毎週アンケート

【第106回】アンケート結果:2005年10月12日〜10月18日

ネットショッピングをしていますか?
ネットショッピングの経験は?  
イメージ
写真
写真

※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)8,940人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年10月12日〜10月18日
ネットショッピングをしていますか?

Windows 95が発売され、日本のインターネット元年と言われた1995年から早10年が経過し、もはやインターネットは私たちの生活に欠かせないツールとなりました。と同時に、ここ最近では「ネットショッピング」への抵抗感も以前に比べ薄らいでいるようです。そこで今回は、急増したと言われるネットショッピングの利用実態についてお尋ねしました。

約9割がネットショッピング経験者

まず、どの位の皆さんがネットショッピングをしたことがあるのでしょか?「なかなか店に足を運ぶことが出来ないので、手軽に出来るネットショッピングを利用する機会が増えた」(女性30代)など、「よく購入する」と回答した方が33.5%、「何度か購入したことがある」という方が53.9%と、実に9割近くの方がネットショッピングの利用経験を持っていることが明らかとなりました。また「食品や化粧品は、近くで手に入らないものを購入してみたい」(女性30代)など、「購入した経験がないものの、今後は挑戦してみたい」と今後の利用に前向きな声も6.4%寄せられ、まだまだその裾野が拡大する市場と言えそうです。その一方、「自分の目で確かめないと不安で、だまされるのではと思って・・・」(男性60代)など、「購入した経験がなく、今後も購入する気がない」という方は全体の6.2%、さらに年齢と共にその抵抗感は次第に増す傾向にありました。

世代別:ネットショッピングの経験は?

SA(単回答)

ネット一番人気は、食卓を彩る「食品類」

皆さんは、日ごろどんな商品をインターネットで購入しているのでしょうか?一番人気は「食品((生鮮食品、酒類、お菓子、健康食品ほか))(64%)でした。「珍しい食べ物や、産直で新鮮なもの、手に入りにくいものをよく買う」(女性40代)、「重量の重い食品は玄関まで配達してくれるので便利」(女性50代)など、近所のスーパーマーケットには置いていない食品や産地直送の新鮮素材が手に入る、また重い荷物を運ぶ手間が省けるといった理由から、毎日の食事のほとんどの素材をネットから調達しているというご家庭もありました。

■ネットショッピングで今までに購入した商品は?

 
1 食品(生鮮食品、酒類、お菓子、健康食品ほか) 64.0%
2 ファッション(衣類・アクセサリー・靴など) 49.9%
3 ホテル・旅行予約 48.2%
4 雑誌・書籍 42.3%
5 各種チケット(航空券・コンサート・イベントなど) 38.4%
6 化粧品・スキンケア用品 33.1%
7 パソコン・関連機器・ソフト 32.8%
8 音楽CD・DVD 31.4%
9 家電・AV機器 29.7%
10 キッチン・生活雑貨・食器 25.3%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性人気は「ホテル・旅行予約」、女性は「ファッション」「化粧品・スキンケア用品」

■男性:今までに購入した商品は?

1 食品 57.9%
2 ホテル・旅行予約 48.3%
3 パソコン・関連機器・ソフト 46.1%
4 雑誌・書籍 39.9%
5 家電・AV機器 37.6%
6 各種チケット 37.0%
7 ファッション 35.4%
8 音楽CD・DVD 31.5%
9 おもちゃ&ホビー 20.1%
10 キッチン・生活雑貨・食器 17.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

性別によっても、購入商品に大きな違いがあるようです。男性では、2位には「ホテル・旅行予約」(48.3%)が挙げられました。「航空機や鉄道、ホテルなどを会社の席から予約でき、時間的にも便利。しかもインターネット予約割引を採用しているところも多い」(男性40代)など、プライベートばかりではなく、仕事関連の出張も多い男性ビジネスマンにとって、「ホテル・旅行予約サイト」は大変利便性の高いことがうかがえます。続いて目立ったのが3位「パソコン・関連機器・ソフト」(46.1%)、5位に「家電・AV機器」(37.6%)といった電化製品でした。「家電量販店等の販売価格と比較して、送料や手数料を含めてもインターネットショップの価格が安かった」(男性40代)など、価格比較サイトを活用して店頭価格を分析しながら、お目当ての電化製品を上手に手に入れている男性が案外多いようです。一般的に財布の紐は奥様が握っていると言われますが、少なくても電化製品購入に際しては、旦那様に判断を委ねているケースが多いことがうかがえますね。

■女性:今までに購入した商品は?

