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【第111回】アンケート結果:2005年11月16日〜11月22日

今年、お歳暮を贈りますか?
今年、お歳暮を贈る予定は?  
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※SA(単回答)

■贈りたいお歳暮は? ■もらいたいお歳暮は?
 
1 ビール
46.8%
2 ハム・ソーセージ 28.4%
3 産地直送の魚介類 28.0%
4 お菓子・デザート
22.5%
5 コーヒー・お茶 20.5%
6 地酒(日本酒、焼酎) 16.8%
7 食用油・調味料
14.6%
8 産地直送の野菜・果物
14.1%
9 洗剤・石鹸・入浴剤
11.9%
10 各種商品券 10.3%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

 
1 ビール
54.8%
2 各種商品券
35.1%
3 産地直送の魚介類
29.6%
4 ハム・ソーセージ
26.6%
5 お菓子・デザート 19.8%
6 地酒(日本酒、焼酎) 16.1%
7 コーヒー・お茶 16.0%
8 ワイン
13.0%
9 産地直送の野菜・果物
11.0%
10 食用油・調味料
9.1%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,794人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年11月16日〜11月22日
今年、お歳暮を贈りますか?

「もう、こんな時期か・・・」。百貨店から届いた歳暮カタログに、暮れが差し迫ったことを実感します。中元、歳暮と半年毎にやってくるギフトシーズン、「今回はどうするか?」とカタログをめくりながら頭を悩ませる方も少なくはないことでしょう。そこで今回は、1カ月後に迫った「お歳暮」シーズンを前に、今年のギフト選びのポイントついてお尋しました。

7割以上が「お歳暮選び」を前向き検討、1人平均4.47件

贈る件数は?

※SA(単回答)

今年、どの位の皆さんが「お歳暮」を贈る予定があるのでしょうか。「日頃、なかなか感謝の気持ちを言えない両親に毎年贈っている」(女性30代)など、「贈る予定がある」と回答した方が59.5%、「贈るかどうか検討している」という方が12.5%と、全体の72%が「お歳暮」を贈ることに前向きであることが明らかとなりました。また「お歳暮」を贈る件数は「2人」(23.4%)、「3人」(22.8%)と両親や親類を中心に2〜3人という回答が目立ち、全回答総数を回答人数で割った平均は4.47件でした。昨年、同時期の調査では「贈る意向」が74.3%、平均が4.36件であったことから、意向は前年よりもやや減少気味であるものの、贈る件数は増加傾向にあることがうかがえます。

早まる「お歳暮」のタイミング、12月上旬がピーク

お歳暮を贈るタイミングは?

※SA(単回答)

もともと「お歳暮」は新年を迎えるにあたり欠かせない食料品を、正月準備が始まる12月13日「事始め」から年末までに届ける習慣があったそうですが、ギフトのあり方、購入や発送方法が多様化する近年、皆さんはどのタイミングで「お歳暮」をお届けしているのでしょうか。「名産の竹輪、蒲鉾等の練り製品を、おせちに使えるよう年末ぎりぎりに届くようにしている」(女性40代)など、古くからの風習に習って「12月下旬」(5.5%)という方はそれほど多くありませんでした。一方、最も回答が集中したのは「12月上旬」(54.2%)、続いて「12月中旬」(28.6%)と12月に入ると早々に贈る派が多く、「お歳暮」時期が以前よりも早まっている傾向が見受けられました。中には「12月にはこだわらない」(男性50代)など、「11月下旬ごろ」(10.5%)という声も寄せられました。「早期割引で予算と折り合いがつけば、即決して早く贈ってしまう」(女性30代)など、11月に入ると届く百貨店の「お歳暮カタログ」や「早期割引サービス」も早期化に拍車をかけているのかもしれません。

相場は「3,000円台」 or 「5,000円台」の2パターン

贈る価格帯は?

※MA(複数回答)/総回答数

昨年よりも贈答件数がやや増加傾向にある今年、贈るギフトの1件あたりの相場はどの位でしょうか。最も多かったのが「3,000円台」(37.6%)。続いて「5,000円台」(32.9%)という回答も全体の約3分の1を占め、「お歳暮」の相場が大きくニ分化していることが判りました。昨年調査では「3,000円台」が38.6%、「5,000円台」が33.6%、「10,000円以上」が4%であったことから、微弱ながら「5,000円台」「10,000円以上」が伸び、件数同様に1件あたりの価格もややアップしていることがうかがえる結果となりました。

世代とともに「5,000円台」が増加。なぜか、嫌われる「4,000円台」!?

