毎週アンケート

【第125回】アンケート結果:2006年3月1日〜3月7日

最近、お花を買いましたか?
最近、花を買ったのは?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,931人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年3月1日〜3月7日
最近、お花を買いましたか?

「最後に花を買ったのはいつだったろう?昨年の母の日?数年前の結婚記念日・・・」 ふと振り返ってみると忙しい日々の生活に追われ、花を買う余裕すらなかったという方もきっと多いのでは。花を生けたり、植物を育てることは、ある意味、私たちの心のゆとりを測るバロメーターと言えるかもしれません。そこで今回は皆さんに、ここ最近の「花の購入」についてお尋ねしました。

3割以上が「1ヶ月以内」に花を購入、
一方、「数年買っていない」という回答も3割を超える

まず皆さんに、最後に「花」を買ったのがいつ頃だったかを伺うと、「つい先日、孫娘が県立高校の推薦合格が決まったのでお祝いに花束をプレゼントした」(女性60代)、「愛娘にひな祭り気分をと思い、 桃の花と春らしい花を少し購入した」(女性30代)と、卒業、新入学や桃の節句など、春先は新しい門出や祭事を祝う機会も多いせいか、「1週間以内」(15.8%)、「2〜3週間以内」(7.5%)、「1ヶ月以内」(8.6%)に花を購入したという声が案外多く、全体の約3割に達しました。もちろん性別によっても大きな隔たりがあり、「1週間〜1カ月以内」に花を購入した男性が21.8%であったのに対し、女性は42.8%でした。一方、「切花を買って家に飾ろうとは思わない。水を替えたり、処分するのが面倒だから・・・」(女性30代)、「鼻がよく効く私にとって、臭いがきついので家の中に置きません。それに花粉が服につくと、とれないので。たまに無造作にお花を持っている人がいると、避けて歩いてしまうくらい・・・」(女性40代)と世話が大変、アレルギー体質など、様々な理由から「ここ数年買っていない」という方も全体の32.2%いました。

男女別:最近、花を買ったのは?

※SA(単回答)

大半の男性が花購入に「抵抗感」を感じている!?

さらに男性の中には「花屋へ行くこと自体に抵抗がある。店員も女性の方ばかりだし、周りのお客さんも女性・・・、その中に入っていくことはやはり照れ臭い。それに買った花を持ち歩いているときの周りの目、というのがかなり気になる」(男性30代)、「正直言って大変勇気のいる行動。相手が何を欲しがっているのか分からない時は、花を買うのも一つの案ですが、カッコをつけていると思われてはいないかと勘ぐってしまい、しばしば躊躇する」(男性50代)など、花の購入に「抵抗感がある」「勇気がない」といった声が多数寄せられ、「ここ数年(花を)買っていない」(42.9%)という男性は半数に達しました。こうした「シャイ」な男性が多い中、女性たちは「男性の方がお花を購入している姿を見ると、お洒落な人だなぁって印象を持つ」(女性20代)、「居心地の悪そうに花束を持っている男性を見ると、何故か可愛らしさを感じる。女性ならお花をプレゼントされて、喜ばない人はいないはず・・・」(女性30代)など、日本男性にもっと花を贈る習慣を身に欲しいと願っているようです。

全体の半数以上が花は自分(自宅用)に購入、部屋を明るくするインテリアの一部

■誰に買いましたか?

 
1 自分(自宅用)に   50.5%
2 母親に   17.4%
3 奥様に   12.8%
4 知人・友人に   11.8%
5 仕事関連の人に   5.4%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて1年以内に花を購入した経験のある方に、その花を一体誰のために購入したものかを伺いました。最も多かったのは「自分(自宅用)に」(50.5%)という回答でした。「共働きでなかなか家にいることもないのですが、忙しくて部屋も殺伐としていたので小さい花束を買い何ヶ所かに分けて生けました。小さなことですが、部屋の中も明るくなり、潤いが出てくるような気がする」(女性20代)など、人にプレゼントするためではなく、部屋を明るくするインテリアとして、心を癒すものとして生活空間に上手に取り入れている方が多いようです。特に都会暮らしをする方にとっては、自然との接点が、花瓶に生けた花のみという方も少なくないのかもしれません。また、女性の中には「自分へのご褒美にミニブーケを購入した」(女性20代)など、何かを成し遂げた、頑張った証に自分へ花を贈るという声も寄せられました。続いて、贈る相手として目立ったのは「母親に」(17.4%)、さらに「奥様に」(12.8%)と身近な女性へのプレゼントとして選択されるケースが大変多いようです。

自宅用は「1000円以内」、プレゼント用は「2000、3000円台」

「自宅用」と「プレゼント用」では、予算にどの位の違いがあるのでしょうか。「近くのお花屋さんで、小さなアレンジメントが500円で売っている。それを買って玄関に飾っている」(女性40代)など、自宅用の平均予算は「1,000円未満」(48.6%)という回答が最も多く、安くて見栄えの良いミニブーケやアレンジメントものが人気となっているようです。中には「野花で十分。息子が採ってきてくれる」(女性30代)など、自宅用にはお金を掛けないという声も寄せられました。一方、プレゼント用は「2,000円台」(29.6%)、「3,000円台」(30.7%)に全体の半数以上の回答が集中し、自宅用のおおよそ2〜3倍予算が高めとなっていました。

自宅用とプレゼント用の購入価格について

※SA(単回答)


■どこで買いましたか?

