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【第132回】アンケート結果:2006年4月19日〜4月25日

国内旅行の宿探しの条件は?
2006年GWの旅行の予定は?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,489人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年4月19日〜4月25日
国内旅行の宿探しの条件は?

今年のゴールデンウィーク(以下、GWと省略)は4月29日からスタートし、5月1日、2日に上手く有給がとれれば、最大9日間連休も夢ではありません。夏休み、正月休みよりも長いこの大型連休を迎えるにあたり、おそらくご旅行の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。そこで今回はGWを目前に控え、旅行に欠かせない宿探しの方法と選択条件についてお尋ねしました。

21.9%がGWに1泊以上の旅行を計画

今年のGWに泊り掛けの旅行を計画されている方は、どの位いるのでしょうか。「上高地に4月29日から一泊二日で行く。残雪を楽しみにしている」(女性20代 神奈川県)、「三泊四日で、旭山動物園や帯広のぶた丼を予定している」(男性50代 群馬県)など「国内旅行へ出かける予定」と回答した方が20.8%。またリッチに「海外旅行へ出かける予定」という方も1.1%を数え、全体の約4分の1の皆さんが今年のGWに1泊以上の旅行に出掛ける予定があることが判りました。その一方、「ゴールデンウィークは混むので遠出はせず、連休明けに沖縄に行く予定」(男性40代 長野県)、「どんなに良い宿でも、混雑する時期は充分な対応は受けられません」(女性30代 愛媛県)など、「どこへ行っても混む」「値段が高い」、そして「サービスが悪い」といった理由から、「泊まりがけの旅行をする予定はない」という声も全体の78.1%を占めました。たまの連休とはいえ、盆、暮れやGWと休みの時期が集中する日本では「旅行」へ出掛けるのも、そう簡単でないことがうかがえます。

1人当たり、1泊「1万5000円未満」が相場

国内旅行:1泊当たりの宿代の上限は?

※SA(単回答)

「宿探し」で最も気になるのは、やはり宿泊料金。さて皆さんは旅行へ出掛ける際、1人当たりの1泊の宿泊料金の上限を一体どの位に設定しているのでしょか。「料理をメインとする料理旅館と呼ばれるところが大前提。次に露天風呂、温泉、部屋からの眺めの順で重視。価格は、1泊1万5千円以下なら納得」(男性30代、大阪府)など最も多かった価格帯が「10,000〜14,999円」(39.4%)で、いわば「1万5000円未満」が宿選びの1つの相場となっていることがうかがえます。次に「5,000〜9,999円」(20.8%)、「15,000〜19,999円」(18.3%)が続きました。「宿予約サイトで検索し、同じホテルや旅館でもサイトによって値段やサービスが違ったりするので、あちこちで比較する」(女性30代、広島県)など、お客さん自身がサービスを見極める力を持ち始めてきた今日、「安ければ良い」だけではお客さんの心をつかみ辛くなっているのも事実のようです。

20〜40代に目立つ「1万円未満」、60代以上は「1万5000円以上」

また宿泊料金の上限は世代によっても異なり、20〜40代で多かった「1万円未満の宿」は50代以上には不人気で、その反面、年齢とともに宿泊料金が増加し、60代以上ではおおよそ2人に1人が「1万5000円以上の宿」を選択していることが判りました。こうした背景には「量より質で選ぶ。ゆっくりしたい時は、少々高くても良いところを選びぶ」(女性50代、千葉県)など若い方よりも宿での寛ぎを重視する傾向が高いことや、世代による経済力の差も少なからず影響しているのかもしれません。また「家族が5人もいるので、公共の宿か、パック旅行で一人1万円位の宿を探している」(男性50代、東京都)など、世代ばかりではなく未婚、既婚や家族の人数によっても、1人当りの宿泊料金に違いがあるようです。

世代別:1泊当たりの宿代

※SA(単回答)

「旅は食なり」、旅の評価は「食」が左右する

宿泊料金以外で、皆さんが「宿探し」で重視するポイントは何でしょうか。ダントツの1位は「食事が美味しい(地元・旬の食材にこだわる)」(75.1%)でした。「第一条件は、絶対に料理。せっかくの旅行なので、美味しいものを食べたい。料理が悪いと他が良くても最悪」(女性30代、神奈川県)など、宿、旅行全体が良いものだったかどうかの評価は、実は「食」に左右されるところが大変大きいようです。「食」は人を良くすると書きますが、まさに「旅」の最大の楽しみは「食」といっても過言ではなさそうです。また味ばかりではなく、中には「料理も熱いものは熱くして出してくれるような宿を探す」(女性50代、静岡県)など、お客さんの食事の進度を見ながら料理を運ぶ配慮やもてなしのある宿を選ぶという方もいました。

■宿探しで重視するポイントは?(料金以外)

 
1 食事が美味しい(地元・旬の食材にこだわる)   75.1%
2 温泉がある   64.5%
3 露天風呂がある   35.5%
4 部屋からの眺め(海・山・川、夜景など)   31.6%
5 駐車場がある   29.8%
6 テーマパークや観光スポットに近いところにある   26.5%
7 大浴場がある   17.6%
8 貸切露天や露天風呂付きの部屋   13.8%
9 和室(畳の部屋、布団)   13.7%
10 駅から近い(アクセスの良さ)   13.4%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

