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【第108回】アンケート結果:2005年10月26日〜11月1日

好きなおにぎりの具は?
おにぎりを食べる頻度は?  
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SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)10,574人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年10月26日〜11月1日
好きなおにぎりの具は?

運動会、紅葉狩り、ピクニックやドライブと、秋の行楽シーズンはお弁当持参でレジャーを楽しむ機会がドーンと増えますね。お弁当の定番といえば、やはり「おにぎり」。豪勢なおかずもいいのですが、食べるまで何が入っているのか分らない「おにぎり」の具もお弁当の楽しみの1つと言えるかもしれません。そこで今回は、皆さんが好きな「おにぎり」についてお尋ねしました。

2人に1人が「週1回以上」の頻度で「おにぎり」を食す!

皆さんはどの位の頻度で「おにぎり」を食べているのでしょうか。「おにぎりを毎朝、朝食代わりに作って通勤途中に車の中で食べている」(男性30代)など、「週5回以上」食べていると回答した方が5.3%、「週3〜4回」という方が10.7%、「週1〜2回」という方が35.7%と、全体の半数以上の皆さんが少なくとも「週1回」は「おにぎり」を食していることが判りました。その一方、「冷たいご飯を食べる気がしなくておにぎりから遠ざかっている。パンが大好きでパンばかり・・・」(女性30代)など、「年に数回」(3.6%)、「全く食べない」(0.3%)という声も寄せられました。

平日、休日問わない「昼食」の定番メニュー、おやつ代わりにも重宝

■おにぎりをいつ食べる?

 
1 平日の昼食 51.2%
2 休日の昼食 40.6%
3 小腹が空いた時 19.0%
4 平日の朝食 18.7%
5 休日の朝食 10.4%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では3食の中で、皆さんはいつ「おにぎり」を食べることが多いのでしょうか。「主人は海苔の佃煮入りのおにぎりが大好きで、毎日昼食に持って行く」(女性30代)など、「平日の昼食」(51.2%)という回答がトップ。ここ最近では「コンビニで美味しいおにぎり、いろんな具のおにぎりが増えているので選ぶのに迷う・・・」(男性40代)など、コンビニの「おにぎり」が定番化したこともあり、寝坊したり、忙しく手作りお弁当が作れない日でも、どこでも手軽に入手できる平日ランチメニューの1つとして高い支持を集めていることがうかがえます。続いて「休日の昼食」(40.6%)が2位。「釣りに行く時に、おにぎりを購入する。ベストに入れて昼時に食べる」(男性40代)など、レジャー、ドライブにお出かけになることが多い休日も、作る手間が掛からず、お茶碗も箸も必要としないで食べられる「おにぎり」は大人気でした。また3位の「小腹が空いた時、おやつ代わりに」(19%)という回答も見逃せません。「小腹が空いたときに、炊飯器からご飯を手にとってささっと塩をかけるだけで満足するので欠かせない」(女性30代)と夕食前にちょっと空腹を満たしたい時など、おやつ代わりに「おにぎり」を食べるという声も少なくなく、「おにぎり」は時に「食事」であり、時に「おやつ」として実に重宝なメニューとなっていることがうかがえます。

「手作りのおにぎり=母の味」、お店で売っていない愛情

おにぎりは手作り派?購入派?

SA(単回答)

コンビニ、スーパーに加え、美味しいおにぎり専門店も続々と増え始めている昨今、「おにぎり」を外で購入する機会も次第に増えているのではないでしょうか。そこで皆さんに「手作り派」か、それとも「購入派」を伺ってみたところ、「ぜったいに手作り派」という方が18%、「どちらかといえば手作り派」が51.4%と、約7割近くの方が「購入したもの」よりも「手作りのおにぎり」を好む傾向が強いことが判りました。「40年近く前、子供の頃、母がおやつ代わりに白飯に生の白味噌を塗って、握ってくれたことを思い出す。家業と家事で忙しい中、またお菓子というものがありふれていない時代の中、母親の愛情を感じながら食していた。おいしかったー」(男性40代)など、「手作りのおにぎり=母の味」を思い出す方も大変多いようで、お店で売っている「おにぎり」には含まれていない親の愛情も美味しさの一部になっていることがうかがえます。とはいえ年齢が若くなるに連れ、「ぜったい手作り派」が次第に減少している傾向もあり、世代間における意識の違いも垣間見られました。

世代別:ぜったい手作り派

SA(単回答)

「美味しいおにぎり」の条件は「ご飯」&「塩加減」

■おにぎりで最も重要なことは?

