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あなたの『ふわふわ』イメージを教えて?

寒さも幾分和らぎ、いつの間にか春らしい陽気となってきました。『春眠 暁を覚えず』という言葉ではありませんが、春になるとなぜか心地良く、一日中眠気が冷めないという人もきっと多いのでは。まさに春は「ふわふわ」という言葉の似合う季節と言えるかもしれませんね。そこで今回は、皆さんに「ふわふわ」というイメージについて聞いてみました。

「ふわふわ」は、雲、霧、雪を連想させる「白色」

■「ふわふわ」をイメージする色は?

1 白色(乳白色、ホワイトなど) 71.9%
2 ピンク色(桃色、桜色など) 11.6%
3 水色 3.7%
4 黄色 2.6%
5 クリーム色 1.5%

SA(単回答)

まず、「ふわふわ」と聞いてイメージする色はどんな色でしょうか。最も回答が多かったのは「白色(乳白色、ホワイトなど)」(71.9%)でした。「浮遊している感じが雲や霧などを連想させる」(女性40代)、「いま飼っている猫も白く、お風呂上りのふわふわの毛をイメージする」(女性30代)など、「雲」「霧」「雪」といった空から舞い降りる「白」、さらに「羽毛」「猫毛」「羊毛」といった動物の毛の「白」を思い浮かべる人が大変多いようです。中には「自分にとって、ふわふわした存在は赤ちゃん。赤ちゃんのまだ何にも染まっていない純真な心や、白い肌を想像した」(女性30代)など、物質的なものではなく、無形で純真無垢な心をイメージする人もいました。

春らしい、風に舞う桜の花びらをイメージさせる「ピンク色」も

次に回答が多かったのは「ピンク色(桃色、桜色など)」(11.6%)。「桜の花びらが春風に吹かれて、ふわふわと舞っている感じがするから・・・」(女性30代)、「なんとなくふんわりした暖かい、心地良いイメージ」(女性40代)など、まるで春の陽気のような暖かさと、風に舞う桜の花びらを感じさせる「ピンク色」を挙げる声が目立ちました。おそらく、「ふわふわ→春→ピンク色」と連想を膨らませた人が多かったのでしょう。また中には「柔らかい、女の子っぽいイメージがしたから・・・」(男性30代)という理由から「ピンク色」を挙げる男性もいました。以下、「青空」「水」の中を浮遊しているかのような3位「水色」(3.7%)、「タンポポ」「ひよこ」のように生命力あふれる4位「黄色」(2.6%)、5位「クリーム色」(1.5%)が挙げられました。

幼少期の懐かしい味、「わたあめ」

続いて、「ふわふわ」と聞いてイメージする食べ物とはどんなものでしょうか。ダントツの1位は「わたあめ(綿菓子)」(58.8%)でした。「小さい頃、夜店で綿菓子を作る機械の中で綿菓子が作られ、ふわふわ浮いているのを思い出す」(女性20代)、「大人になってから食べたことはないが、子供の頃に親に買ってもらったあの物体の味と感触を忘れられない」(女性30代)など、割り箸に雲のようにふわふわと巻き付く様子や、さらにすうっと消えてなくなる口溶け感と甘さは、多くの人々の懐かしい記憶として残っていることがうかがえます。次に2位は「マシュマロ」(19.0%)、3位「ケーキ」(3.4%)が挙げられました。「(マシュマロは)ホワイトデーの時期に口にするお菓子で、夢心地な気持ちにさせてくれる」(女性60代)、「最近はふわふわのムースとかババロアとかもありますが、やっぱり私の原点はケーキのスポンジ」(男性20代)など、わた菓子同様に上位に「お菓子」を挙げる声が目立ちました。以下、4位「パン」(2.4%)、5位「豆腐」(1.4%)など、白くて、柔らかい食べ物が多数寄せられました。

■「ふわふわ」をイメージする食べ物は?

