毎週アンケート

【第94回】アンケート結果:2005年7月20日〜7月26日

最近、映画を観ていますか?
映画(テレビ、ビデオ含む)を観る頻度は?

SA(単回答)

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調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,787人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年7月20日〜7月26日
最近、映画を観ていますか?

「バットマンビギンズ」「スターウォーズエピソード3/ シスの復讐」「宇宙戦争」・・・等々、今年の夏も大作映画が目白押し。さて皆さんは、そのうち何本位を実際に映画館で観ているのでしょうか。中には、DVDやビデオが出るまで待とうと考えている方もいらっしゃるのでは?そこで今回は、皆さんに映画の鑑賞方法についてお尋ねしました。

7割以上が、月1本以上映画を観る

皆さんは、テレビ、レンタルや衛星放送などを含め、一体どの位の頻度で映画を見ているのでしょうか。「月1本以上」と回答した方は全体の7割を超え、大変多くの皆さんが何らかのメディアを通じて「映画」を頻繁に楽しんでいることが明らかとなりました。さらに「週末にゆったりと家で映画を観ることが多い」(女性20代)など、「週1本以上」と回答した方も全体の3割近くを占め、休日をエンジョイするエンタテイメントの1つとなっていることがうかがえます。中には「夕食後、 夫婦で1日1本 好きな監督や、よく知らない国の作品、若い監督の作品などを見ている」(女性50代)など、映画が生活の一部となっている大ファンもいました。

3割以上が、ここ数年、映画館へ行っていない!?

世代別:映画館で映画を観る頻度は?

SA(単回答)

では、実際に映画館へ足を運ぶ頻度はいかがでしょうか。「毎月1本映画館で映画を観ようと夫婦で決め、去年の暮れから実施している」(女性20代)など、「月1回以上」と回答した方は全体の15.3%に留まり、実際に映画館で映画を観る頻度は、テレビ、レンタルなどを含めた場合と比べ低調であることが分かります。「映画館に行くのは、正月、ゴールデンウィーク、夏休みが多い」(女性30代)など、大作や話題作の上映の多い連休時期しか映画館へ出掛けないという声も目立ち、「2〜3ヶ月間に1回程度」という方が13.7%、「半年に1回程度」が18.1%、「1年間に1回程度」が17.7%と、ほとんどの皆さんが年に数える程度しか映画館で映画を観ていないことが分かります。また「20年ぐらい映画館で観ていない」(女性40代)など、「ここ数年、映画館へ行っていない」(35.2%)という方も全体の3割を超え、映画館離れが進んでいることがうかがえます。こうした傾向は、年齢を増すごとにますます顕著となり、60代以上では半数以上が「ここ数年、映画館へ行っていない」(55.3%)ことが明らかとなりました。

20代、30代は「DVD派」、50代以上は「衛星放送派」

世代別:どんなメディアで映画を観る?

SA(単回答)

映画館へ行く頻度は年間数える程度しかないものの、映画を観る頻度は非常に高く、一見矛盾する結果となりましたが、ここ最近ではテレビ、レンタルビデオ、DVDやインタ−ネットなど、決して映画館へ行かずとも様々なメディアを通じて映画を観ることができます。それでは皆さんは、一体どんなメディアを通じて映画をご覧になっているのでしょうか。次に世代別で見てみましょう。「テレビ(地上波)」はどの世代においても最も高く、劇場公開当時に話題となった作品を放映することが多いため、ハズレが少ないという声が目立ちました。さらに50代以降では「BS・CS・CATV放送」など衛星放送や有料放送での鑑賞も増え、60代以上では「テレビ(地上波)」とほぼ均衡する人気メディアとなっているようです。一方、20代、30代では「ビデオ」(20代=7.6%、30代=10%)を完全に引き離し、「DVD」(20代=29.1%、30代=23.4%)による映画鑑賞がポピュラーとなっており、DVDプレーヤーの普及が若い世代を中心に進んでいることがうかがえます。

