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青山ハッピー研究所 ハピ研

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ボージョレ・ヌーヴォを飲みますか?

先月、当毎週アンケートで「秋に飲みたくなるお酒は?」について調査したところ、堂々の1位に「ワイン」が選ばれました。こうした「秋=ワイン」のイメージは、実はボージョレ・ヌーヴォの定着が大きく影響をしているのではないでしょうか。そこで今回は来月の解禁日を控え、今年のボージョレ・ヌーヴォの飲用予定について聞きました。

2人に1人がボージョレ・ヌーヴォの飲用意向を持つ

まず皆さんは、今年のボージョレ・ヌーヴォを飲むご予定があるのでしょうか。「いつも行くワインショップのボージョレ・ヌーヴォを飲む会で、ワイン好きな皆さんと一緒に飲む」(女性30代)など、「飲む(予定)」と回答した方は19.0%。さらに「飲みたい」という飲用意向を持っている人も33.4%を数え、全体の2人に1人がボージョレ・ヌーヴォの解禁を楽しみにしていることが明らかとなりました。次に性別で飲用意向を見てみると、男性が48.4%であったの対し、女性は56.4%にも達し、男性よりも10%以上も高い意向を持っていることが判ります。こうした背景には「毎年恒例行事。ちょっと贅沢して、チーズ、テリーヌ、洋食、フランスパンと雰囲気を楽しむ」(女性50代)といった声からもうかがえるように、お酒の味云々というよりも、ボージョレ・ヌーヴォとともに味合うちょっとリッチな食事や、お洒落な雰囲気に惹かれている女性たちが案外多いようです。その一方、男性陣の中には「私はビール党ですから・・・」(男性60代)、「若いワインはあまり好きではない」(男性40代)など、「飲まない」(男性=31.0%、女性=22.9%)といった声も目立ちました。

今年のボージョレ・ヌーヴォを飲みますか?

SA(単回答)

トップは買い物ついでの「スーパー」、50代に目立つ「ディスカウントストア」

■どこで購入する?

1 スーパーマーケット 49.3%
2 近くの酒店 28.7%
3 ディスカウントストア 25.2%
4 百貨店 15.6%
5 コンビニエンスストア 9.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

全体の2人に1が飲用意向を持っていることが判りましたが、では皆さんは、どこでボージョレ・ヌーヴォを購入する予定なのでしょうか。最も回答が多かったのは「スーパーマーケット」(49.3%)でした。「スーパーで目に付いた時に買って、友達や親戚が遊びに来た時一緒に飲むのが毎年の楽しみ」(女性40代)など、スーパーでの夕食の買い物のついでに、ヌーヴォを買い揃えているご家庭が大変多いようです。次に「近くの酒店」(28.7%)、「ディスカウントストア」(25.2%)が続きました。また世代別に見てみると、20代、30代では「近くの酒店」(20代=32.6%、30代=34.8%)が目立ったものの、40代を境に「酒店」が急下降し、代わって「ディスカウントストア」(40代=25.8%、50代=35.0%)が急増しました。こうした背景は定かではありませんが、世代におけるマイカー所有率も購入場所に影響を与えているのかもしれません。さらに30代では「今年はデパートやワイン専門店などでお気に入りの味を見つけて購入し、自宅で簡単&美味しいおつまみを用意して味わう」(女性30代)など、ワインの品揃えが豊かな「百貨店(デパ地下)」(30代=17.6%)を挙げる声が目立ち、30代のグルメ志向がうかがえます。

世代別:ボージョレ・ヌーヴォの購入場所

MA(複数回答)/n(有効回答数)

平均購入本数は「1.76本」、世代とともに購入本数も増加傾向

購入本数は?

SA(単回答)

購入本数はいかがでしょうか。最も回答が多かったのは「1本」(58.9%)でした。「ワインはあまり飲まないが、ボージョレ・ヌーヴォが解禁されると季節を感じることができるので・・・」(女性30代)など、普段、ワインを飲まない人も、この季節に限っては秋の風物詩の1つとして購入していることがうかがえます。次に多かったのは「2本」(23.0%)、「3本」(12.0%)、「4本以上」(6.1%)と続き、1人当たりの購入本数は平均「1.76本」でした。このように複数本購入が多かったのは「ここ数年は同じネットのワインショップから2〜3本買って楽しんでいる。週末など、ゆっくり時間の取れるときに同居人や友人と一緒に飲んでいる」(女性40代)という声からもうかがえるように、解禁日に限らず、普段飲むワインとして数本まとめ買いするご家庭が目立ったことも理由の1つと言えそうです。また購入本数は、20代=1.57本、30代=1.57本、40代=1.86本、50代=2.05本、60代以上=1.97本と世代が増すとともに平均購入本数も高まる傾向が見受けられました。