お歳暮の価格帯は何故、「3000円台」と「5000円台」にニ分化するのでしょうか。背景にはいくつかの理由があるようです。第一には「世代」による違いです。20代では「3,000円台」が42.8%、「5,000円台」が26.5%と圧倒的に「3,000円派」が主流であったのに対し、年齢と共に「5,000円台」が増加し、60代以上では「5,000円台」が38.9%、「3,000台」が34.6%と完全に価格帯が逆転しています。年齢が増すにつれ経済的な余裕ができると共に、長年お世話になっている、お付き合いをしている人との関係の深さも価格に反映されているのかもしれません。第二には「お世話になっているお医者さんに贈る。3,000円位の品物でも看護婦さんや受付の方が気持ちよく、応対してくれるようになるので、やはり潤滑油として必要不可欠なもの」(男性60代)、「価格は相手がそう気にしない3,000円程度のものを贈る」(男性30代)など、ほんの感謝の気持ちとして数を配る場合、また相手にあまり気を遣わせない価格として「3,000円台」を選択する方も案外多いようです。さらに長嶋茂雄さんの背番号「3」、清原和博さんの「5」などに代表されるように、日本人の多くが「7・5・3」と割り切れない奇数を好む傾向があること、一方、「死」が連想される「4」を嫌う日本人が比較的に多いことから、「4,000円台」が極端に低くかった理由かもしれません。

世代別:贈る価格帯は?

※MA(複数回答)/総回答数

贈りたいギフト1位は、年末年始の需要の高い「ビール」

では、実際に皆さんはどんなものを贈る予定なのでしょうか。堂々のナンバーワンは「ビール」(46.8%)でした。「年末年始は飲む機会も多いのでビールは重宝するもの」(女性30代)など、お酒に好きの方にはもちろんのこと、クリスマス、年末年始と何かと来客の増えるこの時期、ビールは何本あっても邪魔にならないという声が多数寄せられました。同様に6位にも「地酒(日本酒、焼酎)」(16.8%)が挙げられ、「お歳暮」選びに困ったら、何かと入り用な「ビール」「お酒」を贈るのが無難と考えている方が結構多いようです。

手に入りづらい「産直もの」「お取り寄せもの」も人気

続いて2位は「ハム・ソーセージ」(28.4%)、3位「産地直送の魚介類」(28%)、4位「お菓子・デザート」(22.5%)と食品類がランキング上位を占めました。「どこでも買える商品は、貰った人も感動がないように思うので、出来るだけ産直のその季節の商品を贈りたい」(女性50代)、「去年からは、ネットで探してお取り寄せスイーツを送ってみたのですが、すごく喜んでくれました。今年も喜んでもらいたいので必死に探している」(女性30代)など、どこでも買えるものではなく、贈った相手に「感動」「喜び」を与えたいと、毎年、趣向を凝らしたギフトを贈っている方も少なくないようです。その一方、「毎年ハムを送っていますが、相手もそれが年末の楽しみになっているっていうことなので、そういう相手には贈る物を変えないようにしている」(女性30代)など、あえて毎年、定番の食品を贈り続けているという方もいました。

欲しいギフト1位も「ビール」、贈る側の想いも通じた相思相愛ギフト

反対に、皆さんが「お歳暮」を受け取る立場では、どのようなものを頂きたいのでしょうか。贈りたいギフト同様に、やはりトップは「ビール」(54.8%)でした。いわば「ビール」は、贈る側にとっても、贈られる側にとっても相思相愛なうれしい「お歳暮ギフト」の王様と言っても過言ではないようです。続いて2位は、贈りたいギフト10位から急浮上した「各種商品券」(35.1%)がランクインしました。「お歳暮は油やコーヒーやお菓子などが主流だが、一番助かるのは商品券やお食事券。そうした金券類を頂くと大変嬉しい」(女性20代)など、贈る側の想いとは裏腹に、贈られる側にとっては利便性の高いギフトとして大変喜ばれていることがうかがえます。自分でも欲しいギフトとはいえ、いざ贈る立場になってみると、やはり「値段があからさま」「相手に想いが伝わらない」といった観点から敬遠してしまう方が多いのも確かなようですね。

20、30代「お菓子・デザート」、世代とともに「地物」「地酒」へ

次に世代別で、欲しいギフトの人気ランキングを見てみましょう。どの世代を通じてもやはり「ビール」がトップでしたが、他のお酒では趣味嗜好に違いがあるようです。各年代ともに「ワイン」人気はほぼ一緒でしたが、「地酒(日本酒・焼酎)」は、年齢が増すとともに要望が高まり、60代以上では4位まで順位を上げています。また今回は「焼酎」と「日本酒」を分けて調査を行っていませんが、20、30代に「焼酎」、50代以上に「日本酒」という声が目立つ傾向があるようです。また食品類では20代に支持の高かった「お菓子・デザート」が、30代以降に急落し、代わって「産地直送の魚介類(かに、鮭等)」の人気が高まっているのが特徴でした。世代に合わせて、贈るギフトの内容を変えてみるのも必要なことかもしれません。

