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【第134回】アンケート結果:2006年5月10日〜5月16日

これからの季節、冷蔵庫にあると思わず笑みがこぼれるものとは?
いま、冷蔵庫の中を把握していますか?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)7,603人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年5月10日〜5月16日
これからの季節、冷蔵庫にあると思わず笑みがこぼれるものとは?

ゴールデンウィークを境に暖かい日が続き、初夏の到来を感じる今日この頃。さて、気温上昇するとともに恋しくなるのが「冷たいもの」ですね。考えてみれば、電気冷蔵庫が一般家庭に普及したのはこの30、40年前のこと。それ以前を知る方にとっては、夏場に「冷えたもの」が食べられる、飲めるというだけで幸せ、贅沢を感じていたのではないでしょうか。そこで今回は、これから暖かくなる季節に冷凍冷蔵庫の中にあったら、うれしくて、思わず笑みがこぼれてしまう食べ物や飲みも物についてお尋ねしました。

ストックが多いせいか? 約7割が「だいたい把握しているが、定かではない」

まずご家庭の冷蔵庫を開けずに、いま冷蔵庫の中にどんな食料品・飲み物があるのか、しっかりと把握できている方はどの位いるのでしょうか。「(冷蔵庫の中を)すべて把握している」と自信を持って回答した方は20%に留まり、大多数の皆さんが「だいたい把握しているが、定かではない」(68.1%)というやや不安げな回答でした。こうした背景には「家族が5人なので、アレがないコレがないと言われるのがいやだから・・・」(女性40代)、「急な来客があってもなんとか対応できるように・・・」(女性30代)など、急なストック切れを避けるため、様々な食材や食品を多数買い置きしているご家庭が案外目立ち、実際に冷蔵庫を開けてみないと何を入れていたか定かではないという声が多数寄せられました。また、こうした傾向は性別でも大きく異なり、男性で「すべて把握している」と回答した方は僅か9.1%。一方、「食品は妻に任せてあるので、正直全く把握していません・・・」(男性30代)など、普段、買い物へ出かけたり、台所に立つ機会の少ない男性にとっては当然の回答かもしれませんが、「(冷蔵庫の中は)ほとんど分からない」という声が22.3%に達しました。中には「一日1度も冷蔵庫を開けない」といった男性もいるのではないでしょうか。

男女別:いま、冷蔵庫の中を把握していますか?

※SA(単回答)

常備ナンバーワンは「牛乳・乳製品」

■常に冷蔵庫にストックしている食品は?

 
1 牛乳・乳製品 62.0%
2 アルコール類 61.3%
3 鶏卵 61.0%
4 冷凍食品類 55.8%
5 生野菜類 47.6%
6 精肉類・ハムなど加工肉類 35.3%
7 納豆・佃煮など 30.7%
8 お茶類 25.9%
9 ジュース類 21.1%
10 19.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では皆さんのご家庭で、常に冷蔵庫にストックしている食品とは一体何でしょうか。実際に冷蔵・冷凍庫の中を覗きながらご回答していただいたところ、最もストックが多かったのは「牛乳・乳製品」(62%)でした。「家族が毎日飲みまくる物だから。常に牛乳は2リットルから6リットルはある」(女性30代)、「毎朝はパンに、牛乳、ヨーグルト・・・」(女性50代)など季節問わず、牛乳をはじめ乳製品の消費が大変多いことが分かります。牛乳は冷たいドリンクとしてだけではなく、冬場でもホットミルク、コーヒーと合わせて温かいカフェオレとして楽しめることや、また良質なタンパク質、カルシウムなどの栄養価の高い食品でもあることも手伝って、高い支持を集めたようです。

嗜好品でありながらストック率が高いのが「アルコール類」

次に2位は「アルコール類」(61.3%)。「アルコール類はケースで買ってくる」(女性20代)、「ビールと缶チューハイは絶対冷やしている。生命維持品なのでストック忘れはありません」(女性50代)など、食品を買い忘れても、毎日の晩酌用にアルコール類は絶対切らさないといった声が多数寄せられました。さらに「冷凍食品、卵はお弁当作りに必ずいる」(女性30代)など、お弁当や、朝食や昼食づくりに重宝な3位「鶏卵」(61%)、4位「冷凍食品類」(55.8%)が続きました。

