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【第168回】アンケート結果:2007年1月10日〜1月16日

あなたの精神年齢は?
あなたの精神年齢は?  
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SA(単回答)

調査概要 調査対象:全国の20歳以上の男女 (有効回答数)1,736人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2007年1月10日〜1月16日
あなたの精神年齢は?

つい先日、「成人の日」が終わったばかりですね。今年は新たに139万人が新成人の仲間入りを果たしました。とはいえ、生まれた月日から見れば十分に20歳を超えているものの、精神的にはまだまだ半人前だと思っている方もきっと多いのではないでしょうか。そこで今回は、20歳を超えている皆さんに現在の自分の「精神年齢」についてお尋ねしました。

成人の13.4%が精神年齢は未成年!

さて皆さんは、現在の精神年齢を一体何歳ぐらいだと考えているのでしょうか。「精神年齢5歳。なんと言っても私はワガママ。4歳の長男に気を遣ってもらうほど・・・」(女性32歳)など、精神年齢が「0〜9歳」と回答した方が1.3%。さらに「精神年齢15歳。自分では30歳台の女盛りだと思っているのですが、主人からはいつもお前の精神年齢は15歳ぐらいだ、すること言う事が幼稚だとからかわれている」(女性64歳)など、「10〜19歳」という方が12.1%を数え、全体の13.4%の皆さんが実年齢で既に20歳を過ぎていながら、精神年齢は未成年の時とさほど変わっていないという声が寄せられました。その一方、「精神年齢70歳。職場で60歳以上の人からナゼか頼りにされ、色々な事を聞かれる。先日なんか、戦時中の事を聞かれた!『あんたの方が体験者でしょ!何で私に聞くの〜!! まだ30代だよ!』と言ったら、『だって物知りだから、何でも答えられると思って・・・』と言われた。絶句・・・」(女性35歳)など、実年齢よりも精神年齢が上回っている「大人」も少なからずいました。

実年齢のおおよそ10歳下が精神年齢!?

次に精神年齢を世代別で見てみましょう。「精神年齢12歳。今でも漫画が大好きで、少年ジャンプの発売日と少年マガジンの発売日になると、心が小学生当時に戻ってワクワクしてしまう」(男性23歳)など、20代ではまだ学生気分が抜けないといった声も目立ち、平均精神年齢は「21.3歳」。続いて30代の平均精神年齢は「26.6歳」、40代は「32.7歳」、50代は「39.6歳」、60歳以上は「49.9歳」といずれの世代も実年齢よりも、精神年齢はおおよそ10歳程度下と考えている方が大変多いことが明らかとなりました。とはいえ、若い20、30代の考える10歳下の精神年齢と、50代、60代以上の考える精神年齢にはややギャップがあるようです。「精神年齢28歳。まだまだ自立性の無い言葉を発したり、考え方が幼稚な所もあり、自分に甘い」(男性34歳)など、20、30代の場合は大人としてまだ未熟であると反省し、実年齢と精神年齢の差をネガティブに考える傾向が目立ちました。その一方、50、60代以上では「精神年齢35歳。社会のスピードに歩調を合わせ、柔軟な考え方ができる」(男性50歳)など、精神年齢が若いということは自分の考えに固執しすぎず、何事にも柔軟に臨むことができるとポジティブに考える方が多く、世代によって精神年齢の捉え方に違いがありました。

世代別:あなたの精神年齢は未成年?成人?

SA(単回答)

大人としての最低条件は、礼儀正しく、社会ルールが守れること

「大人」とは一体何でしょうか。昨今では、幼児性が抜け切らない大人について問題視されていますが、では大人としての最低限必要な条件とはどんなことなのでしょうか。最も多かったのは「法律や社会のルールが守れる」(68.7%)、続いて「礼儀や公衆マナーが身に付いている」(60.7%)という回答でした。「公衆のマナーが守れる人。このヒト、大人じゃないなぁ〜と感じる人の方が多いですよね。歩きたばこ、ポイ捨て…」(女性27歳)、「(大人は)礼儀や話し方が身に付いている」(男性36歳)など、地球に生きる人、そして日本で住んでいる以上、そのグループや地域社会で生きていくためのルールやマナーを守ることはとても大切なことです。大人である以上、ごく当たり前のことなのですが、意外にできていない人が多いのも事実です。

■「大人」として最低限必要な条件は?

