1. トップページ
    2. 企業情報
    3. 研究活動
    4. ハピ研
    5. 毎週アンケート
    6. 【第227回】アンケート結果

青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

ハピ研について

毎週アンケート | 生活の中のちょっとした事や、旬な話題をタイムリーに調査

お花見に行きますか?

前回の毎週アンケート「期待している春の一大イベント」の堂々1位に「お花見」が挙げられたことからもわかるように、「お花見」なくして、春がやって来ない、と考える人もきっと多いのでは。日本人にとっての桜は、単に花としての観賞ばかりではなく、別れ、出会い、不安や期待など、3月の期末と4月の新期とも重なり、特別な思いを寄せる存在と言えるかもしれません。そこで今回は皆さんに、そろそろ開花予想が気になる今年の「お花見」の計画について聞きました。

全体の約6割が「お花見」の参加・開催に前向き

まず今年、どの位の皆さんが「お花見」の計画を立てているのでしょうか。「奈良、吉野の千本桜を見に行く。山桜を眺めながらビール&ランチを食べる」(女性50代)など、「必ず行くつもり」と回答した人が24.6%。さらに「まだ決まっていないが行くつもり」という声も35.3%を数え、全体の59.9%の人が「お花見」の参加・開催に高い関心を寄せていることが明らかとなりました。過去同時期に行った調査では、2005年が71.2%、2006年が70.6%、2007年が56.5%であったことから、ここ数年、減少気味だった参加意向に復調の兆しが垣間見られ、昨年よりも大きな盛り上がりが期待できそうです。世代別で見てみると20代の参加意向は54.5%とやや低調であったものの、世代とともに参加意向も次第に増加し、60代以上では実に76.5%にも達しました。昨今では若者を中心としたイベントが多い中で、「お花見」は大人が楽しめる恒例行事となっているようです。

今年、お花見へ行きますか?

SA(単回答)

「花粉症」「寒い・・・」など季節の変わり目ならではの悩みから、
「お花見」を敬遠する人も

その一方で、「機会があれば行きたい」(24.3%)、「たぶん行かない」(15.8%)など、参加に前向きではない声も全体の約4割を占めました。主な理由は「寒いのが苦手なので・・・」(女性30代)、「花粉症のピークと重なる時期であり、外出そのものが億劫だから・・・」(男性40代)と「花冷え」と言われるほど寒暖の差が激しいことや、スギ花粉の飛散量が増すなど、季節の変わり目ならではの悩みが目立ちました。また中には「家族揃って楽しむイベントでしたが、子供も高校生になりそういったことはしなくなりました」(男性50代)など、子供の成長とともに参加意向が減少したというご家庭もありました。

わいわい、家族揃って楽しめる「お花見」は家族レジャーに最適

■どんなメンバーで行く?

1 家族で 71.3%
2 友人たちと 39.3%
3 会社の同僚たちと 15.8%
4 一人で 7.9%
5 サークルの仲間で 7.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では皆さんは、どんなメンバーで「お花見」にお出掛けになるのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族で」(71.3%)でした。「0歳から8歳まで4人の娘がいるので、移動の少ない場所でのお花見」(男性40代)、「娘夫婦、孫2人と我々夫婦の6名で・・・」(男性60代)など、夫婦、小さなお子さんから、お祖父さん、お祖母さんが一緒に楽しめる「お花見」は春の家族レジャーの代表格と言えそうです。続いて、多かったのは「友人たちと」(39.3%)。「今年はママ友達と行きたいと思っている。手作りのお弁当でおかずの交換などをしたら楽しいかな・・・」(女性40代)など、仲の良い友達と一緒にわいわいがやがや盛り上がりたいという声が多数寄せられました。特にこうした声は、男性(33.4%)よりも女性(44.2%)に目立ちました。一方、男性陣に多かったのは「会社の同僚たちと」(男性=24.1%、女性=9.0%)。「会社の近くに神社があり、そこで食べる鮎焼き、おでん、焼き鳥が毎年の定番」(男性60代)など、終業時間とともに職場の同僚と花見に興じる男性サラリーマンが案外多いことがうかがえます。また見逃せないのは「一人で」(7.9%)という声です。「早朝の人出のない時に、カメラを持って1人でお花見するのが好き」(女性60代)など、大勢でわいわいやる「お花見」をあえて避け、のんびり自分のペースで桜を楽しみたいという人も少なくありませんでした。

