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青山ハッピー研究所 ハピ研

「人がしあわせを感じるモノやコトって、何だろう?」衣・食・住・美など生活に密着したテーマでその答えを考える“しあわせ探しの情報サイト”

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あなたにとっての“ちょっとした贅沢”とは?

日ごろ、我慢していることをたまに解禁したり、奮発したりするのはとても気持ちの良いものですね。ここ最近は、原油高騰の影響で物価が上昇し、生活費の負担も増加。なおさら、溜まった鬱憤を「ちょっとした贅沢」で晴らさなくては、とてもやってられませんよね。そこで今回は、皆さんに「ちょっとした贅沢」について聞いてみました。

全体の8割以上が「ちょっとした贅沢」をしている

 「ちょっとした贅沢」をすることがある?

SA(単回答)

さて皆さんは、日々の生活の中で「ちょっとした贅沢」をすることがあるのでしょうか。「何か嬉しいことがあったら、必ずケーキ屋さんに行って一人で2個以上のケーキを買うのがちょっとした贅沢」(女性40代)など、「よく『ちょっとした贅沢』をする」と回答した人が7.4%。さらに「ときどき『ちょっとした贅沢』をする」という声は79.0%を数え、全体の86.4%の人が日ごろの生活の中で「ちょっとした贅沢」をしていることが明らかとなりました。また「週末金曜日、一週間お疲れ様と自分へのご褒美をする。デパ地下で惣菜を買って帰る」(女性40代)、「週末にプレミアムビールを飲む」(男性20代)という声が目立ち、仕事を終えた週末に「ちょっとした贅沢」を楽しんでいる人が案外多いようです。


若い層ほど「ちょっとした贅沢」を頻繁に行っている

性別で「よく『ちょっとした贅沢』をする」「ときどき『ちょっとした贅沢』をする」という声を見てみると、男性は81.3%であったのに対し、女性は男性よりも10%も高い91.3%に達しました。中には「毎日、子育てや家事がひと段落する夜に、ちょっと高めなチョコレートを少しずつ食べる♪」(女性30代)という声が寄せられ、「ちょっとした贅沢」をストレス解消に上手に利用している女性もいました。次に世代別で「よく『ちょっとした贅沢』をする」「ときどき『ちょっとした贅沢』をする」という声を見てみると、60代以上で80.0%、50代で84.3%と世代が低くなるとともに「ちょっとした贅沢」をする頻度が増加し、20代では90.0%にも達しました。「ちょっとした贅沢」に対する意識は世代間で違いがあることがうかがえます。

■世代別:「ちょっとした贅沢」をすることがある?

SA(単回答)

全体の8割近くが「たまの贅沢に罪悪感はない」と回答

 「ちょっとした贅沢」にネガティブな意識を感じる?

SA(単回答)

さて、私たちは「贅沢」についてどんなイメージを持っているのでしょうか。「日々質素な生活を心がけているので、たまの贅沢に罪悪感がありません。思いっきり楽しむ」(女性30代)など、「ネガティブな意識は全く感じない」と回答した人は35.9%。「ネガティブな意識をあまり感じない」という声も43.4%挙げられ、実に全体の79.3%の人が「ちょっとした贅沢」に対してネガティブな意識を持っていないことが判明しました。その一方、「ややネガティブな意識を感じる」(18.7%)、「罪悪感やネガティブな意識を強く感じる」(2.0%)という声は全体の20.7%に留まりました。主な理由として「つつましい年金生活だからネガティブな意識を持つ」(女性70代)、「主人が汗水流して働いたお金なので、罪悪感まではいかないけれど、主人に対して悪いと思う」(女性40代)などが挙げられ、「ちょっとした贅沢」に後ろめたさを感じる人もいました。


“ハレの日”に欠かせない「ちょっとした贅沢」

では皆さんは、どんな時に「ちょっとした贅沢」をすることが多いのでしょうか。最も多かったのは「楽しいこと、嬉しい事があった時に」(37.6%)でした。「いつも昼食は500円以下で済ませているが、楽しいこと、仕事で成功した時は美味しいと評判の店で2000円ぐらいの食事をする」(男性40代)、「嬉しい事があって自分にジュエリーを買いました」(女性60代)など、心の状態が上向きの時に喜びや高揚感をさらに高める方法の一つとして、「ちょっとした贅沢」をする人が大変多いようです。同様に4位「家族の誕生日に」(24.2%)、6位「家族行事やイベント(クリスマス、母の日など)の時に」(20.2%)、8位「仕事、プライベートで何か目標を達した時に(大きな区切りや節目)」(16.8%)、9位「自分の誕生日に」(16.7%)、10位「結婚記念日に」(11.1%)が挙げられ、家族行事や記念日など“ハレの日”に「ちょっとした贅沢」が欠かせないことがうかがえます。

楽しいときばかりではなく、心身が下降気味のときにも「ちょっとした贅沢」は有効!