温泉好きの日本人、トレンドは「露天風呂付きの部屋」

続いて2位は「温泉がある」(64.5%)が挙げられました。「宿探しのポイントは、夕食と温泉でしょう。年1回の家族旅行には、見知らぬ地での旬の食事と温泉が必要条件。今年のゴールデンウィークは能登半島方面を予約しました。永平寺や兼六園等の観光巡りしながら、和倉温泉で一泊予定」(男性40代、徳島県)など、国内旅行に絶対欠かせないのが「温泉」という声が多数寄せられました。同様に3位「露天風呂がある」(35.5%)、7位「大浴場がある」(17.6%)、8位「貸切露天や露天風呂付きの部屋」(13.8%)とベスト10圏内に「風呂」「温泉」に関する条件が4つも挙げられ、改めて日本人の温泉好きを実感させられます。また同じ「温泉」でも「貸切露天や露天風呂付きの部屋」(20代=22.8%、30代=15.9%)という回答は特に20代、30代に目立った回答で、ここ最近の温泉旅館のトレンドの1つと言えるかもしれません。

各世代に人気の「和室」、意外に60代以上の「洋室派」が目立つ

宿は「和室派」「洋室派」?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

こうした世代による違いで見逃せないのが「和室派(布団)」と「洋室派(ベッド)」です。「小さい子供がいるので添い寝が楽な和室の温泉旅館がほとんど」(女性30代、岩手県)と家族揃ってひと部屋で寝れることや、のんびり落ち着くなどの理由から「和室」人気が高く、特に世代が高くなるとともにその傾向が顕著でした。一方、「洋室」は一般的に若い世代に人気が高さそうですが、実際はむしろ60代以上に「洋室」を支持する声が目立ちました。こうした背景には畳の部屋、布団が足腰へ与える負担が案外大きいこと、また普段、家では布団で生活をしている方が多いためか、旅先では「非日常気分」を味わいたいといったことも人気の要因となっているようです。中には「温泉がメインの時は和室が良いし、観光や繁華街近くに泊まるのならホテルの方が好き」(女性30代、東京都)など旅行の目的により、その時々で上手に宿のタイプを使い分けている方もいました。

「ペットと泊まれる」「プールがある」など、宿選びの条件も多様化

その他、ランキング圏外ですが、皆さんから寄せられた宿選びの条件についていくつかご紹介します。「ペットが居ますので、共に泊まれる宿がいい」(男性60代、愛知県)など、愛犬同伴で泊まれる宿が必須という方。「風水的に良い方位で探す」(女性30代、大阪府)など、自分にとって良い方角(方位)に旅先を決める方。「家族旅行というと、大人も子供も楽しめるということで温泉とプールが外せません」(女性30代、高知県)、「子供が小学生なので食事はバイキングで、プールがあるところに行きたい」(女性40代、北海道)とお子さんが遊べる「プール」を重視する方など、「食事」や「温泉」ばかりではなく、各家庭ごとに必須となる選択肢が若干異なることが見受けられました。

「インターネット」は旅行計画に欠かせないツール

では皆さんは、どうのようにして自分に合う「ベストな宿」を探しているのでしょうか。最も多かったのは、やはり時代を反映してか「インターネットで探す」(83.7%)がダントツ1位でした。「友人の話やパンフレットで候補を挙げておき、インターネット検索で候補を絞込み最終決定する。予約もインターネットで行なう」(男性40代、埼玉県)など、ネット検索は自分の条件に合わせてデータベースを絞り込めるため、短時間でお目当ての宿を見つけられるという声が多数寄せられ、旅行計画を立てる際に欠かせないツールの1つになっていることがうかがえます。また「ネット予約割引サービスもあるので、ネットでまめに探す。アカスリやマッサージなどのサービスがあればいうことなし」(女性30代、岩手県)など、昨今では旅館やホテルが「独自のホームページ」を持っていないことにはどうにもならないようです。加えてホームページのデザイン性、情報の豊富さ、更新頻度に、ネット特別割引やメルマガによる掘り出しものの配信など、お客さんがホームページを見る目も次第に厳しくなり、旅館やホテルもおちおちして居られない状況となっていました。他、「旅行会社のパンフレットを大量に集めて探す」(40.4%)、「旅行雑誌を購入して探す」(33%)が続きました。またテレビの番組を参考にして、インターネットで調べ決める。」(男性60代、群馬県)など、映像や視覚情報はテレビや雑誌、詳しい施設情報はインターネットからと、複合的に各媒体を利用し情報収集している方も珍しくありませんでした。

■宿はどうやって探す?

 
1 インターネットで探す   83.7%
2 旅行会社のパンフレットを大量に集めて探す   40.4%
3 旅行雑誌を購入して探す   33.0%
4 口コミ、友人から聞いて探す   19.4%
5 旅行会社へ直接出かけて探してもらう   14.2%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は国内旅行の宿探しについて皆さんのご意見を伺ってきました。1人当たり1泊の相場は「1万〜1万4,999円」と決して安い料金ではありません。こうした理由には「少々お高くなる時もありますが、露天風呂付きのお部屋しか探しません。小さい子供がいるので、部屋に露天風呂があるのは、便利ですし、時間があいた時にいつでものんびり入っていられるので・・・」(女性30代、埼玉県)などの声に代表されるように、少々高くてものんびりとリッチな気分に浸りたいと考えている方が案外多いことがうかがえます。たまの休み、いつもとは違う「非日常生活」に身を委ね、身体も気分も十分にリフレッシュをしたいものですね。さて、いよいよ今週末からGWを迎えます。皆さんなりの素敵な休日をお過ごしください。

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