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【第89回】アンケート結果:2005年6月15日〜6月21日

今年、お中元を贈りますか?
今年、お中元を贈りますか?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,093人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年6月15日〜6月21日
今年、お中元を贈りますか?

いよいよ全国的に梅雨入りとなりました。毎年、この時期になるとそろそろ気になり始めるのが「お中元」の準備。「あちらには昨年これを贈ったから、今年はワンパターンにならないように」「こちらには、昨年よりも予算をアップして」・・・上半期の区切りともなる「お中元」は、贈答先の家族構成の変化や趣味など、様々な状況に思いを巡らせながら贈答品を送る日本独特の慣行です。今回は、皆さんに今年の「お中元」選びのポイントについてお尋しました。

6割が「お中元」を検討、平均件数は3.94件

贈答予定件数は?

※MA(複数回答)/n(総回答数)

今年、どの位の皆さんが「お中元」を贈るご予定があるのでしょうか。「いつもお世話になっている方へのご挨拶として贈っている。我が家でも頂くことがあり、とても嬉しい」(男性30代)など、「贈る予定がある」(52.8%)、「贈るかどうか検討している」(12%)と、6割以上のご家庭が「お中元」贈答を前向きに検討していることが明らかとなりました。1人あたりの「お中元」平均予定件数は「3.94件」、最も回答が集中したのは「2〜3件」(49.6%)で、主にご主人、奥様の実家、兄弟や姉妹など親族への贈答が中心となっていることがうかがえます。年齢別の贈答予定件数は、20代で「3.22件」であったものが、60代以上では「5.54件」と実に1.72倍にも跳ね上がっており、年齢と共に「お中元」を重視する傾向が高いことが判ります。一方「外資系なので、付け届け全般はすべて禁止されている」(男性20代)など、ギフトの授受に関して企業行動指針を定めている会社も珍しくなく、「贈る予定はない」(35.2%)という声も全体の3割を超えました。

依然強い「デパート」でのギフト選び

■どこで購入する?

 
1   デパート   61.9%
2   スーパー   24.1%
3   専門店   18.7%
4   インターネット   16.0%
5   カタログ通販   9.8%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

「お中元」を求める場所で最も多いのは「デパート」で61.9%をマークしました。年々、包装紙をブランドとして重視する傾向が薄れているとはいえ、「お中元」はデパートからという声が依然多いことがうかがえます。中には「デパートへ美味しいものを見つけに行き、つい食べたくなり、自分でも買ってしまう」(女性30代)など、「お中元」探しのつもりがいつの間にか「自分へのご褒美」探しへ目的が変わっている方もいました。ちなみに2位「スーパーマーケット」(24.1%)、3位に「専門店」(18.7%)が続きました。

1件当たりの金額は「3000円台」と「5,000台」に二分化

価格帯は?

※SA(単回答)

購入場所と共に、気になるのは「お中元」の価格。贈る相手先にもよりますが、皆さんの相場はどれ位なのでしょうか。最も回答が多かったのは「3,000円台」(39.1%)、続いて「5,000円台」(33%)と「お中元」の購入価格帯が大きく二分化されました。年齢別では、20代では「2,000円〜3,999円」(59.8%)が圧倒的でしたが、年齢を重ねるごとに「4,000円〜5,999円」という声が次第に高まり、50代以上ではほぼ半数が「4,000円〜5,999円」という結果でした。年齢と共に贈答件数が増えるばかりでなく、1件当たり購入金額も同時に上昇していることが明らかとなりました。

「贈りたい」「もらいたい」お中元ギフトNO.1は「ビール」

■贈りたいお中元

 
1   ビール 51.2%
2   お菓子・デザート 22.9%
3   ハム・ソーセージ 21.2%
4   産直の魚介類 19.9%
5   コーヒー・お茶 19.8%
6   各種商品券 17.3%
7   産直の野菜・果物 16.1%
8   食用油・調味料 15.1%
9   地酒(日本酒、焼酎) 15.0%
10   そうめん・冷むぎ 13.8%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

では実際、皆さんは今年どのようなギフトを贈ろうと考えているのでしょうか。堂々のトップは「ビール」(51.2%)でした。「贈り先はどこも酒好き。毎年、ビールを贈るのが暗黙の了解」(女性30代)など、酒好きのご家庭へは迷うことなく「ビール」を贈っているという声が多く、無難で相手から喜ばれやすいギフトとして重宝されていることがうかがえます。続いて2位は「お菓子・デザート」(22.9%)、3位には「ハム・ソーセージ」(21.2%)と、ランキング上位には普段の生活の中で消費する機会の多い「飲料・食べ物」を「お中元ギフト」に選ぶ方が多いようです。

