温泉に行きたい   56.8%
2   美味しいものを食べに行きたい   52.9%
3   お酒を飲みに行きたい   26.9%
4   キャンプ、釣りなど
アウトドアをしたい
  14.8%
5   ゆっくり、じっくり話したい   13.9%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

一方、女性トップは男性同様に「旅行・温泉に行きたい」(56.8%)でしたが、2位には男性の「お酒」に代わって「美味しいものを食べに行きたい」(52.9%)が挙げられました。「時間があれば食事やレジャーに連れて行って欲しい・・・」(女性50代)など、家族団らんの夕食の光景が珍しくなりつつある今日、せめてお父さんの休みぐらいは家族揃って外食したいという奥さんや娘さんからのリクエストが寄せられました。当のお父さんも「普段は帰りが遅く一緒に居られないので、休みの時はなるべく買い物に付き合い一緒に食事したい」(男性50代)など家族サービスに徹する準備はできているようです。しかし現実は「家族のために一生懸命頑張ってくれているが、疲れているせいか最近の休みはよく寝ている。そこをなんとかしてくれれば最高だが・・・」(女性30代)など、家族の気持ちは重々分かっているものの、どうしても体が動かない休日のお父さんたちが少なくないのも確かなようです。

子供から尊敬される父親になりたい!

皆さんにとって、理想の父親像とは一体どんな人なのでしょうか。堂々の1位は「家族から尊敬される」(57.1%)でした。「やはり『お父さん』が大黒柱。仕事は愛する家族のためにも一生懸命だし、休日は子供とのかかわりを大切にしてくれる。だからこそ、素直に『ありがとう』言える」(女性30代)、「理想は子供から尊敬される存在になりたい。怖いだけではなく、何でも相談をしてもらえて尊敬される存在」(男性40代)など、かつての「父親」には家長としての威厳と風格があったと言われますが、今を生きるお父さんたちの多くが仕事でも、家庭でも、何か今ひとつ自信を持てず存在感が薄れているようです。尊敬とはある意味で目標であり、憧れでもあります。「うちの親父は理想。聡明で偉ぶらず、いざという時頼りになる。一緒にいると中々そんな事言えないけど・・・」(男性40代)と、子供にいわしめる「父親」になりたいと願う世のお父さんもきっと多いのではないでしょうか。

■あなたにとって理想のお父さん像とは?

 
1 家族から尊敬される   57.1%
2 家族想いで優しい   41.4%
3 イザという時に頼りになる   40.4%
4 包容力がある   39.9%
5 頭が良い・知識が豊富   31.5%
6 仕事をバリバリしている   31.3%
7 ユーモアある   23.5%
7 子供好きでよく遊ぶ   23.5%
9 良き相談相手   21.1%
10 お金持ち・高収入である   16.5%
10 真面目   16.5%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

家族想いで、家事も手伝う「マイホームパパ」に女性支持

■女性:理想のお父さん像とは?

 
1   家族から尊敬される   56.7%
2   家族想いで優しい   48.4%
3   イザという時に頼りになる   45.1%
4   包容力がある
  43.6%
5   頭が良い・知識が豊富   32.7%
6   仕事をバリバリしている   28.3%
7   子供好きでよく遊ぶ   26.4%
8   ユーモアある   25.9%
9   良き相談相手   19.8%
10   よく家事を手伝う   18.6%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

また「男性が考える理想の父親像」と「女性が考える理想の父親像」は微妙に異なるようです。まず女性ランキングを見ると、1位「家族から尊敬される」(56.7%)に続き、2位「家族想いで優しい」(48.4%)、3位「イザという時に頼りになる」(45.1%)と、上位には家族、家庭を第一に考える「マイホームパパ」型の父親像に人気が集まりました。「私の父はすごく子供思いで、そのうえ妻思い。子供の頃、貧乏で旅行はできなかったけど、それでも兄弟5人を連れて河川敷でお弁当広げたり、公園に連れて行ってくれたりと、いつも仕事で疲れていながらも私たちを楽しませてくれた」(女性20代)、「家族が大変なとき、辛いとき、困ったときに、大丈夫!と言ってみんなを優しくつつんで導いてくれるような、器の大きさがほしい」(女性30代)など、最近では仕事よりもむしろ家族を大事にするお父さんを支持する女性が増えていることが分かります。また、女性ならでは回答として見逃せないのが10位の「よく家事を手伝う」(女性=18.6%、男性=7.9%)。「ウチの父は家事全般母まかせ。何もつくらない。すべて用意されて当然。母がいない時に食事の支度をしても文句ばかり。自分でやりなさいと本当はいいたい」(女性30代)など、良妻賢母ならぬ昨今の良夫賢父は家事も必須条件となりつつあり、「男子厨房に入るべからず」という時代は、とうに昔の話となっているのかもしれません。

男性が求める父親像は「仕事」「威厳」

■男性:理想のお父さん像とは?