その反面、3位に「ストレス、イライラが溜まっている時に」(28.9%)、5位に「疲れが溜まり、何をするにも面倒な時に」(21.5%)が挙げられました。「仕事が忙しくなかなか自分の時間が持てません。そんな時、少しイライラしがちなので、思い切って自分の洋服買ったりする」(女性30代)など、心の状態が上向きな時ばかりではなく、心身が下降気味の時でも「ちょっとした贅沢」をすることで、ストレスや疲労感を緩和する作用があるようです。また見逃せないのが、2位「特に理由はないけど、そんな気持ちになった時(衝動的)に」(36.2%)という回答でした。「近くのシティホテルに衝動的に宿泊することがある。翌朝のんびりホテルで食事をしている時が至福の時」(女性60代)、「理由はないけど、いつもよりいいものを買ってみる。プラス100円程度でも、なんだか贅沢な気分になれる」(女性30代)など、計画性のない出費や行動は、非日常的な感覚を助長といった声も多数寄せられました。要するに「ちょっとした贅沢」とは、いつもの生活とは異なることをすることで、予期せぬ満足感を得ることと言えるかもしれません。

■「ちょっとした贅沢」をする時は?

1 楽しいこと、嬉しい事があった時に 37.6%
2 特に理由はないけど、そんな気持ちになった時に 36.2%
3 ストレス、イライラが溜まっている時に 28.9%
4 家族の誕生日に 24.2%
5 疲れが溜まり、何をするにも面倒な時に 21.5%
6 家族行事やイベント(クリスマス、母の日など)の時に 20.2%
7 給料・ボーナスが入った時に 19.6%
8 何か目標を達した時に(大きな区切りや節目) 16.8%
9 自分の誕生日に 16.7%
10 結婚記念日に 11.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「食」は身体のエネルギー補給とともに、心の栄養にも貢献

では皆さんが日ごろ行っている「ちょっとした贅沢」とは、具体的にどんなものでしょうか。堂々のトップは「外食(高級ランチ、飲み会など)」(51.8%)でした。「大型の仕事が終わると高揚した達成感を形で示すために、夫婦でワングレードアップしたレストランで食事をする」(男性60代)、「毎月の給料日後に家族で行きつけの居酒屋で飲食するのが、とっておきの贅沢」(男性40代)など、いつもの夕食とは異なるちょっとリッチな外食は、手軽に「そよいき」感覚を味わえる贅沢の一つであるとともに、家族・夫婦や友人とのコミュニケーションづくりにも役立っているようです。同様2位に「食品・生鮮食料品」(40.2%)、3位に「お酒(プレミアムビール、ワインなど)」(37.9%)、4位に「お菓子・デザート(ケーキ)」(36.6%)が挙げられ、上位には「食」に関連した声が多数寄せられました。「食」にメリハリを付けることは、身体へエネルギーを補給するばかりではなく、心の栄養にも大いに貢献していることがうかがえます。以下、5位「旅行・レジャー関連(ホテル・温泉・遊園地・キャンプなど)」(25.2%)、6位「ファッション関連(洋服・靴・ジュエリーなど)」(12.8%)、7位「趣味・カルチャー関連(自転車・釣り道具・映画・DVD・など)」(10.3%)が続きました。

■「ちょっとした贅沢」は、どんなもの?

1 外食(高級ランチ、飲み会など) 51.8%
2 食品・生鮮食料品(米、野菜、肉、調味料など) 40.2%
3 お酒(プレミアムビール、ワインなど) 37.9%
4 お菓子・デザート(ケーキ) 36.6%
5 旅行・レジャー関連(ホテル・温泉・キャンプなど) 25.2%
6 ファッション関連(洋服・靴・ジュエリーなど) 12.8%
7 趣味・カルチャー関連(釣り道具・映画など) 10.3%
8 美容・健康関連(マッサージ、スポーツクラブなど) 5.5%
8 家電・AV機器 5.5%
10 書籍・雑誌類 4.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

