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青山ハッピー研究所 ハピ研

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野菜をとっていますか?

成人1人が1日あたりに必要な野菜の摂取量は350g、お皿で考えるならば実に5皿分にもなるそうです。とかく野菜不足が問題視される現代人ですが、果たして、皆さんはどのくらい摂取できているのでしょうか。そこで今回は味覚の秋を前に、日ごろの皆さんの野菜摂取について聞きました。

全体の77.8%が「野菜摂取」を心がけていると回答

野菜をたくさん摂取している?

SA(単回答)

日ごろ、皆さんは「野菜」をどのくらい摂取しているのでしょうか。「田舎育ちのせいか、家の畑で取れた野菜がおかず。サラダはドレッシング等を付けずに食べるのが好き」(男性40代)、「1日3回、必ず皿一杯サラダを食べている」(女性50代)など、「(野菜を)たくさん摂取している」と回答した人は15.7%。「まあまあ摂取している」という声も62.1%を数え、野菜不足が叫ばれる中で、全体の77.8%もの人が「野菜摂取」を心がけていることが明らかとなりました。中には「毎日、モロヘイヤ、ゴーヤ、トマト、バナナ、牛乳をミキサーに掛けジュースとして飲む」(女性60代)など、サラダばかりではなく、特製野菜ジュースでバランス良く栄養を補給している人もいました。

「1人暮らし」「外食が多い」などの理由から、若者に野菜離れの傾向

その反面、「あまり摂取していない」「ほとんど摂取していない」という声も全体の22.2%を占めました。主な理由は「クセが強っかたり、青臭いモノは苦手。野菜は摂取した方がいいとは思うものの、ほとんど摂取していないのが実情」(女性20代)など、野菜の青臭さが苦手という声。また「外食が多く、意識しないと食べる機会が少ない」(男性40代)、「1人暮らしのため、野菜を丸ごと買うと腐らせてしまったりするので、食べる機会が減りました」(女性30代)など、野菜嫌いばかりではなく、「料理をする頻度が少ない」や「外食が多い」も野菜不足に陥りやすい要因となっていました。また世代別で「(野菜を)あまり摂取していない」「 ほとんど摂取していない」という声を見てみると、60代以上では10.2%と非常に低調であったものの、50代で20.2%、40代で24.0%と年齢が低くなるとともに野菜離れが進行し、20代では実に29.8%にも達しました。いわば、若い層ほど「野菜不足」を実感している人が大変多いことがうかがえます。

世代別:野菜をたくさん摂取している?

SA(単回答)

人気ナンバーワンの野菜は、夏野菜の代表格「トマト」!

皆さんの好きな野菜とは何でしょうか。堂々の人気ナンバーワンは「トマト」(66.2%)でした。「夏、甘い冷やしトマトを食べると、『幸せ〜!』を感じる」(女性40代)、「トマトは生でも、ソースにしても、いろいろな方法で食べられ、どんな食材とも合うところが良い」(男性20代)など、フルーティな甘さと酸味が特徴のトマトは、生のほか、スープやパスタ料理にもよく合うという声が多数寄せられ、家庭料理に欠かせない主役食材として人気でした。またトマトにはビタミン類やクエン酸が豊富に含まれていることから、疲労を解消するとともに日焼けした肌を整える効果にも優れ、まさに夏を代表する野菜のひとつと言えます。同様に6位「茄子」(59.2%)、7位「キュウリ」(56.8%)、10位「カボチャ」(53.7%)がランキング上位に挙げられ、カロチン、ビタミン類などを多く含む夏野菜の人気の高さがうかがえます。

■あなたの好きな野菜は何?

1 トマト 66.2%
2 キャベツ 65.2%
3 ジャガイモ 64.1%
4 タマネギ 63.6%
5 大根 59.5%
6 茄子 59.2%
7 キュウリ 56.8%
8 ほうれん草 55.4%
9 レタス 55.1%
10 カボチャ 53.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

2位は「キャベツ」(65.2%)。「キャベツが好き。料理の幅が広いし、食物繊維がたっぷりで瑞々しくて美味しい」(女性30代)など、噛むほどに甘みが出てくるキャベツの旨みや、シャキシャキした歯ごたえが堪らないという声が多く、トマトに続き高い支持を集めました。中には「毎日、丸キャベツの1/3以上食べている」(男性60代)、「3食キャベツでも飽きません」(女性30代)など、熱狂的なキャベツファンも少なくありませんでした。また同様に8位「ほうれん草」(55.4%)、9位「レタス」(55.1%)が挙げられ、葉もの野菜を好む人が多いことがうかがえます。

男性は「キャベツ」「キュウリ」など淡色・緑色野菜、女性は「トマト」「カボチャ」など赤黄色野菜

性別ではいかがでしょうか。「毎晩、千切りにソースをかけて食べても良い」(男性30代)など、男性人気のナンバーワンは「キャベツ」(67.3%)。また男性回答では、5位「大根」(59.2%)、6位「キュウリ」(56.5%)、8位「ほうれん草」(53.6%)、10位「長ネギ」(51.6%)など、淡色野菜や緑色野菜が目立ちました。その一方、女性のトップは「トマト」(68.5%)。さらに「カボチャは甘くてホクホクしているので、食べやすい」(女性40代)など、2位に「カボチャ」(64.1%)が挙げられ、甘みの強い赤黄色野菜に女性人気が集まりました。

