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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたの「夏バテ対策法」を教えて?

暑さが厳しい今夏、例年以上にエアコンの利用が増えているご家庭も多いことでしょう。エコを考えれば、エアコンを使わずに過ごすのが一番なのですが、ここ最近の暑さは、そんな我慢ができないほど暑さが堪えますね。とはいえ、エアコンの使い過ぎもまた体調を崩す大きな原因になりやすいもの。「何となくだるい」そんな夏バテの症状がそろそろ出始めている人もきっと多いのでは。そこで今回は、暑い夏を乗り切る「夏バテ対策」について聞きました。

全体の2人に1人が「夏バテ」気味

いま、夏バテしてる?

SA(単回答)

まず現在、「夏バテ」をしているという人はどの位いるのでしょうか。「いつもと違って疲れやすく、すぐ眠たくなる。晩御飯の準備の頃には、睡魔と全身のだるさが襲ってくる」(女性20代)、「食欲不振で、油っぽい物を見ると気分が悪くなる」(男性40代)など、「ひどく夏バテしている」と回答した人は5.3%。さらに「やや夏バテ気味」という声も50.9%を数え、8月前半を終えた時点で、全体の半数以上の皆さんが「夏バテ」の症状に悩まされていることが明らかとなりました。中には「夏バテから風邪を引いてしまい、副鼻腔炎になり匂いが分からなくなってしまった」(女性30代)など、夏バテで体力が奪われ、他の病気を併発した人もいました。

体力のある若い世代ほど、夏バテに悩まされている

性別で「ひどく夏バテしている」「やや夏バテ気味」という声を見てみると、男性は51.3%であったのに対し、女性は男性よりも10%高い61.3%に達しました。主な理由として「私の夏バテは、暑さによるものではなく、職場の冷房で体が冷えることによるもの。なので、冬よりもむしろ寒さ対策をしっかりしている」(女性40代)という声も寄せられ、「冷え性」を原因とする体調不良に苦しむ女性の姿が垣間見られました。次に世代別で「ひどく夏バテしている」「やや夏バテ気味」という声を見てみると、60代以上では43.5%に留まりましたが、50代で52.7%と世代が若くなるとともに「夏バテ」傾向が増加し、30代で65.1%、20代で60.2%にも達しました。若い層ほど「ひどい夏バテ症状」に悩まされていることから、体力を過信して無理が祟っている人が案外多いのかもしれません。

世代別:夏バテ度

SA(単回答)

「だるい」「疲労感」「無気力」など、症状がハッキリしない “夏バテ”は厄介な存在

■どんな「夏バテ」の症状が出ている?

1 体がだるい・倦怠感 75.1%
2 疲労感 68.6%
3 寝不足気味 44.1%
4 無気力 30.2%
5 食欲不振 21.9%
6 何かとイライラする 18.9%
7 立ちくらみ・めまい 15.4%
8 頭痛 12.5%
9 体のむくみ 9.8%
10 下痢・便秘 9.3%

MA(複数回答)/夏バテしている人のみ回答

では「夏バテ」に苦しんでいる人は、具体的にどんな症状が出ているのでしょうか。最も回答が多かったのは「体がだるい・倦怠感」(75.1%)でした。「とにかく寝ても寝ても眠い。身体の芯にだるさがあるような感じ」(女性30代)、「仕事をしている時、体がだるくて思うようにならない」(男性40代)など、暑さのせいか、何をするにも億劫になりがちで、思うように体が動かないと感じている人が大変多いようです。同様に2位「疲労感」(68.6%)、4位「無気力」(30.2%)が挙げられ、夏バテは発熱や痛みなどハッキリとした症状を伴わないからこそ、かえって具体的な対策が打ちづらく、とても厄介な存在となっていることがうかがえます。こうした原因のひとつが3位「寝不足気味」(44.1%)。「関西は連日の熱帯夜の影響で、寝不足気味で体がしんどい」(男性50代)、「寝つきが悪く、疲れが取れない状態が続いている」(男性40代)と熟睡できずに「寝不足」になることで、次第に疲労が蓄積し、結果、倦怠感や無気力が生じるなど、症状が連鎖するのも夏バテの特徴と言えます。以下、「食欲不振」(21.9%)、「何かとイライラする」(18.9%)、「立ちくらみ・めまい」(15.4%)が続きました。