 
1 法律や社会のルールが守れる

68.7%

2 礼儀や公衆マナーが身に付いている 60.7%
3 責任を持って発言や行動ができる 42.3%
4 自分の事だけではなく、他人の事や周りのことも考えられる 41.1%
5 周囲に迷惑をかけない 28.3%
6 大人らしい適切な言葉遣いができる 18.6%
7 仕事をおろそかにしない 13.7%
8 家庭や知人を大事にする 13.6%
9 人間関係、人とのコミュニケーションが上手い 8.4%
10 身の回りのことは、自分ですべてできる 7.9%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

人のことを思いやり、そして自己責任を負える人こそが「真の大人」

続いて多かったのは「責任を持って発言や行動ができる」(42.3%)、さらに「自分の事だけではなく、他人の事や周りのことも考えられる」(41.1%)が挙げられました。「言い訳をせず、自分自身で責任を取れる人を見たとき大人だなぁと感じる。大人と子供の境界線は、自覚して責任ある行動をとれるようになるかどうかでは、と思う」(女性26歳)、「自分のことより、他人のことを優先させる人。自分に厳しく、他人に優しく行動できる人はステキな大人だと思う」(女性29歳)など、自己責任において発言、行動をすると言うと、どうも自己中心的な印象を受けますが、同時に他人や周囲のことも考えられる人こそが真の大人と言えるのでしょう。こうしたことは、5位「周囲に迷惑をかけない」(28.3%)からも同様なことがうかがえます。

感情をコントロールして、人とのコミュニケーションがとれる能力も大人の条件

そのほか、「どんな人に対しても、その時々で話を相手に合わせている人。子供やその友達には一緒になって無邪気に話をするのに、目上の人にはきちんとした言葉使い、話題豊富でいろんな提案ややり取りができる。またお年寄りには、会話の速度をゆったりのんびりして受け応えをし、話を聞いてあげられる、そんな人は大人だと思う」(男性41歳)など、決して自我を押し付けるのではなく、人に合わせて上手に応対ができる人。また「私だったら怒り狂うような場面でも、落ち着いて冷静に対処している人を見ると、尊敬の念を抱かずにはいられない。自分の感情を抑えるべき時には抑えられるようになるのが、大人なのかなぁと思う」(女性31歳)と自分の感情をコントロールして、相手の話を冷静に聞ける人など、人とのコミュニケーションが上手にとれる能力も大人に必要な条件と言えます。

大人になったと感じた瞬間1位は「就職」

では良い意味でも、悪い意味でも、あなたが「自分は大人になったな」と感じた瞬間とは、一体どんな時だったでしょうか。堂々の1位は「就職して社会人になったときに」(34.4%)でした。「一番感じたのは就職して、給料を初めてもらったとき」(女性41歳)、「仕事の面接でスーツを着たとき」(25歳)など、社会と初めて接点を持つ「就職」は、20歳の成人式以上に大きな意味がある出来事と考える方が大変多いようです。また中には「初めて給与明細を見て、自分が税金を払っているのを確認した時に」(男性37歳)など、納税によって社会の一員になったと強く実感した方もいました。こうしたことは5位「親から援助されず、経済的に自立したときに」(21.4%)、9位「親もとを離れ、1人暮らしを始めたときに」(15.8%)からも同様なことがうかがえます。

■自分が大人になったと感じた瞬間は?

 
1 就職して社会人になったときに

34.4%

2 自分の子供が生まれたときに 34.2%
3 結婚したときに 28.2%
4 昔に比べ、性格が丸くなったと感じたときに 23.2%
5 親から援助されず、経済的に自立したときに 21.4%
6 社会や仕事の裏表を知ったときに 18.9%
7 食べ物の味覚や好みが変わったときに(例えば、こってりからあっさりへ) 17.5%
8 愛する人や、家族のために自分が犠牲になることを厭わないと感じたときに 16.9%
9 政治や社会に興味や関心が沸いてきたときに 15.8%
9 親もとを離れ、1人暮らしを始めたときに 15.8%
 

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「結婚」「出産」が自分を成長させた転機だった、と年齢とともに実感

次に2位は「自分の子供が生まれたときに」(34.2%)、3位「結婚したときに」(28.2%)が挙げられました。「結婚して、保険証や戸籍関連書類の『世帯主名』が自分の名前になっているのを見たとき、大人になったと感じた。と同時に責任感が湧いてきました」(男性32歳)、「子供が生まれて、看護士さんから初めて『お父さん』と呼ばれたとき」(男性51歳)など、人生の一大イベントである「結婚」「出産」を経験することで、物事の考え方や見方が180度変わったという声が多数寄せられました。特にこうした回答は若い方よりも、むしろ50代以上の熟年層に目立つ傾向があり、夫婦生活の積み重ね、子供の成長を実感する中で、徐々に「結婚」「出産」が自分によっての大きな転機であったと気がつく方が案外多いのかもしれません。その一方で若い20代、30代に目立った回答では「選挙に参加したときに」(20代=26.5%)。さらに「お酒がうまいと感じるようになったときに」(20代=30.0%)と選挙権、飲酒など、晴れて成人になって初めて経験する事柄に「大人の世界」に一歩足を踏み入れた、と感じた方が多いようです。また「学生(高校生や大学生)の服装がだらしないと感じたとき」(20代=18.5%)、「『最近の子は・・・』というフレーズが口から出たとき」(20代=17.0%)という回答は、50代、60代以上の熟年層よりも、もしろ高校生、大学生に近い20代に目立った点は面白い傾向です。

