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青山ハッピー研究所 ハピ研

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アレルギーがありますか?

今年は暖冬の影響もあって、花粉の飛散開始時期が例年よりも早いと言われています。既に目や鼻がムズムズし始めている方もきっと多いのでは。いまや国民の5〜6人に1人が花粉症と言われ、いわば国民病となっています。また昨今では花粉症に留まらず、食物アレルギー、ハウスダスト・・・等々、様々なアレルギーが問題視され、アレルギーのない人の方が珍しいかもしれません。そこで今回は、皆さんがどんなアレルギーで悩んでいるのかについてお尋ねしました。

全体の2人に1人が何らかのアレルギーを抱えている

アレルギーがありますか?

SA(単回答)

どの位の皆さんがアレルギーを持っているのでしょうか。「エビに対するアレルギーがあり、体調が良くない時や疲れている時に症状が出る。一番ひどかったのは、伊勢エビを食べた後、激しい下痢と呼吸困難になり、顔の粘膜が腫れて目が開けにくくなった」(女性30代)、「腕時計のベルトで金属アレルギーになるので、ガーゼをベルトの下に巻いている」(男性40代)など、「ある」と回答した方が56.0%に達し、実に全体の2人に1人の皆さんが何らかのアレルギーに悩まされていることが明らかとなりました。また世代別、性別でアレルギーの有無を見てみると、「アトピーなので元凶は体質。乾燥しすぎても、汗で湿めっていても症状が悪化するので、湿度には気をつけている」(女性20代)など、特に20代、30代の若い層にアレルギーが目立ちました。その一方、「家族にもアレルギーの人はいないので、対策を考えた事がない」(男性60代)など、年齢とともにアレルギー保有者が減少する傾向が見受けられました。さらに男性よりも、女性の方がアレルギーに悩まされるという方が多いようで、各世代ともに女性のアレルギー保有者が男性を上回りました。こうした背景には世代による食生活の違い、自然、住環境の変化が、何らか若い世代の体質に影響を与えているのかもしれません。

世代・性別:アレルギー保有率

「花粉症」「ハウスダスト」と呼吸器、耳鼻咽喉系アレルギーが目立つ

では皆さんは、実際にどのようなアレルギーに悩まされているのでしょうか。アレルギーのトップは「花粉アレルギー」(72.7%)でした。「花粉の季節は出来るだけ外出を控え、2月上旬から外出時はマスクを着用する。知り合いのドクターから、花粉症3点セット(目薬二種類、点鼻薬)を早目にもらう」(女性50代)、「早速、花粉が飛び始めたようで症状が出始めました。化粧しても、くしゃみの後、鼻をかむの繰り返しで、すぐ取れてしまう」(女性40代)など、まさに花粉飛散シーズン真っ只中、くしゃみ、鼻水、目のかゆみといった一連の症状の繰り返しに日常生活も間々ならないという声も多数寄せられました。中には「家族にもアレルギー体質者がいませんが、花粉症はいつ発症するか判らないので毎年ビクビクしている」(女性30代)という声も寄せられ、花粉の飛散は、症状のない方にとっても脅威となっていることがうかがえます。また同様に2位にも「ハウスダストアレルギー(ほこり、ダニ)」(31.5%)が挙げられ、私たち現代人は呼吸器系、耳鼻咽喉系のアレルギーに悩まされていることが明らかとなりました。

■具体的にどんなアレルギー?

1 花粉アレルギー 72.7%
2 ハウスダストアレルギー(ほこり、ダニ) 31.5%
3 食物アレルギー(そば、ピーナッツ、大豆、卵…) 13.0%
4 金属アレルギー 11.2%
5 アトピー 9.5%
6 動物アレルギー(犬、猫毛…) 8.2%
7 薬物・化学物質アレルギー 8.0%
8 たばこの煙・灰アレルギー 5.7%
9 洗剤アレルギー 5.0%
10 シックハウス(住宅の防腐剤、塗料溶剤、接着剤…) 4.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

食物、金属、動物、住宅等々・・・、衣食住に関わる様々な所にアレルゲンが存在

アレルゲンは、花粉、ダニ、埃といった空気中に含まれているものではありません。続いて3番目に多かったのは「食物アレルギー」(13.0%)でした。「大好きだった牡蠣・・・。 ある居酒屋で、食べた牡蠣酢にあたり、それ以来食べられなくなりました。今でも、好きなので食べたいのですが、食べると必ず救急病院に運ばれる。病院に運ばれることが分かっていても、食べたくなる」(女性40代)、「娘は子供の頃から卵アレルギー。25歳になった今でも、卵は食べられません」(男性50代)など、食物アレルギーは食べ物の好き嫌いに関係なく、好物でもアレルギー症状が出るため、泣く泣く食べられないといった悲痛にも似た声も寄せられました。中には「原因は水道水。ミネラルウォーターを飲料だけでなく、洗顔や歯磨きにも使っている」(男性40代)など、人間が生きるのに必要な水にまでアレルギーが及んでいました。そのほか4位に「金属アレルギー」(11.2%)、6位「動物アレルギー(犬、猫毛…)」(8.2%)、9位「洗剤アレルギー」(5.0%)、10位「シックハウス(住宅の防腐剤、塗料溶剤、接着剤…)」(4.9%)など、私たちの衣食住に関わる至る所にアレルゲンが多数存在していることがうかがえます。

症状は「くしゃみ」「鼻水」「涙」のアレルギー鼻炎

■どんな症状が出る?