「食欲不振」「下痢・便秘」など、20代に消化機能の低下が目立つ

世代別で見てみると、「体がだるい・倦怠感」「疲労感」「寝不足気味」という症状は世代を問わず多かったものの、「食欲不振」「立ちくらみ・めまい」「頭痛」「下痢・便秘」などのやや重い症状は、若い層に増加する傾向が見受けられました。「食欲がちょっと落ち気味で、素麺やところてん、アイスクリームなど冷たいものばかり食べている」(女性20代)という声からもうかがえるように、冷たいものの食べ過ぎ、飲み過ぎが影響してか、特に20代に「食欲不振」「下痢・便秘」といった消化機能の低下が目立ちました。睡眠不足同様に「食欲」の減退は、悪循環を引き起こす原因のひとつ。暑いからといって、冷えを助長する冷たいものばかりではなく、なるべく体を温めるホットな食べ物を摂取することも大切なようです。

世代別:夏バテの症状

MA(複数回答)/夏バテしている人のみ回答

夏バテ対策のトップは「水分補給」

では皆さんは、具体的にどんな夏バテ対策や、克服法を講じているのでしょうか。最も回答が多かったのは「まめな水分補給」(53.7%)でした。「脱水症状にならないように、水分をまめにとるようにしている。外出の際は、凍らしたペットボトルの飲み物を持ち歩くようにしている」(女性30代)など、熱中症対策にこまめな水分補給を欠かさないという声が多数寄せられました。中には「梅ドリンクや、クエン酸を摂っている」(女性40代)、「温かいお茶を飲むようにしている」(女性40代)など、水分補給に加え、体を弱アルカリに保ち疲労回復に作用するクエン酸や、胃に優しい温かいドリンクを飲むように心がけている人もいました。特に夏場、どこのご家庭でも飲用機会が増す「麦茶」は、熱中症で体温が上がったときに体温を下げる効果とともに、ノンカフェインで胃に優しく、かつ汗を大量に排出して、ドロドロになった血液をサラサラに戻す効果もあるそうで、まさに夏に最適な飲料と言えます。

十分な睡眠、規則正しい生活で“夏バテ”を寄せ付けない

2位は「十分な睡眠時間(快眠)」(50.5%)。「寝られる時に出来るだけ睡眠時間を取るよう心がけている」(女性30代)、「寝るときはアイスノンを枕に乗せて寝るとあまり寝苦しくありません」(女性40代)など、連日、寝苦しい環境が続く中、様々な工夫をしながら眠る努力をしている人も少なくありませんでした。中には「だらしないと思わず、『疲れたな』と思ったら熟睡しない程度に仮眠をとる」(女性40代)など、夜寝られない分、昼寝で睡眠不足をカバーしている人もいました。同様3位にも「規則正しい生活(早寝早起き)をしている」(28.9%)が挙げられ、夏休みとはいえ、夜更かしをせずにいつもと同じ生活を送ることも大切なことと言えそうです。とはいえ、今夏は「高校野球、オリンピック、阪神の試合などが気になり、十分な睡眠は取れない」(男性60代)など、スポーツ観戦でつい寝不足がちになっているという声も寄せられました。

■夏バテ対策法、または、夏バテ克服法は?

