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青山ハッピー研究所 ハピ研

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レンタルビデオ・DVDをよく利用しますか?

日本人が映画館で映画を観る本数は、ゴールデンウィークと年末年始の年間2本程度と言われています。とはいえ、日本人が映画を観なくなったわけではないようです。ビデオ、DVDやインターネットなどの普及に伴い、むしろ、以前よりも映画を観ている人の方が案外多いのではないでしょうか。そこで今回は、レンタルビデオ、レンタルDVDの利用について聞きました。

2人に1人は「月1回以上」の頻度でレンタル利用

レンタルビデオ・DVDの利用頻度は?

SA(単回答)

まず皆さんは、どの位の頻度でレンタルビデオやDVDを利用しているのでしょうか。「月に一回程、6本以上まとめてレンタルする。映画館で観なくても、自宅で観られるのがレンタルの良いところ・・・」(男性20代)など、「月1回以上」の頻度でレンタルを利用していると回答した人は46.5%を数え、実に全体の2人に1人に達しました。中には「近所のレンタルビデオショップは、旧作100円ととてもリーズナブルなので、毎週子供用と夫婦で観る映画を借りている」(女性30代)など、「週1回以上」(13.7%)の高頻度で利用しているという声も珍しくはなく、家庭内で手軽に楽しめるエンターテイメントの1つとして、レンタルビデオやDVDが広く定着していることがうかがえます。さらに、ここ最近では「オンラインレンタルを利用している。観終わったらポストへ返却なので便利だし、ネットでじっくりタイトルを選べ、また予約もできる。あまり無駄なものを借りちゃったと言うこともない」(女性30代)など、オンラインレンタルも急速に普及し始めており、普段、レンタルショップへ足を運ぶ余裕のないサラリーマンや、子育てに忙しいお母さんたちが利用する機会も高まっているようです。

返すのが面倒臭いなどの理由から、3分の1の人が「ほとんど利用しない」と回答

その一方、「ほとんど利用しない」(38.2%)という声も全体の3分の1を占めました。こうした背景には「利用したいと思うことはよくあるのですが、借りに行ったり返しに行ったりするのが面倒で、結局ほとんど行きません」(男性40代)、「レンタルビデオ屋さんまでが遠いので、ちょっと不便」(女性30代)など、便利さの反面、返却日を気にしなければならないことへの煩わしさや、億劫さに敬遠してしまう人も多いようです。そのほか、「何年か前はレンタルを利用していたのですが、今はスカパーやインターネットの動画で観ているので、レンタルには行かなくなりました」(女性40代)など、昨今ではケーブルテレビ、衛星放送やネットの動画配信といった映像コンテンツの選択肢が増え、わざわざレンタルビデオやDVDを利用する必要はないという声。さらには「DVDを手元に残しておきたいので、オークションでDVDを購入している」(男性30代)など、レンタルではなく、手元に残したい購入派もいました。また、こうした傾向は世代間でも異なり、20代=32.6%、30代=35.3%・・・・と世代とともに「ほとんど利用しない」という声が増加し、60代以上では54.5%に達しました。

世代別:レンタルビデオ・DVDの利用頻度

SA(単回答)

観たら直ぐに返却できる、1回当たり「2〜3本」のレンタルが目立つ

1回の利用で、どの位の本数のビデオやDVDをレンタルしているのでしょうか。圧倒的に回答が多かったのは「2〜3本」(45.3%)でした。「隔週のペースで利用する。たいてい週末2、3本借りて、2日間でそれらを観終え、そしてすぐに返却する」(女性50代)など、レンタル料金を気にしながら、週末の1〜2日間で鑑賞可能な本数をレンタルしているという声が多数寄せられました。特に新作映画のレンタル料金はやや高めなため、当日、または1泊2日で借りて、観たらすぐ返却というケースが案外多いようです。ではレンタルショップの利用頻度が多い人と、少ない人では、1回当たりのレンタル本数に違いがあるのでしょうか。次に「利用頻度×1回当たりのレンタル本数」のクロス集計を見てみると、レンタル本数は利用頻度にあまり左右されず、1回につき「2〜3本」が一般的なようです。また「1本ずつ」という少数レンタル派は、「月1回程度」「半年に数回程度」の頻度の人に多く、一方、「4〜5本」という多数レンタル派は、「週1回以上」「月2〜3回」の人に目立ったことから、強いていえば、利用頻度が増すほど1回当たりのレンタル本数もそれに乗じて、やや増える傾向が見受けられました。

1本当たりのレンタル本数は?

