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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたの好きな麺類は?

日本人は米同様に古くから蕎麦やうどんを食し、麺好きが大変多い国です。今日では蕎麦、うどんのほか、焼きそば、ラーメンやパスタなど、麺の種類や味つけのバリエーションも広がり、1日1回は麺を食べている人もきっと多いのでは。そこで今回は、皆さんの好きな麺類について聞きました。

全体の99.3%が麺食い、中には3食とも麺でもOK!

麺類は好きですか?

SA(単回答)

まず、「麺類が好き」という人はどの程度いるのでしょうか。「ご飯よりも、パンよりもするっと口に入る麺類大好き人間。家で美味しいものを作るのは難しいので、あちこちの行列に並んで食している」(女性40代)など、「大好き」と回答した方が68.2%。さらに「まあまあ好き」という声も31.1%に達し、実に全体の99.3%もの人びとが麺好きを自負していることが明らかとなりました。中には「基本的に無類の麺好きなため、朝昼晩3食麺類でもOK」(女性40代)など、1日中、麺食でも飽きないといった人も少なくありませんでした。

9割以上が「週1食以上」の頻度で麺類を食している

麺類を食べる頻度は?

SA(単回答)

改めて日本人の麺好きを実感させられましたが、では皆さんはどの位の頻度で「麺類」を食しているのでしょうか。「ほぼ毎日」と回答した人が5.9%、「週4〜5回」という人が17.5%、「週2〜3回」が46.6%を数え、「週2回以上」の頻度で麺類を食している人は70.0%。さらに「週1回以上」の頻度では92.7%に達し、ほとんどの皆さんが少なくとも1週間に1食は麺メニューを食生活に取り入れていることが判りました。性別で見てみると、「週2回以上」と回答した人は女性が67.4%であったのに対して、男性は73.6%に達し、やや男性に麺食いが多いようです。こうした背景は定かではありませんが、「会社勤務時、昼食は立ち食い蕎麦をよく食べていた」(男性60代)など、麺類で簡単に昼食を済ます忙しいサラリーマンの姿が垣間見られます。

手軽なので、1人で昼食に食べる人が多い

■食べるタイミングは?

1 昼食 88.1%
2 夕食 46.0%
3 休日 32.9%
4 平日 17.5%
5 夜食 14.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

いつ麺類を食べていることが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「昼食」(88.1%)でした。「あまり時間がない時、比較的簡単に作れるから・・・」(女性50代)、「急いで昼食。こんなときラーメンが助かる」(男性30代)など、手間が掛からず、素早くお腹を満たしてくることから、ハンバーガーや牛丼と並ぶファーストフード的な存在として麺類を支持する声が多数寄せられました。さらに「1人の昼食時に食べたくなる。ご飯だとおかずが欲しいが麺類だとおかずなしでも済む」(女性20代)という声からも判るように、家族揃って食卓を囲む機会の少ない昼食に麺類がよく食されていることがうかがえます。いわば、麺類は1人でも食べやすいメニューと言えるかもしれません。以下2位は「夕食」(46.0%)、3位「休日」(32.9%)、4位「平日」(17.5%)が続きました。こうした結果から、「朝食」(4.9%)に麺類が不人気であることがうかがえます。また「夜食で小腹が空いた時、市販のカップ麺が多い」(女性40代)、「やっぱり飲み会の後の締めで、食べることが多い」(男性20代)など、5位「夜食」(14.4%)、6位「お酒を飲んだ後」(12.2%)といった声も目立ち、麺類を昼食・夕食とは異なる「+1食」と捉えている人も多いようです。

世代別:食べるタイミング 昼派?夕食派?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に世代別で見てみると、「昼食」で麺類を食べる人はどの世代も大変多かったものの、「夕食」では世代間の違いが顕著でした。20代(=56.5%)の6割近くが「夕食」でも食べるという声が目立ったのに対し、30代では52.4%・・・と世代とともに減少し、60代以上(=27.5%)では実に20代の半分以下となりました。あくまで推測ですが、結婚、家族が増えるとともに「夕食」で麺類を食べる頻度が次第に減少する傾向があるのかもしれません。

自宅では「手軽なインスタント」、外食では「本格的なプロの味」

麺類はどこで食べる?

SA(単回答)

どこで麺類を食べることが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「自宅で」(67.4%)で、2位の「外食で」(25.6%)を大きくリードしました。「家ではパスタにレトルトのソースをかける。茹でたうどんや、そばを市販の麺つゆで食べることが多い」(女性30代)など、ここ最近では麺つゆ、パスタソース、冷凍麺や乾麺等がスーパーマーケットに充実していることも、「自宅派」に軍配が上がった大きな理由かもしれません。とはいえ、その一方で「インスタントラーメンは家で作るが、美味しいラーメンやパスタなどは外食で・・・」(男性20代)など、「自宅」と「外食」を使い分けているといった声も少なくありませんでした。本格的な手打ち麺や生麺、研究を重ねなければ出来ない出汁づくりなど、麺類はプロと素人の差が歴然と出るメニューだけに、「家=簡易的な麺メニュー」「外=本格的な麺メニュー」と同じ麺メニューでも、似て非なるものとして捉えている人が案外多いようです。

人気ナンバーワンは、ご当地ごとで味が異なる「ラーメン」

■よく食べる麺類は?

