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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたが秋を感じる時は?

猛暑が嘘だったかのように、急に肌寒さを感じる季節になりました。と同時に、ひと足早く秋のファッションできめてみたり、スポーツに汗を流したり、さらに美味しい秋の味覚に舌鼓を打つ・・・等々、秋ならではの楽しみが盛りだくさん。そこで今回は「秋」のイメージや、「秋」をしみじみと感じる瞬間について聞きました。

秋といえば、腹の虫たちも泣きだす「食欲の秋」

■秋の代名詞は?

1 食欲の秋 44.9%
2 実り(味覚)の秋 29.7%
3 行楽(レジャー)の秋 9.2%
4 スポーツの秋 7.5%
5 芸術の秋 3.6%

SA(単回答)

まず秋の代名詞として、最も相応しいものとは一体何でしょうか。「夏が過ぎ、体調も整い、食べることの楽しさが一気にやってくる」(女性40代)など、最も多かった回答は「食欲の秋」(44.9%)でした。夏バテ気味だった夏を乗り越え、涼しくなると同時に体調が回復したという声も目立ち、食欲で秋を感じる人が案外多いことがうかがえます。中には「早速、ウエストがきつくなって来ました(涙)」(女性30代)など、体重計に乗るのが怖いという声も寄せられました。2位は「実り(味覚)の秋」(29.7%)。「おいしい新米を食べられる〜♪というイメージが…。そのほかにも、お芋に栗に松茸に・・・」(女性30代)など、1位の「食欲の秋」を支えるのは、旬を迎える様々な農作物のお陰かもしれません。続いて3位は「紅葉狩りは、毎年違った山の表情を見せてくれ楽しみ」(女性50代)など、「行楽(レジャー)の秋」(9.2%)が挙げられました。以下、「スポーツの秋」(7.5%)、「芸術の秋」(3.6%)が続きました。

20、30代は「食欲の秋」、世代とともに「実りの秋」へ移行

次に世代別で見てみると、面白いことに「食欲の秋」という回答は、20代、30代に圧倒的に支持されたものの、年齢とともに減少し、50代を境に「食欲の秋」から「実りの秋」へ秋の代名詞が逆転しました。こうした背景には「稲穂が実って、たんぼ一面黄金色に輝く風景は感動的」(女性50代)などの自由回答からもうかがえるように、食べることの喜び以上に、収穫の喜び、食の源である大地や海への感謝の念が年齢とともに強まる傾向が見受けられました。市場に季節感がなくなりつつある昨今、旬を感じることは何よりの幸せと言えるかもしれません。そのほか、男性からは「スポーツの秋」(男性=11.2%、女性=4.2%)という声も目立ちました。

世代別:秋に相応しいのは「食欲の秋」?、それとも「実りの秋」?

SA(単回答)

「朝晩の肌寒さ」で、秋の訪れをしみじみ実感する

では最近、皆さんがしみじみと「秋を感じた瞬間」とは、どんな時だったのでしょうか。堂々の1位は「いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めて」(72.2)でした。「タオルケットだけで寝ていたのが、寒くなって蒲団を出したとき。暖かい蒲団にくるまっていると、このぬくぬく感は久しぶりだな〜、秋だな〜と思う」(女性30代)など、昼間は半袖姿でも気にならないものの、会社や買い物の帰り道に肌寒さを感じたり、朝方、蒲団を掛け直したりといったシーンで、秋の訪れをしみじみ感じている人が大変多いようです。同様5位に「空気に爽やかさを感じた時に」(24.7%)、9位にも「外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくると」(21.3%)が挙げられ、視覚や味覚以上に、私たちは肌に感じる気温や空気の変化を敏感に感じていることがうかがえます。

秋になると「シャワー→湯船」「アイスコーヒー→ホット」「ロック→燗」

また、気温とともに私たちの生活習慣や行動にも、ちょっとした変化があるようです。例えば、8位「熱いお風呂に浸かりたいと感じて」(21.9%)。「朝晩が涼しくなり、お風呂に浸かった時『気持ちいい』と感じたから・・・」(女性30代)など、夏場はシャワーだけで済ませていた入浴も、ゆっくりと湯船に浸かりたいへ変わったという声。また「妻が私の大好きな『おでん』を作る。暑い夏場は絶対作らないおでんも、少し涼しくなってくるとよく作ってくれる。子供たちが寝た後、それで晩酌するのが楽しみ」(男性30代)など、10位に「鍋物が恋しくなると」(19.0%)が挙げられました。そのほか、「コーヒーがアイスからホットに変わった」(男性40代)、「湯豆腐を食べ、ぬるめの燗が飲みたくなったとき・・・」(男性60代)など、食べ物や、飲み物の好みも季節の移り変わりとともに変化していることがうかがえます。

■あなたがしみじみと「秋を感じた瞬間」は?

