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【第165回】アンケート結果:2006年12月13日〜12月19日

今年、年賀状を出しますか?
今年、年賀状を出しますか?  
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SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,677人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2006年12月13日〜12月19日
今年、年賀状を出しますか?

早いもので、そろそろ年賀状の準備を始める時期になりました。年賀状の作成も時代とともに変化をしており、かつてはイモ判、それからプリントゴッコが主流でしたが、最近ではデジカメ、パソコンを駆使してご家庭でカラープリントする方も随分増えているように感じます。そこで今回は、皆さんに年賀状の発送や作成についてお尋ねしました。

全体の8割以上が年賀状出す予定。但し、若い世代では年賀状離れが進む傾向

さて今年、どのくらいの皆さんが年賀状を出す予定があるのでしょうか。「今年初めてパソコンで作成しました。いつもなら、大晦日に書いていたのが、(既にプリント済みで)もう発送するだけになっている。楽ですね〜」(男性40代)など、「年賀状を出す予定」(82.1%)という声は全体の8割を超えました。虚礼廃止が叫ばれ、様々な習慣が消えていく中で、年賀状は変わらず多くの皆さんが継続しているお正月の風物詩の1つと言えそうです。その一方で、「身内の不幸で今年は出さない」(6.7%)という理由のほか、「字が下手なのと面倒臭いので・・・」(女性40代)、「年始に行くか、電話で挨拶することにしている」(男性40代)など、「年賀状は出さない」(11.2%)という方も全体の2割近くいました。特に「年賀状は出さない」という声は60代以上で2.9%と少数であったのに対し、30代で12.1%、20代で24.9%と世代が若くなるに連れ顕著となり、若い世代の年賀状離れが進んでいることが明らかとなりました。

世代別:年賀状を発送(送信)予定

SA(単回答)

年賀葉書平均発送数は66.9通。世代と共に人の輪も広がり発送数増加

では皆さんは一体、今年、何通ぐらい年賀状を出す予定があるのでしょうか。最も回答が多かったのは「50〜59通」(17.1%)、続いて「30〜39通」(11.6%)、「20〜29通」(11.1%)と全体の半数以上は60通未満でした。その一方、「100通以上」(25.6%)という大量発送するという声も全体の4分の1を占め、皆さんの発送数の合計を総回答人数で割った平均発送数は「66.9通」となりました。中には「転勤族のため、年賀状だけのつながりの人も多く、毎年400枚は出している。大切な年一回だけの近況源となっている」(女性50代)という方もいました。また発送数は世代によっても異なり、20代で「50通以上」という方が23.3%と低調であったのに対し、30代で50.7%・・・、60代以上で77.1%と発送枚数が増加する傾向が見受けられ、世代とともに人とのコミュニケーションの輪が広がっていることがうかがえます。またここ最近、年賀葉書に代わって急増するEメールや、インターネットにおけるグリーティングカードの送信はいかがでしょうか。全体の39.9%の皆さんが少なくとも1通以上はEメールで、年始の挨拶を済ませていることが明らかとなりました。最も多かったのは「5〜9通」(11.9%)、続いて「10〜14通」(11.4%)、「1〜4通」(9.9%)と全体の3人に1人が15通未満で、皆さんの年賀メール送信数の合計を総回答人数で割った平均送信数も「3.9通」と年賀葉書に比べて極端に少ないことが判ります。また世代別に見てみると、20代の61.2%がインターネットの年賀メールを利用しているのに対し、30代で42.4%、40代で36.9%・・・と一気に急減していることから、20代を除き、メールにおける挨拶がまださほど一般化していないことがうかがえます。

年賀状の発想数と年賀メールの送信数

SA(単回答)

約6割が元旦到着を目指し、12月25日まで投函している

いつ頃、年賀状を投函(送信)しますか?

※SA(単回答)

忘年会、大掃除や今年中に終わらせないと不味い仕事があるなど・・・、残すところ10日間あまりの間にやらなきゃならないことが山積みという方もきっと多いことでしょう。では色々忙しい皆さんは、いったい年賀状をいつ投函しているのでしょうか。郵便局が年賀状の受付を開始する「12月15日およびそれ以前」に既に投函したという準備万端の方は3.1%。さらに「12月16〜 12月25日まで」が50.0%を数え、全体の2人に1人が元旦の配達に間に合うように、早めに年賀状を作成・投函していることが明らかとなりました。また会社が年末年始の休暇に入ってから猛スピードで作り始める方も多いようで、「12月26日〜30日まで」が38.9%。さらに「今年こそは早めに出そうと思いつつもいつもぎりぎりにならないと、とりかからないもの」(女性50代)など、「大晦日に駆け込みで」(3.5%)という声も少なからず寄せられました。また中には「年賀状は毎年、一家全員の写真を使う。息子たちが独立して年内に集まれる日がなく、一家全員が集れるのは元旦だけ。集まったら、直に写真を撮りパソコンで年賀状を印刷する」(男性50代)など、「新年を迎えた元旦に」(2.2%)というご家庭もありました。そもそも年賀状は、年始回りが行えない遠方の知人や親類への挨拶に代わるものとして始まったもので、本来は新年を迎えた後に書いて出すというのが正式でした。それが時代とともに、元旦に到着するのものへと変化してきた経緯を考えれば、「元旦に出す」というご家庭は、伝統に則った正しい方法を実践していると言えます。

年賀状作りはデジタル派が、アナログ派を圧倒!

年賀状づくりは「アナログ派」それとも「デジタル派」?