1 ラーメン 84.4%
2 うどん・きしめん 73.4%
3 パスタ 67.7%
4 そば 59.6%
5 やきそば 58.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

続いて、皆さんが好きな人気の麺類をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「ラーメン」(84.4%)でした。「しっかりした味のスープと、太い麺が絶妙な喜多方ラーメン大好き。毎日三食これでもいいくらい好き」(女性20代)、「ラーメンといっても、私が好きなのは袋入りの即席麺。どんなに高級タイプの商品が開発されようとも、小さい頃から食べているから馴染んでいるものに勝る味はありません」(女性40代)など、ラーメンは東から西にご当地ごとに味噌、塩、醤油、醤油とんこつ、とんこつ・・・と様々なスープの味や麺の違いがあるばかりか、カップ麺、即席麺まで本格的なものから庶民的なものまで、いくら食べても食べ飽きないバリエーションの豊富さが人気の大きな理由と言えるかもしれません。

2位は日本人が昔から愛する、小麦粉を使った麺の代表格「うどん」

第2位は「うどん・きしめん」(73.4%)。そもそもうどんのルーツは鎌倉時代までさかのぼるそうで、古くから日本人に愛されてきた小麦粉を使った麺類の代表格と言えます。ちなみに小麦を原料とする麺類では、ほかに6位「そうめん・ひやむぎ」(36.9%)が有名ですが、それぞれの違いはJAS(日本農林規格)によれば、機械麺の場合、直径1.3mm未満が「そうめん」、1.3mm以上1.7mm未満が「ひやむぎ」、1.7mm以上が「うどん」と麺の太さで分類されているそうです。また「伊勢で食べた『伊勢うどん』が美味しかった。あっ、あと名古屋の『味噌煮込みうどん』も・・・」(男性30代)など、麺の太さや食感ばかりではなく、ラーメン同様に地方によって、つゆの味、具材に特徴が異なるのもうどんの魅力ではないでしょうか。以下、3位「パスタ(スパゲッティ、マカロニほか)」(67.7%)、4位「蕎麦」(59.6%)、5位「やきそば」(58.7%)が挙げられました。

40代を境に「パスタ」から、「蕎麦」へ人気が移行

世代別で人気の麺類を見てみると、「うどん」は世代による嗜好の変化はほとんど見られなかったものの、「ラーメン」は40代、「パスタ」は30代をピークに世代とともに減少する傾向が見受けられました。その一方、世代とともに急増したのが「蕎麦」です。20代ではパスタ(=75.6%)が、蕎麦(=48.9%)を大きく上回っていましたが、40代を境に逆転し、60代以上では蕎麦(=73.3%)がパスタ(=38.9%)を大きく引き離しています。こうした背景には「若い時はラーメンが好きで毎日のように食べていました。お酒を飲んだ後は、今はカロリーの少ない蕎麦が多くなりました」(男性50代)など、年齢とともこってりした麺メニューを敬遠する人が次第に増え始めていることも要因の1つと考えられます。

世代別:人気麺

MA(複数回答)/n(有効回答数)

東の「蕎麦」、西の「うどん」は健在

次に地域別で見てみると、「ラーメン」は全国的に支持高く、特に北海道、東北、信越や北陸など雪国での人気が目立ちました。ところが「蕎麦」は北海道をピークに東北、信越、関東と東日本で人気が高かったものの、西日本へ向かうに従い下降し、中国地方では最低の43.1%でした。その一方、「うどん」は東日本では、「蕎麦」と人気を2分する存在であったものの、西日本へ行くほど支持が急増し、うどん王国である四国では「ラーメン」を凌ぎ86.6%にも達しました。「昼は外食のうどん、朝と夕に食べるなら家で食べる。うどんならいつでも食べられる」(女性50代、香川県)といった声からもうかがえるように、うどんは四国、中でも香川県の県民食と言っても過言ではなさそうです。

地域別:人気面

MA(複数回答)/n(有効回答数)

長崎の「皿うどん」、静岡の「富士宮やきそば」など、地域で異なる麺カルチャー

そのほか、地域別で際立った麺メニューは「長崎ではちゃんぽん。また皿うどんは、普通に家でも作るし、栄養的にもバランスがいい。皿うどんは人が集まる時など、簡単でボリュームがあって満足!」(女性50代、長崎県)など、長崎では「皿うどん」。「スーパーに富士宮やきそば麺が販売しているので、週に一度は食べている」(女性40代、静岡県)など、ここ最近、脚光を浴びている静岡の「富士宮焼きそば」。さらに「盛岡冷麺とじゃじゃめん。生まれたときからの常識だった」(男性20代、岩手県)、「沖縄そばといっても色々種類があり、『八重山そば』『宮古そば』等、それぞれ麺も味も違う」(女性20代)など、その土地独自の麺文化を築いているものも多く、一口に麺といえども、その奥の深さを改めて実感させられます。


今回は皆さんに麺類についてご意見を聞いてきました。全体の99.3%もの人びとが自らを麺好きと自負し、そのほとんどの皆さんが1週間に少なくとも1食以上の頻度で、何かしらの麺メニューを食していることが明らかとなりました。いわば、日本人は主食を米としながらも、同時に独自の麺カルチャーを築いてきた、世界でも類を見ないほどの麺好きと言えるかもしれません。また季節に合わせて、冷やし麺から熱々のものまで、一年通して様々な味を楽しめるのも魅力の1つではないでしょうか。特にこれから寒くなる季節は、「キムチ味のモツ鍋の後、ラーメンを入れて食べる時とても美味しい」(男性30代)など、お鍋の後の締めに麺を入れて食べるのも良いですね。今週末あたりに、家族で温かいお鍋を囲んで見てはいかがでしょう。