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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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ビールのイメージといえば?

「真夏日」が続き、このところビールの量がぐっと増えたという人もきっと多いのでは。では、そもそもビールと日本人との出会いはいつ頃でしょうか。歴史を紐解けば、1724年にオランダ商船が8代将軍・徳川吉宗に献上したのが始まりと言われています。3世紀近くを経た今日では、国内ビールが多様化するほか、世界各国のビールも手軽に楽しめるようになり、日本におけるビール文化が以前に増して成熟していることがうかがえます。そこで今回は、皆さんにビールの楽しみ方やイメージについて聞きました。

全体の76.2%が「ビール」を愛飲する

ビールをよく飲みますか?

SA(単回答)

さて皆さんは日ごろ、どの位の頻度でビールを飲んでいるのでしょうか?「ここ数日暑いので、ジンギスカンを食べながら、友人とワイワイビールを飲んでいる。北海道もやっと夏!!」(女性40代)など、「大変よく飲む」と回答した人は25.8%。さらに「よく飲む」という声も50.4%を数え、全体の76.2%の皆さんが日ごろからビールを愛飲していることが明らかとなりました。性別で「大変よく飲む」「よく飲む」という声を見てみると、女性は69.3%に対して、男性は83.9%に達し、やはり男性にビールファンが多いことがうかがえます。

ソーセージとビールのイメージが根強い「ドイツ」

次に「ビール」が持っているイメージについて聞いてみました。まず、「ビール」と聞いて、思い浮かべる国はどこでしょうか。堂々の1位は「ドイツ」(86.4%)でした。「ドイツはソーセージとビールというイメージがある。その二つを楽しむためにドイツ旅行を計画したことがある」(女性30代)、「ドイツで仕事をしている友人が、ドイツでは昼間から水のように飲んでいたと言っていたから・・・」(男性20代)など、「ビール=ドイツ」というイメージを抱いている人が大変多いことがうかがえます。こうした背景には、紀元前1800年頃に古代ゲルマン人が既にビールを造っていたという記録が残っていたことからも分かるように、ドイツビールの歴史が「ビール」の歴史といっても過言ではないのかもしれません。またドイツの隣国である「ベルギー」(30.7%)も3位に挙げられました。ベルギーは歴史上、ヨーロッパの各国の領地を転々として、現在では北半分がオランダ語圏、南半分がフランス語圏という国ですが、ビールのタイプは非常にたくさんあり、その数は800種類にのぼるといわれています。フランスから入ってきたワイン文化がビール文化にも反映されていたり、スパイスやフルーツを使ったビールなど、さまざまな楽しみ方があり、これも今や「ビール王国」と呼ばれるゆえんでしょう。

飲み慣れた日本のビールこそが、「ビール」と感じている人も

■「ビール」と聞いて、思い浮かべる国は?

1 ドイツ 86.4%
2 日本 52.7%
3 ベルギー 30.7%
4 アメリカ 20.8%
5 イギリス 9.5%
6 チェコ 4.7%
7 アイルランド 3.2%
8 デンマーク 2.0%
9 カナダ 1.7%
10 オーストリア 1.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

2位は「日本」(52.7%)。「味・品質・値段など、どれをとっても(日本のビールは)世界最高だと私は思っている」(男性30代)、「海外から日本に帰ると日本のビールが一番肌に合う」(男性40代)など、ドイツに次いで「日本」を挙げる声が目立ち、日ごろ飲み慣れている、自分の味覚にあった国産ビールこそが「ビール」と感じている人が大変多いようです。日本人とビールのつき合いはヨーロッパに比べれば浅いものの、この2世紀あまりの間に日本酒や焼酎といった日本伝統の酒と肩を並べ、広く庶民に愛され、親しまれてきたことがうかがえます。以下4位は「アメリカ」(20.8%)、5位は「イギリス」(9.5%)が続きました。また見逃せないのは6位「チェコ」(4.7%)です。チェコビールは日本国内への輸入が少ないため、日本人にあまり馴染みがないものの、ピルスナービールの発祥地であり、かつ「1人あたりのビール消費量が世界一」とヨーロッパを代表するビール大国として知られています。

ビールのイメージは、白くて、クリーミーな「泡」

■「ビール」と聞いて思いつく漢字は?