※SA(単回答)

次に年賀状作りについて見ていきましょう。さて皆さんは手づくり重視の「アナログ派」、それともパソコンを駆使した「デジタル派」でしょうか。「インターネットでフリーのイラストをダウンロードして、パソコンで作る」(男性40代)など、「完全なデジタル派」という方が36.0%。さらに「どちらかといえばデジタル派」が42.7%を数え、実に全体の78.7%が「デジタル派」であることが判明しました。その一方、「年賀状は手書きで、ひとりひとり絵を変えて書いている。年賀状は仲の良い友達には出すので、一枚づつちゃんと(コメントを)変えて書きたい」(女性20代)など、「完全なアナログ派」は9.0%、さらに「どちらかといえばアナログ派」も11.6%に留まり、ここ最近の年賀状作りは一般家庭のパソコンおよびプリンターの普及に伴い、圧倒的にデジタル派が多いことがうかがえます。また世代別に見てみるとアナログ派は若い20代と60代以上に目立ち、デジタル派は30〜50代に多数見受けられました。

デジタル派だからこそ、「手書きのひとこと」を重視

それでは実際に、皆さんの年賀状づくりのポイントを具体的に見ていきましょう。こだわり点のトップは「送り先に合わせたひとことを手書きで添える」(46.6%)でした。「賀状作りはパソコンを使いますが、宛名は必ず筆ペンで手書き。裏面にも必ず手書きの一文を添える。『私や家族の一年』を短くまとめる気の利いた文章を目下考え中なのですが、それが楽しみでもある」(女性50代)など、年々増えるパソコンによる年賀状は美しい仕上がりの反面、味気なさを感じるという声も多く、少なくともひとことは手書きを加えるといった点にこだわっている方が意外に目立ちました。同様に4位にも「名前は手書きにする」 (18.9%)が挙げられました。

■年賀状づくりのこだわり、ポイントは?

 
1 送り先に合わせたひとことを手書きで添える

46.6%

2 パソコンで格好良くデザインする 44.1%
3 家族(子供)写真を使う 22.2%
4 名前は手書きにする 18.9%
5 干支(亥)・正月にちなんだオリジナルのイラスト・漫画を描く 10.4%
6 筆(筆ペン)で書く 6.2%
6 スタンプ、シールを使う 3.4%
8 家族写真以外の自慢の写真を使う 3.1%
9 プリントゴッコを駆使する 2.3%
10 版画を彫る 1.3%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

子供や家族写真を使ったデザインが人気!
愛犬をイノシシに変身させるご家庭も・・・

続いて2位はデジタル派支持が多かったことからもうかがえるように「パソコンで格好良くデザインする」(44.1%)、3位は「家族(子供)写真を使う」(22.2%)でした。「今年、子供が産まれたので、ご報告の年賀状。これから年賀状を飾るのは我が子の写真になりました。今回はお初のお披露目なので、可愛い写真を撮らなきゃで大変。子供を着せ替え状態で子供が一番大変なのかも…」(女性30代)、「息子と主人が、夏に富士登山に行った写真を、使ってアレンジしようと思っている」(女性40代)など、パソコンとともにデジカメ写真を利用した年賀状も増えており、特に子供の成長や家族の近況を知らせる写真を使ったものが人気となっているようです。また「来年はイノシシなので、我が家のボケ担当の愛犬に牙を加えて作りたい」(女性50代)など、8位「家族写真以外の自慢の写真を使う」(3.1%)という声も寄せられました。以下5位「干支(亥)・正月にちなんだオリジナルのイラスト・漫画を描く」(10.4%)など、来年の干支であるイノシシをモチーフにしたイラストや絵を入れるという方が比較的に多いようです。

会社関連、知人や親類など、送り先によってデザインを作り分ける方も

そのほか、皆さんから寄せられたいくつかのポイントを紹介します。「毎年、年賀状は3パターン作る。主人の会社用には当たり障りのない普通のもの、私の会社用に私と子供の写真の入ったもの、そして私達夫婦の友人には、家族全員が写った写真を入れたもの。気をつけているのは子供だけの写真は絶対に使わないこと。子供のいない友人もいるし、結婚していない友人もいるので・・・」(女性40代)など、送る先によって数パターンデザインを作り分けているという方。「我が家の年賀状は毎年かなり『凝る』ことで評判。今年は週刊誌の中吊り広告風でいきたいと考えている。去年は町内会の掲示板風、その前は新聞記事風でした。毎年11月頃からアイデアをしぼり出すのに必死で、今年もウケるといいのですが・・・」(男性40代)など、友人や親類に喜んでもらえる年賀状作りに知恵を絞っている方や、また中には「毎年、ディズニーリゾート内で葉書を投函している。お正月用のかわいいスタンプが住所の面に押されるのでとても好評」(女性30代)など、年に一度の年賀状作りを楽しんでいる声も多数寄せられました。

今回は皆さんに「年賀状」についてご意見を伺ってきました。今年、年賀状を出す予定という声は、意外にも全体の8割を超え、古い日本の伝統的なものが時代とともに消えてなくなる中で、年賀状は変わらず多くの皆さんが継続する年末年始の習慣の1つとなっていることが明らかとなりました。とはいえ、その形態は変化をしており、デジカメ写真をパソコンで加工し、自宅でプリントといった年賀状作りのデジタル化は急速に進んでいました。同時にCGによる美しいデザインの反面、作り手の個性が見えにくい年賀状も多く、なるべく手書きのコメントを加えるように努力しているというご家庭も目立ちました。携帯電話やEメールの出現で、普段、手紙を手で書くことが大きく減少する中で、年賀状は親類や友人に心を込めて手書きで手紙を書く唯一の機会と言っても過言ではないかもしれません。「字が下手だから・・・」と言わず、「元気にやっているよ〜!」とひとことでも書き添えることはとても大切なことですね。さあ元旦到着をめざす方は、今週中に年賀状を作り終えなければなりませんよ。重い腰を上げて、もうひと踏ん張りしましょう。

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