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【第136回】アンケート結果:2006年5月24日〜5月30日

あなたが思い描くお父さんのイメージとは?
今年の「父の日」にプレゼントを贈る?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)4,641人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年5月24日〜5月30日
あなたが思い描くお父さんのイメージとは?

先日、「母の日」が終わったばかりですが、続いてやってくるのが「父の日」。6月の第3日曜日、今年は6月18日となります。「母の日」に比べ、「父の日」はこれといった定番ギフトがなく、プレゼント選びに頭を悩ませている方もきっと多いのではないでしょうか。そこで今回は今年の「父の日」の予定とともに、皆さんが思い描く「理想のお父さん像」についてお尋ねしました。

2人に1人が「父の日」に何らかのプレゼントやイベントを準備中

今年の「父の日」、皆さんはお父さんに何かプレゼントを贈る予定があるのでしょうか?「最近、ゴルフにはまり始めているので、ゴルフ関連のものを贈るつもり・・・」(男性30代)など、「何かプレゼントを贈る予定」と回答した方が43.5%。また「お寿司(大トロ)が好きなので、『父の日』の昼食はとっても美味しい寿司屋で食事する予定」(女性40代)、「好きなビールを一緒に飲みながら、手料理で父の日を祝いたい」(女性30代)など、「プレゼントではなく、一緒に食事に出掛ける(ご馳走を作る)予定」という声も10.8%を数え、全体の半数以上の皆さんが「父の日」に何らかのプレゼントや、イベントを準備していることが明らかとなりました。また「父が亡くなって20年。毎年仏壇に父の好物や料理・ケーキを供え、家族で食事をしながら思い出話をする一日となる」(女性50代)など、既にお父さんが他界されているご家庭では「父を思い懐かしむ日」として、この日を大事にされている方も少なくありませんでした。

いつまでも若々しくというお願いを込め、人気ギフトは「衣服類」

「母の日」と比べ、プレゼント選びに苦労すると言われるお父さんへの贈り物。さて皆さんは、どんなプレゼントを贈ろうと考えているのでしょうか。人気ナンバーワンは「衣服類(ジャケット、シャツ、靴下など)」(31.5%)でした。「あまりお洒落に関心のない父なので、毎年衣類や小物など自分では絶対に買わないだろうと思うようなデザインのものをあえてプレゼントしている。『こんな派手なもの・・』と口では言いながらまんざらでもない様子。いつまでも若くいて欲しい」(女性40代)など、いつまでも若々しくいて欲しいという子供たちの願い、また衣類や下着類はいくらあっても困らないという理由から、「父の日」ギフトの人気アイテムとして高い支持が寄せられました。中でも「Tシャツやポロシャツをあげようと思っている」(女性20代)など、夏に着られるTシャツ、ポロシャツやサマーセーターを贈るという声が目立ちました。

■どんなプレゼントを贈る?(贈ると答えた方)

 
1 衣服類(ジャケット、シャツ、靴下など)   31.5%
2 お酒類(ビール、焼酎、ウイスキーなど)   29.4%
3 甘いもの(ケーキ、和菓子など)   7.8%
4 ファッション小物類(ネクタイ、ベルト、ハンカチなど)   5.4%
5 健康器具・健康食品(体脂肪計、歩数計、ウコンなど)   4.5%
 

※SA(単回答)

お父さんはお酒好きの辛党派?それとも甘いものに目がない甘党派?

次に人気ギフト2位は、1位と僅差で「お酒類(ビール、焼酎、ウイスキーなど)」(29.4%)が挙げられました。「うちは毎年、父の日にウイスキーをプレゼントし、妻が酒のすすむ料理を作る。外食でもいいのですが、外よりも家の方が落ち着いて飲めると言う父の言葉を聞いて10年間このようにしている」(男性30代)など、お酒好きのお父さんにはいつもよりもちょっと奮発した高級酒や、お気に入りの銘柄酒が喜ばれているようで、手料理とともに一杯やりながらお祝いするご家庭も少なくないようです。続いて3位は「甘いもの(ケーキ、和菓子など)」(7.8%)。「糖尿のため、普段は甘い物禁止なので父の日だけは解禁」(女性40代)など酒好きの辛党ばかりではなく、甘いものにも目がないお父さんが案外多いことがうかがえます。