冷蔵庫に常備するのは、よく利用する「生鮮食品類」、
イザという時に便利な「保存の効く食品類」

このように常に冷蔵・冷凍庫にストックされている食品を見てみると、2つの大きな傾向があることに気がつきます。1つは、1位「牛乳・乳製品」、3位「鶏卵」や5位「生野菜類」のような消費期限の短い生鮮食品類。そして2つ目が2位「アルコール類」、4位「冷凍食品類」など、腐ったり、痛んだりすることが少ない保存の効く食品類です。「生野菜は手軽な料理に必要、鶏卵は困った時の神頼みのようなもの、ほとんどの料理に使える」(男性50代)など、たとえ痛みやすい食材であっても、用途が広く、消費スピードが早いものは、常に補充しながら切らさずストックしているという声が目立ちました。その一方、「冷凍食品は半額セールの時にまとめ買いする」(女性40代)など直ぐに必要のないものであっても、冷凍食品のように保存が効くものはスーパーで大売り出している時に安く仕入れたり、大量購入しておき、イザという時に備えているご家庭が少なくないようです。

夏場、冷蔵庫にあると嬉しいものナンバーワンは「ビール類」

■これから冷蔵庫・冷凍庫の中にあると
「思わず笑みがこぼれてしまう」ものは?

 
1 ビール類 72.0%
2 アイスクリーム 49.6%
3 缶チューハイ・カクテル 26.8%
4 すいか 23.8%
5 枝豆 23.1%
6 麦茶 20.9%
7 アイスキャンデー(氷菓子) 20.2%
8 豆腐 19.1%
9 アイスコーヒー 14.7%
10 トマト 14.1%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ではこれから暖かい季節を迎えるにあたり、冷蔵・冷凍庫の中にあると思わず笑みがこぼれてしまう食べ物や飲み物とは一体何でしょうか。堂々の1位はダントツで「ビール類」(72%)でした。「ヘロヘロの汗だくで帰宅したとき、冷蔵庫を開けたとたん、冷気と共に目の前にビールが見えたときの嬉しさ。そのビールを流し込んだときの喉越しの爽快さは至福の一瞬」(女性40代)、「家庭菜園をやっているので、畑を耕して汗をかき、一仕事終えた後に一息いれて飲むビールのおいしいこと」(男性60代)など、何かを成し遂げた後、冷蔵庫の中に冷えた「ビール」を発見した時、思わずニンマリと「幸せ」を感じている方が案外多いようです。同様に3位にも「缶チューハイ・カクテル」(26.8%)が挙げられ、ゴクゴクと喉の渇きを癒すアルコール飲料に人気が集まりました。

続いて、疲労回復にも有効な甘い「アイス菓子」が人気

また2位「アイスクリーム」(49.6%)、7位「アイスキャンデー(氷菓子)」(20.2%)とアイス菓子を挙げる声も多数寄せられました。「アイスクリームは食後の楽しみ。濃厚な乳成分たっぷりのレアチーズアイスクリームは、最高に美味い!至福の時間」(男性50代)、「アイス、チョコレートは疲れているとき、また口寂しいとき、甘くて美味しいこれらを食べるとホットする」(男性40代)など、暑さからくる体の火照りに慢性的な疲労感を、甘くて冷たいアイス菓子が癒してくれるといった声も目立ちました。同様に4位の「すいか」(23.8%)も、夏ならではの甘いものの1つかもしれません。「暑い炎天下、自転車を必死にこいで帰ってきたときに、冷蔵庫にすいかがあったらガブつきたい」(女性30代)など、自然の甘さと、果肉の瑞々しさはアイスに負けて劣らない魅力的な夏のデザートといえます。特に「アイスクリーム」「アイスキャンデー」「すいか」は、デザート好きの女性から高い支持が寄せられました。

これから冷蔵庫・冷凍庫の中にあると「思わず笑みがこぼれてしまう」ものは?