1 食品 69.3%
2 ファッション 62.5%
3 化粧品・スキンケア用品 50.4%
4 ホテル・旅行予約 48.2%
5 雑誌・書籍 44.4%
6 各種チケット 39.7%
7 キッチン・生活雑貨・食器 32.2%
8 音楽CD・DVD 31.4%
9 収納・インテリア 25.2%
10 家電・AV機器 22.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

一方、女性は2位に「ファッション(衣類・アクセサリー・靴など)」(62.5%)、3位に「化粧品・スキンケア用品」(50.4%)が、それぞれ挙げられました。「小さな子供がいるので、ゆっくりお店で洋服を見るのは難しい。カタログで選ぶことのできるネットショッピングはそんな私にぴったり」(女性30代)、「化粧品はネットでしか購入できないブランドもあるので・・・」(女性20代)など、子育てで買い物へ出掛ける暇がない、近所にお気に入りのショップがないという声が意外に多く、お洒落を欠かせない女性たちにとってネットショッピングは頼もしい味方となっているようです。また「化粧品・スキンケア用品は、まずサンプル応募で試せるから・・・」(女性50代)とネット割引やお試しセットの利用など、お得なサービスも女性心をくすぐるポイントかもしれません。その他、7位「キッチン・生活雑貨・食器」(32.2%)、9位「収納・インテリア」(25.2%)など、家事に関連した商品購入が女性に目立ちました。

人気食品部門ランキング、男性1位は「魚介類・水産加工品」

■男性:食品人気購入ランキング

1 魚介類・水産加工品 43.4%
2 健康食品 31.4%
3 菓子・ケーキ類 26.1%
4 麺類 23.0%
5 肉類・肉加工品 22.9%
6 フルーツ 19.5%
7 ワイン 18.0%
8 焼酎・焼酎 17.7%
9 コーヒー・ココア 15.7%
10 日本酒 15.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ネットショッピング人気ナンバーワンは「食品」でしたが、では実際に、皆さんはどんなものを購入しているのでしょうか。次に「食品」の人気購入ランキングを性別で見ていくことにしましょう。まず男性のトップは「魚介類(カニ、鮭等)・水産加工品(明太子等)」(43.4%)。「生で食べれる天然の魚介類が送料なしで、専門店より安い場合もあるから・・・」(男性40代)、「新鮮な海産物が直接届くのでとても良い」(男性60代)など、「産直」「鮮度」というキーワードに心誘われる方が大変多いようです。また届いたばかりの新鮮な魚介類を肴に、晩酌を楽しむ男性もきっと少なくはないのでしょうか、男性7位に「ワイン」(18.0%)、8位に「焼酎・焼酎」(17.7%)、10位に「日本酒」(15.3%)がランクインしました。「ワインなどはお店で買うより安いし、品も豊富」(男性40代)、「焼酎は地元で手に入らないものが手にはいるから・・・」(男性60代)など、店頭では見つけ難い、また地元に行かなくては手に入らない銘柄も購入できるとあって、「ワイン」「焼酎」は特にネットショッピングが盛んとなっているようです。一方、同じアルコール類でも「ビール」「発泡酒」は、「近所のディスカウント酒屋で買うほうが安いので、通販を利用しようとは思わない」(男性30代)など、近所のスーパー、コンビニや酒店で直接に手に入るため、わざわざ送料を掛けてまでネット購入しないという声が多数寄せられました。

