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青山ハッピー研究所 ハピ研

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最近、新聞を読んでいますか?

ここ最近、とかく若者の「新聞離れ」が進んでいるという話しを耳にします。考えてみれば、テレビ、インターネットのほか様々な情報源が増えた今日、新聞以外からニュースを入手している人も結構多いのではないでしょうか。そこで今回は、皆さんに新聞購読の有無についてご意見を聞きました。

7割以上の人が「ほぼ毎日」、新聞に目を通している

最近、新聞を読んでいますか?

SA(単回答)

日ごろ、どの位の皆さんが新聞を読んでいるのでしょうか。「朝、新聞を読まないと落ち着かない。寝ている間など、知らない間に大きな事件や事故がなかったか確認したい」(女性30代)など、「ほぼ毎日、全体に目を通している」と回答した方が48.9%。さらに「ほぼ毎日、パラパラと気になったところだけ読んでいる」という声も25.7%を数え、実に全体の7割以上の皆さんが多かれ少なかれ、新聞を読む時間を作っていることが明らかとなりました。中には「一日の始めに必要なもの。休刊日はとても寂しい」(女性40代)という声も少なくなく、新聞を読むことが日課として身についている人が案外多いようです。次に性別で見てみると、「ほぼ毎日、全体に目を通している」という声は男性が57.0%であったのに対し、女性は42.0%とやや低調でした。こうした背景には「仕事上、新聞を読んでいないと話題についていけない」(男性50代)など、「新聞=仕事」と捉えている男性が多いことも理由の1つかもしれません。

購読者の9割以上が新聞配達を利用

では皆さんは、その新聞を一体どこで入手しているのでしょうか。最も回答が多かったのは「自宅で新聞を定期購読(配達)している」(91.9%)でした。海外の多くの国で新聞はお店で買うのが当たり前となっていますが、こうした中で100年以上も続く日本の宅配制度は、日本人の高い新聞購読率に大きく寄与しているものと言えるかもしれません。「新聞が朝定時に配達されるということで、一日の生活が始まる」(男性60代)など、ニワトリの声ならぬ、新聞配達員のバイク音で夜明けが近づいていることを実感する人も多いようです。次に回答が多かったのは「会社で契約しているものを読む」(10.5%)。「自宅で購読している中日新聞、会社で購読している日経新聞とジャンルの異なる新聞を読んでいる」(男性30代)など、朝、昼休みに職場で新聞を読んでいる人も目立ちました。以下、「通勤途中で購入する」(2.5%)、「図書館で読んでいる」(2.3%)が続きました。

新聞はどこで入手している?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

若者に急増する「新聞離れ」、理由はインターネットの普及!?

その一方、日ごろ、新聞を「ほとんど読まない」という人は全体の15.4%を数えました。主な理由としては「一人暮らしなので経済的に厳しい」(男性20代)、「新聞はかさばるし、ゴミになるので・・・」(女性30代)など、経済的な理由や、古新聞の処分に困るといった声が目立ちました。さらに「テレビでニュースは見られるし、ネットでもタイムリーに確認できる」(男性30代)、「巷にはフリーの新聞があふれているので、買わずにそれを受け取って読んでいる」(女性30代)など、最近ではテレビ、インターネットにフリーペーパーとお金を払わずともニュースを入手できるメディアも増えたことから、従来の新聞メディアをさほど必要としていない人も少なくないようです。次に世代別で見てみると、「ほとんど読まない」という声は50代以上では6%未満であったものの、40代で12.4%、30代で21.5%、20代では25.3%と世代が若くなるに連れて急増し、世間で言われるように若者の「新聞離れ」が進んでいることがうかがえます。

世代別:新聞を読んでいますか?

SA(単回答)

情報源の1位は「テレビ」、目や耳から情報を容易にキャッチできるので・・・

■新聞以外のニュース源は?

