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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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‘カラダに良い’食事に興味がありますか?

年末年始の暴飲暴食が祟り、胃の調子が悪い、体重が増えた・・・という人もきっと多いのでは。とはいえ、ここ最近では自然食やマクロビオティクス、薬膳料理など、健康を意識した食生活が話題となっており、ひと昔に比べると、自己管理をしながらカラダに良い食事を心がけている人が結構多いのではないでしょうか。そこで今回は正月気分も抜けつつある中、皆さんの食生活について聞きました。

全体の8割が「‘カラダに良い’食生活」に関心あり

まず、どの位の皆さんが‘カラダに良い’食生活や食事に興味を持っているのでしょうか。「1日30品目を摂取するようにしている」(女性20代)、「朝食に豆乳と野菜ジュースを混ぜたものを500ml飲む」(男性40代)など、「(カラダに良い食事に)とても興味がある」と回答した人が33.4%。さらに「まあまあ興味がある」という声も52.3%を数え、全体の8割以上の皆さんが「健康的な食生活」に対して高い関心を寄せていることが明らかとなりました。次に性別で見てみると、女性は「家族全員の目と舌を満足させられる献立を心がけている」(女性50代)など、家族の食事を支度する主婦も多いせいか、「‘カラダに良い’食事」への関心の高さは90.4%でした。その一方、男性は女性よりも10%低い80.4%。また「時間がない時は、簡単に出来るインスタント食品が多い」(男性40代)、「価格が高くつく上に、面倒くさい」(男性30代)など、「あまり興味がない」(15.8%)、「興味がない」(3.8%)という声も少なくありませんでした。

カラダに良い食生活に関心がありますか?

SA(単回答)

‘カラダに良い’理想の食=野菜中心、最近では「食の安全」を重視する傾向も

皆さんが‘カラダに良い’と思う食生活や食事とは一体どんなものでしょうか。最も回答が多かったのは「野菜を多くとること」(48.2%)でした。とかく脂肪分の多い食生活が指摘され、野菜不足と言われる私たち現代人ですが、意外に多くの皆さんが「‘カラダに良い’理想の食生活=野菜中心の食事」と自覚していることがうかがえます。さらに最近の傾向では「有機栽培や無農薬の食材を使って食事を作ってみたい」(女性30代)など、食の安全を重視した「無農薬野菜」「有機野菜」への関心の高さも見逃せません。中には「自家栽培した野菜を食べたい・・・」(男性30代)など、安心できる自前の家庭菜園を持ちたいという声も寄せられました。また「夫婦して外見にもメタボリック症候群と分る雰囲気になってきましたので、和食中心の油分をあまり取らないものに・・・」(女性40代)など、7位に「和食中心の食事」(20.7%)、11位に「旬の食材を食べること」(12.7%)が挙げられ、肉を中心とした欧米の食文化が浸透した今日ですが、旬の野菜や魚を取り入れた和食を見直す声も少なくありませんでした。

■あなたが思う‘カラダによい’食生活、食事とは?

1 野菜を多くとること 48.2%
2 三度しっかり食べること 46.6%
3 食べ過ぎ・カロリーの取りすぎに気をつけること 44.7%
4 好き嫌いや偏食をしないようにすること 41.1%
5 塩分を控えること 28.6%
6 夜遅い時間に食べ過ぎないようにする 23.1%
7 和食中心の食事 20.7%
8 油分を控えること 20.4%
9 手作りの食事 16.8%
10 間食をしないようにすること 13.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

現代人は何でも過剰摂取気味!?「○○を控える」という声が目立つ

目立ったものでは3位「食べ過ぎ・カロリーの取りすぎに気をつけること」(44.7%)。さらに4位「好き嫌いや偏食をしないようにすること」(41.1%)、5位「塩分を控えること」(28.6%)、8位「油分を控えること」(20.4%)など、「○○を控える」という声が多数寄せられました。「カロリーや糖分を控えめにし、雑穀米や野菜中心の食事を心がける」(女性50代)など、私たちの日ごろの食生活は、油ぽかったり、甘すぎたり、辛すぎたり・・・等々、何かと加えすぎ、摂取しがちなものが大変多いように感じます。昔から「腹八分目で医者いらず」と言われるように、健康面を考えれば、やはり食べ過ぎ、とりすぎはなるべく「控える」ことが望ましいようです。

20、30代は「不規則な食生活」「偏食」の改善、
年齢とともに「カロリー」「塩分」を控える

次に世代別で‘カラダに良い’と思う食生活を見てみると、「帰宅が遅いとどうしても夜遅く食事をしたり、朝食を食べなかったりと不規則になりがち・・・」(女性20代)など、若い20代、30代では「三度しっかり食べること」「好き嫌いや偏食をしないようにすること」を挙げる声が目立ち、不規則な食生活や肉中心の偏食を気にしている若者が大変多いことがうかがえます。一方、年齢とともに「三度しっかり食べること」や「好き嫌いや偏食をしないようにすること」は次第に減少し、代わって「減塩醤油を使う」(男性60代)、「ハンバーガーやフライドチキンなど、油を使ったファストフードはなるべく食べないようにしている」(男性50代)など、「塩分を控えること」「食べ過ぎ・カロリーの取りすぎに気をつけること」の増加が顕著でした。いわば、若い人たちは「バランス・規則」、年齢が高くなるとともに「控える」が食のキーワードとなっていることがうかがえます。

世代別:カラダに良いと思う食生活は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「カロリーをとりすぎない」「偏食しない」は実行が難しい取り組み!?

