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【第143回】アンケート結果:2006年7月12日〜7月18日

梅酒のおいしい飲み方は?
梅酒は好き?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)6,253人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年7月12日〜7月18日
梅酒のおいしい飲み方は?

スーパーマーケットや八百屋の店頭で青梅を目にする季節になりました。そろそろ「梅酒でも漬けようかしら・・・」と考えていた方もきっと多いのでは。最近では手づくりばかりではなく、梅酒を豊富に揃える居酒屋、梅酒コーナーを特設するスーパーや百貨店が増えるなど、蔵元が造る本格的な梅酒にも注目が集まっているようです。そこで今回は、梅酒の飲用スタイルについてお尋ねしました。

老若男女問わず、9割以上が支持する人気酒

まず「梅酒」が好きという方はどの位いるのでしょうか。「グラスも冷やしてから、ロックで夕涼みしながら梅酒を飲むのが好き」(女性40代)など、「大好き」と回答した方が44.5%。さらに「まあまあ好き」という回答も47.3%を数え、「梅酒」が全体の9割以上の皆さんから高い支持を集める人気酒であることが判明しました。特に「普段、飲酒はしませんが、居酒屋に行くと必ず梅酒を飲む。甘いところが好き」(女性40代)など日ごろお酒を飲まない、またはお酒の弱い女性や年配の方からの支持も大変高く、老若男女を問わない人気ぶりは「梅酒=国民的な酒」と言っても過言ではないかもしれません。とはいえ、中には「梅が苦手なので、梅酒は飲めない。健康に良いのは知ってますけど・・・」(男性30代)など、「嫌い」(1.1%)、「お酒は飲まない」(1.3%)という声も寄せられました。

自分の好みに合わせ、「マイ梅酒づくり」をする家庭が多い

■梅酒はどこで飲む?どこで買う?

 
1 自宅で手づくり 52.6%
2 居酒屋・飲食店で 29.1%
3 ディスカウントストアで 27.2%
4 スーパーマーケットで 27.2%
5 母親や友達の手づくり 24.2%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

さて皆さんは一体どこで「梅酒」を飲んでいるのでしょうか。最も多かったのは「自宅で手づくりの梅酒を飲む」(52.6%)という回答でした。「一回に3ビン作るので、今飲んでいるのは2001年もの。氷砂糖は3/4量、甘さチョッピリ控えめ・・・」(女性50代)など味を加減したり、寝かせる年数を工夫したりと、自分好みのマイ梅酒づくりをするご家庭が案外多いことが判りました。同様に5位にも「母親や友達の手づくり」(24.2%)が挙げられ、市販のものよりも手作りが好まれていることがうかがえます。特にこうした傾向は世代が高くなるとともに顕著となり、20代で39.0%であったて手作り派が、60代以上では79.0%にも達しました。一方、20代では「カクテルほど甘すぎず、日本酒や焼酎ほど苦味を感じないのでとても飲みやすい。最近はいろいろな種類が置いてあるお店が多いので、たくさん味わえ、自分の好きな味を楽しめるのでいい」(女性20代)など、「居酒屋・飲食店で飲む」(55.8%)という声がトップでした。

梅酒はどこで飲む?どこで買う?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ベースは癖のない「ホワイトリカー」が主流

手づくり梅酒のベースは?

※SA(単回答)

「手作り派」が非常に多いことが判りましたが、では次に皆さんのご家庭での梅酒づくりについて具体的に見ていくことにしましょう。まずベースにどんな種類のお酒を使用しているの伺ったところ、ダントツで「焼酎甲類(ホワイトリカーなど)」(81.9%)の使用が目立ちました。「35度のホワイトリカーに標準の1.5倍の氷砂糖を加え寝かせると、とろりとした梅酒が出来上がる」(男性60代)など度数25度か、35度かは好みによるようですが、癖がなく、比較的に安価で入手可能なホワイトリカーが好まれていることがうかがえます。2位は「ブランデー」(8.7%)、3位に「焼酎乙類(芋・麦・米焼酎など)」(4.7%)が続きました。中には「残っていたジンで、試しに作ってみたら 意外に美味しかったので翌年からはジンで漬け始めました」(女性40代)など、「ジン」「泡盛」「ウォッカ」といった蒸留酒を挙げる声も寄せられました。

砂糖の代わりに「黒糖」「蜂蜜」、さらに「レモン」を加えるという声も

そのほか、各ご家庭ごとに様々な工夫がなされているようです。「沖縄の公設市場の『黒糖』を砂糖代わりに使ったら、甘み控えめコクありで美味しかった」(女性30代)、「砂糖の代わりにオリゴ糖や蜂蜜を使い、甘さは控えめ、漬けてから2〜3ヶ月以内に実を取り出しジャムを作る」(女性60代)など健康面への配慮と味に深みを出すため、氷砂糖の代わりに「黒糖」「蜂蜜」「オリゴ糖」や「三温糖」を使用している方。「レモンスライスとはちみつで漬けると、サッパリ飲みやすさで美味しい」(女性30代)と「レモン」「ライム」など柑橘類や果物を一緒に漬け込むという方。さらには「最低5年は寝かせる。そうすると琥珀色になりとろみが出て美味しくなる」(女性40代)など長期熟成にこだわる方も多く、中には「20年寝かせたものを今飲んでいる。私が20歳のときのもので、歴史を感じる」(女性40代)など20年もの、30年もののを大事に飲んでいるという声も寄せられました。ひとくちに「梅酒」とはいえ、各家庭ごとにその特色が異なっていることがうかがえます。

一番人気は味や濃度の変化を楽しめる「ロック」

■好きな梅酒の飲み方は?

