毎週アンケート

【第123回】アンケート結果:2006年2月15日〜2月21日

ヘアカット(散髪)の周期は?
男女別:ヘアカットの周期は?

※SA(単回答)

イメージ 写真 写真
調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数) 1,985人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年2月15日〜2月21日
ヘアカット(散髪)の周期は?

気になるので、そろそろ髪でも切りに行こうかな。とはいえ、たまの休み、理・美容室で貴重な時間を費やすのも・・・。普段、家事や育児に忙しかったり、仕事を持っていると、髪を切る時間に都合を付けるのもなかなか難しいものです。そこで今回は、皆さんの「ヘアカット(散髪)」の頻度についてお尋ねしました。

男性は「1〜2カ月」に集中、女性は「3カ月」をピークに、「半年」「1年」という声も

どの位の周期でヘアカット(散髪)しているのでしょうか。男性では「月1度カットと、髪の白髪染めをしてもらっている」(男性50代)など「月1回」ペースと回答した方が24%、「1ヵ月半に1回」(22.9%)、「2カ月に1回」(25.6%)と、男性の7割以上が「2カ月以内」に集中していることが判りました。一方、女性は「3カ月に1回」(29.7%)をピークに、「半年に1回程度」(12.4%)、「年に数回程度」(9%)という声も目立ち、男性よりもヘアカットをする間隔が長いことがうかがえます。こうした男女間の周期の違いは、頻繁にカットしないとスタイルが保ちづらい男性に多いショートヘアと、毛先を揃える程度でOKという女性に多いロングヘア、セミロングといった髪型によるところも大きいようです。また、同性間においても世代によって頻度が異なり、男性20代では「2カ月に1回」(36.9%)という声が圧倒的に目立ったものの、世代が高くなるとともに「1ヵ月〜1カ月半ペース」が増す傾向が見受けられました。一般的にオシャレを気にする若い男性ほどヘアカット頻度が高そうですが、意外に年齢とともに「身だしなみ」を気遣う男性が増えていました。

男性:ヘアカットの周期は?

※SA(単回答)

男性美容室派は、20代=35.7%、30代=17.8%・・・、60代以上=1%と世代とともに減少

男性:どこでヘアカットする?

※SA(単回答)

皆さんはどこでヘアカットをしているのでしょうか。まず男性の「理容室」派が74.4%、それに対し「美容室」派は11.3%と、ダントツで「理容室」派の圧勝でした。主な理由として「お洒落な美容室は入りづらい雰囲気がある。髪型に強い希望は無いので、『短いめ』で通じる理容室が、面倒が無くて良い」(男性40代)など、「美容室」のお洒落な雰囲気がなんとなく敷居の高さを感じるという声が目立った一方、庶民的な「理容室」に安堵感を覚える男性が大変多いことがうかがえます。また、こうした傾向は世代間でも異なり、20代の「理容室」派=47.6%、「美容室」派=35.7%であるのに対し、30代の「理容室」派=66.2%、「美容室」派=17.8%、さらに60代以上の「理容室」派=86.5%、「美容室」派=1%と、年齢と共に「美容室」から「理容室」へ支持が移行する傾向も見受けられました。中には「理容室は待たされることが多く面倒なので、20年近く嫁さんに散髪してもらっている。腕も上達して満足」(男性40代)など、外でヘアカットする煩わしさから「友達、恋人や家族にヘアカットしてもらう」という男性も全体の7.1%いました。

男性・世代別:ヘアカットの場所

※SA(単回答)

女性9割が美容室派、中には「うぶ毛剃り」「マッサージ」のある理容室を好む女性も

女性:どこでヘアカットする?