1 25.1%
2 16.2%
3 13.9%
4 7.9%
5 4.3%
6 3.6%
6 3.6%
8 2.9%
9 2.6%
10 1.9%

SA(単回答)

続いて、皆さんに「ビール」のイメージを漢字一文字で表現してもらいました。一体どんな漢字が並ぶのでしょうか。最も回答が多かったのは「泡」(25.1%)でした。「30年前、ドイツのレストランでビールを注文したがなかなか出てこなかった。イライラしながら待ち、やっと飲めた時の美味さには満足。時間が掛かるのは細かく滑らかな自慢の泡を作り出す為とのこと。赤ん坊の肌のような泡の視覚・感触・味覚で何杯もお代わりした記憶がある」(男性60代)など、きめの細かいクリーミーな泡の出来で、ビールの旨さを見極めている人も多く、白い泡はビールの引き立て役ではなく、むしろ主役と言っても過言ではないかもしれません。中には「子供の頃この泡を見るたび大人になったら飲みたいって思っていた」(女性30代)という声も寄せられ、白い泡に大人への憧れを感じていたという人もいました。2位は「麦」(16.2%)。「やはりビールといえば麦が原料」(男性60代)など、漢字でビールを「麦酒」と書くとおり、主原材料の麦のイメージが定着していることがうかがえます。

「爽」「涼」「冷」を感じる、暑い夏に欠かせないビール

3位は「爽」(13.9%)、6位「涼」(3.6%)、8位「冷」(2.9%)が挙げられました。「ギンギンに冷えたグラスと、ビールを見ているだけでも爽やかな気分にさせてくれるから」(女性20代)、「お風呂上りにビールを飲むとすっきりする」(女性40代)など、スッキリとした味わいや炭酸の喉越しの良さから、火照った体を冷まし、体の中から「爽快感」と「清涼感」を感じるという声が多数寄せられました。こうした「涼」を感じるアルコール飲料であるせいか、4位には「夏」(7.9%)という漢字が挙げられました。「今は冬でも暖房のきいた部屋での一杯がありますが、暑い夏の日、汗を流して飲む爽快さはたまりません」(男性60代)など、特に酷暑の今夏はたくさん汗を掻いた分だけ、例年以上にビールの量が進みそうです。そのほか、ビールの味をイメージする「苦」(4.3%)、新鮮さをイメージする「生」(3.6%)、「旨」(2.6%)、「喉」(1.9%)が続きました。

忙しい現代人のホッとするひととき=ビールを飲む瞬間

ここまで「ビール」のイメージについて聞いてきましたが、では、皆さんの日常生活の中で「ビール」は一体どんな役割を果たしているのでしょうか。トップは「ストレスを発散・解消する」(47.0%)でした。「1日の疲れとストレスを癒してくれる。落ち着いた気分になれる」(女性20代)など、仕事に家庭と何かと時間に追われる現代人、そんな忙しい中で、唯一ホッとするひとときがビールを飲む瞬間と言えそうです。同様に2位「気分転換する」(41.6%)、5位「緊張緩和・リラックスする」(31.3%)が挙げられました。

■日常生活の中におけるビールの役割

1 ストレスを発散・解消する 47.0%
2 気分転換する 41.6%
3 喉の渇きを癒す 39.6%
4 料理(夕食)をより美味しく楽しくする 33.6%
5 緊張緩和・リラックスする 31.3%
6 人とのコミュニケーションを円滑にする 27.6%
7 食欲を増進する 23.4%
8 人間関係を構築する 12.6%
9 飲むことが習慣化している 10.8%
10 嫌なことを忘れさせてくれる(現実逃避) 7.3%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「食」と「人」の関係を円滑にするビールの存在

次に3位「喉の渇きを癒す」(39.6%)、4位「料理(夕食)をより美味しく楽しくする」(33.6%)、7位「食欲を増進する」(23.4%)が挙げられました。「ビールと食事は互いに引き立てる存在ではないか。美味しいおかずと、美味しいビールがあればうれしい」(男性40代)、「夏場の暑いとき、食事はなかなかのどを通りません。そんなとき食事前の一杯が食を進めてくれる」(女性40代)など、ビールが食欲を促進するばかりか、食事の満足感も増すという声が多数寄せられました。さらに「ビールを飲みながら食事を取ると、飲まない時より時間をかけて食事がとれる。大学生の子供達が帰省した時に、皆で飲むと特に話が弾み楽しい」(女性40代)など、6位「人とのコミュニケーションを円滑にする」(27.6%)という回答も目立ちました。「食」という漢字は「人」を「良くする」と書きますが、いわば、ビールはその「人」と「食」を取り持つ重要な存在と言えそうです。以下、9位「飲むことが習慣化している」(10.8%)、10位「嫌なことを忘れさせてくれる(現実逃避)」(7.3%)が続きました。


世代別で見てみると20代では「ストレスを発散・解消する」(54.1%)、「気分転換する」(49.7%)という声が圧倒的であったものの、年齢とともに急減する傾向が見受けられました。その一方、50代を境に急増したのが「喉の渇きを癒す」、さらに60代以上では「料理(夕食)をより美味しく楽しくする」という回答でした。いわば、若い層ではストレス解消や癒しなど精神的な効果を望む反面、年齢とともに物質的な面を重視する人が案外多く、世代間でビールに求める効果や役割が異なっていることがうかがえます。

