1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート
    6. 【第174回】アンケート結果 

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

もし生まれ変われるのなら?

男の子と、女の子がふとした衝撃で体が入れ替わってしまう、という話は児童文学「おれがあいつであいつがおれで」(山中 恒原作)の中での話。でも、もし生まれ変われるのなら、皆さんは男性になりたいですか?それとも女性になりたいですか?おそらく、同じ性をやり直したいという方もきっと多いことでしょう。そこで今回は、「生まれ変われるなら・・・」をテーマに皆さんのご意見をお尋ねしました。

「男性になりたい派」 VS 「女性になりたい派」は大きく二分化

生まれ変わるなら男性?女性?

SA(単回答)

さて皆さんは、もし生まれ変われるなら、男性、女性のどちらになりたいと考えているのでしょうか。「どうしても野球選手になりたい!甲子園に出場して、阪神タイガースの選手になりたい!!」(女性30代)など、「男に生まれたい」と回答した方が40.8%。その一方、「1人でもケーキ屋さんとかに入りやすい」(男性20代)など、「女性に生まれたい」という声も38.2%を数え、生まれ変わったら男性派と、女性派はちょうど二分化される結果となりました。また中には「どっちも楽しいところがあるし、イヤなところもある。どっちかに決めて生まれ変わるのではなくて、生まれ変わってからその性を楽しむのがいいのでは」(女性40代)など性別にこだわらないという声や、「できれば大空をはばたく鳥になりたいから・・・」(女性30代)など人間以外に生まれ変わりたいという声も寄せられました。

男性の半数以上が「男性になりたい」、一方、女性も「女性になりたい」

それでは、性別ではいかがでしょうか。まず男性の回答を見てみると「化粧だの、肌の手入れだのファッションだの、そんなことにいちいち気を配るのは真っ平御免」(男性40代)と身なりにさほど気を使わない良さ、「社会的に責任は多いが、それを成し遂げた時の満足感と充実感がたまらない」(男性60代)など仕事や社会での役割の大きさを挙げる声も目立ち、男性の半数以上が生まれ変わっても「男性に生まれたい」(58.2%)と考えていることが明らかとなりました。つまり、現在の性に満足している男性が大変多いことがうかがえます。また中には「強く、たくましく、そして無尽蔵の財力と国家をも動かす権力も持ち合わせる『スーパー正義の味方』として、悪い金持ち達をやっつけたい!そして、愛する女性には優しく、守ってあげる紳士になれたら・・・」(男性30代)など、同じ性であっても今とは違う人生を歩み、もっと器の大きい男性に生まれ変わりたいという理想を挙げる声も寄せられました。その反面、女性の回答では「ウェディングドレスを始めとし、ステキな洋服を着られ、仕事以外のことに色々と打ち込めるのは女性の特権」(女性30代)とファッションや趣味を楽しめる良さ、「社会的には男に劣ると思われていますが、実際には何かと優遇を受けている。私の周りの主婦は旦那が会社でせっせと働いているのに、ファミレスで何時間もおしゃべりしているのを目撃することも・・・」(女性50代)と男性よりも気楽という声も多く、生まれ変わっても「女性に生まれたい」(52.5%)という女性は全体の半数を超えました。いわば男性、女性は、異性からはデメリットと感じられている部分に対して、むしろ、自身ではメリットを感じている方が多いことがうかがえます。

男女別:生まれ変わるなら男性?女性?

SA(単回答)

20、30代男性は女性になりたい!?

さらに世代別で見てみると、面白いことに若い20代、30代の男性は、生まれ変わったら「女性に生まれたい」という回答が他の世代よりも目立ちました。「女性専用のサービスがあったり、なにかと得をすることが多いから・・・」(男性20代)、「周りの女性たちを見ていると、男よりもずっと人生を楽しんでいるように感じる。また子供を産み、『ママ』と慕われてもみたい。父親よりも母親の方が幸せだと思う」(男性20代)など、かつての男尊女卑の時代から社会が女性に優しい、優位な時代へと変化していること、また妊娠・出産など女性でしか経験できないことも、男性が羨む大きな要因と考えられます。その一方、年齢が増すごとに男性は生まれ変わっても「男性に生まれたい」と自分の性に対して意識を強め、女性は年齢とともに性への執着がなくなるのか「どちらでも良い」という回答が増える傾向が見受けられました。こうした理由は、今回のアンケートでは明確にはなりませんでしたが、人は年齢を積み重ねるごとに、様々な経験、人生の素晴らしさを実感し、自分の性に対する考え方が次第に変化していくことがうかがえます。

全体の7割以上がもう一度生まれ変われるなら、やはり「日本人」

生まれ変わるなら、やはり日本人?

SA(単回答)


■生まれ変わるならどの国?