1 いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めて 72.2%
2 陽が短くなると 43.3%
3 夜、虫の音を聞くと 41.4%
4 木々が紅葉し始めたのを見て 26.6%
5 空気に爽やかさを感じた時に 24.7%
6 八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材が並ぶと 24.6%
7 秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると 23.9%
8 熱いお風呂に浸かりたいと感じて 21.9%
9 外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくると 21.3%
10 鍋物が恋しくなると 19.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

女性は「自然」から、一方、男性は「野球」から秋の気配を感じる

次に性別で見てみると、まず、女性回答に目立ったのは「八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材が並ぶと」(男性=17.2%、女性=31.0%)。「スーパーに栗やさんま等が並ぶと秋だな〜と思う。無性に食べたくなる」(女性30代)など、ご家庭の食事を切り盛りする主婦も多いせいか、男性以上に食材に対する関心の高さが目立ちました。さらに女性に多かったのは「秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると」(男性=16.6%、女性=30.2%)、「空高い秋雲を見ると」(男性=14.9%、女性=21.7%)、「十五夜(お月見)を迎えると」(男性=9.5%、女性=13.6%)など、植物、雲や空といった自然界の変化から季節を実感するという声でした。その一方、男性は「プロ野球のペナントレースが大詰めを迎えると」(男性=13.9%、女性=5.2%)、「ドラフト会議が気になり始めた時に」(男性=4.0%、女性=0.7%)という声が目立ちました。「この時期になるとプロ野球も大詰めになり、またドラフト会議があるため・・・」(男性60代)など、テレビの前で、ビール片手に熱を帯びた声援を送っているお父さんたちも少なくないようです。

秋のフルーツの王様は、秋色を連想させる「柿」!

■秋の果物と言えば?

1 76.0%
2 72.3%
3 49.2%
4 巨峰(品種限定) 22.8%
5 りんご 14.5%
6 みかん 7.4%
7 いちじく 6.7%
8 あけび 4.9%
9 ラ・フランス(品種限定) 3.2%
10 赤ぶどう 2.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「秋を感じた瞬間」の6位に「八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材が並ぶと」が挙げられた通り、秋は味覚の宝庫と言っても過言ではありませんね。そこで皆さんに「秋」といって思い浮かぶ果物について聞いてみたところ、秋の果物の人気ナンバーワンは「柿」(76.0%)でした。「柿が大好きなので、柿を食べる時に秋を感じる」(男性40代)など、ここ最近、外国生まれの新しい果物が市場に増える中で、古くから日本人に馴染み深い「柿」は日本の秋を代表する果物と言えます。同様に2位にも「栗」(72.3%)が挙げられ、ジューシーな夏の果物とも異なり、しっかりとした食感や味わいのあるものが上位にランクインしました。また「栗」は茹でて食べるほかに、モンブラン、マロングラッセのようなスイーツや、栗ご飯、渋皮煮などの夕食メニューにも合い、果物の域を超えた食材と言えるかもしれません。以下、3位「梨」(49.2%)、4位「巨峰」(22.8%)、5位「りんご」(14.5%)が続きました。


今回は秋の気配が次第に深まりつつある中で、皆さんが感じる「秋」についてご意見を聞いてきました。秋の代名詞に「食欲の秋」「実りの秋」が上位に挙げられ、「秋=グルメ」を連想される人が大変多いようです。ビニールハウス、海外からの輸入ものが増え、一年中、同じ野菜、果物が手に入る昨今において、旬を感じる機会は次第に少なくなっているように感じます。こうした中で秋に限っては、秋らしい野菜、果物、魚介類が店頭に並び、私たちの味覚を楽しませてくれる季節ではないでしょうか。今夏は猛暑でバテバテだった人も、幾分涼しくなって、そろそろ元気を取り戻している頃だと思います。グルメはもちろんのこと、キャンプ、紅葉狩りやスポーツなど、冬を前にアクティブに過ごされてみてはいかがでしょう。