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お母さんに一番感謝していることは?

ようやく春を迎え、色とりどりの草花が一斉に咲き誇る時期となりました。花といえば、あと1ヶ月もするとカーネーションに象徴される「母の日」がやってきますね。今年はどんなものを贈るか、そろそろ計画を立てている方も多いのでは。そこで今回は「母の日」を前に、皆さんが日ごろ面と向かって言えないお母さんへの感謝の気持ちについてお尋ねしました。

3人に1人が「母の日」に花をプレゼントする

「母の日」にプレゼントを贈りますか?

SA(単回答)

まず、今年の「母の日」のギフトはいかがでしょうか。「実家は遠方なので、毎年カーネーションの鉢植えを花屋さんから送っている。母も楽しみに待っていてくれているみたい」(女性40代)など、大定番の「カーネーション(を含む花束、鉢植え)を贈る予定」と回答した方が15.1%。「母は自分で庭に小さなお花畑を作るほど大好きなので、いつも季節の花を贈っている。春にはチューリップ。そして秋にはコスモス・・・」(男性30代)など、「カーネーション以外の花を贈る予定」という声が7.3%、さらに「花+プレゼントを贈る予定」も11.7%を数え、全体の3人に1人が「母の日」に何らかの花を贈る計画のあることが判りました。「母の日」の代名詞である「カーネーション」は1割強とそう多くなく、お母さんの好きな花を自由に選んで贈る方が案外多いことがうかがえます。ここ最近では「一昨年からプリザーブドフラワーを贈っているので、今年も違う色をプレゼントする」(女性30代)など、水やりの手間なく、いつまでも花の美しさが継続するプリザーブドフラワーも人気ギフトの1つとなっているようです。

花のほか、今年の「母の日ギフト」市場は大盛況!?

こうした花ギフトが目立った一方、「何歳になっても、女の人は身に着ける物をもらうと嬉しいみたい。今年も82歳になる母には、ブラウスやセーターなど洋服を贈ろうと今からデパートで下見している」(女性50代)など、「花以外のプレゼントを贈る予定」(29.4%)という声や、「カニ好きの母と外食する」(女性40代)など、「一緒に食事に出掛ける予定」(10.9%)という声も寄せられ、お母さんの好みに合わせて「花より洋服」「花より団子」・・・等々、花以外の選択肢の幅も広がりつつあることがうかがえます。また昨年同時期に行ったアンケート調査では、花、花以外のプレゼント、食事・・・といった「何らかのギフトを贈る」と回答した方が64.7%であったのに対し、今年は74.4%と増加傾向を示しました。一時期よりも景気が復調しつつある中で、「母の日」ギフト市場も例年以上な大きな盛り上がりを見せそうな気配がします。また中には「孫の顔を見せること。 住んでいる場所が違うので子供たち、特に末っ子が幼稚園で作ったプレゼントを添えて贈る」(男性40代)など、孫たちの手づくりのプレゼントを贈るという方。「いつもながら『出世返しで!』とお願いの電話を入れ、感謝の気持ちを伝える」(男性20代)など、久しぶりに電話で声を聞かせるという方など、お金で買えるものばかりではなく、手作りの品、電話や手紙・・・等々、様々な形で感謝の念を伝えるという方も少なくありませんでした。

母に共感、感謝する娘は、「母の日」に特別な思いを寄せる

続いて性別ではどうでしょうか。まず、男性で「母の日ギフト」を贈る予定と回答した方は66.2%であったのに対し、女性は80.2%と、男性よりも14.0%高いプレゼント意向を示しました。こうした背景には「女手ひとつで育ててくれたこと。経済的にきつかっただろうに、まわりの子以上にオシャレをさせてくれた。私を信じているからとのびのび育ててくれた。今の幸せは母のおかげ。オシャレや体形維持など、いくつになっても『女』である母を見習いたい」(女性30代)、「自分が出産を経験して出産の困難と、子育ての大変さを感じている」(女性30代)という声に代表されるように、母と娘は同性であるからこそ、共感、感謝する部分も多いようで、「母の日」に特別な思いを寄せる女性が大変多いことがうかがえます。また「母の日ギフト」に費やす予算も、「5千円以上」という男性が23.6%であったのに対し、女性は31.2%。さらに「1万円以上」という声は男性が6.8%であったのに対し、女性は8.8%と予算の相場も男女間に大きな開きがありました。「照れくさい」「恥ずかしい」、ギフト選びは奥さんに任せ切りでよくわからない、といった男性が案外多いのではないでしょうか。

男女別:「母の日」にプレゼントする?「母の日」ギフトの予算は?

