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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたが春を感じる時は?

「春分の日」を迎え、暦の上では春がスタートしました。と同時に寒さも幾分か弱まり、肌で春の訪れを感じられるようになってきましたね。自然と心や体が動く、心地良いこの季節を待ちに待ったという方も、きっと多いことでしょう。そこで今回は、春の訪れを実感する瞬間についてお尋ねしました。

春色は夢心地のピンク!

■あなたにとって春は何色?

1 ピンク色   40.7%
2 桃色   14.9%
3 桜色   9.3%
4 黄色   8.5%
5 緑色   6.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

皆さんにとって「春」とは、一体どんな色なのでしょうか。「ふわっと軽やかで、暖かい感じがするから・・・」(女性20代、青森県)、「紅梅、桜の色が大好き。春は冬の冷たかった時を過ぎて、暖かな時が訪れたことが実感できるピンクが良い」(男性60代、茨城県)など、夢心地のような空気の柔らかさ、梅、桜やチューリップなどの花をイメージする「ピンク」(40.7%)がダントツの1位でした。さらに2位に「桃色」(14.9%)、3位「桜色」(9.3%)と上位ベスト3には、表現は異なるものの同色が挙げられ、実に全体の7割近くの皆さんが春に対して共通の色彩感覚を持っていることがうかがえます。もちろん、同じピンク、桃、桜色と言っても「ピンクと書くと、安っぽい感じなので、あえて桃色。艶やかではなく、柔らかさ、上品さ、初々しさ、しっとりさ、を兼ね備えている」(女性50代)、「ソメイヨシノだけでなく、八重や山桜など数百種にも及ぶ桜があり、その色も多種多様。ほとんど白に近いものから、桃色に近いものまで、可憐だったり凛としていたり妖艶だったり、まさに日本の春の色」(女性40代)など、「薄い」「濃い」「淡い」「鮮やか」・・・といった色の違いも様々あり、同色でありながらも人によってイメージが微妙に異なっていることがうかがえます。

「菜の花」「タンポポ」「新1年生の帽子」に代表される黄色も、春をイメージさせる

続いて目立ったのが4位「黄色」(8.5%)。「この時期になると、利根川沿いに菜の花が一杯に咲き乱れる。まるで黄色の絨毯をびっしり敷き詰めたような見事なもの。この黄色の菜の花を見て、今年も春が来たことを実感する」(女性60代、千葉県)など、菜の花、タンポポや福寿草・・・等々、ピンクばかりではなく春には「黄色」の花たちも負けてはいません。また「新1年生の帽子も鮮やかな黄色・・・」(女性30代、千葉県)など、黄色に初々しさ、若々しさを感じる方も少なくありませんでした。同様に「葉ものが芽を出す季節。町の中や、公園に緑が見えるのって良い。やわからい日差しが葉に当たり、反射して、暖かにしてくれる」(女性30代、新潟県)など、植物の生命、息吹を感じる5位「緑色」(6.8%)、6位「黄緑色」(5.1%)、10位「若草色」(1.2%)を挙げる声も寄せられました。いわば春の色は、草花の目覚めとともに彩られ、構成されているのかもしれません。また中には「春はアスファルト色。雪国なので、雪どけが進み車道や歩道のアスファルトが見える部分が増えてくると春を感じる」(男性40代、青森県)という声も寄せられるなど、住んでいる地域によっては、草花よりも先に、春の訪れを感じる色が別にあるようです。

桜の蕾の膨らみとともに、春気分も高揚!

では皆さんは、どんな瞬間に「春」を強く実感するのでしょうか。最も回答の多かったのは「桜、花見が気になると」(54.4%)でした。「花見が話題になってきた時。酒を飲んで、ウキウキした気分を想像して明るい春を感じる」(男性60代、愛知県)、「京都の円山公園に行ったら、桜の木2、3本ちらほら咲いていました。もうそこに春が来ているのに実感した」(女性40代、京都府)など、周囲で花見の話題が出始めると、もうそこまで春が来ているのだと感じる方が大変多いようです。開花予想のニュースを目にする機会が増え、蕾の膨らみが日々増すとともに、皆さんの気持ちもきっと高揚していることでしょう。同様に3位に「つくし、タンポポ、菜の花など草花が咲くと」(28.0%)、7位「ベランダ、庭の植物に新しい芽が出始めると」(13.1%)、9位「ウグイスが鳴くと」(10.9%)など、通勤、通学、いつも歩いている駅から自宅までの道、庭やベランダといった身近な場所の動植物の活動や、変化を敏感に感じ取っている方が案外多いことがうかがえます。また6位には「花粉症(花粉情報)が気になり始めると」(21.2%)など、体の変化や症状から春をいち早くキャッチするという、現代人ならではの声も寄せられました。

■最近あなたが「春を感じる瞬間」は?