 
1 いつも買う花屋   63.5%
2 通りすがりの花屋   32.3%
3 スーパーマーケット   30.5%
4 ネットショップ   11.0%
5 畑や農協   6.4%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さらに、花を購入する場所は「毎月、(亡くなった母の)月命日の12日に仏壇に花を供えている。いつも行く花屋なので抵抗なく購入できる」(男性50代)など、大多数の皆さんが「いつも買う花屋」(63.5%)を決まっているとの回答でした。見逃せないのが、急増していると言われる「ネットショップ」(11%)の利用。「母の日に花をネット購入した。花屋で購入するのは恥ずかしいので・・・。ネットであれば送料込みで日時指定ができるものが良い」(男性30代)など、ネットショップは花屋が苦手な男性にとっても大変利用しやすいサービスとなっていることがうかがえ、今後の成長が期待されます。とはいえ、反対に「現品が確認できないし、自分で選んだものをプレゼントしたい。なんかネットだと無機質な感じだし・・・。やっぱり手渡しが一番喜ばれると思う」(男性20代)などネットショップに味気なさを感じるという意見も寄せられ、賛否が分かれました。

男性は「奥様の誕生日」「結婚記念日」、女性は「母の日」「友人の誕生日」に

では、皆さんは一体どんな日に、またはどのようなタイミングで花をプレゼントすることが多いのでしょうか。まず、男性ランキングの1位は「誕生日」(57.4%)でした。「結婚19年、嫁の誕生日に宝石を贈るほどのお金も無いので、美味しいものでもと1万円渡していたが、食費に繰り入れているようなので花にした。結構喜んでくれて私もうれしかった」(男性40代)など、苦手な花屋も、奥様の喜ぶ笑顔を思うと苦にならないという優しいご主人も多いようです。同様に、男性3位にも「結婚記念日」(25%)が挙げられ、奥様へのプレゼントに花が大活躍していることがうかがえます。中には「毎年、結婚記念日にその年の数だけバラの花を買っている」(男性40代)など、毎年数を増やしていくというお洒落な演出をするご主人もいました。その一方、女性ランキングの1位は「母の日」(49.6%)。「母といつもお世話になっている叔母に、母の日のプレゼントで渡している」(女性30代)など、日頃の感謝の気持ちを込め、母の日に花をプレゼントするという声が多数寄せられました。続いて2位は「誕生日」(43.7%)。「誕生日に主人が(花を)買ってきてくれると嬉しいものだが、そうした気の利いたご主人ばかりではないので、ママ友の誕生日などにさりげなくプレゼントする」(女性30代)など、男性の「誕生日」という回答が奥様に向けられていることが多かったのに対し、女性の場合は友人や母親の「誕生日」を指している場合が多いようです。

男性:お花をプレゼントするタイミングは?

女性:お花をプレゼントするタイミングは?

1 誕生日   57.4%
2 母の日   30.7%
3 結婚記念日   25.0%
4 お見舞い・退院祝い   19.8%
5 退職・送別会   11.3%
1 母の日   49.6%
2 誕生日   43.7%
3 お見舞い・退院祝い   29.4%
4 退職・送別会  

22.1%

5 特に関係なく   12.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

購入ポイントは「相手の好きな花」「色合い」「値段」

■お花選びのポイントは?

 
1 相手が好きそうな花を選ぶ   44.2%
2 色合い   34.5%
3 お花の値段   28.9%
4 素敵なアレンジメント   27.8%
5 自分の好きな花を選ぶ   26.1%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

実際に花屋で花を選ぶ際、皆さんが重視するポイントとは一体何でしょうか。「相手の喜ぶ顔、リアクションをイメージしながら選ぶのが嬉しい」(男性40代)など、「相手が好きそうな花を選ぶ」(44.2%)ように努力しているという声がダントツ。続いて2位は「色合い」(34.5%)。「友人の結婚祝いで買った。ポイントは華やかさと色合い」(女性20代)、「贈る相手が男性か女性かで色合いを考える」(女性30代)など、贈る目的や相手に合わせて「色合い」を決めるという回答も目立ちました。以下3位に「お花の値段」(28.9%)、4位に「素敵なアレンジメント」(27.8%)が続きました。その他、ユニークな意見として「カサブランカのように匂いの強い花はプレゼントするときちょっと考えてしまう。華やかだけど、かえって品がなくなるような気がする」(女性30代)など、強すぎる「匂い」を敬遠する方。「渡された本人が恥ずかしくない大きさの花束。渡す場所から家までの距離を考慮し、相手が電車に乗る場合つぶれたり花びらが落ちないものを購入する」(女性30代)と、持ち帰りを配慮して花束のサイズを選ぶ方。さらに「バスケットに入ったアレンジメントが多い。持ち運びが容易で、相手方に花瓶などが無くてもそのまま飾れるから」(男性40代)など贈る先の花瓶の有無を考えて購入する方まで、たかが花選びとはいえ、相手を思いやる気持ちや、配慮がとても大切であることを改めて実感させられるポイントが挙げられました。

今回は皆さんに、ここ最近の「お花」の購入についてご意見を伺ってきました。全体の3割の皆さんが、この1カ月以内に「お花」を購入したことが明らかとなった一方、「ここ数年買っていない」という回答も3割を超え、頻繁に購入する方としない方に大きく分かれる結果となりました。また男性の場合は、照れ臭さや、何を買って良いのかわからないといった理由から花屋を敬遠する方も多く、「ここ数年買っていない」という男性は実に半数にも達しました。その反面、「自分で自分の結婚記念日に買ってきた(さびしい)。主人から一度でいいからプレゼントされたい・・・」(女性60代)など、期待半分あきらめ半分の複雑な心境で心待ちしている女性たちの本音も見受けられました。「花」が女性の喜びを満たす1つであることを、もっと男性は理解する必要があるのかもしれませんね。さて、来週にはホワイトデーもやってきます。世の男性の皆さん、勇気を持って花を買って家に帰り、久しぶりに奥様や恋人を驚かせてみてはいかがでしょうか。

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