「観たいテレビ番組ない」「暇な時」は自宅で映画鑑賞

「結婚後は全く(映画館へ)行かなくなりました。独身の時なら自分1人分を払えばいいですが、結婚するとお財布1つで2人分払わなければならないので結構イタイ出費になり、足が遠のいた」(女性30代)など、当日入場券1,800円という値段の高さも映画館離れの大きな要因となっているようで、特に結婚後に極端に頻度が減少するケースが多いようです。一方、自宅で映画を見る利点として、「家に1人でいて、観たいテレビ番組がない時に見る」(女性20代)、「暇な土日に家でくつろいで・・・」(女性30代)など、面白いTV番組がない時や、暇な休日の時間潰しに映画を見るという声が多数寄せられました。また「疲れを癒したい、ストレス解消したい時。基本的にサスペンスが好きなので、それを観るようにしている」(男性50代)、「泣きたい時に思いっきり泣ける映画を観る。見終わった後、しばらく余韻に浸って、その後はすっきり」(女性20代)など、映画の世界にドップリと入り込み、疲れやストレスから気分転換を図りたい時にも最適なリフレッシュ法となっていることがうかがえます。中には「最近、液晶テレビ(32インチ)とホームシアターセットを買ったので家族で映画三昧」(男性30代)など、最高の鑑賞環境を自宅に整えている方もおり、自分の好きな時間に好きなスタイルで、好きな映画が見られるのも、映画館にはない、映画の楽しみ方として定着している理由と言えるかもしれません。

共通話題の多い「大作・話題作」は必ずチェック!

邦画、洋画合わせて年間650本前後の映画が国内で上映されているそうですが、皆さんは、実際に映画館に足を運ぶ映画を、どのような基準で選んでいるのでしょうか。最も多かった回答は「大作、話題の映画を選ぶ」(61.8%)でした。「最近の話題作は、自宅で休日にレンタルで全て観るようにしている。評価の良し悪しは半々くらい」(男性40代)、「話題作で気になる作品があると、公開初日には必ず観にいくようにしている。前もって雑誌・インターネットなどの情報等で気持ちを高ぶらせる」(女性30代)など、同僚、友人たちとの共通の話題にもなり易い大作ものや、話題作は外さずチェックするという声が多数寄せられました。

■映画選びのポイントは?

 
1 大作、話題の映画を選ぶ   61.8%
2 出演している俳優で選ぶ   39.4%
3 映画のジャンル(SF、ホラー、ラブコメ等)で選ぶ   38.7%
4 予告宣伝やチラシを見て選ぶ   26.5%
5 好きな原作や脚本家の映画を選ぶ   18.1%
6 友達や同僚のオススメで選ぶ   12.4%
7 アカデミー、カンヌなど映画賞を受賞しているものを選ぶ   9.2%
8 題名で直感的に決める   9.1%
9 監督で選ぶ   7.4%
10 映画専門のWebサイトから情報を得て選ぶ   6.9%
 

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原作、監督以上に「俳優」が重視される

2位は「出演している俳優で選ぶ」(39.4%)。「好きな俳優トム・ハンクスの映画は、大きな画面で見るほうが迫力があるので映画館に行くことが多い」(女性30代)、「レニー・ゼルウィガーが大好きなので、この女優さんの映画は欠かさず観るようにしている」(女性20代)など、原作や監督以上に、キャスティングが作品選択の重要なポイントとなっていることがうかがえ、ハリウッドスターの高額なギャラにも頷けます。

気分や体調によっても観たい「映画ジャンル」が変わる!?

続いて多かったのは「映画のジャンルで選ぶ」(38.7%)でした。「現実にはありえない、また、あっては困るようなホラーやオカルトをスクリーンだけで見るようにしている」(女性60代)、「異次元ぽい世界ではなく、ノンフィクションの戦争物が好き。迫力と臨場感・・・瞬きも忘れるくらい見入る映画が好き」(男性30代)など、映画の好みは十人十色ですが、映画に求める傾向として、非日常的なSF、ホラー等でエンタテイメントを純粋に楽しみたいというタイプと、よりヒューマンドラマや戦争などリアルな映画の世界に自分の身を委ね、そこから何かを学んだり、共感を得たいという2つのタイプに好みが大きく分かれているようです。また、「ストレスたまってる時はアクション物など・・・」(男性30代)、「頭の疲れ具合によって、ボーっとしたい時は分かりやすいもの。頭使ってないなぁという時はミステリーとか・・・」(女性30代)など、その時の気分や体調によっても観たいと感じる映画ジャンルに違いがあることがうかがえます。さらに結婚後は「子供が好きなアニメや動物ものの映画が多くなった」(女性30代)など、子供を中心に作品やジャンルを選ぶお父さん、お母さんが増える傾向にありました。