1 アメリカ 25.7%
2 フランス 9.6%
3 イタリア 9.2%
4 オーストラリア 5.9%
5 イギリス 5.3%

SA(単回答)

では生まれ変われるなら、やはり日本人が良いでしょうか、それとも外国人が良いでしょうか。「ヤッパリ何だかんだ言っても、今、日本人として生きてて、一応自分では安全な国って思う。ご飯も美味しいし、また日本人として生まれ変わりたい」(男性20代)、「アメリカで暮らした経験がある。日本がどの国よりも、良い国だということを他の国で暮らしてみて痛いほど実感した。四季があり、歴史があり、文化があり、日本人として大切に守っていかなくてはならない財産」(女性30代)など治安、和食、四季、文化や日本人の気質・・・等々、生まれ変わっても「日本人がいい」(74.3%)という声は全体の7割を超え、経済、年金といった社会問題を多数抱えながらも日本での暮らしに満足している方が大変多いことがうかがえます。その一方、「他国人になりたい」(25.7%)という声も全体の約4分の1を占めました。最も人気の高かった国は「アメリカ」でした。「ちょっとの間、アメリカに居ましたが、発想が個性的で物事の捉え方が日本人の画一的な物の見方と違う点が、物凄くうらやましかった」(男性50代)など、日本は常識やモラルに囚われすぎ、個性の発揮や自己主張ができる自由な国であるアメリカに憧れを持つ方が案外多いようです。続いて2位は「フランス」、3位「イタリア」とヨーロッパの国々が挙げられました。「(イタリア人は)おおらかに生きている人が多い。仕事も人生を楽しむためにしている人が多いと思う。日本はプライベートより会社を優先させなければならない状況が多い」(女性40代)、「フランスはファッションの街で、自然とセンスが身につきそうだから・・・」(女性20代)など、常に時間に追われている日本人は忙しすぎる、イタリア人のように人間本来の暮らしを大切にしたいという声や、フランス人のようにお洒落にスマートに生きたいというヨーロッパへ憧れる声も目立ちました。中には「恥ずかしくもなく、女性を片っ端からくどけるので・・・」(男性60代)など、ちょい悪オヤジ風の回答も寄せられました。以下4位「オーストラリア」、5位「イギリス」が挙げられました。

お酒に生まれ変わるなら、誰からも愛される人気者の「ビール」になりたい!

■お酒に生まれ変わるとしたら?

1 ビール 24.8%
2 シャンパン 24.0%
3 ワイン 23.9%
4 ブランデー 14.5%
5 日本酒 12.5%
6 カクテル、リキュール 12.1%
7 ウイスキー 9.7%
8 焼酎 5.8%
9 缶チューハイ、缶カクテル 5.4%
10 泡盛 4.9%

SA(単回答)

最後にちょっと変った質問ですが、あなたがお酒に生まれ変わらなければならないとしたら、どんなお酒になりたいかと伺ってみました。堂々の1位は「ビール」(24.8%)。「『とりあえずビール!』と注文される、『とりあえずお前がいないと、宴が始まらない』がうらやましい・・・」(男性30代)など、大衆的な人気者ビールのような存在になりたいと望む声が多数寄せられました。続いて2位は「シャンパン」(24.0%)、3位にも僅差でブドウを原料とする「ワイン」(23.9%)が挙げられました。「高級なお酒はじっくりゆ〜っくり飲んでくれそうだし 愛してもくれそう・・・」(女性50代)、「F1や、メジャーの優勝時とか、めでたい席で飲まれる事が多く、いろんな人を祝福し幸せな気分になる」(女性30代)など、記念日やお祝いごとで飲まれることが多いワインやシャンパンは、じっくり味わいながら大事に飲んでくれそうといったイメージから高い支持が集まりました。また女性回答では「キレイで色とりどりの種類があり、甘口から辛口まであり、そして美味しい、そんな魅力的な人になりたい」(女性30代)といった理由から、「カクテル、リキュール」(男性=5.3%、女性=17.2%)。一方、男性では「日本独特な物になりたい」(男性40代)と「日本酒」(男性=16.7%、女性=9.4%)や、「年齢を重ねても歓迎される」(男性60代)とその気品と渋さから、「ウイスキー」(男性=15.8%、女性=5.2%)といった声も寄せられました。


今回は「もし、生まれ変われるなら・・・」をテーマに、皆さんのご意見を伺ってきました。性別で見ると男性は「男性に生まれ変わりたい」、女性も同性である「女性に生まれ変わりたい」という声が多数寄せられました。こうした背景には歳を積み重ねていく中で、今の性ではなければ、決して味わえなかった感動や貴重な出来事を男性、女性ともに経験してきたことが大きな要因と言えます。いわば、同じ性で生まれ変わりたいという声が目立ったということは、今までの人生、現状の自分の暮らしや境遇に満足している方が大変多いと言い換えることもできるかもしれません。やや現実離れしたアンケートでしたが、皆さんが今の自分を見つめ直す良い機会にしていただければ幸いです。一度、ご家族で「生まれ変わったら・・・」をテーマにお話しをしてみるのも楽しいと思いますよ。