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【第113回】アンケート結果:2005年11月30日〜12月6日

風邪対策は万全?
いま、風邪をひいている?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,115人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2005年11月30日〜12月6日
風邪対策は万全?

いよいよ師走、今年のうちに済ませなければいけない事がまだまだ残っていて、悲鳴をあげている方も少ないことでしょう。同時に、本格的な風邪のシーズンも到来し、仕事の忙しさや忘年会続きの不摂生で体調を崩しやすい時期でもあります。そこで今回は、この忙しい年末を乗り切るべく、皆さんの風邪対策についてお尋ねしました。

1割以上が風邪で体調を崩し、5割以上が予備軍

実際に、いま風邪をひいている方はどの位いるのでしょうか。「ほとんど(風邪を)ひかなかったのに、出産をしてからどうも体調が弱くなったみたい・・・」(女性20代)など、「(現在)発熱があり、とてもひどい状態」と回答した方が0.9%、「熱はないものの、せき、鼻水の症状がある」という方が15.1%で、12月に入り、風邪のシーズン到来とともに体調を崩されている方が早くも1割以上いることが判りました。また「体調は万全とはいえないが、風邪はひいていない」(53.5%)と、まだ風邪をひいていないものの、やや体調が気にかかるという予備軍も全体の半数近くいました。一方、「旦那は、毎年風邪を引いて寝込んでいるけれど、近くに寝ていても大丈夫。旦那は『何とかは風邪ひかんてゆうからな(笑)』というけれど、主婦パワーは凄い!」(女性30代)など、「とても快調」(30.5%)という元気な声も約3割寄せられました。

辛い症状トップは「発熱」、続いて「せき」「鼻水」

■風邪の症状で辛いのは?

 
1 発熱   48.5%
2 せき   42.8%
3 のどの痛み   31.3%
4 鼻水   31.3%
5 頭痛   23.2%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて、皆さんが風邪をひいた時に、最も辛いと感じる症状は一体何でしょうか。辛い症状トップは「発熱」(48.5%)でした。感染に対する身体を守る反応として「発熱」が生じるわけですが、発熱そのものよりも、むしろそれに伴う、だるさ、痛み、頭痛や吐き気といった身体の不快さに「風邪の辛さ」を感じる方が大変多いようです。続いて「せき」(42.8%)、「のどの痛み」(31.3%)と、風邪の初期症状に出やすい咽喉部の炎症をあげる声も多数寄せられました。また興味深いことに「鼻水」が辛いと感じるのは特に20代の回答に目立ち(20代=41.3%)、年齢を増すごとに減少する傾向が見受けられました。理由は定かではありませんが、人前で鼻水をすすったり、かむ行為や音は、若い方ほど気にしやすいという事が背景にあるのかもしれません。

37.5度を超えると、日常生活が辛い!

熱が何度を超えたら辛い?

※SA(単回答)

風邪の症状で辛いという声の多かった「発熱」ですが、では体温が一体何度を超えると、皆さんは日ごろの生活に支障をきたすのでしょう。最も回答が集中したのは「37.5度」(33.9%)、続いて「38度」(26.5%)、「37度」(25.4%)と、全体の8割以上が37〜38度の間で、軽い風邪、重い風邪を自身で見極めていることがうかがえます。こうした1度の差は、個人の平熱との差によっても異なります。ここ最近では食生活の変化などが起因し、35度台の低体温の方が急増しているとも言われ、社会問題化され始めています。ある人が「37度」で寝込むほどフラフラな状態であっても、また別の方にとっては「どうってことはない」ということも決して珍しくありません。また、案外知られていないことかもしれませんが、健康な人でも起床時、午後、夕方や就寝前の体温に違いがあり、1日におおよそ0.3〜1度くらい変動していると言われます。平常時の自分の平熱変動が、時間帯でどうのように変化しているのかを知っておくことも、自身の健康管理に必要な情報と言えそうです。

風邪対策のナンバーワンは「睡眠」

■あなたの風邪対策は?

 
1 いつもよりも早く寝る 65.7%
2 風邪薬を飲む 63.6%
3 まめにうがいする 51.1%
4 よく食べ栄養をつける 39.6%
5 のど飴をなめる 32.6%
6 なるべくビタミンを摂る 31.6%
7 厚着をして寝る 24.2%
8 人ごみを避ける 22.6%
9 健康ドリンクを飲む 21.2%
9 マスクする 21.2%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「風邪のひき始めた」と感じたら、皆さんは具体的にどんな対策を講じているのでしょうか。堂々の1位は「いつもよりも早く寝る」(65.7%)でした。「水分を多く摂って充分な睡眠を心掛ける」(男性50代)など、「睡眠」は1日の疲れをとり、風邪に対抗する体力回復に欠かせない最もシンプルな対策となっていることがうかがえます。とはいえ、専門家によれば、のどが乾燥しやすく、体温が下がる就寝時はウイルスが侵入しやすい最適な環境でもあるそう。おそらく皆さんの中にも、起床時に「のどの痛み」や「せき」が悪化していたという経験を持つ方も少なくはないのでは。つまり就寝時は、同時に部屋の湿度を保ち、体温低下を防ぐ対策も忘れてはならないそうです。皆さんの声の中にも「冬、洗濯物は、室内で干して湿度を保っている」(女性30代)、「のどをやられるので首にタオルを巻いて寝る」(男性40代)など、就寝時の対策に関するものが寄せられました。