その他、「5月で父の定年なので、姉夫婦と私たち夫婦で父と母を温泉に連れて行く予定」(女性20代)など、長年の感謝を込めてリッチに夫婦旅行を贈るという方。また「子供と一緒に手作りして贈る予定。去年は子供たちが描いた似顔絵と手紙にしました」(女性30代)、「遠くにいる父に会いに行けないので、電話をかける」(女性50代)など市販のギフトばかりではなく、ちょっとした感謝の気持ちを手紙や、電話で伝えるという方もいました。

威厳が失われたと言われるお父さん、子供からすれば「頑固」「厳しい」「怖い」!?

■「お父さん」のイメージは?

 
1 頑固 42.1%
2 真面目 35.5%
3 頼もしい 32.8%
4 優しい 29.7%
5 厳しい 24.0%
6 我慢強い 23.6%
7 強い 21.2%
8 頭が良い・賢い 20.9%
9 怖い 19.4%
10 温かい 19.0%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では「お父さん」とは皆さんにとって、一体どんな存在なのでしょうか。次に皆さんの考える「お父さん」のイメージについて見ていきましょう。堂々の1位は「頑固」(42.1%)でした。「とにかく典型的な昭和初期のオヤジって感じ。世間体を気にしすぎる。頑固で人の話しを聞かない」(女性30代)、「頑固なイメージで子供の頃は、とても怖い存在でした」(男性30代)など、昨今のお父さんたちはひと昔前に比べ柔軟になったと言われるものの、子供たちの立場で見れば、家族の言うことに耳を貸さない「頑固者=お父さん」と感じることが意外に多いのかもしれません。さらに2位「真面目」(35.5%)、5位「厳しい」(24%)や9位「怖い」(19.4%)とランキングの上位イメージには、威厳のあるお父さん像が見受けられました。

イザと言う時に「頼り」になり、家族を「優しく」見守ってくれる存在

そうした怖いお父さんイメージの反面、同時に3位「頼もしい」(32.8%)、4位「優しい」(29.7%)、10位「温かい」(19%)といったポジティブな声も多数寄席られました。「頑固で、すぐキレるし、顔も怖いし、怒鳴るし、それでいて気が弱くて、いいところが一つもない。だけど、怒りながらも、家族を心配しているのは人一倍で、その表現が下手なんだと最近気づきました」(男性40代)、「厳しい父ですがいざという時には、これほど頼りになる人はいません。私にとっては絶対的な存在」(女性30代)など、「頑固」で、「厳しい」面もあるものの、家族が困っている時に「頼り」になり、「優しく」見守ってくれる、まさに一家の大黒柱のような存在と実感している方も大変多いようです。また自分が大人になって初めて、お父さんの真意に気づいたという回答も目立ちました。

息子に怖く、愛娘、孫にデレデレのお父さん

次に性別で「お父さん像」を見てみましょう。男性4位と目立った「怖い」は女性回答では13位と低迷し(男性=24.1%、女性=14.8%)、その一方、女性2位に「優しい」(男性=22.4%、女性=36.8%)、7位「温かい」(男性=13.5%、女性=24.3%)など、男性(息子)回答とは対照的なイメージが浮上してきました。さらに女性からは「甘い」(男性=3.6%、女性=9.5%)という声も寄せられ、普段厳しいお父さんも愛娘の前ではつい目尻が下がってしまうことが多いようです。また、こうした傾向は「自分が幼いころは怖く厳しい父でしたが、孫ができてからは穏やかな優しい父に変貌しました」(女性40代)など孫に対しても同様なことが言え、かつて厳格であったお父さんが孫にデレデレとなっていることも珍しくないようです。

■男性:「お父さん」のイメージは?

■女性:「お父さん」のイメージは?