男性は「お酒」「趣味・カルチャー関連」、女性は「デザート」「ファッション関連」

性別ではいかがでしょうか。男性、女性ともにトップは「外食」でしたが、「休みの日の昼食時のビールが最高!」(男性40代)など、男性2位には「お酒」(男性=45.7%、女性=30.6%)がランクインしました。また「ボーナスが入った時は、趣味である車のパーツなど高価な買い物をする」(男性20代)など、「趣味・カルチャー関連」(男性=11.1%、女性=9.6%)に出費するのも男性ならではの贅沢と言えそうです。一方、女性に目立ったのは、2位「お菓子・デザート」(男性=21.4%、女性=51.0%)で、男性の「お酒」に対して、女性は「甘いもの」から贅沢を味わっているようです。さらに「欲しい洋服やバック、靴などを買ってしまったり・・・。ためらいがあるけど、いつも頑張っているんだから、と自分に言い聞かせている」(女性30代)など、女性ならではの回答として「ファッション関連(洋服・靴・ジュエリーなど)」(男性=6.0%、女性=19.4%)、「美容・健康関連」(男性=0.8%、女性=10.0%)が目立ちました。

■男性:あなたの「ちょっとした贅沢」は? 

1 外食 49.5%
2 お酒 45.7%
3 食品・生鮮食料品 39.2%
4 旅行・レジャー関連 23.5%
5 お菓子・デザート 21.4%
6 趣味・カルチャー関連 11.1%
7 家電・AV機器 8.1%
8 ファッション関連 6.0%
9 書籍・雑誌類 3.8%
10 家庭日用品 1.2%

■女性:あなたの「ちょっとした贅沢」は?

1 外食 53.9%
2 お菓子・デザート 51.0%
3 食品・生鮮食料品 41.1%
4 お酒 30.6%
5 旅行・レジャー関連 26.7%
6 ファッション関連 19.4%
7 美容・健康関連 10.0%
8 趣味・カルチャー関連 9.6%
9 書籍・雑誌類 5.5%
10 家電・AV機器 3.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ちょっとした贅沢とは、自分への「ご褒美」−−ストレス社会を生き抜く知恵の一つ

■「ちょっとした贅沢」を言い換えるなら?

1 ご褒美 49.6%
2 喜び・幸せ 47.2%
3 満足感 33.7%
4 ストレス解消・癒し 33.5%
5 非日常・特別感 17.3%
6 エネルギー補給 14.9%
7 快感・快適 14.4%
8 こだわり 7.4%
9 高級・高額品 6.5%
10 無駄・浪費 5.1%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ここまで「ちょっとした贅沢」について、皆さんのご意見を聞いてきましたが、では「ちょっとした贅沢」を他の表現で言い換えるなら、一体どんな言葉が適当なのでしょうか。最も回答が多かったのは「ご褒美」(49.6%)でした。「普段、頑張っている(自分への)ご褒美。これがなければ、ストレスが溜まり、家庭円満を保つのは難しいと思う」(女性30代)など、「自分で自分を労い褒める」という行為は、客観的に見るとちょっと変わっているようにも感じますが、私たち現代人にとって自分で自分を癒し、エネルギーを補給する術を得ることは、ストレス社会を生き抜く知恵の一つと言えるかもしれません。同様3位に「ストレス解消・癒し」(33.5%)、6位に「エネルギー補給」(14.9%)が挙げられました。次に2位は「喜び・幸せ」(47.2%)。「ちょっとした贅沢って、金額ではかれるものではないと思う。『心の贅沢』だと思うので、自分たちに対し、喜びや幸せを感じるもの」(女性40代)など、たまの「ちょっとした贅沢」から、小さな喜びやささやかな幸せを得ている人が大変多いことがうかがえます。また、中には「家事や育児などでストレスが溜まっているが 自由になるお金もないので、たまには時間を少し贅沢に使って好きなことをしている」(女性40代)など、お金を出費することばかりではなく、何事にも縛られない「自由な時間」こそが贅沢と感じている人もいました。


今回は「ちょっとした贅沢」をテーマに皆さんのご意見を聞いてきました。「よく『ちょっとした贅沢』をする」「ときどき『ちょっとした贅沢』をする」という声は全体の86.4%に達し、大変多くの皆さんが「ちょっとした贅沢」をしていることが明らかとなりました。古くから日本人の意識の中で「贅沢」は、ネガティブなイメージがつきまとうことが多いものですが、今回の調査結果からも窺えるように「ちょっとした贅沢」に対して、後ろめたさや、罪の意識を感じている人はそう多くないことが判ります。「普段できないこと、味わえないことをやってこそ、気持ちがリフレッシュされる。明日からまた頑張ろう!という気持ちに切り替えることができる」(女性30代)という言葉からも分かるように、「ちょっとした贅沢」とは物質的な喜びよりも、むしろ現代人が日々の生活を楽しく、前向きに生きるための「心の栄養源」と言えるのではないでしょうか。もし、「最近、余裕がないな〜」と感じている人がいたら、たまにはちょっと財布の紐を緩めて、家族や友達と一緒に外食に出掛けて見るのも悪くはないのでは・・・。