■20代:欲しいギフト

 

■30代:欲しいギフト

 
1 ビール 51.9%
2 各種商品券 38.5%
3 お菓子・デザート 29.5%
4 ハム・ソーセージ 25.6%
5 コーヒー・お茶 25.4%
6 産地直送の魚介類 19.9%
7 洗剤・石鹸・入浴剤 17.3%
8 地酒(日本酒、焼酎) 16.0%
9 ワイン 14.7%
10 ジュース飲料 13.5%
 
 
1 ビール 57.0%
2 各種商品券 36.4%
3 ハム・ソーセージ 28.8%
4 産地直送の魚介類 27.2%
5 お菓子・デザート 27.0%
6 コーヒー・お茶 14.8%
7 ワイン 12.2%
8 産地直送の野菜・果物 11.9%
9 地酒(日本酒、焼酎) 11.7%
10 ジュース飲料 10.9%
 

■40代:欲しいギフト

■50代:欲しいギフト

 
1 ビール 54.6%
2 各種商品券 34.1%
3 産地直送の魚介類 33.6%
4 ハム・ソーセージ 26.8%
5 お菓子・デザート 19.2%
6 地酒(日本酒、焼酎) 15.8%
7 コーヒー・お茶 14.4%
8 ワイン 13.9%
9 産地直送の野菜・果物 10.4%
10 食用油・調味料 9.6%
 
 
1 ビール 55.5%
2 各種商品券 33.5%
3 産地直送の魚介類 30.2%
4 ハム・ソーセージ 25.3%
5 地酒(日本酒、焼酎) 20.2%
6 コーヒー・お茶 16.4%
7 ワイン 12.3%
8 産地直送の野菜・果物 11.5%
9 お菓子・デザート 11.3%
10 高級洋酒 8.7%
 

■60代〜:欲しいギフト

 
 
1 ビール 49.2%
2 各種商品券 34.9%
3 産地直送の魚介類 31.2%
4 地酒(日本酒、焼酎) 23.8%
5 ハム・ソーセージ 22.2%
6 コーヒー・お茶 18.0%
7 ワイン 13.2%
8 産地直送の野菜・果物 9.5%
8 海苔・乾物 9.5%
10 高級洋酒 8.5%
 

※MA(複数回答)/n(有効回答数)

ネット時代でも、依然と高い「売り場購入」

最後に、皆さんが「お歳暮」購入を「どの段階」で決定していらっしゃるのかを伺ったところ、最も多かったのが「売り場に陳列されている商品を見て決める」(52.5%)という声でした。「お歳暮選びは、売り場に陳列されている商品を見比べて、美味しそうで見た目も豪華そうなものを選ぶ」(女性20代)など、カタログやインターネットでの予約が増えつつある昨今においても、なお自分自身の目で確かめた、信頼できるものを送り届けたいという声が多数寄せられました。「ギフト選び」の手を抜かないこと=贈る相手への「感謝」「誠意」の表れ、と捉えている方が大変多いことがうかがえます。

■どの段階で購入を決める?

 
1 売り場に陳列されている商品を見て決める   52.5%
2 (百貨店等の)カタログを見て決める   42.7%
3 インターネットを見て決める   17.1%
4 いつも決まったものがあるので関係ない   15.4%
5 ダイレクトメールなどの案内を見て決める   11.1%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は、そろそろ頭を悩ませる方も多くなる「お歳暮選び」についてお話を伺ってきました。「バブルの頃が懐かしい。50個以上来ていたのに、今では会社関係はゼロ。これでいいのかも知れませんね」(女性50代)など、バブル以降、「虚礼廃止」が叫ばれ、ここ最近では仕事における中元・歳暮がだいぶ減ったという方も多いでしょう。と同時に、本来あった「お歳暮」の慣習、人への感謝の念を純粋に表すものへと次第に回帰し始めているようです。「独身なので、お歳暮という形では無く、クリスマスにプレゼントと言う形でお友達数人に渡している。今年は5,000円位のワインを贈ろうかと思っている」(女性40代)など、決して「お歳暮」という枠だけに囚われず、1年を通してお世話になった方に「感謝」を伝えることは、コミュニケーションが希薄になりつつある現代では、より一層必要なことなのかもしれません。中には「いつも(お歳暮に)妻の編み物を1つ添える。気持ちが伝わればいい」(男性50代)など、心温まるギフトを贈っているという声も寄せられました。皆さんのご意見をご参考に、今年の「お歳暮選び」の一助としてぜひお役立てください。

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