1 まめな水分補給 53.7%
2 十分な睡眠時間(快眠) 50.5%
3 規則正しい生活(早寝早起き)をしている 28.9%
4 暑さの厳しい日中の外出を避ける 25.0%
5 冷房の設定温度を高めにする 19.3%
6 お風呂・サウナで体の疲れをとる 17.0%
7 ビタミン豊富な野菜をたくさん食べる 16.4%
8 冷房を使用しない(扇風機、うちわで我慢) 15.1%
9 スタミナ料理を食べる(うなぎ、焼肉、ニンニク料理など) 14.6%
10 酢・梅・レモンなど酸っぱい物を食べる 14.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

日傘、帽子など、紫外線対策や日除けアイテムの利用も

次に4位は「暑さの厳しい日中の外出を避ける」(25.0%)。「日中出歩かない」(女性40代)、「買い物などの外出は日が落ちてから出かけるようにしている」(女性30代)など、暑さの厳しい日中の外出は必要のない限り、なるべく避けるという人が案外多いようです。また女性回答の中に「昔は持たなかった日傘を最近は毎日持ち歩いている」(女性40代)、「帽子、長袖対策など、なるべく肌を出さない」(女性40代)という声も多く、最近では外出時の紫外線対策や、直射日光を避けるアイテムの利用が必須となっていることがうかがえます。以下、「冷房の設定温度を高めにする」(19.3%)、「お風呂・サウナで体の疲れをとる」(17.0%)、「ビタミン豊富な野菜をたくさん食べる」(16.4%)が続きました。


世代別で見てみると、20代では「冷房の設定温度を高めにする」「スタミナ料理を食べる(うなぎ、焼き肉、ニンニク料理など)」「食欲がない時は、のど越しの良い冷たい物を食べる」など、室温管理や食事対策に重きを置いた回答が目立ちました。一方、年齢とともにこうした対策法は減少し、変わって回答が増加したのは「規則正しい生活(早寝早起き)をしている」「散歩、ウォーキングや体操で体力づくり」など、日常生活の行動修正や体力づくりで夏バテを克服する方法が多数寄せられ、世代間で夏バテに対する取り組み方に少なからず違いがあることがうかがえます。

世代別:夏バテ対策

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「激辛料理を食べる」「水風呂に入る」など、夏バテ対策も千差万別

そのほか、皆さんから寄せられたユニークな夏バテ対策をいくつかご紹介します。「汗をかきながら、激辛料理を食べると元気になる」(女性30代)、「毎夜、必ず酢のものを取り入れた食事と朝も黒酢を飲んでいる。そうすると夏バテを克服できるし、体にも良いので一石二鳥」(女性20代)など、食事で夏バテを乗り切るという声。「DVDを見ながら、流行のダンスエクササイズをする。もちろんエアコンなしで。終わったら汗びっしょり!!」(女性40代)とスポーツで汗を流すという声や、「お風呂に常時水を張っておき、暑くて倒れそうと思ったら、いつでも水風呂に入る」(男性50代)と熱中症対策に水風呂で体温を下げるという声。さらに「暑さを紛らわすため軒下に風鈴を吊るして音を楽しんでいる」(女性40代)など、風にゆれる風鈴の音色から涼を感じるという人まで、様々な暑さ対策が寄せられました。


今回は夏真っ只中、皆さんの夏バテ対策法についてご意見を聞いてきました。「ひどく夏バテしている」「やや夏バテ気味」という声は56.2%に達し、8月前半を過ぎた時点で、早くも全体の半数以上の皆さんが「夏バテ」に苦しんでいることが明らかとなりました。特に今夏は岐阜県多治見市で記録した39.0度、東京・府中市の37.4度をはじめ、全国的に30度を超える「真夏日」が連日続き、体調不調を訴えている人もきっと多いのではないでしょうか。「夏バテ」は、夏の暑さそのものよりも、室内と外気の温度差による自律神経の機能低下が大きな要因だそうです。室温と外気温の温度差は5度以内、また外出時、帰宅時は急激な温度変化による体の負担を避けるため、廊下や玄関など温度差の少ない場所で体を慣らす工夫も案外大事なようです。夏の疲れの出やすい8月後半以降、体のケアにはくれぐれもご注意を。