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あなたのケータイ利用術は?

国内で初めて携帯電話が発売されたのは1988年。その当時は、まるで手塚治虫さんの未来を描いたSF漫画のような存在であった携帯電話も、それから約20年を経た今日では、誰が持っていても決して不思議でない当たり前のものとなっています。昨今では携帯電話の利用は通話のみならず、インターネット、カメラ撮影やミュージック再生・・・等々、1台の電話機がこなす役割は多岐に渡っています。そこで今回は、私たちの日常生活に深く関わり始めている携帯電話の利用法について聞きました。

ケータイの所有率は88.1%、1人に1台の時代へ

ケータイを持っていますか?

SA(単回答)

さて現在、どの位の皆さんが携帯電話を持っているのでしょうか。「携帯電話(ドコモ、au、ソフトバンク)を持っている」と回答した方は84.6%。「PHSを持っている」と回答した方が2.4%、さらに「携帯電話(ドコモ、au、ソフトバンク)とPHSを両方持っている」という方も1.1%を数え、全体の88.1%がケータイ(携帯、PHS)を所有していることが明らかとなりました。電気通信事業者協会の発表によれば、今年の1月末でケータイの国内普及は1億台を超えたと言われ、かつては1家に1台の電話機だったものが、現在では1人が1台づつケータイを持つ時代へと大きく変化していることがうかがえます。性別で見てみると、「携帯電話を持っている」(男性=82.5%、女性=86.7%)という声は女性に目立った一方、「PHSを持っている」(男性=2.8%、女性=2.0%)、「携帯電話とPHSを両方持っている」(男性=1.6%、女性=0.5%)という声は男性の方が高いことが判りました。こうした背景には、ウィルコムが法人向けの定額プランを採用したことや、またPCと電話を融合したモデル「スマートフォン」を発表するなど、ビジネスシーンにおける使用を前提としたプランや機種の開発が少なからず影響を与えているのかもしれません。

「不便を感じない」「束縛を感じる」などの理由から、
全体の1割が「ケータイを持たない」派

ケータイ普及が加速する中で、「(ケータイを)持っていない」(11.9%)という声も全体の約1割を占めました。では、なぜケータイを持たないのでしょうか。「専業主婦として携帯電話を持たなくても、不便とは思わない」(女性60代)など、固定電話で用が足りているという方。「一人で自由に行動するのが好きなので、携帯電話は首輪を付けられている犬みたいでイヤだから・・・」(男性50代)など、束縛されているような気がして自由を感じないという声や、中には「他の人と会っているのに、ずっとメールを見ている人など傍から見ていて嫌悪を感じる場面が多い。また携帯で連絡すれば良いからと、遅刻を平気でする人が増えた気がするのも嫌な点」(女性40代)など、ケータイの普及に伴い公衆マナーの悪さも目に付くようになったという声も寄せられ、ケータイを持たない理由は「基本料金」「使用料金」といった経済的な理由ばかりではないことがうかがえます。また、こうした「(ケータイを)持たない」という声は世代とともに次第に増加し、60代以上では実に28.6%にも達しました。

全体の60.4%が「通話」よりも、「メール」利用が上回る

そもそもケータイは電話機であるものの、ここ最近では「通話」以外の「メール」の利用も増えていると聞きます。では次に、日ごろのケータイ利用における皆さんの「通話」と「メール」の利用比率について見ていきましょう。最も回答が多かったのは「通話:約10%、メール:約90%」(25.5%)、次に「通話:約20%、メール:約80%」(16.5%)、「通話:約30%、メール:約70%」(13.3%)・・・という声が続き、実に全体の62.4%の皆さんが「通話」よりも、「メール」を利用する機会の方が多いことが判りました。中には「友達を遊びに誘う時や、用件がある時はほとんどメール。通話はしません」(女性20代)など、「通話:0%、メール:100%」という人も2.3%いました。また、こうした利用比率は性別や世代によっても異なります。メール利用率が約60%以上という声は、男性では50.9%であったのに対し、女性では73.6%。さらに世代別で見ると、60代以上では32.5%であったのに対し、世代が低くなるとともに増加し、20代のメール利用比率は77.7%にも達しました。いわば、「メール」は男性よりも女性、世代が若くなるほど頻繁に利用されている現況が明らかとなりました。

「通話」と「メール」の利用比率は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

世代別:「通話」と「メール」の利用比率は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

経済的な理由のほか、相手の都合を思いやる気持ちから「メール」優先する声も

では皆さんは、どのような基準で「通話」と「メール」を使い分けているのでしょうか。「メールでほとんどの事を決める。通話はよっぽど急ぎの時くらい」(男性30代)、「通話は、メールで説明しにくい場合のみ」(男性40代)など、基本はメールを使用し、急用で直ぐに連絡を取りたい時、またメールでは妙な誤解を与えたり、説明しにくい時に限って「通話」を使うという声が意外に目立ちました。こうした背景には「メールは家族にあてる『かえるコール』。家族間メールだと、無料だから・・・」(男性20代)など、同じキャリア間や、家族間ではメールが無料というプランも多く、経済的な理由から「メール」利用を優先する人が案外多いようです。中には「通話は相手から掛かってきたとき以外は、使用しない」(女性40代)など、ほぼ受け専用という方もいました。そのほか、「相手がすぐに電話に出られない人の場合、電話の音が迷惑になりそうな相手の場合はメールで・・・」(女性30代)など、「通話」は相手に迷惑を掛けるのではという配慮から、相手の都合の良い時に見られる「メール」利用を優先する方も少なくありませんでした。いわば、ケータイの普及率アップで、個人への連絡手段が安易になった分、余計な通話を極力減らすということが掛ける側のマナーになりつつあるのかもしれません。とはいえ、一方で「メールはパソコンでしかしません。あんなに文字入力の面倒な携帯電話でメールするなんて理解できない」(男性40代)など、使い難いボタンや文字の小ささに苛立ち、面倒臭さを感じるというアンチメール派もいました。