女性は「菓子・ケーキ類」に目がない

■女性:食品人気購入ランキング

1 菓子・ケーキ類 48.4%
2 健康食品 40.3%
3 魚介類・水産加工品 37.2%
4 肉類・肉加工品 25.4%
5 フルーツ 22.1%
6 惣菜 21.5%
7 麺類 21.4%
8 日本茶・紅茶・中国茶 20.3%
9 コーヒー・ココア 18.5%
10 米・雑穀 16.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では、女性のトップはいかがでしょうか。堂々の1位は、やはり「菓子・ケーキ類」(48.4%)でした。「お菓子類は、写真や皆の感想でなんとなく(味が)分かるので買いやすい」(女性30代)、「人気ランキングなどで上位に入っているスイーツなどはつい購入してしまう」(女性30代)など、「口コミ」「人気」、また「限定」といったキーワードに弱く、男性の「魚介類」に対し、女性は「甘いもの」に目がないことがうかがえます。さらに男性の場合、「魚介類」とともに「アルコール類」を挙げる方が目立った一方、女性は「日本茶・紅茶・中国茶」(20.3%)が8位にランクインしました。

「崩れやすい」「賞味期限がある」「送料が高い」は躊躇する大きな要因

皆さんの回答からは、「魚介類・水産加工物」「菓子・ケーキ類」が、ネットショッピングの2大人気商品となっているようです。とはいえ、「カニは写真で見たものより、非常に質の悪い商品にであった事が数回あった」(男性50代)、「スイーツなどは、実際に手にした時に、思ったより(サイズが)小さいこともあって残念な気持ちになる」(女性30代)など、同時に失敗やトラブルが生じているのも確かなようです。そこで、ネット購入をつい躊躇してしまう食品や条件について、皆さんの声も聞いてみましょう。「ケーキ、卵などは、届く時に崩れてしまうのではないかと思うので敬遠してしまう」(女性40代)など、割れもの、崩れものは輸送時の状態も気になるという方。「家族が2人なので、賞味期限のことを考えると食べたいけどどうしてもためらってしまう」(女性30代)など、生菓子、生鮮食品や魚介類は「賞味期限」が気になるという方。また「クール便での配達になる生鮮食品などは、一般の送料に比べ高くなるので、あまり気軽には購入できない」(女性30代)と、ここ最近では鮮度を保持する輸送技術が向上しているものの、その分、割高になるためオーダーし難いという声も目立ちました。ネットショッピングがごく当たり前のものとなりつつある現在でも、「食品」購入は依然、様々な不安要因を抱えていることも見受けられました。中には「ネット上の広告がケバケバしいのはまず買わない」(男性40代)など、ホームページのデザインを重視する方もいました。

「よく知っている会社・商品」、また「購入経験がある」は信頼度アップ

その反面、「メーカーや銘柄のはっきりしたものは買いやすい」(男性60代)、「一度でも試したことがあるものは、安心して購入できる」(女性40代)、「水はブランドが同じなら、どこで買っても同じ商品が届くので安心」(男性30代)など、よく知っている会社、商品、また過去に食べたり、買った経験が一度でもある商品は信頼性も高く、さほど躊躇もなく購入に至っているケースが高いようです。 

今回はインターネットの出現で劇的に変化した「ネットショッピング」の現況について、皆さんのご意見を伺いました。ネットショッピング経験者は驚くことに9割近くに達し、コンビニ、スーパーや百貨店同様に、日常生活に欠かせない存在となっていることがうかがえます。インターネットの最大の利点は「電話での注文は時間帯の制限があったり面倒だったりするが、ネットは好きな時間に気軽に注文できる」(女性30代)など、直接、店頭に行かずとも、電話せずとも、いつでも好きな時にオーダーできる点にありますが、裏を返せば、誰とも顔を合わせず、話もしないで商品購入に至るというリスクを負っているとも言えます。ショップ選びの際には、口コミなど評価の高いサイトをしっかりと見極めること、そして初めて利用するショップでは、たとえ失敗してもさほど気にならない低価格帯のものから試してみることをお勧めします。

このページの上部へ
お客様生活文化研究所