SA(単回答)

母への感謝1位は「自分を産んでくれたこと」

「母の日」はもともと母の偉大さを伝える運動としてアメリカで始まり、日本でも1923年ごろから広まり始めてきました。いわば男尊女卑、封建的な社会の中で、女性たちの家事や労働に対する理解を得るのに「母の日」は、大きな役割を演じてきたと言っても過言ではないかもしれません。では一口に「母へ感謝する日」と言いますが、具体的に皆さんはお母さんのどんなところを尊敬し、感謝しているのでしょうか。最も多かったのは「自分を産み・ここまで育ててくれたこと」(60.7%)という回答でした。「20歳で産み育ててくれた母。自分が母になり改めて思うのは、遊びたい年頃だったのに何不自由なく、やってこられたのは母のおかげ。本当に感謝している」(女性40代)など、人として生を受けたこと、自分の存在そのものが母を出発点にしていることに深く感謝する声が多数寄せられた。

■お母さんに一番感謝していることは?

1 自分を産み・ここまで育ててくれたこと 60.7%
2 何かあると必ず助けてくれる(くれた)こと 32.7%
3 今、自分が幸せである、好きに生きていられること 29.6%
4 自分が健康であること 24.0%
5 毎日、美味しいご飯(お弁当)を作ってくれる(くれた)こと 22.7%
6 文句を言わず、家事全般をしてくれている(くれた)こと 22.1%
7 家計のため、一生懸命働いている(くれた)こと 17.9%
8 いつでも愚痴を聞いてくれ、励ましてくれること 11.7%
9 人格形成や興味・関心のすべてに母の影響を強く受けていること 11.0%
 10 大人になってからも、心配して仕送り・お小遣いをくれる(くれた)こと 8.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

続いて多かったのは「何かあると必ず助けてくれる(くれた)こと」(32.7%)でした。「私が仕事のことで悩んでいた時、私も、家族も気づかないうちに、痩せ細りうつ病になっていました。人に会うのが苦痛になり、すぐに涙を流す私をおかしいと思い、心療内科に連れて行ってくれた行動力のある母。死にたいとまで思いつめていたのは病気のせいでした。巣立ったつもりでいましたが、46年間母に守り続けられていたんだなぁと実感。ありがとう、お母さん!」(女性40代)、「失恋して体調不良になった私に、『そんなに夢中になれるのがうらやましい』と言ってくれた。ふらりと帰省したのに何も聞かずに迎えてくれて、本当に感謝」(女性30代)など、子供の頃はもちろん、大人になってからも子供のことを一番に考え、どんな時でも味方になってくれるのがお母さんなのかもしれません。以下3位は「今、自分が幸せである、好きに生きていられること」(29.6%)、4位に「自分が健康であること」(24.0%)が挙げられました。

「お袋の味」は、家族を笑顔にする「幸せの味」

また見逃せないのが、第5位の「毎日、美味しいご飯(お弁当)を作ってくれる(くれた)こと」(22.7%)という声です。「子供の頃冷凍食品を使わず、毎日お弁当を作ってくれた。今、自分が親になって、なんてありがたい事だったのだろうと感謝している」(女性30代)、「結婚して、ご飯を美味しく作れるようになったのは、お母さんの作るご飯が美味しかったから。私の夫はご飯を楽しみに、どんなに残業で大変でもお腹空かして帰ってくる」(女性30代)など、昨今では「スローフード」「食育」という言葉もポピュラーとなりましたが、食は人を良くすると書くように、子供の教育や成長に食事が大きな影響を与えていることがうかがえます。いわば「お袋の味」は、家族を笑顔にする「幸せの味」と言えるかもしれませんね。

年齢が増すにつれ「自分の人生=母への感謝」へ

また世代によって、感謝する内容も次第に変化していくようです。若い20代、30代では「自分を産み・ここまで育ててくれたこと」「何かあると必ず助けてくれる(くれた)こと」「毎日、美味しいご飯(お弁当)を作ってくれる(くれた)こと」など、お母さんさんの直接的な行動やサポートに対して感謝する声が目立ちました。その一方、年齢が高くなるとともに「今、自分が幸せである、好きに生きていられること」「自分が健康であること」など、自分の人生や現況に対する満足感から、間接的にお母さんへの感謝の念が強まる傾向が見受けられました。また「亡き母は戦前、極貧の時代、私を含めた7人兄弟を食うや食わずで、育てあげてくれたことに感謝したい」(男性60代以上)など、戦時中を知る方も多い60代以上では「家計のため、一生懸命働いている(くれた)こと」(21.7%)という回答が他の世代よりも目立ちました。

