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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたのご家庭では缶詰をよく食べますか?

そもそも缶詰は、ヨーロッパ各地へ戦線を広げていた皇帝ナポレオン率いるフランス軍の保存食として開発されたと言われています。それから200年を経た今日、缶詰は世界中に広がり、単なる保存食の域を超えて料理のバリエーションを豊かにするものへと変貌を遂げています。そこで今回は、皆さんのご家庭における缶詰の消費について聞きました。

全体の8割が月に何度か「缶詰」を利用

皆さんは、どの位の頻度で「缶詰」を利用しているのでしょうか。「(缶詰は)野菜サラダにのせたり、スープに入れたりしてよく利用している」(女性50代)など、「週1回以上」(38.4%)と回答した方が全体の3分の1。さらに「月2〜3回」(27.9%)、「月1回程度」(14.8%)という声も4割を超え、実に全体の8割以上の皆さんが月に何度か缶詰をご家庭で利用していることが明らかとなり、日本の食卓に「缶詰」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。中には「マンゴーの缶詰は、ほぼ毎日食べていた。生のマンゴーは私には贅沢品だから、せめて缶詰で・・・」(女性50代)など、「ほぼ毎日」(1.2%)、「週4〜5回」(1.8%)の高頻度で缶詰を消費しているといった声も寄せられました。その一方で、缶詰の利用は「年数回程度」(7.4%)、「ほとんど食べない(利用しない)」(6.0%)という人も全体の13.4%いました。こうした背景には「昔は随分焼肉やアサリ煮などの調理缶詰を利用しましたが、レトルト商品の普及で最近は使わないようになりました」(男性50代)、「缶詰はなくても困らない。お歳暮や御中元で頂く程度で購入はしていません」(女性40代)など、レトルト、インスタント、冷凍食品・・・等々、ひと昔前に比べて保存が効く食品のバリエーションが広がったことも理由の1つと考えられ、「缶詰」がなければ困るといった状況もそう多くはないのかもしれません。

缶詰の利用頻度は?

SA(単回答)

「食卓が寂しい時の1品料理」として重宝される加工食品

■缶詰のイメージは?

1 料理が足りないときの一品 46.8%
2 お助け・手抜きアイテム 42.9%
3 非常食(地震・災害食) 41.4%
4 常備食 39.8%
5 おつまみ(酒の肴) 27.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では、スーパーマーケットで新鮮な食材や惣菜が簡単に手に入る今日、皆さんにとって「缶詰」とは一体どんな存在なのでしょうか。皆さんが思い描くイメージを聞いてみたところ、最も多かったのは「料理が足りないときの一品」(46.8%)という回答でした。「食事時に物足りない時の1品として、ツナはサラダに、コーンやマッシュルームはスープに、カニはかに玉など・・・」(男性40代)など、ちょっと食卓が寂しい時、食材がなくて困った時に重宝しているという声が目立ち、種類の異なる複数の缶詰をストックしているご家庭も案外多いようです。また見逃せないのが3位の「非常食(地震・災害食)」(41.4%)。「地震対策として、常に置いておきたい」(女性30代)など、常温で長期保存が効くこともあって、水や懐中電灯とともに缶詰を非常袋に備蓄しているご家庭も少なくなく、「非常食」としてのイメージの強さもうかがえます。中には「中越沖地震の非常食にしていた」(男性40代、新潟県)など、実際に災害時に缶詰が役立ったというリアリティある声も寄せられました。

女性にとって缶詰は「お助けアイテム」、男性にとっては「酒のつまみ」

また性別でも、缶詰に対するイメージは異なっているようです。まず女性回答では「毎朝、お弁当作りの影のお助けアイテム。残業帰りの、ヘトヘトな時の手抜きアイテムに・・・」(女性30代)など、「お助け・手抜きアイテム」(男性=32.0%、女性=53.2%)、「常備食」(男性=33.1%、女性=46.1%)といったイメージが目立ち、家族の胃袋を支える主婦にとっては強い味方と言えるアイテムとなっていることがうかがえます。また缶詰と聞くと手抜きイメージが先行しがちですが、中には「(缶詰を)一つ入れるだけで、豪華なレシピに早変わりした気がする」(女性30代)など、むしろ料理を美味しく、本格的に変身させる隠し味として欠かせないという声も寄せられました。その一方、男性に目立ったのは「おつまみ(酒の肴)」(男性=34.8%、女性=20.1%)というイメージでした。「焼き鳥の塩が好き。ビールのつまみによく買っている」(男性30代)、「酒のつまみにオイルサーディンは欠かせません」(男性50代)など、酒の肴に味付きの缶詰が好まれていることがうかがえます。また男性陣の中には「独身時代、缶詰は給料前の献立でした。5〜6個買い置きし、一食に2缶食べる事はとても贅沢なことでした」(男性60代)など、缶詰を見ると、独身、学生時代の食生活を思い出すといった方も少なくありませんでした。

