毎週アンケート

【第91回】アンケート結果:2005年6月29日〜7月5日

あなたは100円ショップを利用しますか?
100円ショップの利用経験は?  
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※SA(単回答)

■よく100円ショップで購入する商品は?
 
1 文房具・事務用品・工具  74.6%
2 各種入れ物・収納用品 52.7%
3 台所用品(スポンジ、ラップ、ゴミ袋等)  45.6%
4 洗濯・掃除用品 31.6%
5 その他食品(お菓子・つまみ等) 25.4%
6 インテリア・装飾雑貨 24.3%
7 バス・トイレタリー用品(ティッシュ、歯ブラシ、シャンプー等) 20.1%
8 鍋・食器類 16.1%
9 飲料(ミネラルウォーター、ジュース類)  15.9%
10 玩具 12.7%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2.152人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年6月29日〜7月5日
あなたは100円ショップを利用しますか?

ここ数年、「99円」「100円」といった低均一価格のお店が急速に増えてきました。激安店と聞くと、どうも「安かろう悪かろう」というイメージが先立ちますが、最近では、品質の向上、デザインバリエーションも豊富になり、とても100円とは思えない商品が店頭を賑わせています。そこで今回は、皆さんに日頃の「100円ショップ」の利用についてお尋ねしました。

全体の97.1%が利用経験を持つ「100円ショップ」の急成長!

これまで、どの位の皆さんが「100円ショップ」を利用した経験を持っているのでしょうか?「利用したことがある」と回答した方が実に全体の97.1%にも昇りました。また、こうした利用経験は、性別、年齢や職業に関係なく、どの層でも9割以上の高い利用経験を示す結果となり、低迷が続く小売業界の中で「100円ショップ」が新たな業態として確実に成長を続けていることがうかがえます。

2人に1人が「月2〜3回」以上、「スーパー」「コンビニ」と利用目的異なる

利用頻度は?

※SA(単回答)

では、皆さんが「100円ショップ」へ出掛ける頻度はどの位でしょうか。「新商品発掘のため、月に何回かはチェックに出掛ける」(女性50代)など全体の約半数が「月2〜3回」以上、さらに「週1回」以上と利用頻度の高い方も全体の14.4%を数えました。とはいえ「大量にまとめ買いする時に利用している」(男性20代)、「100円ショップで買うものは、大体決まっている」(女性30代)など、必要に応じて消耗品のまとめ買いをする方や、いつも買うお目当ての商品が特定されているという声も多く、毎日のように買い物へ出掛ける「スーパーマーケット」や「コンビニエンスストア」とはやや利用目的が異なっているようです。

人気ナンバー1は種類豊富な「文房具」

実際に、皆さんが「100円ショップ」でどんな商品を購入しているのか、ランキングを見てみましょう。1番人気は「文房具・事務用品」(74.6%)でした。「電卓や乾電池や文房具などブランド品と遜色ないものは100円ショップで買う」(男性50代)、「自宅や会社で使う文房具を中心に購入。種類も豊富でいろいろ選んで買う」(男性30代)など、ブランド品とさほど品質に違いがなく、種類やデザインも豊富という声が多数寄せられました。特に消耗の早い子供のノートや筆記用具は、大変重宝がられているようです。

「収納」「台所」「掃除」に関連した家事用品が人気

2位は「各種入れ物・収納用品」(52.7%)。「収納用品などの入れ物は、品質より量なので安くても十分使える」(女性30代)、「収納小物をいろいろ組み合わせて、自分なりのアイデアで片付けるのが好き」(女性50代)」など、CDボックスから大・中・小の容器、カゴや衣類に至るまで、家中の片付けをすべて「100円ショップ」で賄っているという方も少なくないようです。また2位同様、3位に「台所用品」(45.6%)、4位に「洗濯・掃除用品」(31.6%)と、家事に関連した商品に人気が集中しました。「キッチン用のスポンジやトイレブラシは安いので頻繁に新しいものと交換でき、常に清潔を保てる(女性20代)、「コーヒーの紙フィルターやゴミ袋・掃除用品などの消耗品を購入している」(女性50代)など、家庭内で使用する消耗品や、使い捨て感覚で使いたい「家事関連商品」はあまり品質に拘っておらず、気楽に使えるという声が特に主婦の間に目立ちました。

若い世代に目立つ「お菓子」「飲料」、年齢とともに「口に入れるもの」は敬遠

年齢別:食品&飲料購入頻度

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に、世代による購買商品の違いを見てみると、20代、30代で比較的人気の高かった5位「その他の食品(お菓子・つまみ等)」(25.4%)、9位「飲料(ミネラルウォーター、ジュース等)」(15.9%)は年齢が高くなるとともに減少する傾向があります。「口に入るものは安全性が気になる」(女性50代)、「食品は購入したくない。質が悪い感じがする」(男性40代)など、年齢が高くなるほど「安かろう悪かろう」というイメージが払拭できず、その品質を疑う声が寄せられました。また「食品は大型スーパーなどの方が安いこともあるのであまり利用しない」(男性30代)など、特にお菓子以外の「生鮮食品」「惣菜」は、「スーパーマーケット」「コンビニエンスストア」ほど「100円ショップ」での購買が定着していない様子で全体的にランキングが低調でした。

100円ショップの魅力は「失敗しても」痛くない!?