木曜日ではなく週末など、意外に解禁日にこだわらない人が多い

では皆さんは、具体的にボージョレ・ヌーヴォをどのように楽しんでいるのでしょうか。皆さんの飲用タイプについて聞いてみたところ、最も回答が多かったのが「解禁日には特にこだわらない」(71.9%)という声でした。「解禁後の土・日に、夫婦で飲む」(女性40代)など、ボージョレ・ヌーヴォの解禁日は、毎年11月第3木曜日の平日であることから解禁日当日よりも、むしろ仕事がお休みの土・日曜日に楽しむという人が意外に多いことがうかがえます。また「クリスマスに1本、妻の誕生日でもある正月にもう1本、という具合に楽しんでいる。おかげで、正月のおせち料理が洋風に変わりました」(男性60代)など、6位に「クリスマス、正月に飲む用に数本取って置く」(9.6%)という声も目立ちました。かつてバブル景気の頃は、ボージョレ・ヌーヴォをいかに早く飲むかを競ったものですが、飲み慣れた人が増えたせいか、ここ最近では解禁日にこだわることなく、自分のペースで楽しむ人たちが増えているようです。

■あなたのボージョレ・ヌーヴォの飲用タイプは?

1 解禁日には特にこだわらない 71.9%
2 ボージョレ・ヌーヴォを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しみたい 42.8%
3 ボージョレ・ヌーヴォで、気軽にリッチな気分を味わいたい 29.3%
4 とにかく解禁日に早く飲みたい 12.9%
5 ヌーヴォ、ヴィラージュ・ヌーヴォ、ワイナリーやメーカーの
異なるものを複数買って飲み比べたい
12.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ボージョレを口実に家族団らんを楽しむ

続いて2位は「ボージョレ・ヌーヴォを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しみたい」(42.8%)が挙げられました。「イベントがないと普段集まらない家族(結婚した姉や独立した兄夫婦)が全員外れることなく集まるので、それが楽しみ」(女性30代)など、年中行事の少ない11月において、ボージョレ・ヌーヴォの解禁はクリスマスやバレンタインデー同様に、日本人の食文化に徐々に定着し始めていることがうかがえます。特に日々忙しく、家族であっても日ごろ顔を合わせる機会が少なくなっている現代において、ボージョレ・ヌーヴォの解禁のような口実が案外家族団らんの良い機会になっているのかもしれません。以下、3位に「ボージョレ・ヌーヴォで、気軽にリッチな気分を味わいたい」(29.3%)、4位に「とにかく解禁日に早く飲みたい」(12.9%)という声が挙げられました。

複数本を飲み見比べるワイン通も増加!

また見逃せないのが5位の「ヌーヴォ、ヴィラージュ・ヌーヴォ、ワイナリーやメーカーの異なるものを複数買って飲み比べたい」(12.8%)という声でした。「家族で集まってワインに合うチーズや料理で、数種類のボージョレ・ヌーヴォを飲み比べて楽しんでいる」など、複数本のヌーヴォを買い集めてきて、料理との相性を確かめながら飲むというワイン通も目立ちました。そもそもボージョレ・ヌーヴォは、フランスのブルゴーニュ地方の南に位置するボージョレ地区で、今年収穫された葡萄のみを仕込んで造った新酒ワイン。その数は大小の生産者を含め数百とも言われ、それぞれに香りや味に特徴があります。中でもボジョーレ・ヴィラージュ・ヌーヴォは、さらに地区を限定し、より品質の良いぶどうを使用していることから普通のボージョレ・ヌーヴォよりも、ワンランク上の味と評されています。一般的にボージョレ・ヌーヴォというとすべて同じと思われがちですが、複数本を飲み比べ、香りや味の違いを楽しみとしているワインファンも年々増えていることがうかがえます。

20代、60代以上に目立つ「解禁日派」

意外にも「解禁日に特にこだわらない」という声がトップでしたが、では、その一方で「解禁日」にこだわる人はいないのでしょうか。世代別に見てみると、若い20代では「とにかく解禁日に早く飲みたい」(22.5%)、「ボージョレ・ヌーヴォ解禁パーティー、イベント行事が好き」(15.7%)など、解禁日やイベントにこだわる声が目立ったものの、年齢とともにイベントから遠ざかり、解禁日を重視する人は急減しました。ところが面白いことに60代以上では、20代同様に「解禁日派」が復活する傾向が見受けられました。定年退職者が増え、時間的なゆとりのある世代であることも大きな要因と考えられます。さらに60代以上では「クリスマス、正月に飲む用に数本取って置く」という声も多数寄せられたことから、この世代の皆さんがイベントや年中行事に積極的に参加している様子がうかがえます。

世代別:飲用のタイミングは?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は、いよいよ解禁が迫ったボージョレ・ヌーヴォの飲用意向についてお話を聞いてきました。夏場のフランスの天候不順で心配されていた葡萄の出来も、蓋を開けてみれば、収穫の開始は8月25日から開始され、10日以上も早く、非常に早熟の年となったそうです。しっかりとした味わいの美味しいワインに仕上がっている可能性が高く、大いに期待の持てる2007年のボージョレ・ヌーヴォと言えるかもしれません。とはいえ、飲むまでは当たりか、ハズレかは判らないのがボージョレ・ヌーヴォなのですが、家族揃って「今年のボージョレは・・・」と評論家気分で批評をし合うのも楽しいものです。今年の解禁日は11月15日(木)ですから、その週の17日(土)、18日(日)あたりにホームパーティを計画してみてはいかがでしょうか。