■男性

■女性

1 ビール類 78.9%
2 アイスクリーム 42.7%
3 枝豆 26.4%
4 豆腐 24.6%
5 缶チューハイ・カクテル 23.1%
6 麦茶 20.7%
7 すいか 19.7%
8 刺身 17.2%
9 アイスキャンデー(氷菓子) 16.5%
10 トマト 13.6%
1 ビール類 65.0%
2 アイスクリーム 56.7%
3 缶チューハイ・カクテル 30.6%
4 すいか

28.0%

5 アイスキャンデー(氷菓子) 23.9%
6 麦茶 21.1%
7 枝豆 19.7%
8 アイスコーヒー 16.6%
9 炭酸飲料 15.5%
10 15.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性ランキングは「枝豆」「豆腐」「刺身」・・・、酒の肴に人気

一方、男性ランキングで目立ったのが「枝豆」「豆腐」「刺身」という回答でした。「タイガースのゲームを見ながら刺身で飲むビールがうまい、勝っていたら、なおうまい」(男性40代)、「ガラスのお皿に冷奴とみじん切りのキムチをのせて、しょうゆマヨネーズをちょっとたらし、ビールとともに楽しんでいる」(男性20代)など、ビールとともに「酒の肴」を挙げる声も多数寄せられました。プロ野球中継を見ながらの「ビール」と「枝豆」は、世のお父さん方には堪えられない夏の風物詩ではないでしょうか。

冷たいものは「風呂上り」が最高にうまい!

■冷たいものが欲しいタイミングは?

 
1 風呂上りの後に 77.5%
2 ひと仕事終わった時に 36.4%
3 帰宅後すぐに 29.7%
4 疲れた時・食欲のない時に

25.6%

5 スポーツ後に 19.2%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて皆さんが「冷たいもの」を無性に食べたい、飲みたいと感じるのは、どんなタイミングの時でしょうか。最も回答が多かったのは「風呂上りの後に」(77.5%)でした。「仕事が終わって風呂上りの酒はやめられません。一日の終わりに家族団欒で子どもたちの顔を見ながら飲むお酒は幸せの瞬間ですね」(男性60代)、「一番は風呂上りの体を冷やすのにアイスが一番」(女性60代)など、風呂上りのサッパリとしたところで、冷たいドリンクやデザートは格別という声が多数寄せられました。同様に2位「ひと仕事終わった時に」(36.4%)、3位「帰宅後すぐに」(29.7%)など、上位には「何かを終えた後」に冷たいものを飲んだり食べたりして、一息つくという声が目立ち、何かを成し得た後の区切りや、仕事とプライベートのけじめを付ける良いきっかけになっていることがうかがえます。そのほか「映画・ビデオ鑑賞の時に」(10.4%)、「スポーツ観戦の時に」(9.0%)などリラックスした時間を過ごしている時や、応援に熱が入っている時にも、冷たいものが欲しくなるようです。

今回は本格的な夏を迎える前に、皆さんのご家庭の冷蔵・冷凍庫の中にあると、思わず笑みがこぼれてしまう食べ物や飲み物についてお尋ねしました。ここ最近では部屋の空調設備の進歩や、農作物の改良により、夏でも冬野菜が市場に出回ったり、外が雪でも部屋の中でアイスクリームを食べたりと季節感が年々薄らいでいます。今回の調査でも、冷蔵庫の中に「牛乳・乳製品」「アルコール類」「鶏卵」「生野菜類」「精肉類」などの食材が、季節に関係なくストックされているご家庭も多く、こうした傾向はより高まっているのかもしれません。とはいえ、夏場の暑い日に食べたり、飲んだりする「冷たいもの」は、やはり何ものにも変え難い「幸せ」のひと時であることに間違いありません。特に何かを成し得た後、仕事からプレイベートへ気持ちを切り替える時など、「冷たいもの」は私たちの身体をリラックスした状態に自然に戻してくれる作用があるようです。これから暑くなる季節、冷蔵庫の中に「ささやかな幸せ」を自分へのご褒美としてご用意してみてはいかがでしょうか。

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