1 頑固 43.1%
2 真面目 34.7%
3 頼もしい 30.9%
4 怖い 24.1%
5 厳しい 23.8%
6 我慢強い 22.6%
7 優しい 22.4%
8 強い 22.3%
9 頭が良い・賢い 17.2%
10 寛大 16.9%
1 頑固 41.2%
2 優しい 36.8%
3 真面目 36.2%
4 頼もしい

34.6%

5 我慢強い 24.5%
6 頭が良い・賢い 24.4%
7 温かい 24.3%
8 厳しい 24.2%
9 寛大 20.3%
10 強い 20.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

理想の父親像ナンバーワンは、強くて、優しい「星野仙一さん」

ここまで皆さんのお父さんについて伺ってきましたが、では「理想の父親」を著名人でたとえると一体どなたになるのでしょうか。「理想の父親像」の第1位は、元阪神タイガースの監督で、現在、シニアディレクターとして活躍している星野仙一さん(150票)が選ばれました。「強くて怖くて頼りになる。これぞ父」(男性30代)、「闘争心がほとばしる性格と優しさを兼ね備えた人間性は、本当に見習いたい」(男性60代)など、監督時代の厳しさの一方、ユニホームを脱いだ後にテレビを通じて見せる優しさや穏やかさに、「強さ」と「優しさ」を兼ね備える「理想の父親像」をイメージする方が大変多くいました。続いて2位は、1位と僅差で所ジョージさん(147票)が選ばれました。「所さんはいまどきの子供にマッチしている。悩み事もきちんと話せるし、時には喧嘩もでき、くどくど言わず、しこりが残らない感じ」(女性40代)など、星野仙一さんのように厳しく、怖い、かつての日本の父親像とは遠くかけ離れているものの、常にユーモアと遊び心も持ち、暮らしを楽しみ、自分の好きなことをしながらも家庭や家族を大切にする姿は、「現代の父親像」の象徴と言えるかもしれません。また見逃せないのが、昨年同時期に行った調査ではランクインしていなかった3位の宇津井健さん(140票)です。「渋くてカッコいい。家の中をパンツ一丁で歩くなんて絶対なさそう。私の父とは別物」(女性40代)、「百恵ちゃんのお父さん役でも有名で、今は渡る世間のお父さん役。優しそうででも厳しそう」(男性30代)などテレビドラマの影響も大きく、物静かながら頼もしそうで、年齢を重ねてもカッコイイという理由から高い支持が集まりました。以下、4位=高倉健さん(90票)、5位=中村雅俊さん(84票)、6位=加山雄三さん(75票)が続きました。その他、ランキング圏外ですが「とにかく頑固。ただ、いざとなると頼りがいがあり、時には優しい側面も持ち合わせる」(男性40代)など、ドラマ上の架空人物である寺内貫太郎さん。「喧嘩っ早く、しつけに厳しく曲がった事は嫌い。昔男の古臭いお父さん」(女性40代)など、亀田三兄弟の父・亀田史郎さんを理想の父親像として挙げる声もありました。

■2006年:理想のお父さん像とは?

■2005年:理想のお父さん像とは?

 
1 星野仙一 150票
2 所ジョージ 147票
3 宇津井健 140票
4 高倉健 90票
5 中村雅俊 84票
6 加山雄三 75票
7 渡哲也 69票
8 児玉清 57票
9 緒形拳 50票
10 田村正和 48票
 
 
1 所ジョージ 156票
2 中村雅俊 130票
3 星野仙一 98票
4 加山雄三 94票
5 高橋英樹 70票
6 高倉健 59票
7 緒形拳 50票
8 石原慎太郎 47票
8 長塚京三 47票
10 田村正和 46票
 

※SA(単回答)


今回は6月18日の「父の日」を前に、今年のプレゼントの予定とともに皆さんが思い描く「お父さん像」についてお話を伺ってきました。「何かプレゼントを贈る予定」と回答した方が43.5%。また「プレゼントではなく、一緒に食事に出掛ける(ご馳走を作る)予定」という声も10.8%を数え、全体の2人に1人が「父の日」に何らかのプレゼントやイベントを準備していることが明らかとなりました。「母の日=カーネーション」といったような定番ギフトがない中で、これから夏に向け着用できる「衣服類」や、いくつあっても邪魔にならない「お酒」は比較的に重宝な「父の日ギフト」となっていることがうかがえます。まだ何を贈るか迷っているようでしたら、こうした皆さんのご意見を参考してみてはいかがでしょうか。「鬼の目にも涙」、いつもは頑固で、厳しく、怖いお父さんも、きっと皆さんからの思いがけないプレゼントを喜んでくれるはずです。

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