では、皆さんは何故「100円ショップ」を利用するのでしょうか。最も多かった回答は「たとえ失敗しても100円なので、気軽に購入できる」(65.8%)でした。「商品を試してみたい時に 気軽に利用できるので」(男性40代)、「たとえ子供が(ガラスコップを)割っても100円だからと諦めもつく」(女性30代)など、何と言ってもその安さから躊躇せずに試し買いでき、もしダメなら次は買わない、そんなショッピングができるのも「100円ショップ」ならではの魅力といえるかもしれません。とはいえ、中には「たかが100円ショップと言えども、金額を考えて買わないと意外な値段になる。また製品によっては、これは高いなーと思うものもあるのでよく考えて買わなければ失敗する」(男性60代)など、つい必要ではないものまで衝動買いしてしまい、案外「安物買いの銭失い」となっている方も少なくないようです。

■100円ショップを利用する理由は?

 
1 たとえ失敗しても100円なので、気軽に購入できる 65.8%
2 いろんな商品があって、見ているだけでも楽しいので 47.9%
3 急遽必要になったものや、使い捨て感覚で利用する場合は安い方がいいので 41.4%
4 思わぬ掘り出し物が100円で手に入るから 35.4%
5 デザインや品質にこだわらない商品の場合は安い方がいいので 32.4%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「暇つぶし」で、「掘り出し物」ゲットのお買い得感

続いて2位は「いろんな商品があって、見ているだけでも楽しいので」(47.9%)でした。「多種多様の商品があり時間つぶしにはとても楽しい」(女性40代)、「形は同じでも色が豊富にあるので、色違いをいくつか飾るのも可愛い。見てるだけでも楽しい」(女性20代)など、ここ最近では大型スーパーマーケット並みの品揃えと規模の「100円ショップ」もあり、暇つぶしにウインドー・ショッピングを楽しむという方も珍しくないようです。またこうしたショッピング途中で、予期せぬ意外な収穫を得ることも「100円ショップ」の楽しみの1つとなっているようで、4位には「思わぬ掘り出し物が100円で手に入るから」(35.4%)という理由も寄せられました。

買って良いもの、買ってはダメなものの区別が明確に…

今後の利用頻度について

※SA(単回答)

私たちの生活の中に定着しつつある「100円ショップ」ですが、皆さんが利用する機会は今後ますます増えていくのでしょか。今後の利用頻度について伺うと、「今よりも利用が増える」と回答した方は17.5%に留まり、全体の8割近くの方が「現在と変わらない」という回答でした。こうした背景には「これが100円なの?という嬉しい驚きも、さすがに薄れてきましたので・・・」(女性40代)、「100円ショップで買って良い物と、そうでないものの区別はつけている」(女性30代)など、相次ぐ出店ラッシュのせいか「100円ショップ」が登場し始めた当初の感動や驚きが薄れ、消費者側に「100円ショップ」で買って良いものと買ってはダメなものの明確な基準ができ始めているのが大きな要因のようです。その一方、「今よりも利用が減る」「利用したいと思わない」という回答も3.5%と低く、必要に応じて上手く利用していきたいというのが本音のようです。

今回は、ここ数年で飛躍的に成長を遂げてきた「100円ショップ」の利用について皆さんに意見を伺ってきました。「100円ショップ」の利用経験は97.1%にも達し、その成長と定着ぶりを改めて実感させられる結果となりました。と同時に当初あった商品の豊富さと値段の安さで目新しかった業態も、次第に消費者の飽きが生じ始めており、さらにここ最近ではより高い品質を求める傾向にあるようです。こうした消費者ニーズ対し、既存の「100円ショップ」では「スーパーマーケット」並みに「生鮮商品」を強化したり、「コンビニエンスストア」のように深夜営業を開始するなど、様々な改善策を打ち始めています。一方、「スーパーマーケット」や「コンビニエンスストア」も、近頃では「100円コーナー」を設ける店舗も増えており、各業態の魅力を上手く取り込み、低迷する小売業界の活性化に必死となっていることがうかがえます。こうした各業態の境が次第になくなりつつある中で、「スーパーやホームセンター等と、(100円ショップの)値段や品質を比べて買っている」(女性30代)といった声に代表されるように、私たち消費者も賢くモノを見定める目が必要とされているのかもしれませんね。

 
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