世代別:大人になったと感じた瞬間について

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は精神年齢と、大人と子供の境界線について皆さんのご意見をうかがってきました。世代ごとの精神年齢を聞いてみると20代は平均精神年齢「21.3歳」、30代は「26.6歳」、40代は「32.7歳」、50代は「39.6歳」、60歳以上は「49.9歳」と、実年齢よりも10歳程度下という回答が多数寄せられました。精神年齢とは年齢とともに形成されていくもので、様々な経験の上に成り立つものと言えるかもしれません。つまり子供は、決して大人よりも劣っているわけではなく、ただ単に大人よりも経験が少ないだけと考えることもできます。とはいえ、昨今では歳相応の精神年齢が伴っていない日本の大人が増えていると言われますが、それはどうしてでしょうか。それはもしかすると大事なことを経験せずに、なんとなく大人になってしまった日本人が意外に多いということかもしれません。コミュニケーションが希薄な時代と言われ久しいですが、大人と子供、社会、人との接点を持つことは精神年齢を実年齢に近づけることや、人間形成において大変重要なことと言えそうですね。

最後に皆さんから寄せられた「自分は大人になったな、と感じた瞬間」の中で、ユニークなもの、印象的なものをいくつかご紹介します。

■自分は大人になったな、と感じた瞬間は?

ボーイフレンド
  • 「娘のボーイフレンドが遊びに来て、挨拶をした時に」(男性49歳)
子供の巣立ち
  • 「就職し、結婚し、子供ができ、家を購入したなどは一つの大人へのステップではあるが、子供全員が自立し、結婚し、家を巣立っていった時、自分自身が大人としての責任を果たしたという『本当の大人』の意識が芽生えたように思う」(男性60歳)
母の涙
  • 「子供の頃、我が家は借金地獄、差し押さえが来るほどの極貧家庭だった。それが今では私1人の力で家を建て、車を2台持ち、母を養っている。それに驚き、喜んだ母が涙を流した瞬間」(女性35歳)
最近の子は…
  • 「『最近の子は』という言葉が出てしまったときは、大人になったと言うよりも『老けた』と感じてしまった。私の場合は、大人を自覚する前に既に老いを感じてしまった」(女性41歳)
子供の受験
  • 「今、息子が中学受験を控えて頑張っている。私も30年前に中学受験を経験しました。先日、年老いた両親に当時の話を聞かされ、両親と同じ心境を味わい、息子が受験に成功しようと、失敗しようと、両親から受け取ったバトンを息子にちゃんと渡せたなと思ったときに、新たなステージに入ったような気がしました」(男性42歳)
おめでとう
  • 「20歳の誕生日に、父親から『おめでとう』とお酌をされた時に」(男性63歳)
年下の高校球児
  • 「年齢的に『大人になったな…』と言うか、『年をとったな』と思うのは、ついこの間、高校を卒業したばかりだと思っていたのに、高校野球では私よりはるかに若い子がプレイをしていること。歌手も、タレントも年下・・・、いつの間に29歳になったのか・・・」(女性29歳)
お年玉
  • 「父母にお年玉をあげたら、嬉しそうにありがとうって言われた時に」(女性50代)
たくあん
  • 「子供の頃は嫌いだった『たくあん』で、ご飯を食べる自分に気づいた時が、最初に感じた自分は大人になったな」(女性41歳)
ビールの味
  • 「はじめは苦くて飲めなかったビールをおいしいな、と感じた瞬間に大人になったなと思いました」(女性27歳)
ネクタイ
  • 「ネクタイをした時に・・・」(男性45歳)
席を譲る
  • 「学生時代、バスの中でお年寄りに席を譲る行為が恥ずかしくてできず、自己嫌悪に陥っていましたが、今は何の抵抗もなく譲れる」(女性43歳)
母の相談相手
  • 「今まで頼り切っていた母親が自分に相談事や愚痴を言うようになった時。母の手術の泊り込みの付き添いを頼まれたときが、一番感じました」(女性37歳)
PTA
  • 「子供が学校に入って、PTAの役員になった時に」(男性58歳)
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