 
1   家族から尊敬される   57.6%
2   包容力がある   35.5%
3   仕事をバリバリしている   34.8%
4   イザという時に頼りになる   34.1%
5   家族想いで優しい   33.1%
6   頭が良い・知識が豊富   30.1%
7   良き相談相手   22.6%
8   ユーモアある   20.8%
9   子供好きでよく遊ぶ   20.1%
10   強くたくましい   16.6%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

一方、男性2位は「包容力がある」(35.5%)、3位に「仕事をバリバリしている」(34.8%)でした。「仕事が忙しくてなかなか子供の相手をしてやれない・・・」(男性30代)、「仕事が出来ることが結果として収入に繋がる」(男性60代)など、家族との時間がとれないことにジレンマと感じながらも、父親の役割として最も大切なことは「仕事」をして「家族」を養うことであると考えている男性が案外多いようです。またランク外ではありますが「でんと構えていてイザという時に頼りになる、厳しくて恐い父親が理想」(男性30代)など、男性13位に「厳しい・恐い存在」(男性=15.3%、女性=7.9%)が挙げられました。家族からは「優しい父」を求められているにも関わらず、当のお父さんはなぜ「厳しい・恐い父」を目指しているのでしょうか。こうした背景には、かつて「地震・雷・火事・親父」と言われるほど、子どもにとって恐い存在であった「父親」の居場所や威厳が家庭内で失われつつあり、それに対し危機を感じ始めているお父さんが予想以上に増えているのかもしれません。とはいえ、普段、忙しく家族と顔を合わせる時間が少ないこともあり「嫌われたくないと思うと、優しい所を見せたい」(男性40代)と、ついつい子供に甘くなってしまうお父さんが多いのも現実のようです。

トップは「所ジョ−ジ」、女性支持が後押し!

■理想のお父さん像とは?

 
1   所ジョージ   156票
2   中村雅俊   130票
3   星野仙一   98票
4   加山雄三   94票
5   高橋英樹   70票
6   高倉健   59票
7   緒形拳   50票
8   石原慎太郎   47票
8   長塚京三   47票
10   田村正和   46票
 

「理想の父親」を著名人で例えるとどなたになるのでしょうか?第1位は好感度タレントの所ジョージさん(156票)、2位は中村雅俊さん(130票)と、両人ともに「家族想い」「子煩悩」として芸能界でも知られ、女性が求める理想像に近いタイプと言えそうです。一方、3位の星野仙一さん(98票)、4位の加山雄三さん(94票)は「仕事が出来る」「威厳」といったイメージが強く、男性が求める父親像そのものと言えるかも知れません。以下5位=高橋英樹さん(70票)、6位=高倉健さん(59票)、7位=緒形拳さん(50票)と続きました。

お父さんの平均点は70.7点

お父さんは何点?

※SA(単回答)

最後に、皆さんの「父親の理想像」を踏まえ、実際のお父さんと照らし合わせて点数(お父さん自身は自己採点)を付けて頂きました。点数の合計を回答人数で割った平均点は「70.7点」、50点以上と採点した方はほぼ9割に達しました。最も回答が集中したのが「80〜89点」で全体の22.8%にも達し、「旦那様は子供と一緒によく遊んでくれるし、私の事も気遣ってくれる優しいお父さん。ただ一つ問題なのがだらしない事。脱いだ服や使ったタオルやゴミ等、そこら辺にポイ!そこが減点」(80点:女性20代)、「子煩悩でお人好しな愛すべき父ですが、頑固で時々短気になるのでマイナス15点」(85点:女性30代)など、あともう一歩頑張ってもらえれば満点という家族からの声が数多く寄せられ、優等生なお父さんが案外多いことが分かりました。

