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【第121回】アンケート結果:2006年2月1日〜2月7日

ウインタースポーツはする派?見る派?
ウインタースポーツを「する」のが好き?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,690人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年2月1日〜2月7日
ウインタースポーツはする派?見る派?

いよいよ、イタリア・トリノで開催する冬季オリンピックが2月10日よりスタートします。選手以上、ドキドキの方も少なくはないのでは。さて皆さんは、日ごろ「ウインタースポーツ」とどのように付き合っているのでしょうか?寒さが苦手な方にとっては、「ウインタースポーツ」はするものじゃなくて、テレビで見るもの!という方もきっと多いことでしょう。そこで今回はオリンピックを目前に控え、ますます関心の高まる「ウインタースポーツ」についてお尋ねしました。

3割がウインタースポーツを「する派」、3K理由に敬遠する人も

まず、ウインタースポーツを「する」のが好きという方はどの位いるのでしょうか。「北海道生まれで、昔取ったきねづかでアルペンスキーが大好き」(男性40代)など、「(するのが)大好き」と回答した方が9.7%、「まあまあ好き」という方が23.5%と、全体の約3分の1の皆さんが「する」派でした。主な理由として「ゲレンデを、すーいっと滑り降りる爽快感が好き」(女性30代)など、雪や氷の上を滑るスピード感と爽快感を理由に挙げる声が目立ちました。その一方、「寒がりなので野外でのスポーツは嫌い」(女性50代)、「ウインタースポーツは費用もかかるし、大怪我に繋がるので、個人的にはあまり好きではありません」(女性40代)など、「凍える」「金が掛かる」「危険」の3Kから、「さほど興味がない」(31.7%)、「嫌い」(16.7%)という回答が全体の半数近くに達し、ウインタースポーツを「する」ことに積極的でない方が大変多いようです。中には「一度スキーに行ったとき、慣れたほうが上手になるからと山の上に置いていかれ、崖に何度も落ちそうになった」(女性30代)と幼い時の記憶や、初めてのウインタースポーツで痛い目にあった経験など、雪がトラウマになっているという方もいました。

「する」スポーツ1位は「スキー」、20代では「スノーボード」も人気

■「する」のが好きなのは?

 
1 スキー   76.6%
2 スケート   21.0%
3 スノーボード   20.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「する」派の皆さんに、「する」のが好きなウインタースポーツについて伺ったところ、ダントツの1位は「スキー」(76.6%)でした。「スキーは技術に合わせてゲレンデを選べるので、それぞれの楽しみ方が出来る」(男性40代)など、レベルに合わせて初心者から上級者まで、また年齢を問わず楽しめるといった声も寄せられました。いわば「スキー」は、するウインタースポーツの代名詞と言えそうです。次に2位は「アイススケート」(21%)。「スケートは好き。子供のころ父と行った事を思い出す・・・」(女性30代)など、家族レジャーや、恋人とのデートでスケートリンクに出掛けた経験のある方も多いようで、スキーに続く人気スポーツとなっていました。また世代別にみると、20代では「スキー」(52.9%)に追従し、「スノーボード」(45.6%)の人気の高さが目立ちました。「スピードにのって滑るのはとても気持ちが良いし、真っ白な別世界で普段の生活とは違って気分転換になる」(女性20代)など、サーフィン、スケートボードと同様に横に滑るスピード感や、トリッキーな動き、さらにはファッション性も加わって、若い20代を魅了するウインタースポーツの1つに成長していることがうかがえます。

世代別:「する」ウインタースポーツは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ウインタースポーツ好きでも「する」機会が少ない

ウインタースポーツをする頻度は?

