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あなたが今、最も行ってみたい外国は?

いよいよゴールデンウィークがやってきますね。上手に休みが取れれば、最大9日間の大型連休も可能な今年、皆さんのGWのご計画はいかがでしょうか?海外へバカンス、のんびり温泉・・・、という方もきっと多いことでしょう。そこで今回はGWを前に、皆さんが今、最も行ってみたい外国についてお尋ねしました。

7割以上が「海外旅行の経験がある」と回答

海外旅行へ行った経験は?

SA(単回答)

まず、皆さんの海外旅行の経験について聞いてみました。「2年前にバリ島に行きました。とってもきれいな島で、人々も気さくで優しかった・・・」(女性20代)など、「海外旅行(滞在)の経験ある」(71.8%)と回答した方は実に全体の7割を超え、海外が高嶺の花ではなくなりつつあることがうかがえます。また頻度は「1回」と回答した方が16.9%、「2〜3回」という方が20.7%と、全体の4割近くの皆さんが「1〜3回」の渡航回数でした。中でも「新婚旅行でエーゲ海に行きました。クルーズで、夕日に向かって海を眺めていた主人の顔が真っ赤になったことが思い出される」(女性40代)など、新婚旅行で初めて海外を訪れたという声が目立ちました。


さらに「卒業旅行で初めて訪れた花の都パリ。みごとな街の景色に驚き、地下鉄にも乗らず、ただ通りを歩きました。それ以来、年に一度は行くようにしている」(女性30代)など、「(渡航回数)10回以上」という方も全体の12.4%を数えました。こうした「10回以上」の渡航頻度を持つ海外通は20代では2.6%、30代で13.8%・・・、60代以上で16.3%と年齢とともに増加。その一方、「旅行経験のない」という声は、20代(43.1%)、50代(30.7%)に目立ち、30代、40代では低調でした。古くから「かわいい子には旅をさせろ」と言いますが、実際のところは年齢とともに旅行頻度が増加することが明らかとなりました。また50代以上では「海外旅行好き派」と「全く行かない派」に分かれる傾向も見受けられました。

世代別:渡航回数は?

SA(単回答)

人気スポットは近場の「アジア」、続いて安心できるビーチリゾート
「ハワイ」「グアム」「サイパン」

では「海外へ行った経験のある」と回答した方に、実際に訪れた国について聞きました。渡航が多い人気の国とは一体どこでしょうか。堂々の第1位は「東アジア(韓国、香港、台湾など)」(49.7%)でした。「韓国でのアカスリ体験、香港の百万ドルの夜景はとても良かった」(女性20代)、「台湾は屋台や食堂がとても安く、しかも美味しかった」(女性30代)など、旅費が安い、移動が短い、短期休暇でも行ける、「安・近・短」の三拍子揃ったエリアとして「東アジア」は大変人気が高いようです。同様5位にも「東南アジア(タイ、インドネシア、ベトナムなど)」(32.4%)が挙げられ、同じアジア諸国で文化や習慣も比較的に近いことから、構えず気軽に出掛けられる国と言えるかもしれません。次に2位は「ハワイ(アメリカ領)」(48.1%)「ワイキキビーチと、アラモアナショッピングセンターが印象的でした」(男性30代)など、青い海、青い空、「常夏の楽園」と言う名に相応しいビーチリゾートとして、最も日本人に親しまれている島と言っても過言ではありません。中には「店員も日本語がほとんど通じるので、初めての海外旅行でも安心でした」(女性30代)など、言葉の通じない不便さがないこと、さらに小さなお子さんと一緒の家族旅行でも安心といったことも、根強い人気の理由と言えそうです。同様の理由から、4位にも「グアム・サイパン(アメリカ領)」(34.9%)が挙げられました。

■今までに訪れた国は?