1 桜、花見が気になると 54.4%
2 空気にあたたかさ(陽気)を感じると 52.5%
3 つくし、タンポポ、菜の花など草花が咲くと 28.0%
4 風や空気の香りを感じると 22.7%
5 陽が長くなったと感じると 21.3%
6 花粉症(花粉情報)が気になり始めると 21.2%
7 ベランダ、庭の植物に新しい芽が出始めると 13.1%
8 春一番が吹くと 11.8%
9 ウグイスが鳴くと 10.9%
10 卒業式を見た時に 9.8%

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女性は「グルメの春」、男性は「球春」

次に性別による違いを見てみましょう。まず女性回答に目立ったのは「食卓に春の食材が並ぶと」(男性=4.6%、女性=11.1%)。「ふきのとう。近くの田んぼのあぜで採って天ぷらにする。ほろ苦くてなんとも美味しい」(女性40代、兵庫県)、「毎年、夫の実家から筍がたくさん送られてくる。煮物はもちろん、筍ご飯、炒め物や味噌汁など、筍のフルコース」(女性30代、愛媛県)など、ふきのとう、筍、春キャベツ、新じゃがいもや新たまねぎ等々、春の食卓は初ものづくし。スーパーマーケットの店頭から春の訪れを実感する主婦も少なくないのでは。さらにデパ地下では、桜餅、イチゴたっぷりのケーキ・・・といった春限定スイーツが多数発売されるなど、秋に劣らず、春もグルメな女性を魅了して止まない季節と言えるかもしれません。さらに女性回答では「春物の衣類が店頭、ショーウインドーで目にする機会が増えると」(男性=2.3%、女性=10.0%)という声も目立ちました。その一方、男性回答に多かったのは「プロ野球の開幕が近づくと」(男性=11.1%、女性=3.5%)、「春のセンバツ高校野球大会が始めると」(男性=9.0%、女性=3.5%)など、野球に関連したニュースでした。「選抜の参加校が決まり、甲子園練習、開会式、決勝と進み空気が春らしくなってくる気配が好き」(男性50代、大阪府)と甲子園大会、プロ野球の開幕など、プロ、アマに関わらず野球の始動は「球春」の言葉のごとく、春を感じさせる風物詩の1つとなっていることがうかがえます。今春は松坂選手、井川選手、桑田選手など、日本を代表する投手陣のメジャー挑戦も話題となっており、日本ばかりではなく、メジャーの開幕も目が話離せません。

性別:春を感じる瞬間は?

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雪国では桜、ウズイスよりも先に、雪どけで春を実感する

東西に長い日本列島の春の感じ方は、果たして一様でしょうか。続いて地域による違いを見てみましょう。前述のとおり、全体では「桜、花見が気になると」「ウグイスが鳴くと」など、動植物の活動で春を感じるという回答が目立ちましたが、まだ寒さの残る北海道、東北といった雪国では異なり、「雪解けで道路の雪が水の状態になり、そのしぶきで車がすぐに汚くなる」(女性40代、北海道)など、「雪解けが始まると」(北海道=73.8%、東北=23.8%)という声が目立ちました。また見逃せないのが「花粉症(花粉情報)が気になり始めると」という声が北海道のみ皆無だった点です。スギの植生がほとんどないというのが理由で、春先に花粉症で悩んでいる方にとっては、北海道はこの世の天国と言えるかもしれませんね。また「北関東特有の野菜『かきな』。春の僅か数週間しか食べられないという野菜で、ほうれん草のようにおひたしや油炒めなどにしてよく食べる。毎年楽しみにしている」(男性40代、群馬県)、「いかなごの釘煮。今年も神戸、明石方面に住む親戚・友人から手作りの釘煮が届き始めました。これを食べると『春だな〜』と感じる」(女性50代、奈良県)など、昔と比べ、地域差が少なくなる中にあって、春ならではの食文化も一部の地域で残っていました。

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発情期のキジ、慣れないスーツ姿の新入社員も、春の風物詩

そのほか、皆さんから寄せられた春を感じる声の中から、ユニークなもの、面白いものをいくつかご紹介します。「ツバメが飛んでいるのを見ると、春が来たのを実感する」(男性40代、鳥取県)、「発情期のためキジの顔の色が鮮やかに、全体的に派手に。鳥同士が頻繁に喧嘩するようになった。春ですね〜(動物園勤務)」(女性30代、神奈川県)と渡り鳥、ウグイスやキジなど、鳥たちの動きや鳴く声で春を感じるという方。「冬はブーツが好きで履いていたが、2月末にシューズショップに行ったら、もう春の新作の可愛いパンプスがずらり並んでいた。さっそく購入。暖くなる日が待ち遠しい」(女性40代、愛知県)、「電車の中で、慣れないスーツ姿の新入社員の姿を見ると春だなぁ、と感じる」(男性30代、東京都)など、春ものの衣服が目に付き始めると季節の変化を感じるという声も寄せられました。また中には、「インフルエンザも減りつつあるので、やっと春を感じつつある」(女性30代、熊本県)という方もいました。


今回は「春を感じる瞬間」について皆さんのご意見を伺ってきました。春の色はピンクに象徴されるように、「春=桜」のイメージが私たち日本人の心に強く刻まれていることを改めて実感する結果となりました。春の季語にも「山笑う」という言葉があるように、動植物がいっせいに活動を始め、愛情が溢れ、自然が喜びに溢れているこの時期には、まさにピッタリのイメージと言えるかもしれませんね。心理学的にピンクは、自分にも、人にも優しく、穏やかな心で接することができ、最も幸せな状態をつくる色だそうですよ。今週末あたり、ご家族とともに、ピンクを探してレジャーへお出掛けになってはいかがでしょうか。きっと幸せエネルギーをたくさん充電できるはず・・・。