 
1 ご飯の焚き具合 27.6%
2 適度な塩味 21.6%
3 ご飯の握り具合 18.3%
4 美味しい具材 16.4%
5 海苔のパリパリ感 11.7%
 

SA(単回答)

次に「美味しいおにぎり」とは一体何なのか、最も重要なポイントについて皆さんに伺ってみました。堂々の1位は「ご飯の焚き具合」(27.6%)。「ご飯がべちゃべちゃでも、ポロポロでも、上手く握れない。やはりご飯の炊き加減が大事。美味しいご飯だと、具なし塩握りでも十分いける」(女性40代)など、水分が少なすぎず、多すぎないふっくらと炊き上げたご飯が重要という声が多数寄せられました。また同様に、こうしたお米に対するこだわりは3位の「ご飯の握り具合」(18.3%)にも言えます。「握り過ぎるともの凄く不味い。硬過ぎず、バラバラにならない微妙なところが美味しい」(女性40代)など、せっかくふっくらと炊いた米粒を潰さず、ご飯を立てながら、かつ食べている最中にポロポロ崩れない絶妙な握り具合も「美味しいおにぎり」作りには外せないポイントとなっていることが分かります。つまり、「おにぎり」の主役は「具」ではなく、実は「ご飯」なのかもしれません。さらに面白いことに、1位に続いて多かったのは「適度な塩味」(21.6%)でした。「塩がご飯の甘みを一層引き出すから・・・」(女性30代)など、ご飯の美味しさを引き出す力のほか、保存や食欲を増進する効果も「塩味」が担っており、「寿司」に「酢」が必須であるように、「おにぎり」には「塩」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。

人気ナンバーワンの具材は「鮭」、続いて「梅」「明太子」と続く大定番

■好きなおにぎりの具は?

 
1 鮭(しゃけ) 53.5%
2 40.6%
3 明太子 30.5%
4 昆布 27.2%
5 おかか 22.8%
6 焼きタラコ 22.5%
7 ツナマヨネーズ 21.4%
8 高菜 10.9%
9 天むす 9.3%
10 塩むすび(具なし) 7.8%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて「美味しいご飯」と「塩加減」に続いて気になるのが、中身、そう「おにぎりの具」の存在ですね。そこで次に、皆さんの好きなおにぎりの具のベスト10をランキング形式で見てみましょう。堂々の人気ナンバーワンは「鮭(しゃけ)」(53.5%)でした。「鮭は子供の頃から好き、ビン詰のも好きだけどやっぱり焼いた鮭をほぐしたのが好き」(女性30代)など、鮭を網で焼いて、ほぐしてと、ちょっと手間が掛かりますが、お子さんから大人まで愛される「おにぎりの王道」として大人気の具となっています。またご飯全体にほぐした鮭を混ぜてから握るご家庭も多く、具というよりも「鮭の混ぜご飯のおにぎり」を好まれる方が案外多いようです。次に2位にも大定番の「梅」(40.6%)が挙げられました。「おにぎりは夏も冬も昔から『梅干し』が良いと祖母から教えられた。梅は持ち歩いても傷まず、食中毒予防とも言われました」(女性60代)、「スポーツをしているので、試合の時に食べるのは梅が一番身体にいい」(女性40代)など、「塩味」と同様に「梅の酸味」は殺菌能力が高く、また最近では疲労回復に効果の高いクエン酸を豊富に含む健康食としても見直されており、古くから親しまれている「具」にはそれなりの理由が隠されていることに改めて驚かされます。中には、実家のお母さんが漬けた「自家製の梅」がなくては話にならないという声も寄せられました。続いて3位は「明太子」(30.5%)、4位に「昆布」(27.2%)と、上位には昔ながらの定番の具が揃いました。また「美味しいおにぎり」は「ご飯」と「塩加減」で決まると既に述べたように、10位に「塩むすび(具なし)」(7.8%)がランクインしている点も見逃せません。