1 わたあめ(綿菓子) 58.8%
2 マシュマロ 19.0%
3 ケーキ(シフォンケーキ、チーズケーキなど) 3.4%
4 パン 2.4%
5 豆腐 1.4%
6 はんぺん 1.3%
7 生クリーム 1.0%
7 メレンゲ 1.0%
7 オムレツ・スクランブルエッグ 1.0%
7 玉子焼き・だし巻き 1.0%

SA(単回答)

ふわふわグルメの代表格は、オムレツ、だし巻き卵など「卵料理」

また「ふわふわ」といって見逃せないのが「(オムレツは)フォークで取り分けた時にトロけるよう・・・」(女性50代)など、卵を主原材料とした食べ物です。「ケーキなどを焼く際に、卵の白身をあわ立てた時、『なんてふわふわなんでしょう!』と感動してしまう」(女性40代)、「ふわふわの出し巻き卵が好きだから」(男性30代)など、卵を原材料とした「オムレツ」「プリン」「メレンゲ」「お好み焼き」「玉子焼き」といった食べ物が数多く挙げられました。柔らかい食感は当然のことながら、卵の持つ優しい味わいも「ふわふわ」イメージに相応しい食材として人気を集めている理由かもしれません。

ふわふわイメージの有名人トップは「小倉優子さん」

では、「ふわふわ」と聞いてイメージする著名人・有名人とは一体どなたでしょうか。堂々の1位は「小倉優子 さん」(11.5%)でした。「不思議ちゃんキャラで、ほんわかしているイメージがあるから」(男性30代)、「ふわふわと宙に浮いたような話し方」(女性30代)など、おっとりとした話しぶりや、「コリン星からやって来た」と言った掴み所のないキャラクターも「ふわふわ」イメージを想起させる要因となっているようです。「マイペース」「おっとり」「天然」といった同様な理由から2位「山口もえさん」(10.2%)、3位「スザンヌさん」(4.0%)、4位「安めぐみ さん」(2.6%)など、バラエティ番組で活躍するアイドルが上位を占めました。

■「ふわふわ」をイメージする著名人・有名人は?

1 小倉優子 11.5%
2 山口もえ 10.2%
3 スザンヌ 4.0%
4 安めぐみ 2.6%
5 石塚英彦 2.2%
6 柳原可奈子 2.1%
7 所ジョージ 1.5%
8 浅田真央 1.4%
8 明石家さんま 1.4%
10 福田康夫 1.3%
10 高田純次 1.3%

SA(単回答)

ぽっちゃり体型の「石塚英彦さん」「柳原可奈子さん」など、癒し系タレントも

「話し方」が与える印象が強かった一方で、5位に「石塚英彦さん」(2.2%)、6位に「柳原可奈子さん」(2.1%)が挙げられました。「(石塚さんは)全体的に柔らかそう。ハグしてもらいたい」(女性40代)、「(柳原さんは)お腹がふわふわそうだから・・・」(男性40代)など、見た目のぽちゃり体型に愛らしさを感じているという人も大変多く、触りたい、抱きつきたいという声も目立ちました。こうして見てみると、「ふわふわ」イメージの著名人に共通して言えるのは、見ているだけで幸せになる「なごみ・癒し系」な人が比較的に多いのかもしれません。以下、人生が楽しそうな「所ジョージさん」(1.5%)、「明石家さんまさん」(1.4%)、「高田純次さん」(1.3%)といったお笑いタレントや、先日、フィギュアスケート世界選手権で金メダルを獲得したばかりの「浅田真央さん」(1.4%)の名前も挙がりました。