一方、もし自分が「お中元」をもらうとしたら、どんなギフトが嬉しいのでしょうか。欲しいギフト1位は、贈りたいものと同様に「ビール」(67.3%)でした。「やっぱり ビール!普段は発泡酒を飲んでいるので」(女性50代)、「毎年頂く工場直送ビールセットは、嬉しいの一言」(男性40代)など、最近では家計節約で晩酌に発泡酒というご家庭も増えたこともあってか、ギフトで贈られる「ビールセット」や「プレミアムビール」に感動が隠せないお父さんたちも少なくないようです。

もらって嬉しい「商品券」、贈る側はちょっと敬遠がち

■欲しいお中元

 
1   ビール 67.3%
2   各種商品券 43.2%
3   ハム・ソーセージ 27.6%
4   コーヒー・お茶 27.1%
5   産直の魚介類 25.6%
6   お菓子・デザート 22.7%
7   ジュース飲料 21.1%
8   地酒(日本酒、焼酎) 20.0%
9   産直の野菜・果物 18.3%
10   ワイン 16.6%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

続いて2位は「商品券」(欲しい=43.2%、贈りたい=17.3%)で、贈りたいギフトで6位から大きくランクアップしました。「もらって嬉しいのは商品券。自分で好きな物を買えるし、家計も助かるのでとても嬉しい」(女性30代)など、最近増えている「選べるギフトカタログ」や「商品券」は、自分の趣味嗜好の合うものを選べ、他の贈り主との商品のダブリが避けられ、失敗のない合理的なギフトとして喜ばれていることが分かります。とは言え、贈る立場からすれば「値段がズバリ判ってしまうので、贈り難いだろ〜」(女性30代)など、価格があからさまになってしまい恥ずかしい、手抜きだと思われる・・・等々、何となく味気なく人間味が欠けるギフトと感じ、敬遠する方が多いのも確かなようです。

意外と好みが難しい!?「お菓子・デザート」

また、贈る側ともらう側の思いが一致しない商品が、贈りたいギフト2位の「お菓子・デザート」。「涼菓子で賞味期限が届いてから7日以内。家族が苦手な商品だっただけに、毎日食べてもなくならず大変な思いをした」(女性30代)、「我が家は全員レーズン嫌いなのに、レーズン入りの焼き菓子をもらってしまった。悪いけどすぐご近所にあげちゃった・・・」(女性40代)など、「お菓子・デザート」選びは案外難しいようで、欲しいギフトランキングでは6位と低調でした。中には「困った物はデザート。美味しいけどダイエットに影響が・・・」(女性20代)と「甘い誘惑」に戸惑う方もいました。

世代別:お中元を贈る予定は?

※SA(単回答)

今回は、今年のお中元ギフトの実態についてお話を伺いました。6割以上のご家庭が「お中元」贈答を前向きに検討していることが明らかとなった一方で、贈る予定はないという方も全体の3割を超えました。「贈る予定はない」という傾向は、20代で54.5%、30代で40%と若い世代ほどその比率が高くなっていました。「お中元」を贈る人と贈らない人の具体的な理由を見ると、「贈る」理由で最も多かったのは「感謝の意」(63.4%)、続いて「人との付き合いとして大切」(48.5%)でした。「お世話になっている人に改めてご挨拶する良い機会だと思う」(女性30代)など、お世話になっている人へ普段なかなか感謝を形に表すことができない方にとって、「お中元」「お歳暮」は気張らずに感謝を伝えられる絶好のタイミングとなっているようです。またその後、お礼の電話を頂いたり、かけたりして、遠方に住む親類や知人とお互いの近況を話し合いコミュニケーションを深めるのも大切なことと捉えている方も少なくなりませんでした。

■贈る理由は?

■贈らない理由は?

 
1   感謝の意   63.4%
2   人との付き合いとして大切   48.5%
3   季節の挨拶   30.1%
4   仕事上の慣行   9.9%
5   相手が贈ってくるとわかっているから   9.2%
 
 
1   特に贈る人がいないだけ   43.5%
2   「お中元を贈る」習慣そのものがない/嫌い   31.3%
3   お金が掛かる   19.6%
4  

儀礼的な贈り物を贈ったり、受け取らない方針

  13.5%
5   「お中元」が人付き合いや、仕事に影響するとは考えていない   13.5%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)


その一方で、贈らない理由の1位は「特に贈る人がいないだけ」(43.5%)、続いて「『お中元を贈る』習慣そのものがない」(31.3%)でした。特に20、30代に目立つ「贈る人がいない」という理由は、言わば「贈りたい人がいれば贈る」という裏返しともとれ、結婚や転職などを契機に「お中元」への関わり方も変わってくるかもしれません。ここ最近では「旅先で美味しかったフルーツを年に何回か贈り、中元や歳暮に代えている」(女性50代)、「贈り物でなく、食事に招くことにしている」(男性30代)など、「お中元」という習慣そのものに拘らず、「贈りたい時に贈る」という自分のスタイルで感謝を表す方もおり、その形は多様化しているようです。大事なのはお世話になった人への「感謝の気持ち」ですね。

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