 
1 ロック(氷を入れる) 65.3%
2 水割り 35.5%
3 ソーダ割り 34.1%
4 ストレート 12.1%
5 お湯割り 7.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

作り方の工夫や違いを見てきましたが、では飲み方はいかがしょうか。最もポピュラーな飲み方として人気があったのが「ロック(氷を入れる)で飲む」(65.3%)でした。「あまりお酒が飲めない為、ロックで飲んでいるうちに、ちょうど氷が溶けてきて良い感じになる。あの自然な甘さが大好き」(女性30代)など氷の解け具合で味やアルコール濃度の変化が楽しめるため、お酒に強い方も、弱い方にも愛される美味しい飲み方の代表格と言えそうです。また気温が上昇するこれからの季節は「冷蔵庫の氷をミキサーで砕いたものをロックグラスに入れ、そこに梅酒を注ぐ。冷たさも、香りも一品」(男性40代)などクラッシュアイスに梅酒を注ぎ、キンキンに冷やして飲むのも良いですね。そのほか「水割りで飲む」(35.5%)、「ソーダ割りで飲む」(34.1%)、さらには「私はお腹があまり強い方ではないのでお湯割り。特に冬は温まるし美味しい♪」(女性30代)とバリエーション豊かな飲み方ができることも人気酒となっている所以かもしれません。

梅酒の魅力は、お酒であることを忘れされるほどの「口当たりの良さ」

では、多くの皆さんに支持される梅酒の魅力について具体的に見ていきましょう。堂々の1位は「口当たりが良い(飲みやすさ)」(66.5%)でした。「梅酒はお酒の中でも最も飲みやすいものだと思う。薄く割ってもほんのり梅の風味がして美味しいし、もちろんロックでも口当たりが良くて何杯もいける」(女性20代)など梅ならではのスッキリとした味わいは、梅酒がお酒であることを忘れさせるほど口馴染みが良く、酒好きに限らない広いファン層を獲得している大きな理由と言えます。同様に3位に「ほどよい甘さ」(40.0%)、4位にも「香りが良い」(33.7%)など、「奥深い味」「香り」「スッキリ感」を挙げる事が目立ちました。

■梅酒の魅力とは?

 
1 口当たりが良い(飲みやすさ)   66.5%
2 健康に良さそう   50.1%
3 ほどよい甘さ   40.0%
4 香りが良い   33.7%
5 お酒ばかりでなく、漬けた後の梅が美味しい   22.7%
6 自分の好みに合わせ、簡単に手づくりできる   16.9%
7 ナチュラルなので、安心して飲める   14.6%
8 親しみやすい   13.9%
9 美容に良さそう   12.3%
10 気取らず庶民的   10.7%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

クエン酸を多く含む「ヘルシーさ」も人気の秘密

加えて人気の秘密は「疲れた体に優しい気がして、いつも飲んでいる。特に食前に飲むと食欲が進んで、今年は元気に夏を乗り越えられそう」(女性30代)など、2位の「健康に良さそう」」(50.1%)といったヘルシーイメージも大きいようです。実際、梅はクエン酸を多く含んでいることから、疲労回復、食欲増進や中性脂肪の低下にも効果あると言われています。特に夏バテが気になるこれからの季節には、まさにうってつけの飲料と言えるかもしれません。また女性からは5位「お酒ばかりでなく、漬けた後の梅が美味しい」(男性=18.3%、女性=26.7%)、9位「美容に良さそう」(男性=4.6%、女性=19.1%)といった声も目立ち、梅酒が他のお酒にはない魅力を多数持っていることを改めて実感させられます。

今回はここ最近、ブームの兆しが見える「梅酒」について皆さんのご意見を伺ってきました。実に全体の9割以上の皆さんから高い支持を集める人気酒であることが判明し、梅酒の持つ魅力を改めて認識させられる結果となりました。特にアルコールに弱い方や女性からも、そのスッキリとした「口当たり」「甘さ」「香り」の良さ、さらに「ヘルシーさ」といったキーワードも加わり、ついお酒であることを忘れるほど抵抗感なく飲めるといった声が多数寄せられ、その老若男女を問わない人気の広がりをうかがわせます。さて梅雨の終りとともに、水分をたくさん吸った青梅が店頭に並び始めています。今までご経験のない方も、ぜひこの機会に自分好みのマイ梅酒を漬けてみてはいかがでしょうか。

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