1 東アジア(韓国、香港、台湾など) 49.7%
2 ハワイ(アメリカ領) 48.1%
3 アメリカ 37.8%
4 グアム・サイパン(アメリカ領) 34.9%
5 東南アジア(タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムなど) 32.4%
6 西欧(イギリス、オーストリア、スイス 、ドイツ 、フランスなど) 31.2%
7 オーストラリア 25.5%
8 南欧(ポルトガル、スペイン、イタリア 、ギリシャなど) 18.3%
9 中国 15.8%
10 カナダ 14.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

また感動体験の多い海外旅行ですが、決して良い話ばかりではないようです。中には「ドイツを訪れたときに、時刻通りに列車が来ないのは当たり前。のんびりもいいけど、慣れなかった」(女性40代)など、外国のルーズな気質にイライラしたという方。「台湾は車やオートバイが多く、信号機も少なく、道を渡るのに大変でした」(女性30代)という声や、さらに「ハワイに行った際、夫婦で水か食物かわからないが当たって下痢・嘔吐が酷く、新婚旅行が台無し」(男性30代)など、文化、食、習慣や環境の違いで旅行を十分に楽しめなかったという声も少なからず寄せられました。

行ってみたい憧れの国は「ヨーロッパ」、
大自然、動物を求め「南半球」を夢見る人も

続いて、訪れた経験はないものの、今後、行ってみたい国について聞いてみたところ、人気ナンバーワンは「西欧(イギリス、オーストリア、ドイツなど)」(31.1%)でした。「中学時代にファンレターを出したウィーン少年合唱団の地、音楽の都・オーストリア、そして様々な映画のシーンに出てくるフランスへ・・・。想像するだけでも、わくわく・・・」(女性50代)、「イギリス。スポーツの源流を築いた国におけるスポーツシーンを見聞してみたい。大好きなウィスキー、ビールをパブで味わいたい・・・」(男性60代)と食文化、スポーツ、アートや音楽など、アジアンカルチャーとは全く異なる、整然とし、どこか気品の漂う西欧に憧れを持つ日本人が大変多いようです。同様に「定年したら、夫婦でイタリアを旅してみたい。ミラノ大聖堂やピサの斜塔など、中世建築を堪能したい」(男性50代)など、4位に「南欧(スペイン、イタリア 、ギリシャなど)」(19.7%)、6位にも「北欧・バルト三国(スウェーデン、デンマーク、フィンランドなど)」(18.1%)が挙げられ、西欧に限らず、ヨーロッパ全体の人気の高さがうかがえます。とはいえ前述のとおり、実際に訪れた国としてヨーロッパがさほど多くないのは、旅費が高い、遠い、長期休暇が必要という、アジア旅行とは逆の「高・遠・長」が大きな要因と言えるかもしれません。

■行ってみたい国は?

1 西欧(イギリス、オーストリア、スイス 、ドイツ 、フランスなど) 31.1%
2 オーストラリア 29.1%
3 ハワイ(アメリカ領) 20.3%
4 南欧(ポルトガル、スペイン、イタリア 、ギリシャなど) 19.7%
5 カナダ 18.5%
6 ニュージーランド 18.1%
6 北欧・バルト三国(スウェーデン、デンマーク、フィンランド、リトアニアなど) 18.1%
8 アメリカ 12.0%
9 東アジア(韓国、香港、台湾など) 10.3%
10 グアム・サイパン(アメリカ領) 8.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

また見逃せないのは、ベスト10圏内に2位「オーストラリア」(29.1%)、6位「ニュージーランド」(18.1%)の南半球の国々がランクインしました点です。「自然と、コアラ、カンガルーなどいろいろな動物にも会えるから・・・」(男性60代)と大自然、珍しい動物たちとの出会いなど、疲れた日本人がリラックスや心の癒しを求めて、美しい南半球への旅を夢見る声が多数寄せられました。以下3位は「ハワイ(アメリカ領)」(20.3%)、5位は「カナダ」(18.5%)でした。

