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【第107回】アンケート結果:2005年10月19日〜10月25日

今年のボージョレ・ヌーヴォ飲みますか?
今年、ボージョレ・ヌーヴォを飲む?  
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SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,847人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年10月19日〜10月25日
今年のボージョレ・ヌーヴォ飲みますか?

「ボージョレ・ヌーヴォのご予約受付中」。この貼り紙を酒店やコンビニで目にし、「そうか、今年もこの季節がやってきたか!」と思わずニンマリされた方も少なくはないのでは。決してワイン好きのみならず、ここ最近では「クリスマス」「バレンタインデー」同様に、日本の年中行事の1つとして定着した感があります。そこで今回は、解禁日が11月17日に迫ってきた「ボージョレ・ヌーヴォ」についてお尋ねしました。

2人に1人が心待ちにしている解禁日

今年、どの位の皆さんがボージョレ・ヌーヴォを飲むのでしょうか。予定について伺うと、「毎年同じシリーズの『ボージョレ・ヌーヴォ』を飲んで楽しんでいる。既に3本予約した」(女性30代)など、「飲む」と回答した方が23.7%、まだ予約はしていないものの「飲みたい」と飲用に前向きな方も33.7%と、全体の2人に1人が「ボージョレ・ヌーヴォ」の解禁を今か今かと心待ちしていることが明らかとなりました。また、昨年同時期に行った調査と比較してみると、必ず「飲む」という回答は昨年の17.9%よりも5.8%アップしており、ぶどうの出来、輸入量で過去最高と言われた一昨年、昨年の盛り上がりをさらに更新することが期待されます。とはいえ、中には「スーパーの展示を見て美味しそうだったら買ってみる」(男性40代)など、まだ購入するか否か「わからない」と迷っている方も18.6%おり、当たり年、外れ年で味が大きく異なるとも言われる「ボージョレ・ヌーヴォ」だけに、直に実物を見てから判断したいという慎重派も少なくありませんでした。さらに「好みの味でない」(男性50代)、「ワインをあまり飲まない」(女性30代)など、「飲まない」という声も24%を数えました。

トップは「自宅で飲む」、20代に目立つ「外食派」

■どこで飲みたい?

 
1 自宅で 86.0%
2 ホームパーティで 14.5%
3 レストランで 14.2%
4 居酒屋で 7.7%
5 解禁イベントで 7.3%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さらなる盛り上がりが期待できそうな今年、皆さんは一体どこで「ボージョレ・ヌーヴォ」をお召し上がりになるのでしょうか。ダントツの1位は「自宅で(飲む)」(86%)でした。「行事の一つとして家族で楽しみにしている。違うものを数本買ってそれぞれを味わいながら、おしゃべりを楽しんでいる」(女性40代)など、お誕生日会やクリスマス同様に、家族イベントの1つとしてすっかりと定着した感があり、「ボージョレ・ヌーヴォ」を口実に家族がゆっくりと食事する良い機会となっているご家庭も少なくないようです。一方、独身者や結婚間もない夫婦が多い20代では「当日は、私の誕生日なので、フルコースを予約している」(女性20代)など、「レストランで」(20代=24.6%)、「居酒屋で」(20代=12.3%)と「外食」で楽しむという声も目立ちました。

購入のポイントは「アドバイス」「近所」「試飲」

■どこで購入する?

 
1 近くの酒店 40.9%
2 スーパーマーケット 32.9%
3 百貨店 18.5%
4 ワイン専門店 12.8%
5 コンビニ 7.8%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

回答の多かった「自宅で」「ホームパーティで」飲むという方は、「ボージョレ・ヌーヴォ」をどこで購入するのでしょうか。堂々のトップは「近くの酒店」(40.9%)でした。「昨年、行きつけの酒屋さんで美味しいのを教えてもらって飲んだら美味しかった」(女性20代)など、お酒に詳しい専門家から指南を受け、失敗のない銘柄を選べるという利点からか「近くの酒店」に高い支持が集まりました。また2位には、トップ同様に近所の「スーパーマーケット」(32.9%)。「スーパーで色々な種類のボージョレ・ヌーヴォの試飲ができるので、美味しいものを購入したい」(男性30代)など、試飲購入ができるお店も重視されていることがうかがえます。ちなみに3位は「百貨店」(18.5%)、4位に「ワイン専門店」(12.8%)が続きました。

平均購入本数は1人2.06本、昨年よりも1人当たりの購入本数アップ

1人当たりの購入本数は?

