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【第159回】アンケート結果:2006年11月1日〜11月7日

あなたはジョギング派、それともウォーキング派?
あなたはジョギング派?ウォーキング派?  
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※SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)2,196人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年11月1日〜11月7日
あなたはジョギング派、それともウォーキング派?

道具がなくても、人が集まらなくても自分1人で行える最もシンプルなスポーツが「ジョギング」であり、「ウォーキング」です。足腰を強化するばかりか、心拍機能の向上、有酸素運動による脂肪燃焼など、その健康効果は良く知られています。とはいえ、なかなか継続できないという方もきっと多いのではないでしょうか。そこで今回は長続きしない理由とともに、ジョギング、ウォーキングを楽しく続けるコツについて一緒に考えてみました。

2人に1人が「ウォーキング」「ジョギング」を行っている!

まず日ごろ、「ジョギング」「ウォーキング」を行っている方は一体どの位いるのでしょうか。「20才から46歳現在までジョギングを続けており、20代の体型、体力を維持している。短距離走ではこの年代ではダントツの速さで、毎年の社会体育大会ではリレー競技には欠かせない戦力と期待されている」(男性40代)など、「ジョギング派」と回答した方が5.8%。さらに「定年退職後、ウォーキングを12年間続けている。血糖値が下がり、風邪もひいたことも無く体調はすこぶる好調」(男性)60代)など、「ウォーキング派」も41.0%を数え、全体の約2人に1人が「ジョギング」「ウォーキング」を行っていることが明らかとなりました。また「ジョギング派」と「ウォーキング派」は世代によっても異なり、若い20代で比較的に「ジョギング派」が目立ったものの、年齢が高くなるとともに「ウォーキング派」が急増し、60代以上では66.5%にも達しました。こうした背景には「しばらくジョギングをしていましたが、関節を痛めてしまってから、無理せずにウォーキングしている」(女性40代)という声に代表されるように、身体への負担も少ないことから、構えず、気楽に行えるという理由で年齢とともにウォーキング人気が増す傾向が見受けられました。

世代別:ジョギング派?ウォーキング派?

※SA(単回答)

やりたい気持ちはあるが「人目が気になる」「夜が怖い」等々、
長続きしない理由は様々

ジョギング・ウォーキングをしてみたい?

※SA(単回答)

その一方、残りの半数の皆さんは、今のところ「ジョギング」「ウォーキング」を行っていませんでしたが、今後、機会があれば「してみたい」と考えている方はどの位いるのでしょうか。皆さんの潜在的な意向について伺ってみたところ、「現状の体重でさえ黄信号。このままでいくと赤信号突入は確実なので・・・」(男性30代)、「車に頼る生活ばかりなので、将来のことを考えて今から歩いて体力をつけないと困ると思うから」(女性20代)など、健康維持や体力づくりの観点から「してみたい」と回答した方は66.5%。反対に「ほかのスポーツのほうが面白い」(男性40代)、「疲れているので、そのような時間があれば寝る」(男性30代)など、「したくない」という声は30.1%に留まり、実際のジョギング、ウォーキング人口以上に憧れている方が多いことがうかがえます。とはいえ、「朝は無理だし、昼間もできない、夜は物騒で・・・となると、なかなか出来ないのが現状」(女性40代)、「おっくうな感じがある。やりたい気持ちはあるけど、やり始めるまで、時間がかかってしまう」(女性30代)と時間がない、人目が気になる、夜は怖い、三日坊主・・・など、様々な理由で諦めてしまっている方も少なくありませんでした。

頻度は「2日に1回」「3日に1回」、1回当たり30分から1時間が目安

ではもっと楽しく、長く続けるコツや方法はないものでしょうか。続いて、普段、ジョギングやウォーキングを行っている方にご意見を伺っていきましょう。まず頻度を見てみると、「ほぼ毎日」という回答はジョギング派が13.3%に対し、ウォーキング派は27.4%とジョギングよりも運動頻度が高いことが判明しました。またジョギング、ウォーキングともに目立ったのが「週2〜3回」(ジョギング派=34.4%、ウォーキング派=29.6%)という声でした。ジョギングやウォーキングは、なぜか「毎日しないとダメ!」という強迫観念に囚われやすいものですが、意外にも長続きしている方は2日に1回、3日に1回など、余裕を持って行っているケースが多いようです。

頻度は?

※SA(単回答)


次に1回当たりの平均の走・歩行距離を見てみると、ジョギング派、ウォーキング派ともに「2〜5km」(ウォーキング派=65.1%、ジョギング派=52.3%)が主流でしたが、より運動強度の高いジョギング派は、ウォーキング派よりも距離のやや長い「6〜10km」(ジョギング派=25.8%、ウォーキング派=14.8%)という声も目立ちました。日ごろ、皆さんが歩いている速度が時速4km程度と言われていますので、それよりもちょっと早めのテクテク歩きのウォーキングは歩行距離「2〜5km」に対し、所要時間は約30分から1時間程度。一方、ジョギングのスピードは時速10km前後と言われていますので、走行距離「6km〜10km」に対し、ウォーキングと同じく所要時間は約30分から1時間程度が一般的なようです。これからウォーキングや、ジョギングを始めようと考えている方は、まず30分から1時間を目安に無理なく、走・歩行できるスピードを心がけるようにしてみてはいかがでしょうか。

ジョギング派、ウォーキング派 - 平均距離は?