旅行目的は「グルメ派」「のんびり休日派」、それとも「芸術派」「考古学派」 

では、いま海外へ行くなら、皆さんは一体どんな旅を楽しみたいと考えているのでしょうか。旅行のタイプについて聞いてみたところ、最も多かったのは「美味しい料理と酒を堪能するグルメ旅行」(44.5%)でした。「イタリアの小高い丘のホテルの庭から、美味しいワインと生ハムを食しながら、赤い屋根の家並みを主人と見たい」(女性50代)など、海外旅行の目的地選びのポイントは、花より団子、意外に「食」と「酒」という方が多いのかもしれません。さらに2位にも「何も考えず、癒されたいビーチリゾート旅行」(33.6%)が挙げられ、ハードスケジュールで観光地を廻る旅よりも、むしろ美味しい料理に舌鼓を打つ「グルメ派」、ゆっくりと過ごしたいという「のんびり休日派」が多いことがうかがえます。その一方、3位に「太古のロマンに触れる、世界遺産・史跡めぐり旅行」(33.5%)、4位には「博物館・美術館で、じっくりと文化・芸術を感じる旅行」(24.6%)といった好奇心・知識欲に満ちた声も決して少なくありませんでした。「マチュピチュに行くには体力が必要だよと言われ、今のうちに早く行っておきたい」(女性60代)、「モネやルノアールの作品が見たい」(女性50代)など、本やテレビで見た本物の絵や、古代遺跡を自分の目で確かめたいという「芸術派」「考古学派」も目立ち、人によって旅行目的が様々であることがうかがえます。

■今、あなたがしたい旅行タイプは?

1 美味しい料理と酒を堪能するグルメ旅行 44.5%
2 何も考えず、癒されたいビーチリゾート旅行 33.6%
3 太古のロマンに触れる、世界遺産・史跡めぐり旅行 33.5%
4 博物館・美術館で、じっくりと文化・芸術を感じる旅行 24.6%
5 時間を考えず、のんびり鉄道周遊旅行 24.4%
6 リッチな船旅が味わえる、豪華クルーズ旅行 17.7%
7 秘境探検、動物に触れる自然派旅行 13.6%
8 本場のミュージカル・オペラを鑑賞するエンターテインメント旅行 8.6%
9 現地の暮らしを体験するホームステイ型の旅行 7.7%
 9 スポーツ(ゴルフ、スキューバ、スノーボード)三昧のアクティブな旅行 7.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「ハイジのチーズが食べたい」「アンのプリンスエドワード島へ」など、
一度は行きたい憧れの地

そのほか、「テレビで『アルプスの少女ハイジ』を見て以来、ずーっと憧れている国がスイス。山や自然を感じてみたいのはもちろんですが、人々の生活や文化、考え方などに触れてみたい。やぎのお乳は本当に飲めるのでしょうか」(女性30代)、「『赤毛のアン』が大好きで、舞台となったカナダのプリンスエドワード島に行けるものなら行ってみたい。作品に登場する花並木とか、湖とか、グリンゲーブルズ(家)とか、モンゴメリ(作者)のお墓参りをしたい」(女性30代)など、テレビ番組や小説から影響を受けて、その国への憧れを強めたという方。中には「トルコには本場のベリーダンスを観に行きたい。あわよくば修行を…。だって、もっと上手くなりたい!現在日本で修行中」(女性20代)、「フランス語を勉強したので、ぜひ行ってみたい」(女性40代)と本場を訪れ、自分の実力を試したいというチャレンジャーもいました。


今回はGWを控え、「行ってみたい外国」について皆さんのご意見を聞いてきました。ひと昔前は憧れ・夢であった海外旅行が、1964年に海外旅行が自由化され、さらに1973年にドルの変動相場制の移行にともなって大金持ちではなくても、行く気になれば誰もが行けるものへと変ってきました。とはいえ、仕事、育児に追われ何かと忙しい現代人、限られた時間の中で旅行をするとなると、どうしても近場になってしまうのは仕方のないものですね。今回のアンケート調査でも、行ったことのある国は隣の「東アジア」が多かった一方、行ってみたい国のトップは遠い「ヨーロッパ」でした。アジア、日本にはない食、習慣、宗教、芸術、音楽、ファッション、街並みや風景・・・など、テレビや雑誌でしか見たことのないヨーロッパカルチャーへの憧れは、簡単には行けない国だからこそ、より強いのかもしれませんね。さてGW、夏休みの計画はもうお決まりですか。海外旅行を検討中の方は、皆さんから寄せられたご意見を参考にプラン作りにお役立てください。