桜の下で食べるお弁当は格別!お花見ランチで春の陽気を満喫

次に皆さんの「お花見」の楽しみ方やスタイルはいかがでしょうか。最も回答が多かったのは「ポカポカ陽気の下で楽しむ『お花見ランチ派』」(47.9%)でした。「朝からお弁当を作り、出来るだけ子供たちの好きなおかずで・・・、公園でのんびり幸せ」(女性30代)、「満開の桜の下で食べるお弁当は格別」(女性50代)など、ようやく冬の寒さから開放された喜びを感じるかのように、レジャーシートにお弁当を広げて、ピクニック気分で「花見」を楽しみたいと思っている人が大変多いようです。続いて、目立ったのは「のんびり歩いて楽しむ『お花見散歩派』」(45.8%)。「のんびり歩きながらお花見する事でつくづく『春だなぁ』と感じるので・・・」(女性30代)など、固定した場所ばかりではなく、頬に優しい風、桜の香りを感じつつ、ゆっくりと歩きながら桜を楽しみたいという声も寄せられました。中には「ワンコと一緒にお散歩、ストレス発散できる」(女性50代)など、愛犬の散歩を兼ねた花見スタイルを好む人もいました。以下、「お酒を飲みながらの『花見酒派』」(31.7%)、「夜空に映える幻想的な『夜桜派』」(22.2%)、「車でめぐる『お花見ドライブ派』」(13.0%)が挙げられました。

■好きなお花見のスタイルは?

1 ポカポカ陽気の下で楽しむ「お花見ランチ派」 47.9%
2 のんびり歩いて楽しむ「お花見散歩派」 45.8%
3 お酒を飲みながらの「花見酒派」 31.7%
4 夜空に映える幻想的な「夜桜派」 22.2%
5 車でめぐる「お花見ドライブ派」 13.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

女性は「お花見ランチ派」、男性は「花見酒派」

性別で見てみると、女性では圧倒的に「お花見ランチ派」(男性=39.2%、女性=55.0%)が目立ったものの、一方、男性では「お花見ランチ派」は減少し、代わって「花見酒派」(男性=45.5%、女性=20.4%)がトップでした。「お酒が好きな中年仲間と飲みながらワイワイやりたい」(男性50代)、「昼でも夜でもビールと日本酒での花見酒。これなくして『お花見』はありえません」(男性60代)など、女性が花より「弁当」なら、男性は花より「酒」と言っても過言ではないかもしれません。

■男性:お花見スタイル

1 「花見酒派」 45.5%
2 「お花見ランチ派」 39.2%
3 「お花見散歩派」 38.8%
4 「夜桜派」 23.3%
5 「お花見ドライブ派」 11.1%

■女性:お花見スタイル

1 「お花見ランチ派」 55.0%
2 「お花見散歩派」 51.5%
3 「夜桜派」 21.3%
4 「花見酒派」 20.4%
5 「お花見ドライブ派」 14.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

お花見に欠かせないグルメナンバーワンは、箸、取り皿を必要としない「おにぎり」

次にお花見に欠かせない人気グルメをランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「おにぎり」(30.7%)。「手作りの沖縄風スパムおにぎり」(女性50代)、「たいしたものは入っていなくても、外で食べるおにぎりは大好き」(男性40代)など、箸、取り皿を使わず、手軽に食べられる「おにぎり」は、アウトドアの定番グルメと言えます。中には「おにぎり」を食べると、幼少期の遠足気分を思い出すという人も少なくはないのではないでしょうか。またおにぎりの友といえば、4位の「揚げ物(鶏の唐揚げ、フライドポテトなど)」(27.9%)も外せません。「タラコをまぶしたおにぎり。鶏の唐揚げをいつも楽しみにしている」(男性40代)など、おにぎりのおかずとして「揚げ物類」は、忘れてはならないお花見グルメの1つとなっていました。

■好きなお花見の食べ物は?

1 おにぎり 30.7%
2 手作りのお花見弁当 29.1%
3 焼き鳥・串焼き 28.3%
4 揚げ物(唐揚げ、フライドポテトなど) 27.9%
5 つまみ・乾き物 22.9%
6 スナック・菓子類 19.6%
7 市販のお花見弁当(デパ地下など) 16.9%
8 お寿司 16.5%
9 たこ焼き・お好み焼き 12.4%
10 焼きそば 11.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

リッチな「市販弁当」よりも、愛情たっぷりの「手作り弁当」に軍配!