ふわふわの物性は「柔らかい」「あたたかい」「スロー」「軽い」

ここまで「ふわふわ」の色、食べ物、著名人を見てきましたが、では「ふわふわ」をもう少し具体的な形容詞に置き換えるとすれば、どんなイメージになるのでしょうか。最も回答が多かったのは「柔らかい」(55.2%)でした。「ぬいぐるみのように抱きしめて柔らかく、干したての布団のように抱きしめられて気持ちのいい、『ふわふわ』とはそんなものだと思う」(女性40代)など、触り心地の柔らかさを挙げる声が多数寄せられました。では「柔らかい」のほか、「ふわふわ」が持つ物理的な性質とはどんなものでしょうか。まず、回答が目立ったのは2位「のんびりな」(52.6%)。「晴れた日の休みの日に公園で家族とご飯を食べたり、芝生の上で寝転んだり、そんなゆっくりとした時間がふわふわという感じ」(女性30代)など、時間でいえば、スピードの速いものでは決してなく、かなり「スロー」なもの。また3位に「あたたかい(温かい、暖かい)」(47.5%)が挙げられたように、温度は「あたたかい」とは言っても、真夏のような暑さではなく、どちらかといえば春や秋の優しい陽気。そして重量は「軽くて青空に舞うような感じ」(男性30代)など、雲、風船や花びらのように「軽い」(44.1%)もの。要するに「ふわふわ」の物性は、柔らかくて、ゆっくりで、あたたかくて、軽いものと定義することができるかもしれません。

■「ふわふわ」で思い浮かぶイメージ?

1 柔らかい 55.2%
2 のんびりな 52.6%
3 あたたかい(温かい、暖かい) 47.5%
4 軽い 44.1%
5 夢心地な・気持ちの良い 40.8%
6 おっとりした 30.4%
7 優しい 29.3%
8 安らぎ・寛ぎ 28.3%
9 つかみどころのない 21.3%
10 陽気な・朗らかな 21.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ふわふわは、疲労やストレスを癒す気持ちの良い存在

物性以外の感覚的なイメージはいかがでしょうか。5位「夢心地な・気持ちの良い」(40.8%)が挙げられました。「夢見心地な世間日常から離れたリラックスした気分」(男性50代)など、思わず目を閉じたくなるような、そんな日ごろの疲れやストレスをすべて吸い込んでくれるようなものと考えている人が多いようです。同様に7位「優しい」(29.3%)、8位「安らぎ・寛ぎ」(28.3%)といった形容詞からも見受けられるように、「ふわふわ」に癒しを求めている人が大変多いことがうかがえます。中には「やさしくて、気持ち良くて、癒してくれるような、動物で言うとウサギみたいな感じ」(女性20代)など、「ふわふわ」の物質的な面と精神的な面を兼ね備える存在として、ペットや動物を挙げる声も寄せられました。

“浮世離れした”など、年齢とともに「ふわふわ」をネガティブに考える傾向も

次に性別で見てみると、若い20、30代では「おっとりとした」「甘い」「楽しい」といった形容詞が目立ち、比較的に「ふわふわ」にポジティブな印象を持つ人が多かった一方、年齢とともにこうしたイメージは減少する傾向が見受けられました。代わって、年齢とともに増加したのが「つかみどころがない」「浮世離れした」「頼りない・無責任な」という形容詞でした。「浮ついていて、芯がなく、頼りなく、物足りない雲のような感じ」(男性70代)、「漂っているだけで主体性を持たない」(男性60代)など、歳を重ねた世代に行くに従い、「中身がない」「その日暮らし」といったネガティブな印象を持つ人も少なくありませんでした。

世代別:「ふわふわ」という言葉から思い浮かぶイメージは?

SA(単回答)

今回はちょっと変わったテーマでしたが、「ふわふわ」というイメージについて皆さんにご意見を聞いてきました。普段、何気なく使っている「ふわふわ」という言葉ですが、私たちが気付かない中でも何か共通のイメージのようなものが存在するようです。例えば、色は「白」、温度は「あたたかく」、重量は「軽く」、時間は「ゆっくり」、そして性質は「柔らかい」など、10人が10人同じではないにしても、ある部分で共通の認識を持っていることがうかがえます。その一方、ユニークなのは「ふわふわ」にポジティブなイメージを持つ人と、ネガティブなイメージを持つ人がいる点です。ポジティブなイメージでは、柔軟性に富むという意味から“臨機応変”“行雲流水”というように捉える人がいる反面、“能天気”“軽佻浮薄”と不安定で頼りのないもの、堅実性に欠けるものをイメージする人もいました。いわば、「ふわふわ」という言葉は、年齢、社会における自分の立場や、人生経験によっても感じ方が異なり、一概にポジティブ、ネガティブとは言えないものなのかもしれません。