※SA(単回答)

さて、その一方、女性はいかがでしょうか。やはり女性は「美容室」派が90.2%、「理容室」派が2.7%と、男性とは打って変わり「美容室」への支持が圧倒的でした。また男性のように、世代によって「美容室」から「理容室」、「理容室」から「美容室」へと移動する傾向もありませんでした。とはいえ、中には「美容室の仰向け洗髪が嫌いなので床屋に行く。うぶ毛や襟足を処理してくれるだけでなく、肌や肩のマッサージをしてくれ、さらに眉まで整えてくれるところなどは、ちょっとしたエステ気分。これで美容室より安いのでやめられない」(女性30代)など、理容室ならではのサービスがお気に入りという女性もいました。ちなみに「美容室」と「理容室」の違いは、美容とは「パーマ、結髪や化粧等の方法により、容姿を美しくすること」、一方、理容とは「頭髪の刈込、顔そり等の方法により容姿を整えること」。つまり、美容師がパーマやスタイリングの専門家であるのに対し、理容師はカットやシェービングの専門家にあたるわけです。従って利用は性別に一切関係なくどちらも可能なのですが、実際のところは、目的や必要に応じて使い分けている方はほとんどいないようですね。

平均予算は「3,000円台」。男性は「1,000円台」、女性は「7,000円以上」も

次に美容室(理容室)の1回あたりの予算を見てみましょう。男性で最も目立ったのが「3,000円台」(34.4%)、続いて「1,000円台」(22.5%)と、大きく平均予算が2分化しました。特に「時間とお金の節約のため、流行の1,000円カットを利用している。正直、雑だなーと感じるときもあるが、髪型にこだわりがあるわけでもないので、まー良いかと思っている」(男性30代)など、ここ最近、10分間カット=1,000円カットといったコンビニ理容室が急増していることからもうかがえるように、髪型のこだわり云々よりも、むしろ早い、安いに魅力を感じている男性の方が多いのかもしれません。では女性はいかがでしょう。女性も男性同様に一番多かったのは「3,000円台」(19.9%)でしたが、続いて「7,000円台」(14.3%)、「1万円台」(13.3%)、「2万円台」(0.9%)と、全体の3分の1近くの皆さんが1回あたりの美容室代に「7,000円以上」かけており、予算は男性よりも数倍高めとなっていました。

男女別:1回あたりの平均額は?

※SA(単回答)

男性のポイントは、気心の知れた昔馴染みの近所のお店

■男性:美容室、理容室選びのポイントは?

1 とにかく料金が安い 32.0%
2 近所にある(歩いていける) 30.9%
3 予約の必要がない 27.9%
4 昔ながらの馴染み 27.0%
5 混んでいない、待ち時間が少ない 25.0%
6 カットが上手である 20.9%
7 必要以上に無駄話をしない店 16.3%
8 店内が清潔である 13.1%
9 予約制である 9.8%
10 話しやすい、面白い
美容師(理容師)がいる
9.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

それでは、美容室(理容室)を選ぶ時に一体どんなポイントを重視しているのでしょうか。男性のトップは予算「1000円台」が多いからことからもうかがえるように、「とにかく料金が安い」(32%)でした。続いて2位は「近所にある」(30.9%)、さらに4位に「昔ながらの馴染み」(27%)というポイントが挙げられました。20年同じところへ行っている。色々馬鹿話をしながらリラックスしてできるところが良い。黙っていても、いつもの髪型にしてくれるし、気を遣わなくて良い」(男性60代)など、ツーカーの関係が成り立っている、気心の知れた近所の「理容室」へ長年通い続けているといった声が多数寄せられました。中には「中学からの行きつけの店。わざわざ実家に帰って散髪する」(男性30代)など、住んでいる場所が変わっても、昔馴染みの店へと足が向いてしまうという方もいました。

女性は美容師のカット技術を重視

■女性:美容室、理容室選びのポイントは?