今回は映画をテーマに皆さんの声を伺ってきました。会社帰りやデートで頻繁に通っていた映画も、結婚とともに次第に映画館から足が遠のいてしまったという方が案外多いようです。とはいえ、昨今では映画館にのみならず、テレビ、DVDやインターネットなど様々なメディアを通じ映画を楽しんでいる方が非常に多く、むしろ、以前よりも映画がより身近な存在となっていることを改めて実感させられました。最後に、皆さんに今までに観た映画の中で、最も心に残った作品1本を挙げていただきました。この夏の映画鑑賞の参考にしてみてはいかがでしょうか。

■皆さんのオススメ映画

「スターウォーズ・シリーズ」 「もともとSF映画が好きですたが、友達に誘われて1〜6巻まで観ました。スケールが壮大だし、出てくるキャラも個性的ですべてが好き」(男性20代)
「タイタニック」 「言うまでも無く世界的に大ヒット。実話を基に描かれた大惨事の中での愛と、感動の物語には、説得力と止め処無い涙にKOされた」(女性60代)
「シックスセンス」 「あんなに怖い映画は見たことがない。怖さの程度が違っている。やたらと斧を振り回したり、バケモノが追いかけてきたり、なんて次元の低い怖さではない。愛する者に、いやほとんど人々に自分の存在が一切伝わらないことの恐怖。最後の最後まで自分がそれに気付かずにいることの虚無感。自己喪失感」(男性40代)
「風と共に去りぬ」  「ビビアン・リーの綺麗さ、華麗さと何年たっても色あせない映像。特撮もないのに素晴らしい緊張感が全編にあふれている」(女性40代)
「ショーシャンクの空に」 「『楽しい』とは離れているが、抑圧されている主人公が最後に起こす行動は、たとえようも無く、『スッとする!!』 よくやったと、嬉しくなる話。そして友情の感動を味わえる映画だと思う」(女性30代)
「アニーよ銃をとれ」 「ミュージカル映画が好きで数えきれない程、見てきました。中でも若い頃に見たこれが一番。再放映がないので、この間DVDをあちこち探して買ってきました」(男性70代)
「愛と青春の旅立ち」 「最後にリチャードギアが彼女を工場まで迎えに行き、お姫様抱っこのまま外に連れ出すシーンは最高!!!」(女性20代)
「ニューシネマパラダイス」 「主人公と映写機をまわすおじさんとの友情と、主人公の成長と過去と現在のギャップのせつなさのようなものも詰め込まれていて、乾いた現代社会とはまったく違った心に染み入る映画。テーマ曲や挿入曲が良く、今でも曲が流れているのを聴くだけで涙が出そうになる」(男性30代)
「E .T.」 「小学生の頃、映画館で涙がこぼれているのを、一緒に観に行った従兄弟にバレるのが何となく恥ずかしくって、必死に拭いたのも懐かしい思い出」(女性30代)
「サウンド・オブ・ミュージック」 「音楽の素晴らしさ、子供達の可愛さ、景色の良さ、戦争恋愛全てが凝縮された名画だと思う」(女性60代)
「ベン・ハー」 「迫力ある騎馬戦のシーンはもちろんのこと、ベン・ハーの苦難の物語や、処刑されるキリストの影で母と妹のらい病が治るシーンなど、迫力のある場面と感動的な場面に満ちた映画」(男性60代)
「アラビアのローレンス」 「幼いながらもアラブという未知の世界の物語が印象的だった。主人公ピーター・オトゥールの青い目が忘れられない」(男性40代)
「ウエストサイド物語」 「学校帰りに観たのが最初でした。ものすごく刺激的でした.次の日も学校帰りに観に行き、あれから30年以上過ぎ、その間も何度もビデオで観ているが、観るたびに感動する.」(女性50代)
「ラストサムライ」 「見ていて感動しました。サムライの捉え方にあぁこういう見方もあるんだと・・・」(男性50代)
「いま、会いにゆきます」 「亡くなった女性が再び現世に現れて元の家族と絆を深める話は、最初から最後まで涙が止まらなかった」(女性20代)
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