※SA(単回答)

長続きのコツは「休みたいときは休む」「目標は立てない」

では長く継続する方法、楽しむコツについて具体的に見ていきましょう。最も回答が多かったのは「無理はせず、休みたい時は休む」(38.8%)でした。「歩きたくない時は歩かない、とにかく無理をしてまで歩かない事」(男性60代)など、ちょうど良い「緩さ」加減で、雨が降ったら休み、疲れ気味なので休みでもOK、あまり焦らず楽しく続けることが大切なのかもしれません。同様に「きっかけはダイエットだったのですが・・・。自分に無理しないで自己のペースで楽しんでいる。効果は自然に伴って来てくれればいいんですよ。楽しく明るくを優先している」(女性30代)など、3位にも「目標は立てず、マイペースを保つ」(36.2%)が挙げられました。長続きさせるにはとにかく習慣化するまで、目標、目標とあまりストイックになりすぎないことのようですね。

■長く継続する方法、楽しむコツは?

 
1 無理はせず、休みたい時は休む

38.8%

2 季節の移り変わりや、自然を楽しみながら行う 38.0%
3 目標は立てず、マイペースを保つ 36.2%
4 コースを複数用意し、その時々で変えながら行う 27.9%
5 家族や友人と一緒に行う 20.0%
6 音楽やラジオを聴きながら行う 18.5%
7 買い物を兼ねて行っている 17.7%
8 継続することが大切なので、短い距離でも毎日走る(歩く)ようにしている 12.5%
9 何か目標を定め、日々向上心を絶やさない 10.7%
10 ペットの散歩を兼ねて行う 9.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今まで気づかなかった「四季の変化」や「街の再発見」も楽しみ

続いて2位は「季節の移り変わりや、自然を楽しみながら行う」(38.0%)。「季節の移り変わりを楽しみながら、のんびり歩いている。またガーデニングが趣味なので、みなさんのガーデニングを見て歩いていると、気持ちも癒される上に、あっという間に何十分も歩ける」(女性40代)など、忙しい普段の生活で見過ごされがちな自然の変化を敏感に感じるという回答が多数寄せられ、ジョギングやウォーキングをすることで、より自然の恵みや地球に生きる自分の存在に気づいたという方も少なくないようです。中には「10年以上住んでいるはずの町内でも行く機会が無く存在すら知らなかった道を初めて通って、新鮮な気分になりました」(男性20代)など、自然ばかりではなく、自分の住んでいる街を再発見するきっかけになったという声も寄せられました。また新しい発見を求めて、4位「コースを複数用意し、その時々で変えながら行う」(27.9%)といった工夫をしている方もいました。

交通費削減、愛犬の散歩をきっかけに、ウォーキングの楽しさを知る

そのほか、長続きするユニークなコツや、思いがけない効用について、いくつ自由回答が寄せられましたのでご紹介します。「仕事で交通費が出なくなった為に、交通費を浮かす為に試しに歩いてみたら1時間位で職場に着いた。これなら歩ける距離だし、交通費も掛からないと歩き出したのがきっかけ。バスや電車の待ち時間や満員のなか揺られる事を考えると、歩いた方が爽快」(女性40代)とウォーキングで快適通勤をしているという方。「今臨月なんですが、8ヶ月くらいから主人と一緒にウォーキングを始めました。歩きながら、いろいろな話ができるので良いコミュニケーションになっている」(女性20代)と夫婦関係がより良好になったという方や、「愛犬にせがまれて最初は夕方だけだったが、あまり催促するので、早起きして朝も散歩するようになった。おかげで近所とのコミュニケーションが円滑になり、持病の腰痛が軽くなった」(女性50代)と可愛いペットが人との出会いや、健康をもらたしたという声も寄せられるなど、きっかけはどうであれ、身体的な効用ばかりではなく、ジョギングやウォーキングが精神面の充実にも大いに役立っていることがうかがえます。

今回はここ最近、急増していると言われる「ジョギング」「ウォーキング」について皆さんのご意見を伺ってきました。一般的に「ジョギング」「ウォーキング」と聞くと、チームスポーツとは異なり一人で黙々と行う地味さから、長続きしない、面白くないスポーツと敬遠される方も多いかもしれませんが、今回のアンケート結果を振り返ってみると、孤独でストイックな堅苦しいスポーツというよりも、むしろ性別、年齢問わず、誰もが明日からでも始められる気軽なスポーツといった印象を強く感じました。「色んな人と顔見知りになったりして、近所づきあいもよくなって、いいことばかり・・・」(男性40代)など、1人で行うスポーツでありながら、意外に人との出会いやコミュニケーションの場にもなっているようです。なかなかきっかけがなかったという方も、暑くなく、寒くないこの季節から、ジョギングやウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。今まで見えなかった新しい発見があるかもしれませんよ。

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