1 テレビ 92.4%
2 インターネット 79.9%
3 ラジオ 23.5%
4 雑誌・週刊誌 20.8%
5 メールマガジン 18.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「新聞離れ」が顕著になりつつある昨今、多くの皆さんはニュースをどのようなメディアから得ているのでしょうか。堂々のトップは「テレビ(ニュース、ワイドショーなど)」(92.4%)でした。「テレビのニュースは、1番早くわかる。先日、テレビで放映された証人喚問は表情までよく分かり、見入ってしまった」(男性60代)、「新聞は読まないと情報が取り込めないけど、テレビは見ているだけで情報が取り込めるのが便利」(女性30代)など、即時性はもちろんのこと、何か別の事をしながらでも自然と目や耳から情報を容易にキャッチできるテレビは、新聞以上に身近なニュースメディアと言えます。続いて人気の高いメディアは、この10年で飛躍的に成長を遂げた「インターネット(ニュースサイトなど)」(79.9%)。「インターネットのニュースは、リアルタイムで更新されるので、常に新しい情報を読むことが出来るのが利点」(女性40代)、「知らない語句の場合、ネットでキーワード検索すること多い」(女性50代)など、即時性と映像情報が充実しているほか、興味の深度に合わせてニュースキーワードや関連ニュースを探すことも容易なため、放送メディアであるテレビの良さと、活字メディアである新聞の良さをミックスしたメディアと言えるかもしれません。ここ最近ではテレビ局や大手新聞社もインターネット事業に力を入れ始めるなど、既存メディアでさえも、無視ができない存在へと成長を遂げつつあることがうかがえます。以下、「ラジオ」(23.5%)、「雑誌・週刊誌」(20.8%)が続きました。

関心の高いニュースは「社会・事件」、ネットのスポーツ速報は困るという声も・・・

■関心のあるジャンルは?

1 社会・事件 78.5%
2 経済 42.4%
3 生活・家庭  38.8%
4 スポーツ 37.8%
5 文化・芸能 37.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

各メディアについて見てきましたが、ではニュースの中で、皆さんが特に興味・関心を持って読んでいるジャンルとは一体何でしょうか。人気ナンバーワンは「社会・事件」(78.5%)でした。「母親として、子供が絡んでいる事件は特に気になる。殺人事件、いじめ、交通事故など事があるごとに家族で話をするようにしている」(女性30代)など、凶悪犯罪が目立つ昨今、事件・事故のニュースに関心を寄せる人が大変多いことがうかがえます。中でも「食品偽装問題、消費者は何を信じればいいのかわからない」(男性50代)など、食品に関する不信感が募っているという声が多数寄せられました。続いて2位は「経済」(42.4%)、3位には「生活・家庭」(38.8%)が続きました。また見逃せないのは4位「スポーツ」(37.8%)。「地方紙は、地元の行事やイベントなどを詳しく知ることが出来る。また最近は、プロ野球の日ハムの記事が結構出ているので、くまなく読んでいる」(女性30代)など、日々暗い出来事が報道される中で、若きエースたちの活躍や海外の日本人選手のうれしい話題は、思わず笑みのこぼれるニュースジャンルの1つとなっていることがうかがえます。とはいえ、中には「ヤフーのニュースはとても早いので、いいような悪いような…。あとで見ようと思っていたスポーツの結果まで判ってしまう」(女性30代)など、ネットニュースが早すぎて困るというスポーツファンもいました。


性別で見てみると、男性人気が高かったジャンルは「スポーツ」(男性=52.3%、女性=25.5%)、「経済」(男性=55.7%、女性=31.1%)、「政治」(男性=45.0%、女性=21.3%)。その一方、女性人気が高かったのは「文化・芸能」(男性=24.1%、女性=48.8%)、「生活・家庭」(男性=18.4%、女性=56.0%)、「テレビ・ラジオ欄」(男性=23.2%、女性=38.3%)など、生活に関する話題やカルチャーへの関心の高さがうかがえます。また主婦の中には「スーパーのチラシが入る曜日がわかっているので、新聞よりも先にチラシを見る事も多い」(女性40代)など、社会ニュース以上に「スーパーの特売ニュース」を重視している人もいました。


今回は新聞の購読について皆さんのご意見を聞いてきました。この数年、「新聞離れ、新聞離れ・・・」と新聞の行く末を心配する声が目立ちますが、今回の調査では実に全体の7割以上の人が「ほぼ毎日」新聞を読んでいることが明らかとなりました。思った以上に購読者がいるな、と実感された人も多いのではないでしょうか。確かに20代だけで見れば54.8%とやや低くも感じますが、その一方でテレビ、インターネット、週刊誌やフリーペーパーとニュースメディアが年々増加する中で、若者が必要なメディアを選択し始めている結果とも言えます。おそらくニュースに対する興味は、むしろ、以前よりも増大しているのではないでしょうか。中には「朝からラジオ、TVで同じ内容が何度も流れてきて聞き飽きるくらい。こんなとき一社でも違う方向から書いたり、見たりした記事を書いて欲しいもの」(女性40代)など、最近のニュース報道の偏向を問題視する厳しい声も目立ちました。いわば、情報の受け手である私たちがマスコミからの情報発信を鵜呑みにするだけではなく、ニュースを正しく取捨選択する時代が訪れたと言えるかもしれません。