1 カットが上手である 50.6%
2 近所にある(歩いていける) 33.3%
3 店内が清潔である 25.2%
4 とにかく料金が安い 23.7%
5 混んでいない、待ち時間が少ない 23.4%
6 予約制である 20.9%
7 話しやすい、面白い
美容師(理容師)がいる
20.0%
7 割引クーポンサービスがある 20.0%
9 必要以上に無駄話をしない店 19.8%
10 予約の必要がない 18.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

片や、女性が選ぶポイント1位は「カットが上手」(50.6%)でした。「何といっても、カットが上手か下手か、これに尽きる。最初のはさみの入れ方で、上手か下手かが分かる。下手だと分かっても、途中で『止めて!』と言えない気弱な私は、カットが終わるまで我慢。その後、ものすごく落ち込む・・・」(女性30代)など、男性が料金や理容師との気心を大切にするのとは異なり、女性は美容師の腕を重視する傾向が高いようです。中には「とても外を歩かないような髪型にされた。『お似合いですよ〜』などと、お世辞をいって取り繕うようなところは最悪・・・」(女性30代)など、自分に合う美容室が見つからず失敗したという声も多数寄せられました。

プライベートな話はご法度、美容師(理容師)とのコミュニケーションもお店選びのポイント

さらに美容室(理容室)選びで難しいのが、美容師や理容師とのコミュニケーションのようです。「初めて行った時に、私の職業や出身地などをしつこく聞かれると二度と行かない」(男性40代)など、特にプライベートな質問に嫌悪感を抱いている方も少なくない様で、男性7位、女性9位に「必要以上に無駄話をしない店」(男性=16.3%、女性=19.8%)がランクインしました。その一方、「話していて楽しい美容師さんが好き」(女性30代)など、男性10位、女性7位に「話しやすい、面白い美容師(理容師)がいる」(男性=9.7%、女性=20%)が挙げられ、馴れ馴れしくなく、適度に話す美容師、理容師のトークの力量も、お店選びの重要なポイントとなっていることがうかがえます。

待ち時間が長い、商品セールスが多いお店も敬遠

ヘアカット後の満足度は?

※SA(単回答)

その他、皆さんから2度と行きたくないお店のポイントが多数寄せられた。「予約をしても、担当が掛け持ちをしていて案内されるまで待たされる。休日の貴重な時間をさいているので、無駄な時間ができないようにして欲しい」(女性30代)など、待ち時間が多いお店。「個人でやっている美容室ですが、飼っているインコがお店の中を飛び回っている。またお客さんの肩に止まる・・・」(女性40代)など、動物を放し飼いにしているお店。「カットに行っているのに、カラーリングの勧めや、シャンプーのセールスに閉口する」(女性60代)など、色々な商品を売りつけようとするお店。「カットは上手いのに髭剃りが下手な店があるが、これは頂けない!顔をズタズタにされた上、料金を当たり前のように請求してきた店は二度と行かない」(男性50代)など、特に初めて訪れたお店で大失敗したという声が目立ちました。ちなみに美容室(理容室)でヘアカットした後、「大満足」している方がどの程度いるのかをお尋ねしたところ、「いつも大満足している」方は11.4%に留まり、ほとんどの皆さんが「まあまあ満足している」(66.2%)という回答でした。また「満足しない時がある 」(14.8%)、「満足してないので常に探している」(1.4%)と不満足という声も16.2%寄せられ、「こんなもんかな」と納得半分、妥協半分といった方も案外少くなくないようです。

今回は「ヘアカット(散髪)」について皆さんにお話を伺ってきました。男性が安い、近い、早いの「安・近・短」を重視するのに対し、女性は「カット技術」を優先する傾向が強く、男女間における髪に対する意識の違いを改めて実感する結果となりました。さて日本では、古くから新しい出発の門出に髪を切ったり、けじめをつける、罪を償うために頭を丸めたり、はたまた失恋で髪型を変えて気分転換をはかるなど、様々なタイミングで髪を切る習慣があります。これから春に近付き、卒業式、入学式、入社式や新生活など、新たな気持ちで新しい年度を迎えるにあたり、久しぶりに髪型を変えてイメージチャンジをしてみるのもいいかもしれません。皆さんのご意見を参考に、自分に合ったお店探しをしてみてはいかがでしょうか。

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