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青山ハッピー研究所 ハピ研

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ポイント生活してますか?

ひと昔前までスタンプカードが主流でしたが、ここ最近ではICカードや磁気カードを利用したポイントカードが随分増えてきました。もともと、商店街のおまけ感覚のものがメインでしたが、昨今では大手百貨店や量販店でもキャッシュバック、マイレージポイントの加算など、マル得なポイントサービスが次々に登場し、消費者にとってはありがたい限りです。そこで今回は、日ごろの「ポイント生活」の現況について聞きました。

全体の9割以上が「ポイントカードを利用する」と回答

ポイントカードを利用している?

SA(単回答)

まず、買い物時にお得なポイントカード(スタンプ、磁気、ICカード等)を利用されている人は、どの位いるのでしょうか。「あるスーパーでは100円で1ポイント=1円でいつでも還元してくれる。主婦は1円でもうれしい」(女性40代)など、「積極的に(ポイントカードを)利用している」と回答した人が58.9%。「まあまあ利用している」という声も32.9%を数え、全体の9割以上の人が「ポイントカード」を頻繁に利用していることが明らかとなりました。また性別で「積極的に利用している」「まあまあ利用している」という回答を見てみると、男性が86.7%であったのに対し、女性は95.6%と男性よりも約10%高く、大勢の女性がポイントカードを上手に利用していることがうかがえます。こうした背景には「毎日の買い物の金額は少なくても“チリも積れば山となり”、結構たまるので楽しみ」(女性50代)など、女性の中に家計を預かる主婦が多いことも理由の1つと考えられます。


嵩張る上、「貯まらない」「期間が短い」など、全体の8.2%が「利用しない」と回答

その一方、「あまり利用していない」「全く利用していない」という声も全体の8.2%を占めました。では、なぜマル得なポイントカードをあまり利用しないのでしょうか。次にその理由について見てみましょう。最も回答が多かったのは「様々なショップで個別にカードが増えて、財布が嵩張る」(45.5%)、僅差で「ポイントがなかなか貯まらない」(44.4%)が挙げられました。「沢山ある上、なかなかいっぱいにならない事が不満」(女性60代)、「ポイントを貯めるのに非常に多くの点数が必要で、直ぐに有効期限が過ぎてしまう」(男性60代)など、嵩張る上、特典を得るまでに時間が掛って、正直、面倒臭いと感じている人が案外多いようです。同様に3位「ポイント還元率が低く、あまりメリットを感じない」(34.9%)、4位「ポイントを貯める期間が短い(すぐ期限が切れてしまう)」(25.1%)など、収集の苦労の反面、「期間」「メリット」が少なく、参加意欲を駆り立てないという声も目立ちました。世代別で「あまり利用していない」「全く利用していない」という声を見てみると、20、30代で5.2%と若い層では低調であったものの、世代とともに増加し、60代以上では17.0%に達しました。いわば、年齢とともに「ポイントカード」にさほど魅力を感じていない人が増える傾向が見受けられました。

SA(単回答)

カード利用者からも「財布が嵩張る」「探すのに苦労する」など不満の声

では日ごろ、頻繁にポイントカードを利用している人はいかがでしょうか。同様にポイントカードに対する不満について聞いてみたところ、圧倒的だったのは「様々なショップで個別にカードが増えて、財布が嵩張る」(71.0%)という回答でした。「同じ系列の店でも、それぞれの店のスタンプカードを持たなくてはいけないので、財布に現金が入っていなくても複数のカード類でパンパン」(女性40代)など、ポイントカードの種類が多すぎて、財布や鞄のスペースを取りすぎるという声が目立ちました。中には「色々なお店のカードを持っているので、すぐに探せなくてレジで慌てたりする」(女性30代)など、必要なカードが瞬時に探せないという声。また「いつもポイントカードを作ってもらうのですが、財布が嵩張るので、普段使わないものを抜いておくと肝心な時に忘れてしまう。そんなことを繰り返していると有効期限が切れてしまう」(女性30代)など、カード利用者ならではの悩みが浮き彫りとなりました。以下、「ポイントがなかなか貯まらない」(44.2%)、「ポイントを貯める期間が短い(すぐ期限が切れてしまう)」(37.2%)、「ポイント還元率が低く、あまりメリットを感じない」(25.3%)が続きました。

「ポイントカード」に対する不満は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

2人に1人が「6枚以上」のポイントカードを所有、中には「財布に53枚」という人も・・・

お財布の中にカードが嵩張るという声が目立ちましたが、では現在、皆さんのお財布には、一体何枚くらいのポイントカードがあるのでしょうか。最も回答が多かったのは「6〜9枚」で27.5%。さらに「10〜14枚」が17.5%、「15枚以上」という声も10.2%を数え、実に全体の半数以上の皆さんが「6枚以上」のポイントカードを常に携帯していることが明らかとなりました。性別で見てみると、男性は「5〜9枚」(40.4%)に所持枚数が集中しているのに対し、女性はそれよりも多い「6〜14枚」(54.3%)という声が目立ち、女性の財布が男性よりも嵩張っていることがうかがえます。また世代別で「6枚以上」という声を見比べてみると、20代で62.7%、30代で62.6%と若い層では所持枚数が非常に高かったものの、世代とともに減少し、60代以上は32.2%に留まりました。ポイントカードの利用は男性よりも女性、さらに若い世代ほど、より積極的であることが明らかとなりました。中には「数えてみたら、現在、ポイントカードがお財布に53枚入っている。お財布が閉まらず、時々お財布から全部ポイントカードが落ちて、恥ずかしい思いをしたことがある・・・」(女性20代)という人もいました。

お財布の中の「ポイントカード」の数は?