ここまで‘カラダに良い’と思う食生活や、食事について見てきましたが、では皆さんは、日ごろの食生活の中でどこまで‘カラダに良い’食生活を実践できているのでしょうか。「‘カラダに良い’と思う食事(以下、『思う食事』と省略)」と「実際にしている‘カラダに良い’食事(以下、『実際の食事』と省略)」を比較してみたところ、上位に挙げられた「思う食事」の大部分を「実際の食事」が上回り、思った以上に多くの人たちが食生活の見直しに真面目に取り組んでいることがうかがえます。特に「夜遅い時間に食べ過ぎないようにしている」(思う=23.1%、実際= 37.1%)、「油分を控える」(思う=20.4%、実際=26.7%)、「手作りの食事」(思う=16.8%、実際=28.1%)、「間食をしない」(思う=13.2%、実際=19.4%)は、実践度の高い‘カラダに良い’取り組みと言えます。その一方、‘カラダに良い’と思う食生活のトップに挙げられた「野菜を多くとる」(思う=48.2%、実際=45.7%)は、思っている以上に実践できていないと感じている人が多いようです。さらに「意志が弱いから好きなものを食べ過ぎる」(女性50代)など、「食べ過ぎ・カロリーの取りすぎに気をつける」(思う=44.7%、実際=40.6%)、「好き嫌い・偏食をしないようにしている」(思う=41.1%、実際=33.4%)も、なかなか実行に移すことが難しい取り組みと言えるかもしれません。

カラダに良いと思う食事 VS 実際の食事

MA(複数回答)/n(有効回答数)

テフロン加工のフライパン、揚げ物にオーブンを多用し、「油抜き」を実践!

次に自由回答の中から、皆さんが実践している‘カラダに良い’食事をいくつか紹介します。「玄米や雑穀などを食べている」(女性40代)、「お米に胚芽押し麦を入れて炊いている」(女性30代)など、毎日食べるお米に玄米、五穀米、古代米や麦等を混ぜて炊いているご家庭が意外に多く、手軽に無理なく続けられる健康法として定着しているようです。そのほか、「テフロン加工のフライパンで油を引かずに調理したり、揚げ物も可能なものはオーブンで作るようにしている」(女性20代)など、料理道具や料理方法に工夫を加えることで、油抜きを実践しているという人。また「なるべくよく噛んで、ゆっくり食べるようにしている」(女性30代)という声や、「毎日、大体同じ時間に三食いただく。身体のリズムが出来て、調子も良くなった」(女性20代)など、食事の方法、食事に掛ける時間や食べる時間帯にこだわる人も多く、‘カラダに良い’食生活が食材の栄養素や食事内容だけに留まっていないことがうかがえます。

今後、挑戦したいものとして「黒酢」「ヤーコン」や「薬膳料理」という声も

さらに健康意識が高まる中、様々な健康食がテレビや雑誌でも話題になっています。皆さんが今後、食べてみたい‘カラダによい’食材や食事、健康法とは一体どんなものでしょうか。「黒酢を飲んでみたい。なかなか酢を飲む事が出来ないので・・・」(女性30代)など、「黒酢」の血液サラサラ&美肌効果を期待する声や、「ヤーコン(南米アンデス山脈地方を原産とする芋)は繊維たっぷりが魅力・・・」(女性40代)など、日本では馴染みの薄い野菜や食材を挙げる声も目立ちました。そのほか、「食べてみたいのは『サムゲタン』。体を芯から温め、その上コラーゲンいっぱいで、お肌がピチピチになると聞いた」(女性30代)、「山菜や茸を多く取り入れた薬膳料理を食べてみたい」(男性60代)など、韓国や中国で古くから伝わる薬膳料理にも関心が高まりつつあるようです。


今回は‘カラダに良い’食生活や食事について、皆さんのご意見を聞いてきました。アンケート結果を振り返ってみると、全体の8割以上の皆さんが「健康的な食生活」に高い関心を寄せていることが明らかとなりました。特に肉中心の欧米の食文化が当たり前となった今日、野菜不足を自覚する声が目立ち、「‘カラダに良い’理想的な食生活=野菜中心の食事」と考えている人が大変多いようです。と同時に、昨今の「有機野菜」「無農薬野菜」人気からもうかがえるように、野菜づくりの方法や、どんな農家が作っているのかといったことにまで関心が広がり、「栄養」に加えて、「安全」を重視する傾向へと消費者意識が変化しつつあることがうかがえます。古くから「医食同源」と言い、健康を維持する、病を治療するために「食」は「薬」と同様な効果を持つと考えられてきたように、自分の食べているものに関心を持つ事は決して悪いことではありません。薬と毒が紙一重のように、食も時には「薬」にも、「毒」にもなるもの。すべては安心なものをバランス良く、そして、欲張らず控えめにとることが重要なのかもしれませんね。なかなか難しいことですが・・・。