世代別:日常生活の中におけるビールの役割

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回はビールのイメージと役割について、皆さんのご意見を聞いてきました。「(ビールを)大変よく飲む」「よく飲む」という声は全体の76.2%に達し、大変多くの皆さんが日ごろからビールを愛飲していることが明らかとなりました。また「ビール」のイメージとして、「爽」「涼」「冷」や「夏」という漢字が上位に目立ったことからも分かるように、猛暑を超え、酷暑の厳しい今夏は、「ビール」なくして乗り越えることができないという人も少なくないようです。中には「猛暑の中、ゴルフ場でラウンド、汗びっしょり、目が回る。着替えもせず、水も飲まずに一目散に自宅まで飛んで帰り、家に到着したら即、冷蔵庫から冷え切った缶ビールを一気に流し込む。何とも言えないほど、幸せ」(男性60代)という声も寄せられ、かいた汗の量だけ、ビールの味も一段と美味しく感じられるのかもしれません。さて、今週はお盆休みの人も結構多いと思いますが、たまには家族を誘って、暑気払いを兼ねてビアガーデンに出掛けてみるのも楽しいのでは。

最後に、皆さんから寄せられた自由回答の中で「最近飲んだビールの中で、思わず『旨い!』と唸ったシーン」を下記にいくつかご紹介します。


■最近飲んだビールの中で、思わず『旨い!』と唸ったシーン

富士山登頂
  • 「富士山登山をした時にビールを持って行きました。御来光で乾杯!!最高でした」(男性30代)
病み上がり
  • 「ひどい風邪を引いて1週間以上禁酒していたが、風邪が治って医者から酒OKの指示が出た後飲んだビール」(男性30代)
自家栽培の枝豆
  • 「家庭菜園で収穫した夏野菜を食べながらのビールは最高!特に自家栽培の枝豆をつまみにしてのビールは、涙が出るほど美味しかった♪」(女性30代)
祝杯
  • 「フットサルの試合でゴールを決めた後、チームメイトと居酒屋で祝杯を上げた。試合の話から普段の生活、家族の話で盛り上がり、最高に美味しいビールだった。気の合う仲間とビールで乾杯するのは、最高の喜び」(男性30代)
泡の美味しさ
  • 「新橋のとある居酒屋で、ビールを半分くらい飲んだ時点で、オヤジが泡の追加サービスをしてくれた。今まで泡なんか美味しくないし、本体の分量が減るだけのものと思っていたが、はじめて泡のあるビールの美味しさを知った」(男性50代)
蒸し風呂状態
  • 「卓球をやっているのですが、夏の体育館は、蒸し風呂状態。風の影響を受けるので閉め切りでやるのでなおさら。終わった後のビールは何とも言えません」(男性40代)
相撲大会
  • 「小5、小1の双子、3人の我が家の男の子が地区の相撲大会に参加しました。長男は残念ながら1回戦で負け、次男は3位、三男が2位に。3人の奮闘ぶりを家族で見ながら飲んだビールは、喉にキリリッと格別でした」(女性40代)
川原で飲むビール
  • 「子供と川に遊びに出かけた時に、川原で飲んだビールがとても美味しかった」(男性30代)
花火大会
  • 「花火大会で飲んだ缶ビール。スーパーで買った後、場所取りとかして、ちょっと温くなってしまったのですが、外で飲むビールはむちゃくちゃ旨い」(女性30代)
家事の後に
  • 「暑い日にクーラーをつけずに掃除洗濯などをし、アイロン掛けをして汗だくになった後、冷凍庫に入れたジョッキにビールを注いで飲み干すと天国が見える」(女性40代)
1年半ぶり
  • 「授乳をしていて妊娠から1年半飲めなかったビール。飲めるようになった時の久しぶりのビールは美味しかった」(女性30代)
夫婦でデート
  • 「妻と久しぶりに映画に行った後、レストランで飲んだビールがとても美味しかった。普段は育児にかかりきりだった妻も、珍しくビールを美味しそうに飲んでいました」(男性40代)
孫の誕生
  • 「孫が生まれたので、妻とお祝いに駆けつけ息子夫婦と乾杯。とてもおいしかった」(男性60代)
娘からのお中元
  • 「娘が初めてお中元で送ってくれたビールは勿体無くて、少しずつ大事に飲みました。嫁に行って寂しいけど、こうやって贈り物をしてくれる歳になったんだなぁ、と感慨ぶかい」(男性50代)
休肝日の後
  • 「1年前くらいから健康のため月・火曜日を休肝日にしている。この夏の水曜日の晩酌は、堪えられないくらい美味しい」(男性50代)