世代別:お母さんに一番感謝することは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は「母の日」について皆さんのご意見を聞いてきました。「母の日ギフトを贈る」という回答は74.4%と、昨年よりも9.7%も意向が高まっており、今年の「母の日」ギフト市場はいつもの年よりも大きな賑わいを見せそうな機運が高まっています。こうした背景には、リリーフランキーさん原作の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」がテレビドラマや映画化も少なからず影響し、お母さんとの絆を改めて振り返るきっかけとなったのでは・・・。普段はなかなか面と向かって、素直に「ありがとう!」と言えない方もきっと多いと思いますが、花やギフトとともにさり気なく感謝を言葉にしてみるのも必要なことかもしれませんよ。特に今回のアンケート結果からも明らかなように、男性陣の「母の日」に対する意識やギフト意向は女性に比べて低調であったのは気になります。照れや、恥ずかしさもあると思いますが、お母さんがお元気なうちにたっぷりと親孝行を・・・。さて、今年の「母の日」は5月13日(日)だそうです。日ごろお忙しい方は、家族揃って休みが取りやすいゴールデンウィークを利用して、ちょっと早めの「母の日」をするのも良いのでは。

最後に、皆さんから寄せられたお母さんへの感謝メッセージをいくつかご紹介します。


  • 「自分のことは自分で決める、子供の頃からの母の教え。押し付けではなく、自分自身で考え行動することの大切さを教えてくれました。放任主義ではなく、子供を信用しているからこそできること。人生最高のラッキーは、あなたの娘に生まれたこと!」(女性30代)
  • 「健康でなかった私は、母に迷惑ばかりかけていました。体調の悪い時は母に八つ当たりして・・・、そんな私を優しく見守っていてくれて感謝している。これからは、たくさん親孝行したいので長生きして下さい。そして、今年は阪神が優勝出来る様に一緒に応援しよーね!!!」(女性40代)
  • 「何の因果か知らんがオヤジとオカンの子供に生まれ、どうにか社会の中で生活できている。苦しいことも悲しいこともあるが、こうやって人として生きていること、この世に命を受けて生まれて来てオッサンになるまで健康に生きて来られたこと自体に感謝せな罰が当たる。これも産み育ててくれたオカンのお陰。オカン、ありがとう。今年で51になりました」(男性50代)
  • 「B型同士なので、今でも友達感覚でさっぱりあっさりとした付き合いをしている。悩みは一日で忘れる、楽観的なのは母譲りなよう。いつも帰省時には、色々お世話ありがとう。孫の面倒も良くみてくれるので助かる。ぜひ一緒に旅行でもいけたらいいね」(女性30代)
  • 「なんと言っても、そのいつまでも若々しく元気なところ。音楽が好きで踊りに行ったときのゴーゴーガールぶりには度肝を抜かれました…。私が踊るのが大好きなのは、母のおかげだったんだな、と感じた。今年は女同士で食事にでも行きましょう〜。て、言うよりも飲みにいったほうがお母さんも喜ぶ?そうします…」(女性30代)
  • 「金持ちにならなくても良い。立派な人間にならなくても良い。人様に迷惑は掛けず堅実に毎日を健康的な生活を送るのが一番の親孝行なんだ、と教えてくれた。いつまでも元気で過ごして下さい」(男性50代)
  • 「母が登山、ヨットやスキーとアウトドア好きで自分も子どもの頃から色んな経験を積んできて、海外留学や一人旅などもさせてもらった事は感謝。忙しくても出来合いのお惣菜を買って食べた記憶がありません。ピアノを習っていて、音大にも行かせてもらったんですが、全然違う道に進んでも文句も言わずに好きな事をさせてもらった事は非常に感謝している」(女性30代)
  • 「小さい頃から朝早くから夜遅くまで仕事をして、何も文句も言わず必ず食事の支度、家事全般をしている背中をいつも見てきた。そこまで真似はできないけど、私もそれを見ているので頑張れると日々思う。あなたが死んでしまったら、私はどうやって生きていくんだろうと思うほど、お母さんの存在は大きい。日ごろありがとうと照れくさくて言えないけど、母の日だけはカードで『ありがとう』と言わせて下さいね」(男性30代)
  • 「私が高校生の頃、父が体を壊し、代わりに母が働きに行っていました。家が貧乏な事で、随分文句を言ったりしてしまいましたが、家族の為に一生懸命働いてくれた母に今は感謝している。今まで苦労した分、これからはお父さんと二人で温泉に行ったり、旅行に行ったり、のんびりとした人生を送って下さい」(男性40代)