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【第109回】アンケート結果:2005年11月2日〜11月8日

サプリメントはどこで買う?
サプリメントを利用していますか?  
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SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,089人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年11月2日〜11月8日
サプリメントはどこで買う?

サプリメントとは普段の食事からなかなか摂取しにくい、また不足がちの栄養素を補うもの。最近では、薬局やドラッグストアなど専門店ばかりではなく、スーパー、コンビニ、さらにはインターネットでも簡単に入手できるようになり便利になりました。その反面、様々な健康情報が氾濫している今、何が信用でき、何が安全ではないか、その判断が難しくなっているのも事実です。そこで今回は、皆さんに日ごろ摂取しているサプリメントの利用と購入方法についてお尋ねしました。

2人に1人が「サプリメント」を利用している

日ごろ、どの位の皆さんが「サプリメント」を摂取しているのでしょうか。「毎日、朝食後にアミノ酸含有量が多いと言われる香酢を2錠、夕食後にロイヤルゼリーを6錠摂取している」(男性40代)など、「日ごろからサプリメントを摂っている」と回答した方が29.3%、また「。外食などが続き、野菜が不足している時や、疲れた時などに摂る」(女性30代)など、その日の体調に応じて「時々、サプリメントで補っている」という方も26.2%を数え、全体の約半数以上の皆さんが「サプリメント」を普段の食生活の中に取り入れていることが判りました。その一方で「ほとんどサプリメントは飲用しない」(23.3%)、「サプリメントには一切頼らない」(21.2%)と、残りの半数に「サプリメント」を敬遠する声が寄せられ、賛否が分かれているようです。特に性別による違いが顕著で、「サプリメントには一切頼らない」と回答した女性が13.8%であったのに対し、男性ではその倍の28.4%にも達しました。

男女別:サプリメントを利用していますか?

SA(単回答)

男性は「飲まされている」感覚が強く、女性は積極的に摂取している

「サプリメント摂取派」の皆さんに、ご家庭内の一体誰が「サプリメント」を購入しているかを伺ってみたところ、女性のほとんどが「自分(で購入する)」(女性=96.6%、男性=79.6%)という回答であったのに対し、男性の3割が「奥さま」(31.6%)でした。「妻がサプリメントのオタクなので、毎日飲まされている」(男性60代)など、「サプリメント摂取派」の男性は自ら進んでというよりも、むしろ「飲ませられている」といった感覚を持っている方が案外少なくないようです。

男性:サプリメントは誰が買う?

1 自分 79.6%
2 奥様 31.6%
3 お母さん 5.1%
4 子供 1.8%
5 お父さん 1.0%

女性:サプリメントは誰が買う

1 自分 96.6%
2 ご主人 5.8%
3 お母さん 4.6%
4 子供 1.5%
5 兄弟・姉妹 1.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

敬遠理由は「値段が高い」「今のところ健康なので、必要なし」

では、なぜ「サプリメント」を飲まないのでしょうか。敬遠派の皆さんにその理由を伺ってみたところ、最も回答が多かったのが「お金が掛かるので」(45.7%)という声でした。「何ヶ月か続けなければ効果が実感できないので、お金がかかってしまう」(女性20代)など、「サプリメント」は薬と異なり即効性がなく継続的な摂取が必要とされることから、経済的な負担も高く、なかなか続かないという方も多いようです。続いて目立ったのは「習慣的に飲むのが面倒臭いので」(36.6%)、「今のところ健康なので、栄養補助食品を必要としていない」(34.6%)という回答でした。「三日坊主の続かない性格なので、飲んだとしてもいつの間にか飲まない生活になっている」(女性30代)、「サプリメントは一切摂らない。効果は不明だし、今は健康なので」(男性40代)など、体に不調のない方にとっては、特別に危機迫る不安もなく、あえて「サプリメント」を摂る理由が見当たらないというのが正直なところのようです。さらに「サプリメントは不健康の象徴、美味しく色々な食物を食せる事が一番」(男性50代)など、食品からしっかりと栄養素を補うべきと、偏食傾向の強い現代人に警鐘を鳴らす声もありました。

■サプリメントを飲まない理由は?