北海道の「チーズおかか」とは? 東海では「天むす」「時雨煮」が人気

こうした具材の好みは、皆さんの出身地やお住まいの地域によっても差があるのでしょうか。次に地域による特徴を具体的にみてみましょう。まず北海道は「筋子最高、キングオブおにぎり。ご飯と最高にマッチするから」(男性30代 北海道)、「鮭とイクラ入りジャンボおにぎりが、すごく美味しい。石狩方面に行くときは必ず買う」(女性40代 北海道)など、「筋子」(北海道=31.5%、総合=6.7%)、「イクラ」(北海道=9.9%、総合=5.8%)と、新鮮な魚介類を具にした回答が他地域に比べ目立ちました。さらに変わりダネとして「あつあつごはん全体におかかをまぶし、5mm角にきったチーズを混ぜる。そうすると、チーズが溶けてご飯に絡み、濃厚な美味しさが味わえる」(女性20代 北海道)など、「チーズおかか」という全国的にあまり馴染みのない具材も人気となっているようです。続いて東海地方では「時雨煮が一番うまい。俵型に握ったのが我が家風」(男性40代 岐阜)、「名古屋育ちなので天むすは、買うより手作りが美味しい」(女性40代 三重)など、三重県桑名市の名産として有名な「佃煮(時雨煮)」(東海=14.6%、総合=4.3%)や、名古屋で生まれた「天むす」(東海=17.3%、総合=9.3%)は地元で愛される具として定着しているようです。さらに九州エリアでは「高菜」(九州=23.5%、総合=10.9%)、かつお節の産地として名高い四国エリアでは「おかか」(四国=32.1%、総合=22.8%)、北陸エリアでは「昆布」(北陸=39.2%、総合=27.2%)を具材として使用する他、海苔の代わりに「とろろ昆布」を巻くご家庭も多いようです。

今回は、日本人に最も馴染みの深いグルメと言える「おにぎり」についてお尋ねしました。全体の2人に1人が、「週1回以上」は「食事」として、また「おやつ」として食していることが明らかとなり、日本の生んだ元祖ファストフードとして「おにぎり」が愛され続けていることを強く実感します。さて「おにぎり」という呼び名、他にも「おむすび」とも「にぎりめし」とも言われますが、その違いは何でしょう。「おにぎり」「おむすび」は「握り飯」の丁寧語や婦人語とも言われ、また関東は「おにぎり」で、関西は「おむすび」と呼ばれているなど様々な諸説があるようです。「おむすび(御結び)」という響きは、両手で愛情を込めてお米を「結ぶ」、人と人との出会いを「結び」つける、また愛する人の健康や無事を両手を合わせて(両手を結んで)祈るなど、色々なイメージを掻き立てる素敵な言葉にも聞こえます。紅葉も美しい行楽シーズン真っ只中、「愛情たっぷりのおむすび」を持って、今週末あたりにご家族とお出かけになってはいかがですか。

また最後に、皆さんから寄せられた「変り具材」やそのご家庭ならではの工夫などをいくつかご紹介します。

<皆さんのご家庭の「変り具材」や「ひと工夫」>

爆弾 「爆弾おにぎりが好き。とにかく何でもご飯にぶちこんで大きな握り飯を作る。具はから揚げ、ウインナー、ポテトサラダ等など、汁気があまりないものなら何でもいれる。味がバラバラなものでも意外とマッチして美味しい」(女性20代 大阪)
たぬき 「グッチさんがテレビで作っていたのを見て以来の大ファン。それは天カスに麺つゆをかけたものにご飯を混ぜて、ねぎも混ぜる。あとはこれをおにぎりににぎるだけ。麺好きの子供達に大人気だった」(女性30代 大阪)
韓国風 「ごま油を手のひらでのばしてごはんをにぎり韓国のりを巻いて食べる。・・・おいしい」(女性40代 奈良)
油味噌 「沖縄では、味噌を油でいためて砂糖と豚肉を入れた油味噌が定番。それをアレンジしてニンニクや豆板醤を加えると、さらにおいしさアップが私のオリジナル」(女性30代 沖縄)
ゆかりチーズ 「うちは、小学生の息子が二人いますが、どこかに遊びに行くときはおにぎり持参。ランチ代も家族四人ではバカにならないし、いつでもどこでも気軽にお腹いっぱい美味しく食べられる。ゆかりにはチーズなど、何かしらプラスすることで栄養もばっちりお味も良し」(女性30代 千葉)
スパム 「朝ごはんに食べることが多いので、炭水化物、たんぱく質、ミネラルをバランスよく。スパムは沖縄によくある缶詰になっているもの。塩味も利いておいしいですよ」(女性20代 栃木)
いかなごの
釘煮
「関西では釘煮のおにぎりは定番。釘煮を混ぜご飯にして最後に海苔で巻いて食べる・・・最高!」(男性30代 大阪)
ザーサイ 「ザーサイは、意外とおにぎりに合う。我が家では定番の一つ。子供が食べやすいように、おにぎりは子供の手の大きさにあわせて作っている。ボロボロ落とされなくていい」(女性30代 埼玉)
四角形の
おにぎり
「四角形に作ってすべての角にそれぞれ具を入れる。どこを食べてもはずれなし。何が出るか楽しみ。具は卵焼き、ハンバーグなどのおかず系でもオッケイ」(女性30代 北海道)
野沢菜 「海苔の代わりに、野沢菜漬の葉をおむすびに巻いている。結構いける」(女性30代 長野)
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