人気グルメの2位は僅差で「手作りのお花見弁当」(29.1%)。同様に7位にも「市販のお花見弁当(デパ地下など)」(16.9%)が挙げられ、お花見には「弁当」「ご飯もの」が必須アイテムとなっていることがうかがえます。特に「結婚して2年目。ちょっとずつですが料理のレパトリーを増やし、手作りお弁当も、昨年よりはバージョンアップする」(女性30代)、「今年もカミさんの手作り弁当で一杯が楽しみ」(男性40代)など、リッチな市販弁当よりも、ご家庭で用意する愛情たっぷりの「手作り弁当」を楽しみにしている人が案外多いようです。そのほか、ご飯もの以外では3位「焼き鳥・串焼き」(28.3%)、5位「つまみ・乾き物」(22.9%)、6位「スナック・菓子類」(19.6%)が挙げられました。

一足早いビアガーデン感覚!桜の花びらの舞う中で飲むビールの味は格別

■好きなお花見の飲み物は?

1 ビール 74.0%
2 お茶・コーヒー 42.5%
3 チューハイ 22.4%
4 発泡酒 20.4%
5 ジュース 17.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では、飲み物はいかがでしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「ビール」(74.0%)でした。「ポカポカの昼間に、ビールを飲みながらの桜は最高」(女性30代)、「懇意にしているお友達数人で焼き鳥を頬張りながら、美味しいビールを飲んで日頃の憂さを晴らしたい」(女性40代)など、夏場のビアガーデンのように気温は高くないものの、アウトドアでビールを飲むのは大変心地良いもの。ましてや、桜の花びらの舞う中であれば、尚さら、ビールの味も格別の美味しさと言えるかもしれません。同様に3位「チューハイ」(22.4%)、4位「発泡酒」(20.4%)など、アルコール飲料が上位を占めました。一方、アルコール以外で目立ったのは2位「お茶・コーヒー」(42.5%)。特に夜桜見物では、ポットに温かい飲み物があるとうれしいもの。アルコール飲料とともに、ぜひ温かいお茶やコーヒーの準備もお忘れなく。

ゴミ、夜間の騒音など、公共マナーの悪さを指摘する声も・・・

ここまで、今年のお花見に寄せる皆さんの期待の声を聞いてきました。その反面、「ゴミは個々に持ち帰ってもらいたい。折角のきれいなサクラの横にゴミの山積みが現実」(女性40代)、「暴れるばか者、桜を楽しんでいるのか? 桜の枝を折ったり、木の下での立ちション・・いい加減にしてほしい」(女性50代)など、ここ最近の「花見マナー」の悪さを指摘する声も決して少なくありませんでした。美しい桜を観賞しているにも関わらず、ゴミで自然を汚して帰るのは悲しいもの。公共の場所では周りに迷惑をかけないこと、自分で出したゴミは自分で処理する、こうした最低限のマナーは私たち一人一人が自覚をして守りたいものです。


今回は、皆さんに今年の「お花見計画」についてご意見を聞いてきました。全体の約6割の人が「お花見」参加に前向きであることが明らかとなり、例年同様に今年も大きな盛り上がりを見せそうです。「お花見」は会社の同僚や気の置けない仲間で開くのも楽しいものですが、特に小さなお子さんから、夫婦、お祖父さん、お祖母さんに至るまで世代関係なく、ご家族揃って参加できるのも良いところです。毎年、桜の咲くこの季節になると子供の成長を改めて実感してみたり、また懐かしい家族の思い出を蘇らせる人もきっと少なくはないのではないでしょうか。中には「今年は子供にはじめての花見をさせて、散っていく花びらの中で写真が撮れたらと思っている」(女性30代)など、新しい家族の思い出を今春スタートするという声も寄せられました。先週、気象庁が発表した桜の開花予想によれば、3月26日の静岡、高知、大分を皮切りに、27日に東京、28日に福岡、長崎、29日に和歌山、名古屋・・・と3月末頃から次第に北上していく予定とのこと。枝の蕾の膨らみ具合をチェックしながら、そろそろお花見の計画を立ててみてはいかがでしょうか。