1 くしゃみ 75.4%
2 鼻水・鼻閉(鼻が詰まる) 66.9%
3 流涙 34.3%
4 皮膚炎 29.8%
5 じんましん 19.8%
6 咳・気管支喘息 19.5%
7 のどの痛み 17.2%
8 頭痛 15.8%
9 結膜炎 15.2%
10 吐き気・嘔吐 5.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

多くの皆さんが様々なアレルギーを抱えていることが明らかとなりましたが、では実際にどんな症状が出ているのでしょうか。最も多かったのは「くしゃみ」(75.4%)、続いて「鼻水・鼻閉(鼻が詰まる)」(66.9%)、3位「流涙」(34.3%)といったアレルギー性鼻炎の症状が多数寄せられました。「私の場合、スギ花粉や栗の花粉に強く症状が出る。その他にハウスダスト等でくしゃみが出たり、鼻がグシュグシュしたりする」(女性40代)、「外出時にはマスクをし、鼻炎の薬を飲む。ティッシュペーパーを大量に使用する」(女性20代)など、とにかく花粉飛散の季節が過ぎ行くのをじっと待ち続ける、という我慢の声が多数寄せられました。次に4番目に多かったのは「皮膚炎」(29.8%)。「洗剤を使うと手にかゆい湿疹ができる。主婦ですから仕事にならないので、ゴム手袋をつけたら、今度はゴム手袋が原因でまた湿疹・・・」(女性30代)と石鹸・洗剤や、金属、衣服類の繊維や、アトピー性など、皮膚炎を起こす原因も様々。中には「母親と喧嘩して、かなり参っていた時に自律神経がちょっとおかしくなって、手の平に水ぼうそうのような湿疹が出ました。でも仲直りをして元の精神状態に戻るとともに、皮膚炎もすっかり治りました」(女性30代)など、ストレスを原因とするケースも少なくないようです。そのほか「じんましん」(19.8%)、「咳・気管支喘息」(19.5%)、「のどの痛み」(17.2%)といった症状も目立ちました。

春はアレルギーの季節!?

■季節で症状が異なる?

1 春がひどい 62.6%
2 季節に関係ない 30.9%
3 秋がひどい 8.2%
4 冬がひどい 6.2%
5 夏がひどい 5.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

季節によってもアレルギーの症状は異なるのでしょうか。最も症状が出やすい時期は、スギ花粉の影響もあって「春がひどい」(62.6%)でした。その一方、「秋はイネ科の花粉が一番ダメ。花粉が飛んでくるし、防ぎようがないのが現状」(女性30代)など、「秋がひどい」(8.2%)という声や、さらに「光アレルギーは、7月、8月の直射日光の強い時期にTシャツ一枚で出掛けると、肘から下の部分に湿疹が出来る」(女性30代)、「冬は部屋と外の温度差がありすぎると、アレルギー症状が出る。部屋のお掃除をマメにするとか、風の強い日は窓を開けないとか、部屋の温度と湿度に気をつけている」(女性40代)など、「夏がひどい」(5.6%)、「冬がひどい」(6.2%)という方もいました。また「季節に関係なく、常にアレルギーが出る」(30.9%)という声も3分の1に達し、アレルギーは決して春だけに限ったことではなく、一年を通じて様々なアレルゲンが存在することがうかがえます。


今回は現代人を悩ますアレルギーについてお尋ねしました。多かれ少なかれ「アレルギーがある」という声は全体の2人に1人にも達し、いかに多くの皆さんがアレルギーに悩まされているのかを改めて実感させられる結果となりました。特にアレルギーは戦後に生まれた世代に目立ち、それ以降の食生活や住環境などの変化が大きく起因していることがうかがえます。いわばアレルゲンやストレスが多い現代の私たちにとって、アレルギー症状は他人事ではなく、避けては通れないものと言っても過言ではありません。自分、家族や周囲の人たちのアレルギー症状をよく理解し、前向きにアレルギーとうまく付き合っていくことが必要とされ始めているのかもしれませんね。


さて2月も後半に入り、いよいよスギ花粉の飛散がピークを迎える季節に入ります。マスク着用、手洗い、うがい、髪や服に付いた花粉をはたく・・・等々のちょっとしたケアでも症状を軽減できるそうです。また民間治療で軽減しない場合は、早めに病院で治療を受けてみるのも良いでしょう。