SA(単回答)

各ご家庭では、一体何本くらい「ボージョレ・ヌーヴォ」を購入する予定があるのでしょうか。「ここ2、3年解禁のニュースにつられて飲むようになった。お祭り気分」(女性30代)など、話の種、お祭り気分を味わいたいと、まずは試しに「1本」買ってみるという方が50.9%を占めました。また「いろいろな種類が出回るので、いくつか買って飲み比べてみる」(女性40代)と各銘柄の味の違いを品評し合うなど、「2本」(27.4%)、「3本」(13.2%)と複数本入手するという声も多く、購入本数の合計を回答人数で割った平均購入本数は1人2.06本となりました。ちなみに昨年調査では平均1.96本であったことから、より複数購入傾向が高まっていることが見受けられます。中には、パーティ用としてケース買いをするご家庭もあるようで、「10本以上」という方も全体の1.6%を数えました。

人気の理由は、味よりも「リッチ感」と「コミュニケーション」

年々、飲用・購入意向が高まる傾向がうかがえますが、何故、皆さんはそれほど「ボージョレ・ヌーヴォ」が飲みたいのでしょうか。その飲用理由について伺ってみたところ、最も多かったのは「気軽にちょっとリッチな気分を味わいたいから」(39.6%)という理由でした。「デパ地下でチーズやテリーヌちょっぴりリッチなお惣菜を買って、のんびり家でグラス傾けるのが幸せ」(女性30代)、「奥さんにワインに合う料理を作ってもらおうと思う」(男性30代)など、「ボージョレ・ヌーヴォ」に合わせて、いつもよりも奮発した手料理を用意する、これだけの事ですが普段の食卓にちょっとした変化を与え、ゴージャスな気分を演出してくれるといった声が多数寄せられました。続いて2位にも「ワインを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しめるので」(34.3%)が挙げられ、ワインの味が云々という理由よりも、むしろ「ボージョレ・ヌーヴォ」が持つ世界観、いわば西洋のようにゆっくりと流れる時間に身を委ねて楽しむ食事=「リッチ感」と、それを種に生まれる人とのコミュニケーション=「家族の団らん」を求める方が増えていると言えるかもしれません。

■ボージョレ・ヌーヴォを飲みたい理由は?

 
1 気軽にちょっとリッチな気分を味わいたいから 39.6%
2 ワインを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しめるので 34.3%
3 ワイン好きで、年中行事の1つとして毎年楽しみにしているから 31.2%
4 いつもは他のお酒を飲んでいるが、この時期はヌーヴォを楽しみしている 31.1%
5 気候も過ごしやすくなり、ワインが恋しい季節になってきたから 22.1%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

秋の訪れをしみじみと実感する「ボージョレ・ヌーヴォ解禁」の知らせ

また3位に「ワイン好きで、年中行事の1つとして毎年楽しみにしているから」(31.2%)、4位に「いつもは他のお酒を飲んでいるが、この時期はボージョレ・ヌーヴォを楽しみしている」(31.1%)、と、季節の変わり目の風物詩、秋の味覚として楽しみにしている方も大変多いようです。中には「ボージョレヌーヴォの解禁の季節になると、今年も終わりが近くなってきたなあと感じる」(男性40代)など、解禁の知らせとともに、年月の過ぎる早さを想い感傷にひたる方もいました。

今回は、来月に解禁日が迫った「ボージョレ・ヌーヴォ」についてお尋ねしました。2人に1人が飲用に強い関心を示し、また1人平均2.06本の購入意向を持つことが明らかとなり、「ボージョレ・ヌーヴォ」の人気が年毎に高まっていることを実感します。またここ最近の傾向としては「ボージョレ・ヌーヴォ」の解禁日を、普段我慢している「ちょっとした贅沢」、忙しくなかなか揃わない「家族とのゆったりとした夕食」をする家族イベントの日として、上手く利用しているご家庭も増えているようです。食卓を囲んで、今年のぶどうの出来を家族で評論し合うのもきっと楽しいことでしょう。幸い今年のぶどうも、一昨年、昨年にも劣らない色づきと、品質の高いぶどうが収穫されたそうです。いよいよ残り3週間、解禁日が待ち遠しい限りですね。

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