SA(単回答)

30代、40代は「家族で」、世代とともに「一人で」が急増

誰と一緒に鑑賞する?

SA(単回答)

皆さんは、こうしたビデオやDVDを誰と一緒に観ることが多いのでしょうか。最も多かったのは「自分1人で」(37.8%)という回答でした。「子供にはホラー、スプラッタやR15とかは観せられないので、一人で昼間観る(怖いから・・・)」(女性40代)など、家族と映画の好みが異なる、また自分の自由な時間にゆっくりと観るといった声も目立ち、一人でレンタルビデオやDVDを観ている人が意外に多いようです。次に多かったのは「家族で」(32.1%)、そして「夫婦で」(23.8%)が続きました。「週に1回、2〜3本のアニメを借りて家族で観ている。最近のお気に入りは『スポンジボブ』シリーズで、子供はもちろん、親も夢中になっている」(女性20代)、「家族交代で、自転車で15分のショップへ借りに行っている。新作が出る日はダッシュする」(女性40代)など、レンタルビデオやDVDの鑑賞を通して、家族団らんの機会を上手に作っているご家庭も少なくありませんでした。また世代によっても鑑賞相手は異なり、小さなお子さんのいるご家庭が多い30代、40代では「家族で」という声が目立ったものの、世代が増すとともに減少し、代わって50代以上になると「夫婦で」、さらに「自分一人で」という声が急増する傾向が見受けられました。年齢とともにレンタルする作品選びが子供中心から、自分主体へと移行していることがうかがえます。

世代別:誰と一緒に鑑賞する?

SA(単回答)

レンタルの人気ナンバーワンは「洋画」、また「国内アニメ」に大人も夢中に

では皆さんは日ごろ、どんな作品をレンタルすることが多いのでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「洋画」(83.5%)でした。「ストレス発散にもなるので、最近は、ハリウッド映画の王道をよく借りる。ハリポタ、パイレーツ・オブ・カリビアンなど・・・」(女性30代)など、この数年、邦画の奮闘が目立っているとはいえ、やはり、巨額の制作費を掛けた洋画人気は相変わらず高いことがうかがえます。第2位「邦画」(55.6%)に続いて、第3位は「国内アニメ」(30.4%)でした。「クレヨンしんちゃんの劇場版。子供向けのアニメだと思って今まで観ていませんでしたが、笑いあり、涙あり、友情あり・・と本当に良い作品」(女性20代)、「よく借りるソフトは孫と一緒に借りるアニメ、観だすとこれが結構面白い」(男性60代)など、意外や、意外に子供以上に大人がアニメに夢中になっているご家庭も少なくないようです。アニメ界においては「海外アニメ」(7.3%)よりも、「国内アニメ」の人気が高く、日本のアニメーションの質の高さがうかがえます。

■よくレンタルするソフトのカテゴリーは?

1 洋画 83.5%
2 邦画 55.6%
3 国内アニメ 30.4%
4 海外ドラマ(24、プリズンブレークなど) 23.7%
5 国内テレビドラマ 12.2%
6 アジア映画(韓国・香港・中国など) 11.6%
7 お笑い(コント、落語など) 9.1%
8 韓流ドラマ 8.6%
9 海外アニメ 7.3%
10 ミュージック・ライブコンサート 5.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