 
1 お金がかかるので 45.7%
2 習慣的に飲むのが面倒臭いので 36.6%
3 今のところ健康なので、栄養補助食品を必要としていない 34.6%
4 種類が多く、どれを飲めばいいかわからない 29.8%
5 食品からしっかりと栄養素を補っているので 28.7%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

安心できるお店は、薬剤師の常駐している「ドラッグストア」「薬局」

■安心して購入できるのは?

 
1 ドラッグストア 65.5%
2 薬局(個人店) 21.0%
3 インターネット 16.2%
4 カタログ通販 14.0%
5 百貨店 10.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

敬遠派からは「値段が高い」「サプリメントの効果が不明」という声も目立ちましたが、さて「摂取派」の皆さんが安心して「サプリメント」を購入しているお店はどういうところでしょうか。実際に「よく購入するお店」と「安心して購入できるお店」の2つの観点から伺ってみたところ、1位には「ドラッグストア」が選ばれました。「ドラッグストアは、直接手にとって、ゆっくりと商品の効能を確認することができる。何かわからない事があったら、店員さんや薬剤師に相談出来る安心感もある」(女性40代)、「ドラッグストアなら何となく安心だし、価格もそんなに高くない」(女性50代)など、薬剤師が常駐しているという安心感や、値段の安さも魅力の要因となっている様子です。さらに様々なメーカーの「サプリメント」を多種類取り扱っている品数の豊富さから、店頭で比較検討しながら購入できる利点を挙げる声も多数寄せられました。こうした専門店ならではの安心感は、「安心して購入できるお店」の第2位に「薬局(個人店)」(21%)が挙げられたことからもうかがえます。

便利なのは「インターネット」「カタログ通販」

■よく購入するお店は?

 
1 ドラッグストア 66.1%
2 インターネット 28.4%
3 カタログ通販 21.7%
4 スーパーマーケット 14.8%
5 コンビニ 13.1%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

一方、実際に「よく購入するお店」で挙げられたのが「インターネット」(28.4%)、「カタログ通販」(21.7%)など、通信販売でした。「日頃、愛用しているものはなくなり次第、ネットで購入する。電話などでは手間がかかるので、インターネットがほとんど」(女性20代)、「インターネットだと情報がたくさんあるので安心。サンプルで試してから買えたりするので利用しやすい」(女性40代)など、買いに行く手間が省け、また「お試しサンプル」や「割引ポイント」などのサービスが充実しているネットショップも多く、その需要は急速に伸びているようです。もちろん、中には「対面販売ではないと・・・」「現物を直に見たい・・・」という不安の声もありましたが、同時に「信用のおける製薬会社やメーカーから通販で購入する」(女性60代)、「品物を店頭で見て、ネットで安く購入するようにしている」(女性40代)など、リスクを回避しながら、上手にネット活用している消費者が増えつつあるのも確かなようです。

「自販機」「レストラン」でも購入できれば・・・

さらに皆さんから寄せられた回答の中には「高速の前にあるスタンドで給油のついでに買えればいいかなあ」(男性30代)など、ガソリンスタンドで売って欲しい。「仕事柄、不規則な食生活のため、車での通勤時に自販機があればと思う。ちょっと車を止めて購入できれば、大変グッド」(男性40代)など、街の自動販売機。また「弁当屋さんや、パン屋さんなんかで売ってると、一緒に買って食事をしたついでに摂取できるので良い」(女性30代)、「出先に持ち歩く習慣が無いので、マルチビタミンとかスタンダードなサプリメントで良いので、(飲食店の)デザートとかの欄にメニューとして載せて欲しい」(女性30代)など、お弁当屋さんやレストランのメニューに掲載して欲しいといった要望もありました。

男性が注目するサプリメントは「ビタミンC」「アミノ酸」

■男性:注目の美容・健康成分は?