よく利用する機能のナンバーワンは「カメラ(静止画)」撮影」

ここまで「通話」と「メール」の利用について見てきましたが、では、それ以外の機能の利用はいかがでしょうか。新しい機能が次々に追加される中で、「通話」「メール」以外の機能でよく使うものとは一体何でしょうか。堂々の1位は、ダントツで「カメラ(静止画)撮影」(59.8%)でした。「カメラは時刻表を記録したり、残しておきたい風景を記録する」(男性60代)、「携帯はどこへでも持ち歩くので、面白いものを見つけたときに写真を撮ってそれをブログにアップする」(女性30代)など、デジカメよりも解像度や機能は劣るとはいえ、常に持ち歩いているケータイは街で偶然発見したもの、記録しておきたいものをメモ代わりに撮影するのに重宝していることがうかがえます。また撮影した画像をメールに添付して送信できるため、テキストでは理解し難い情報の伝達に大いに役立っているようです。

購入時に重視していなかった「アラーム」「時計」機能が案外便利!

次に2位は「アラーム機能」(41.3%)、3位には「時計機能」(40.4%)、が挙げられました。「腕時計が苦手なので時計代わり・・・」(男性30代)、「アラームは絶対。旅行に行く時は、必ず携帯用の目覚まし時計を持っていたので、荷物が減りました」(女性30代)など、ケータイ購入時はさほど重視していなかった「アラーム」「時計」機能が案外便利だった、という声が多数寄せられました。ケータイ普及とともに腕時計を着用しなくなった、また枕元に目覚まし時計ではなく、ケータイを置いて寝ている方もきっと多いのではないでしょうか。特に「アラーム機能」は20代、30代の利用が顕著でした。以下4位「計算機」(30.3%)、5位「カレンダー・スケジュール管理」(24.8%)など、上位には以前までそれぞれ別々に持ち歩いていたものが目立ち、ケータイを持ち歩くことで他の持ち物が減らせる点にメリットを感じている方が多いようです。そのほか、「サイトコンテンツの閲覧」「着メロ・着うたダウンロード」「ゲーム(アプリケーションなど)」のケータイならではの新しい機能の利用は、若い20代、30代に目立ち、世代とともに次第に利用頻度が減少する傾向が見受けられました。

■「通話」「メール」以外の機能で、よく使うものは?

1 カメラ(静止画)撮影 59.8%
2 アラーム機能 41.3%
3 時計機能 40.4%
4 計算機 30.3%
5 カレンダー・スケジュール管理 24.8%
6 サイトコンテンツの閲覧 17.3%
7 着メロ・着うたダウンロード 12.5%
8 ゲーム(アプリケーションなど) 10.7%
9 QRコード(バーコード)読み取り 8.8%
10 音楽再生 6.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は誕生から早20年を迎えたケータイの利用事情について、皆さんのご意見を聞いてきました。ケータイの所有率は実に9割近くを占め、ほぼ1人に1台の時代となっていることが明らかとなりました。とはいえ、見逃せないのがケータイの普及とともに「通話」の増加よりも、むしろ「メール」利用が拡大している点です。かつて、固定電話機が一般普及する前は、遠方の人との連絡のやりとりは手紙が主流でした。それが固定電話の普及とともに、次第に手紙を書くという文化が消えつつありましたが、今度はケータイが普及するとともに「通話」よりも、「メール」、いわば文字を書く(打つ)文化が復活するという面白い現象も起きています。もちろん電車内、車を運転しながらの利用など、公衆マナーの悪さも目に付きますが、ケータイの普及とともに新しいルールが生まれつつあることも確かです。特に「急ぎではない場合は、相手の時間を思いやって『通話』よりも、『メール』を優先させる」といった声は、新しいケータイ文化、ケータイマナーの始まりを垣間見た気がします。今後、どのようにケータイが進化していくのか、非常に楽しみですね。


さて最後に、今後のケータイに欲しい機能について皆さんから多数ご意見をお寄せいただいた中から、いくつかご紹介します。


■あったら便利だと思う新機能とは?

AED
  • 「2分割できてAED(自動体外式除細動器)になれば自分にだけでなく、いつでもどこでも他人にでも使えて便利ですよね」(男性50代)
自動電源OFF
  • 「博物館や映画館、電車の電源OFF車両等携帯電話を利用してはいけない場所や、空間では自動的に電源OFFになる機能」(女性40代)
健康チェック
  • 「健康面で、脈拍とか血圧が測定できたらいい」(女性30代)
家の鍵
  • 「お家の鍵になれば便利かなって思う」(女性40代)
扇風機
  • 「扇風機とか、防虫用の高周波が出るとか、そんな『おバカ機能』」(男性20代)
ソーラー電池
  • 「ソーラー電池併用だと、外出先でバッテリーピンチの時少しは安心できるかな」(女性40代)
マッサージ
  • 「よく肩がこるので、マッサージ機能付き携帯」(男性30代)
懐中電灯
  • 「懐中電灯機能。夜道を歩く時便利そう」(女性40代)
高齢者向け
緊急通報
  • 「高齢者の緊急通報機能。高齢化が進むので、何かあった時に自動119番通報、さらにGPS機能と連動して救援できたら便利」(男性)40代
ダイエット
  • 「持っているだけで、ダイエットできる!なんてね・・・」(女性30代)
ニオイ
  • 「食べ物や香水など、ニオイが相手に伝えられたら楽しいだろうナーと思う」(女性40代)