■男性:缶詰イメージ

1 料理が足りないときの一品 46.6%
2 非常食(地震・災害食) 43.6%
3 おつまみ(酒の肴) 34.8%
4 常備食 33.1%
5 お助け・手抜きアイテム 32.0%

■女性:缶詰イメージ

1 お助け・手抜きアイテム 53.2%
2 料理が足りないときの一品 47.0%
3 常備食 46.1%
4 非常食(地震・災害食) 39.4%
5 おつまみ(酒の肴) 20.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

日本人に愛される缶詰ナンバーワンは「ツナ」、上位に魚介系缶詰が目立つ

では、皆さんがよく購入する缶詰とは一体何でしょうか。次に缶詰の人気ランキングを見てみましょう。堂々の人気ナンバーワンは「ツナ」(75.3%)でした。「一番使うのはやはりツナ缶。サンドイッチが好きなので、しょっちゅう使う」(女性30代)など、パンやサラダにはもちろんのこと、玉子焼き、炒め物、煮びたし・・・等々の和食メニューにも相性が良く、日本人に最も愛される缶詰と言っても過言ではありません。また同様に3位「さば(味噌煮、水煮)」(39.9%)、4位「さんま蒲焼」(28.1%)など、上位には魚を原材料にする缶詰が目立ちました。中には「魚の缶詰は骨まで食べられるので、栄養満点」(女性40代)など、カルシウムが摂取しやすいほか、骨が苦手という魚嫌いの方にも意外に人気が高いようです。

■よく購入する缶詰の種類は?

1 ツナ 75.3%
2 スイートコーン 42.5%
3 さば(味噌煮、水煮) 39.9%
4 さんま蒲焼 28.1%
4 みかん 28.1%
6 トマト水煮 26.3%
7 パスタソース(ミートソース) 26.1%
8 23.0%
9 パインアップル 20.8%
10 コンビーフ 16.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

季節外れでも、缶詰なら安価に「野菜」「フルーツ」も入手可能

魚介系の缶詰以外では、2位「スイートコーン」(42.5%)、4位「みかん」(28.1%)、6位「トマトの水煮」(26.3%)、8位「桃」(23.0%)、9位「パインアップル」(20.8%)など、野菜やフルーツの缶詰に高い支持が集まりました。「旬以外の時期でも、缶詰の野菜なら手軽に利用できる」(女性30代)など、季節外れでも、安価に野菜やフルーツを入手できるのは長期保存可能な缶詰ならではと言えます。また缶詰は不健康、栄養バランスが悪いと思われがちですが、旬の食材をその時期に缶詰に閉じ込めるため、季節外れにハウスものの野菜を食べるよりも、むしろ栄養価が高いそうです。

若い世代に目立つ「トマト」「パスタソース」、
世代が高まるとともに「さんま蒲焼」など定番缶詰が人気に

次に世代別で見てみると、「トマト水煮は常備置いている。パスタ作り、パエリヤ等イタリア、スペイン料理には欠かせないので」(女性30代)など、20、30代では洋食やイタリアンが食卓に上る回数が多いためか「スイートコーン」「トマトの水煮」「パスタソース」が目立ったものの、年齢とともに減少する傾向が見受けられました。その一方、世代が高くなるとともに上昇したのが、昔ながらの定番の魚介系缶詰「さば(味噌煮、水煮)」「さんま蒲焼」「カニ」「鮭」でした。世代間における嗜好性や食生活、また幼少から親しんできた味馴染の違いも、缶詰選びに大きな影響を与えていることがうかがえます。