※SA(単回答)

では皆さんは、実際にウインタースポーツをどの位の頻度で楽しんでいるのでしょうか。「雪国なので、冬にストレス発散で体を動かすのは、雪かきとスノボー位しかない」(男性40代)など、「週1回以上」と頻繁に出掛けるとか回答した方は僅か7.3%、「月1〜3回程度」が33.5%、また「1シーズンに1回」という方も33.2%と、ウインタースポーツ好きといえどもなかなか「する」機会に恵まれていないことがうかがえます。こうした背景には「昔、スキーをやっていたが、関西在住なのでなかなか近場にスキー場がないので頻繁にはいけない」(男性30代)など、学生時代とは異なりゲレンデまでの足や時間がないという方、また「10年前ぐらいまではスキーやスノボをやっていたが、年齢とともに面倒になり、行かなくなった」(女性40代)と体力の低下や結婚などを理由に、年齢とともにウインタースポーツから次第に遠ざかる傾向が明らかとなりました。

6割以上が「見る」派、オリンピックで興味を持つ人も

ウインタースポーツを「見る」のが好き?

※SA(単回答)

一方、ウインタースポーツを「見る」のが好きという方はどの位いるのでしょうか。「フィギュアスケートは華麗。また(ウインタースポーツ)全体的に非常にスピード感が溢れていて、見ているだけでも、非常に愉しい」(男性60代)など、「(見るのが)大好き」と回答した方が18.3%、「まあまあ好き」という方が48%と、「する」のとは打って変わり、実に66.3%の方がウインタースポーツを「見る」派であることが判りました。こうした背景には「小学校時分にテレビで見た、ジャンプ日の丸飛行隊の金銀銅独占に感動した」(男性40代)、「長野オリンピックの原田選手が最高だった」(女性40代)など、冬季オリンピックの日本選手の活躍をきっかけにウインタースポーツに興味を持ち、「見る」のが好きになったという方が案外多いようです。

「見る」1位はフィギュアスケート、スター選手が多い女子に注目

では観戦、応援していて楽しい、皆さんの「好きなウインタースポーツ」とは一体何でしょう。「する」スポーツとは一変し、堂々の人気ナンバーワンは「フィギュアスケート」(69.2%)でした。「フィギュアスケートは見ていて、本当に感動する。自分もあんな風に滑れたら素敵だろうなーとか、あんな素晴らしいスタイルになりたいなーと思いながら見ている」(女性20代)など、浅田選手、安藤選手、荒川選手や村主選手・・・と、世界レベルのスター選手が揃う女子フィギュアは、いま最も国民の注目の高い種目と言っても過言ではないでしょう。華麗な舞いの反面、失敗の許されない緊張と厳しさに、選手と同じ気持ちになってテレビの前で一喜一憂している方も少なくないようです。

■「見る」のが好きなウインタースポーツの種目は?

 
1 フィギアスケート   69.2%
2 スキージャンプ   50.6%
3 スピードスケート   33.0%
4 アルペンスキー(滑降、回転ほか)   24.2%
5 ノルディック複合(ジャンプ+距離)   17.5%
6 スノーボード   16.7%
7 アイスホッケー   13.6%
8 フリースタイルスキー   10.6%
9 ショートトラック   9.9%
10 ボブスレー・リュージュ   8.2%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

豪快さ、ドキドキ感のある「ジャンプ」「スピード」も人気

人気2位に「スキージャンプ」(50.6%)、3位には「スピードスケート」(33%)がランクインしました。「ジャンプは、自分も飛んでいるみたいになる」(女性50代)など、とても人間業とは思えない、豪快な大ジャンプの爽快感。またスピードスケートはコンマ1秒を争うスピード感、そして危険と常に背中合わせのドキドキ感など、観客を惹きつけ、魅了して病まないスポーツならではの醍醐味を感じるという声が多数寄せられました。誰もがして、楽しめるスポーツではないものの、「見る」スポーツとして、高い人気を誇っていることがうかがえます。