SA(単回答)

■世代別:財布の中の「ポイントカード」の所有数

SA(単回答)

ポイントカードの三種の神器は「スーパーマーケット」「家電量販店」「ドラッグストア」

■お財布の中にあるのは、

どんなお店のポイントカード?

1 スーパーマーケット 71.2%
2 家電量販店 68.2%
3 ドラッグストア 68.0%
4 クレジットカード会社 44.7%
5 飲食店・ファストフード 38.2%
6 CD・DVDショップ(レンタル含む) 37.2%
7 美容室・理髪店 34.2%
8 ガソリンスタンド 28.8%
9 百貨店 28.5%
10 書籍店(古本屋含む) 23.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

全体の半数以上が「6枚以上」のポイントカードをお財布に携帯していることが判明しましたが、では、具体的にはどんなお店のカードを持っているのでしょうか。堂々の1位は「スーパーマーケット」(71.2%)、続いて「家電量販店」(68.2%)、3位にも「ドラッグストア」(68.0%)が挙げられ、私たちの生活を支える食品、日用品や家電を取り扱うショップのカード所持率の高さが目立ちました。さらに5位「飲食店・ファストフード」(38.2%)、6位「CD・DVDショップ(レンタル含む)」(37.2%)、7位「美容室・理髪店」(34.2%)など、定期的な利用や購買が見込める商品に対して、ポイントカードが多数存在することがうかがえます。中には「近所の4つの家電量販店のカードを使用している」(男性40代)など、同じ業態の競合他社のカードを複数持ち、その時々のポイントや特典内容によって、カードを使い分けているという人もいました。

利用ナンバーワンは「スーパー」、さらに「レジ袋ポイント加算」もカード利用の動機付けに

では、実際によく利用するポイントカードとは、どんなカードなのでしょうか。利用度ナンバーワンは、携帯しているカードと同様に「スーパーマーケット」(56.4%)、2位に「ドラッグストア」(34.9%)が続きました。「物価がどんどん上がる今の御時世 少しでも家計の足しになるものは利用する。やはりスーパーが一番多い」(女性60代)など、微々たるポイントであっても、家計を助ける存在として「ポイントカード」が欠かせないものになりつつあるようです。また「エコポイントがつく所が多くなってきている。レジ袋をもらわない場合、エコポイントがもらえる。ポイントは少ないけれど大変良い」(女性20代)など、最近では購買以外に「レジ袋(エコ)ポイント」を導入するお店も多く、ポイント加算の喜びとともに社会貢献に参加することに対する満足度も加わって、消費者に「ポイント=特典」以外の動機付けが生まれ始めていることがうかがえます。


一方、所持率は高かったものの、思ったよりも利用されていないポイントカードを見てみると、カード所有率と利用頻度の差が特に大きかったのは「家電量販店」(所有=68.2%、利用=19.5%)、「飲食店・ファストフード」(所有=38.2%、利用=5.2%)、「CD・DVDショップ(レンタル含む)」(所有=37.2%、利用=7.5%)、「美容室・理髪店」(所有=34.2%、利用=3.1%)が目立ちました。こうしたポイントカードは「スーパーマーケット」「ドラッグストア」などのように、毎日、利用したり、購買する商品やサービスではないことから、カード所有率の高さに比べ、その利用頻度がそう高くないのも当然と言えるかもしれません。とはいえ、いつ利用するか分からないので、常に携帯していることが多いポイントカード類とも言えます。

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今回は皆さんに、多様化する「ポイントカード」の利用についてご意見を聞いてきました。「積極的に(ポイントカードを)利用している」「まあまあ利用している」という声は全体の9割を超え、日ごろの消費生活の中で、「ポイントカード」が私たちの購買を左右する重要な要因となっていることを改めて実感させられます。とはいえ、各企業や店舗でポイントカードが続々と登場する反面、「カードが財布を占領して嵩張る」「数が多くて探すのに苦労する」といった不満も少なくありませんでした。こうした問題を解消するべく、最近では複数の企業が提携、企業間を超えてポイントを自由に交換できる仕組みも生まれ始めています。割引や特典はうれしいですが、重くて、嵩張る財布は御免。今後、こうしたポイントカードの統一化に向けた動きに注目していきたいものですね。