世代別:よく利用する缶詰は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は、世界に1200種類以上もあると言われる缶詰の利用についてご意見を聞いてきました。全体の8割近くの皆さんが月に何度か缶詰を食し、日本人の食生活に欠かせない食品となっていることが明らかとなりました。こうした背景には長期貯蔵できる「保存性」のほか、「味」「経済性」「利便性」「栄養価」など、忙しい現代人が食に求めるニーズが揃っていることが人気を支える大きな理由と言えるかもしれません。いわば、缶詰は現代人の理想的な食品と言っても過言ではないかもしれませんね。さて最後に、皆さんから寄せられた自由回答の中から「缶詰を利用したアイデア料理」をいくつかご紹介します。単なる保存食、非常食と思っている方も多いと思いますが、盛り付けや、味にひと工夫を加えるだけで見違えるほどの豪華料理に変身しますよ。ぜひ皆さんのアイデアを参考に、あなたのご家庭でもお試しください。


■皆さんから寄せられた『アイデア缶詰料理』

ハムと
パインアップル
  • 「ハムを1〜2cmの厚さに切る。缶詰のパインアップルとハムをフライパンで焼いて、パインアップルの上にハムを乗せて食べる。特に塩・コショウなどしなくても、パインの甘さだけでも十分おいしい」(女性30代)
さばの味噌鍋
  • 「サバ味噌鍋(一人鍋)。サバ味噌缶を小さめの鍋にあけて、缶一杯の水を加える。煮立ったら、キムチ100gぐらいを加える。大根や、白菜を入れてもいい。冬は体が温まっていいですよ」(女性50代)
さんまの
炊き込みご飯
  • 「さんまの蒲焼をタレごとお米に混ぜて炊くと、おいしい炊き込みご飯になる」(男性40代)
鮭缶のお茶漬け
  • 「鮭缶をほぐしてご飯にかけ、その上にイクラをまぶして熱いお茶をかけて食べる、絶品」(男性60代)
竹の子汁
  • 「郷土料理の『竹の子汁』。ジャガイモ、ネギ類、根まがり竹を具にした味噌汁を作り、サバ缶を加え、卵を溶いてかきたま汁にして出来上がり!」(女性40代)
さば缶の煮物
  • 「『さば・さんまの蒲焼き缶』の汁と水を沸騰させ、薄切り大根を煮て、柔らかくなったところにさば・さんまを投入。生姜汁を加えて一煮立ちし、味が足りなければ醤油・砂糖を加える。器に盛って生姜の千切りをちらし、完成。ご飯にもお酒にもよく合う」(女性30代)
シャーベット
  • 「フルーツパンチの缶を冷凍庫で凍らせ、食べたい時間の5時間ほど前に冷蔵庫へ移動。シャーベト状の食感が良く、100円で食べられるデザート」(男性30代)
ツナと
アボカドサラダ
  • 「アボカドをペースト状にして、たまねぎのみじん切りときゅうりの角切りを合わせる。ここにツナ缶か、鮭缶を入れるとコクが出ておいしい♪あとはマヨネーズ、塩コショウで好みの味にして出来上がり。隠し味に醤油やワサビを加えても良し」(女性20代)
コンビーフの
ゴーヤチャンプル
  • 「ゴーヤチャンプルにコンビーフを入れると激ウマ。沖縄の居酒屋から盗んだ調理法」(女性30代)
ツナのネギトロ丼?
  • 「ツナにわさびとしょうゆを混ぜて、ごはんに乗せて食べるとネギトロ丼の味がする」(男性20代)
オイルサーディンの
チーズ焼き
  • 「オイルサーディンの缶のふたを開けて、ピザ用のチーズやパン粉をふってオーブントースターで焼くだけ。そのまま食べてもワインのおつまみとして立派な一品ですが、カナッペにしたり、オープンサンドにするとお洒落なオードブルになる」(女性30代)
アンチョビパスタ
  • 「ニンニクと唐辛子ベースのパスタにアンチョビとキャベツを加えると、キャベツの甘さとアンチョビの塩辛さが絶妙」(男性30代)
簡単ドリア
  • 「ご飯にミートソースをかけて、その上からチーズをのせてオーブンへ。美味しいドリアの出来上がり。簡単に出来るので、時間の無い時などによく作る」(女性30代)