海外ドラマ、韓流ドラマなど、ドラマ作品にハマる女性が目立つ

次に性別で見てみると、「洋画」「邦画」「国内アニメ」といったカテゴリーは男女における人気差はないものの、4位「海外ドラマ」(男性=18.5%、女性=27.7%)、5位「国内ドラマ」(男性=8.8%、女性=14.8%)、8位「韓流ドラマ」(男性=4.6%、女性=11.6%)など、ドラマ系は圧倒的に女性支持が目立ちました。「『プリズン・ブレーク』にはとってもはまった!毎日、ワクワク、ドキドキさせられた!!」(女性20代)、「韓流ドラマ・・・ベタだけど。涙〜笑い 有りで 純粋に感動できる作品がいっぱい。丸一日 韓流ドラマ三昧の日もあったけど、飽きない」(女性50代)など、まるでドラマ中毒にでもかかったのように、その世界に感情移入し、ドラマに恋している女性たちが案外多いようです。中には「2年ほど海外ドラマを借り続けている。シリーズを観終わるとまた別の作品、そして、それが観終わると、今度は次のシリーズなど、エンドレス・・・」(女性30代)など、観るのを止められないと思い悩む人もいました。

レンタルの決め手は「ストーリ−」「話題性」「俳優」

レンタルショップには何万本という作品(ソフト)が揃っていますが、では、その中で「観てみようかな」と、皆さんの心を最終的に決心させるポイントとは一体何でしょうか。決め手のトップは「ストーリーに興味がある」(73.0%)。「ショップに行って、長々とストーリーを読みながら決める」(女性40代)など、ビデオやDVDケースの裏面に書かれている作品内容を熟読して、面白そうなものを選んでいるという声が多数寄せられました。続いて2位は「大作・話題性」(42.1%)。「話題になっている映画はジャンル問わず、DVDが出ると、すぐにレンタル!」(男性40代)など、テレビ宣伝の多いもの、評判の高いものは1位に挙げられた「ストーリー」に関係なく、レンタルする人が目立ちました。特に最近では、映画公開からレンタルになるまでのスピードが早まっており、大作とはいえ、必ずしも映画館で観ることに重きを置かない人も増えているようです。以下、3位「好きな俳優(タレント)が出演している」(40.6%)、4位「映画館で観ようと思っていて、観忘れていたもの」(34.3%)が続きました。

■ソフトをレンタルする際の決め手は?

1 ストーリーに興味がある 73.0%
2 大作・話題性 42.1%
3 好きな俳優(タレント)が出演している 40.6%
4 映画館で観ようと思っていて、観忘れていたもの 34.3%
5 レンタル料金が安い(新作ではなく、準新作や旧作になるまで待つ等) 27.2%
6 好きなジャンル(SF、ホラー、ラブコメ等)のもの 24.4%
7 友達・同僚のオススメや口コミ 15.0%
8 昔、観たことがある作品で、もう一度観てみたいもの 14.0%
9 興味をそそるタイトル 12.9%
10 原作を書籍で読んでいる 10.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に世代別で観てみると、20代、30代では「レンタル料金が安い(新作ものは高いので、準新作や旧作になるまで待つなど)」、また「友達・同僚のオススメや口コミ」を重視するという声も多く、自分の意志以外の要因で作品を決定している人が多いようです。ところが、こうした傾向は世代が高まるとともに減少し、代わって年齢とともに「昔、観たことがある作品で、もう一度観てみたいもの」という声が増え、世代間で作品選びの基準に若干の違いがあることがうかがえます。

世代別:レンタルの決め手は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回はレンタルビデオ、DVDの利用について、皆さんのご意見を聞いてきました。「月1回以上」の頻度で利用しているという人は全体の2人の1人に達し、身近で、手軽なエンターテイメントの1つとして、レンタルビデオやDVDが広く楽しまれていることが明らかとなりました。特に30、40代では家族団らんのひとときに、50代以上では自分の趣味に合う作品を自分1人で観る人が意外に多く、同じエンターテイメントでも、世代によって見方や利用目的にやや違いがあることが判ります。かつて映画といえば、映画館で観ることが当たり前でしたが、今日においては性別、世代、そして私たちの生活スタイルに合わせて、様々な鑑賞方法を自由に選択できる時代となったことを改めて実感します。


さて日ごとに陽が短くなり、夜長を楽しむ時間が増えるこれからの季節、週末にお酒を飲みながら、家族揃って和気あいあいと映画鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。