1 ビタミンC 24.1%
1 アミノ酸 24.1%
3 コエンザイムQ10 21.5%
4 クエン酸・黒酢 17.3%
5 カルシウム 17.2%
6 ウコン 14.7%
7 乳酸菌 14.1%
8 カテキン 12.4%
9 ビタミンB群 12.2%
10 ビール酵母 11.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

最後に皆さんが、いま最も注目をしている「美容・健康の成分や栄養素」をお尋ねしました。性別にランキング形式で見てみましょう。堂々の男性トップは「ビタミンC」(24.1%)。「たばこを嗜好してるので・・・」(男性40代)など、喫煙者が多いことや、また野菜不足を懸念する男性が案外多いことがうかがえます。ビタミンCの欠乏は、風邪などへの免疫力の低下ばかりか、ストレスへも太刀打ちできなくなるなど、まさに忙しいサラリーマンには欠かせない栄養素の1つと言えるかもしれませんね。さらに同率トップで「アミノ酸」(%)も挙げられました。「2時間から4時間、バドミントンをすると汗をかき、水分やアミノ酸、塩分の補給が重要。また乳酸が蓄積しないことも考慮する」(男性60代)など、疲労回復のほか、運動前の「アミノ酸」摂取は効率的な脂肪燃焼を促進することから、ダイエットを期待する声も寄せられました。

女性ならではの「コエンザイムQ10」「コラーゲン」、
そして「イソフラボン」が大人気

■女性:注目の美容・健康成分は?

1 コエンザイムQ10 45.8%
2 コラーゲン 38.1%
3 ビタミンC 29.1%
4 カルシウム 24.3%
5 アミノ酸 23.8%
6 イソフラボン 23.6%
7 鉄分 23.0%
8 クエン酸・黒酢 21.9%
9 α-リポ酸 15.6%
10 ビタミンE 14.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

女性ランキングでは、男性とは大きく異なり、1位には人気急上昇中の「コエンザイムQ10」(45.8%)が挙げられました。「そろそろ年を重ねてきたので、美肌に効果のあるサプリメントが気になる」(女性30代)など、特に「美肌」「アンチエイジング」というキーワードに敏感な女性たちが大変多いようです。「コエンザイムQ10」とは体内で作られる補酵素のことで、運動能力を高めるほか、肌の張りやシワの回復にも効果が高いと言われてます。特に20代を超えると体内での合成が減少すること、また食事での補給がなかなか難しいことから、いま最も注目度の高い「サプリメント」と言えそうです。同様に女性2位に挙げられた「コラーゲン」(38.1%)も肌に潤いを与え、若さを保つ成分と言われており、「美容」への関心の高さがうかがえます。

他にも、こうした女性回答ならではの成分・栄養素として6位「イソフラボン」(23.6%)が挙げられました。「イソフラボンは、女性ホルモンに良いので積極的に摂取したい」(女性20代)など、女性ホルモンのアンバランスを整える作用があり、更年期障害の緩和にも効果的と言われています。さらに閉経後に起こりやすい骨からのカルシウム流出を防ぎ、骨粗鬆症を予防する効果もあると言われ、女性たちには欠かせない成分となっていることがうかがえます。

今回は、皆さんに「サプリメント」の利用と購入方法についてご意見を伺ってきました。「サプリメント」の利用は全体の約半数に達し、男性たちの回答に「飲まされている」感覚が強い反面、女性たちは積極的に進んで摂取を心がけていることが明らかとなりました。摂取の理由には「美肌」「アンチエイジング」などが挙げられ、女性たちの「美」への関心の強さを改めて実感させられました。太古の昔より、かの卑弥呼も「不老不死」を追い求めていたと言われ、いつの時代も「老い遅らせたい」という人間の願いは不変のようですね。最近では「サプリメント」の過剰摂取が引き起こす弊害も問題視され始めています。あくまでも「サプリメント」は、食事の代りではなく栄養素の不足を補うもの、また病気を治す薬ではなく、病気にならないための予防ということを念頭に置き、上手な摂取を心がけてくださいね。

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