今回は「父の日」を控え、皆さんの「理想の父親像」についてお尋ねしてきました。昔から「親の背中を見て子は育つ」と言われますが、親の行動を以って子供は自ずと社会のルール、仕事に対する姿勢や家族の愛を学び、そして父の大きな背中に安堵感と包容力を感じとっているのではないでしょうか。とはいえ、父親の威厳が失われ、その背中も丸まり小さく感じるのは寂しいものです。ぜひ今年の「父の日」は、家族のために毎日働いているお父さんに労いと感謝をあらわす日として、家族揃ってお祝いしてみてはいかがでしょうか。どんなに高価なプレゼントよりも、家族からの労いをきっとお父さんも待っているはずです。

下記に皆さんから寄せられた「お父さんの採点」をいくつかご紹介します。

100点
  • 「体が弱く早くに亡くなった母親の代わりに私たち3人姉弟を育ててくれた。今では80歳になるがいつまでも家族思いな父親に変わりない」(女性50代)
  • 「小さい頃から、わからないことを聞くと一緒に辞書を引いたり調べたりしてくれた父のイメージが、結婚した今、主人と重なる。やはり同じタイプの人を選んだのだなあとつくづく思う。」(女性30代)
  • 「昔は、何かと衝突する事が多くて早く死んでしまえ・・って思ったものだが 今は同じ商売で独立して、それなりの収入も得るようになってやっと理解してくれるようになった。相談事も会話もずっと増えた」(男性40代)
80〜99点
  • 「優しくて強くて器用な父だが、1点マイナスしたのはやはりルックスでしょうか・・・(苦笑)。もう少し若々しい格好をしてくれるといいのだが」(99点:女性30代)
  • 「トンビが鷹を産まないのと同様、トンビの親が鷹であるはずもなく・・・まぁ、こんな点かと。最近、なかなか良い飲み友達になっている」(80点:女性40代)
  • 「子供達には満点お父さんだが、子供にかまってばっかりで私にも少しかまって欲しいと言う意味で5点マイナス」(95点:女性30代)
60〜79点
  • 「理想に比べるとちょっと小心者でさみしがりなので減点。もう少し家族に思いやりが出るといいんだけど、外面ほどよくないのよね」(72点:女性20代)
  • 「『男は黙って勝負する』っていうのが一番だと思う。ちょっと喋り過ぎるところがある」(自己採点70点:男性50代)
  • 「仕事が忙しく、土日の休みも休めるかどうか分からないので、もう少し家族の時間を増やして欲しい。でも『仕事を減らして!』とは言えない…」(60点:女性30代)
40〜59点
  • 「69歳でまだ現役で仕事をしている為、子供達と接する機会少なく父親像として理想を持っている半分程度しか実行できていない。」(自己採点50点:男性60代)
  • 「ただ頑固でプライドが高いので、娘としては話しかけにくい存在。おやじの威厳も大切かもしれないが、やさしいことばをかけてほしい。」(50点:女性50代)
  • 「仕事=趣味 他の事に興味なし。もっと視野を広げて欲しいし、頭が固すぎる。」(40点:女性30代)
20〜39点
  • 「幼い頃、休日に遊園地などに遊びに行くと約束したのに、度々破られた。相談できるほど父親を信頼できない」(35点:男性20代)
  • 「お父さん(旦那)は田舎の農家育ちなので、センスが半世紀前のものでダサい。だから、もうちょっと今風なセンスで私達親子と接して欲しい。欲をいえば、もう少し背が高くて、一緒に歩いていてもさまになるような人だったらいいのになあ」(30点:女性30代)
  • 我がままで自分勝手。すぐ怒鳴って手をあげるタイプだったので本当に困った。そのくせ気が弱いので自分の知らない事を家族がやろうとすると、必ず足を引っ張る。しかし孫には甘いのでその点を加算した。」(20点:女性40代)
19点以下
  • 「結婚するまで、あまり話をする機会や旅行をできなかったので・・・」(15点:男性30代)
  • 「ある意味身勝手に生きてきて挙句の果て事故を起こして十数年病院暮らし。しかし入る先入る先でトラブルを起こし転院を余儀なくされる。その気苦労で母親はダウンしたので・・・」(5点:女性30代)
  • 「今、夫婦喧嘩中なので」(0点:女性40代)
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