ゾクッとしたら、市販の風邪薬を飲む

対策の2位は「風邪薬を飲む」(63.6%)。「おかしいな、ひきそうと思った時点で風邪薬を飲む」(男性50代)など、「ゾクッ」と感じたら、先手を打って直ぐに市販の薬を飲むという回答が多数寄せられました。「(対策は)ひたすら寝ること。でも現実問題としては、寝込んでいられない・・・」(女性30代)など、忙しい現代人にとっては風邪だからと寝てばかりもいられないのが現実で、悪化する前の早期完治が求められています。ちなみに3位は「まめにうがいする」(51.1%)、4位に「よく食べ栄養をつける」(39.6%)が続きました。

20、30代は「ビタミン」「健康ドリンク」、50代超えると民間療法「玉子酒」へ

世代別:風邪対策

※SA(単回答)

次に世代間における風邪対策の違いを見てみてましょう。「サプリメントでビタミンを摂るようにしている」(女性20代)など、まず20〜40代に目立ったのが「なるべくビタミンを摂る」という回答でしたが、50代を越えると急激に減少し、60代以上では16.1%まで数値を落としました。その一方、「サウナと玉子酒で直ぐ治る」(男性60代)など、世代とともに支持が高かったのが「お酒を飲んで寝る」という回答でした。昔からよく言われる「風邪に玉子酒」、その真価は実際のところどうなのでしょうか。確かに玉子のたんぱく質、脂質は風邪に対抗する栄養源となり、また熱燗は体内の血液の循環を促すと同時に発汗作用、安眠効果もあることから、風邪の初期段階においては優れた対策として見直されており、昔ながらの民間療法にもそれなりの理由があることが分ってきました。また「ビタミン」同様に、「健康ドリンク」利用にも世代間の特徴が見受けられました。

今回は風邪が流行する季節を前に、皆さんの「風邪対策」についてお話を伺ってきました。既に風邪をひいて苦しんでいる方が1割以上、また風邪をひいていないものの体調が万全とは言えない予備軍も5割を超え、今後の患者増加が心配されるところです。さて通常、「風邪」というのは呼吸器系の急性炎症、つまり鼻水、のどの痛み、せきなどのことを言い、もちろんその中に冬に猛威をふるう「インフルエンザ」も含まれます。とはいえ、通常の風邪が1週間以内に完治するのに対し、市販の風邪薬では効き目のないインフルエンザは症状が重く、40度近い高熱を伴い、場合によっては死に至ることもある恐ろしい病気なのです。特に冬場は、普通の風邪とインフルエンザとの違いをしっかりと見極めて対処しないと、病状が悪化するばかりでなく、瞬く間にその周辺にも感染を広げてしまう可能性もあります。新型インフルエンザの流行が心配されるこの冬、「これは・・・」と感じたら、なるべく早く病院へ。最後に皆さんから寄せられた「風邪対策における民間療法」をいくつかご紹介します。

■風邪対策における民間療法:食べ物に関する対策

ホットオレンジ
ジュース
  • 「ホットオレンジジュースを飲む。オレンジジュースを電子レンジでチンするだけですが、ビタミンCがとれて身体が温まる」(女性40代)
すりおろし大根
生姜と蜂蜜
  • 「風邪かもと思ったら、生姜と大根をすりおろし、その汁に蜂蜜と80度に冷ましたお湯を加え飲む」(女性30代)
梅干
  • 「主人に教えられて、普段から毎日梅干1個を食べる。酸っぱい物は苦手なのですが、風邪をひくよりはましかと辛抱して食べている。心持ち風邪に対する抵抗力がついたように思える」(女性60代)
ネギ
  • 「ネギを刻み、ドンブリに刻んだネギを入れて、熱いお湯と味噌を入れた物を飲む」(男性50代)
レバニラ
  • 「ひき始めの元気なうちに根菜類、野菜炒め、レバニラなどを沢山食べる」(女性30代)
ホットウイスキー
  • 「唐辛子系のホットなものを食べ、ホットウィスキーを飲んで厚着して寝る」(女性40代)
回転寿司のガリ
  • 「風邪のひき始めには回転寿司のテーブルに置いてあるガリをたくさん食べるようにしている」(女性40代)
キムチチゲ
  • 「体を温めるキムチチゲにする。そして必ず飲むのが、梅酒にすりおろした生姜と少し蜂蜜を入れてお湯で割る。体がすぐにポカポカしてよく眠れる」(女性30代)

■風邪対策における民間療法:その他の対策

使い捨てカイロ
  • 「使い捨てカイロを数個身体に貼り付けて暖める。発汗を促す」(女性40代)
ジョギング
  • 「ジョギングをして汗を流す。初期症状であれば、だいたい治る」(男性30代)
紅茶
  • 「風邪かなと思ったらいつも以上にまめにうがいをする。特に紅茶でうがいをすると良い」(女性40代)
エタノール
  • 「必ずバッグにマスクとエタノールを入れている。頻繁にエタノールで手を消毒。人混みを歩くときはマスク着用。帰宅後は手洗いとうがい、エタノールでの消毒は欠かしません。おかげで滅多に風邪はひきません」(女性50代)
息を止める
  • 「周りでせきをした人がいたら、数秒息を止める(息を吸わない)」(男性40代)
冷水を浴びる
  • 「風呂の上がり際に冷水シャワーを浴びて、皮膚を鍛えておく」(男性70代)
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