カーリング、ホッケーなど、団体競技への注目も

また普段なかなか目にする機会のない、オリンピックや国際大会ならではの種目に関心を寄せる方もいました。「カーリングは、チビチビお酒を飲みながらゆったり観るのが好き。華麗なチェスの勝負を見ているみたいなので・・・」(女性30代)、「ホッケーはマイナーな感じですが、ルールを覚えるととても面白い。試合中、選手が取っ組み合いの喧嘩になると、思わず『やっちゃえ!』とこちらまで白熱する」(女性30代)、「ボブスレーなど、日本ではあまり馴染みのないスポーツを見るが楽しい」(女性20代)など、ウインタースポーツでは珍しい団体競技に注目し、熱い声援を贈る方も少なくありませんでした。オリンピックイヤーの今年はこうしたスポーツも、思う存分観戦することができそうですね。

今回はシーズン真っ只中の「ウインタースポーツ」について、皆さんのご意見を伺ってきました。ウインタースポーツを「するのが好き」が33.2%であったのに対し、「見るのが好き」は66.3%と、圧倒的に「見る」派の勝利となりました。敬遠する主な理由は、まず寒さに耐えなければならない、必要な道具を揃えなければならない、さらに施設利用料金に加え、肝心の雪や氷が必要と、なかなか簡単には始められない敷居の高いスポーツといった印象が強いのかもしれません。また同時に世代が増すに連れ、ウインタースポーツへ出掛けるのが億劫になっている傾向も見受けられました。中には「スキーの休憩時に、みんなで話したり、ビールを飲んだり、また_帰りに温泉によるのも楽しみ」(女性30代)など、年齢とともにスポーツよりも、むしろアフタースキーがメインという方も少なくないようですね。最近では激しいウインタースポーツばかりではなく、スノートレッキングなど冬山を歩いて楽しむツアーを開催しているスキー場も増えていると聞きます。またには冬のアウトドアを、童心に戻って満喫してみてはいかがでしょうか。

トリノオリンピック開幕まで、あと数日。最後に、皆さんから寄せられたオリンピックに向けた応援メッセージをいくつかご紹介します。

■応援メッセージ

  • 「スキージャンプで熟練の技を見せて欲しい。スポーツは若い人だけの為ではないし、もちろんオリンピックも年齢じゃなく実力の世界だと思うので」(女性40代)
  • 「日本の国民のため、ファンのためではなく、自分自身に悔いのないよう競技してほしい。オリンピック期間中は、寝不足になってしまうので体調管理には十分気をつけたい」(男性30代)
  • 「地元名古屋出身の安藤美姫さんにメダルを取ってほしい」(男性60代)
  • 「メダルよりも悔いの残らない試合をしてほしいので『自分の持っている力を出せました!』と笑顔で答えてくれる選手が1人でも多くいて欲しい」(女性40代)
  • 「ボブスレーチームは今まで実費で海外遠征へ行き、練習以外にも地道にスポンサー探しをしていたのに、土壇場で出場できないやら出来るやらゴタゴタした。そういう人達に是非スポットライトを浴びて欲しい」(男性30代)
  • 「毎回なのですが選手達が良い結果を残せない、とマスメディアがその選手を叩く。国の代表として出場しているのかもしれませんが、選手の方達は皆自分の為にやっているのですから、良い結果が出せないからと文句を言ったりする風潮がなくなって欲しい」(女性20代)
  • 「氷上の花、フィギアスケート女子は大注目。今年ほど同競技に期待感があるオリンピックはありません」(男性40代)
  • 「競技もさることながら、オリンピックを機にトリノの街にスポットが当たることを期待している。オリンピックに盛り上がる街の様子をたくさん配信してほしい」(女性30代)
  • 「メダルの期待がかかるスノーボード・ハーフパイプが一番の楽しみ。スピードスケートの加藤選手や岡崎選手も、見逃せない」(男性30代)
  • 「フィギュアスケートのペアでアメリカ代表になった井上選手、病気を克服して頑張ってきたのでいい結果がでるように応援したい」(女性40代)
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