■男性:好きな野菜ランキング 

1 キャベツ 67.3%
2 ジャガイモ 64.1%
3 タマネギ 63.5%
4 トマト 63.2%
5 大根 59.2%
6 キュウリ 56.5%
7 茄子 54.2%
8 ほうれん草 53.6%
9 レタス 52.6%
10 長ネギ 51.6%

■女性:好きな野菜ランキング

1 トマト 68.5%
2 ジャガイモ 64.1%
2 カボチャ 64.1%
4 キャベツ 63.7%
4 タマネギ 63.7%
6 茄子 63.0%
7 大根 59.7%
8 グリーンアスパラ 58.3%
9 キュウリ 57.1%
10 レタス 57.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

嫌いな野菜1位は「セロリ」。さらに「パセリ」「クレソン」など香味野菜に顔をしかめる人も

■あなたの嫌いな野菜は何?

1 セロリ 22.9%
2 パセリ 12.7%
2 モロヘイヤ 12.7%
4 カリフラワー 8.7%
5 クレソン 8.0%
6 ニンジン 7.9%
7 オクラ 6.6%
8 青じそ 6.2%
9 ピーマン 4.8%
10 しいたけ 4.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

一方、皆さんが嫌いな野菜とは一体何でしょうか。嫌いな野菜の1位は「セロリ」(22.9%)でした。「セロリの匂いが嫌い」(男性20代)、「昔から味が苦手・・・」(女性30代)など、セロリ独特の香りや、苦味が好きになれないという声が多数寄せられました。中には「幼稚園に通っていたとき、給食がありまして、『吐いてもいいから、全部口の中に入れなさい!!』といわれ、本当に吐いてしまった」(女性30代)など、幼少期からセロリ嫌いが治らないという人も少なくないようです。また同様に2位「パセリ」(12.7%)、5位「クレソン」(8.0%)、8位「青じそ」(6.2%)が挙げられ、強い香りと独特な味わいを持つ「香味野菜」に顔をしかめる人が多いことがうかがえます。

「モロヘイヤ」「オクラ」など、ネバネバ系野菜も不人気

また見逃せないのは、パセリと同じ嫌いな野菜2位の「モロヘイヤ」(12.7%)です。「モロヘイヤは、どうしてもあのネバネバが好きになれません」(男性40代))など、ヌルッとした口触りが苦手という声が多数寄せられました。中には「モロヘイヤはいまだに食べた事がありません。体に良いらしいが、怖くて手が出ません」(女性30代)など、日本の食卓に登場したのが比較的に新しいせいか、食べず嫌いという人もいました。同様7位にも「オクラ」(6.6%)が挙げられ、「ネバネバ系野菜」を敬遠する人が案外多いようです。ちなみに「モロヘイヤ」や「オクラ」のネバネバの正体は「ムチン」という成分で、消化不良などの胃腸のトラブルを予防するほか、血中コレステロールの上昇を抑えたり、肝機能を高める働きを担っているそうです。「良薬、口に苦し」ならぬ、「良薬、口にネバネバ」といったところでしょうか。

「野菜炒め」「野菜スープ」など、野菜を取り入れたおかずを必ず1品以上作る

では皆さんは野菜不足を解消するため、どんな工夫をしているのでしょうか。最も回答が多かったのは「必ず野菜を取り入れたおかずを毎日1品以上作る」(58.7%)、続いて2位に「野菜がたくさん入ったスープ、シチュー、味噌汁などを作る」(51.2%)が挙げられました。「野菜炒めをよく作る」(男性30代)、「余ってしまった野菜を、悪くなる前にまとめてコンソメなどのスープで煮て、ピューレにして冷蔵、冷凍保存する。それを毎日、牛乳で割ってスープにする。夏なら冷たいスープも美味しい」(女性30代)など、毎日の献立に「野菜」を取り入れたおかずや、汁物を必ず作るという声が多数寄せられ、意識的に「野菜摂取」を心がけている様子がうかがえます。さらに5位に「火(茹でる、炒める、温める)を入れて、嵩を減らして量を食べる」(25.1%)が挙げられ、調理法を工夫して「量」を摂れるように努めている人も少なくありませんでした。

■野菜不足解消のため、心がけていることは?

1 必ず野菜を取り入れたおかずを毎日1品以上作る 58.7%
2 野菜がたくさん入ったスープ、シチュー、味噌汁などを作る 51.2%
3 基本的な生野菜を常時買い置きし、いつでも使えるようにしている 38.8%
4 外食を控え、なるべく自炊する 28.1%
5 火(茹でる、炒める、温める)を入れて、嵩を減らして量を食べる 25.1%
6 インスタントラーメンなどを食べるときでも、必ず野菜を加える 23.2%
7 毎日、野菜ジュースを一杯以上飲む 18.7%
8 家庭菜園(ガーデニング)で野菜を作っている 16.5%
9 ハンバーグ、餃子などの具にたくさん入れ、野菜と意識せずに取る 14.0%
10 サプリメントや栄養補助食品から栄養を補給する 13.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

野菜不足解消の近道は「野菜の買い置き」&「自炊」

3位は「基本的な生野菜を冷蔵庫に常時買い置きし、いつでも調理に使えるようにしている」(38.8%)。本来なら、新鮮野菜を毎日買い求めるのがベストなのですが、忙しい現代人はそんなことも言っては居られません。「毎日何種類か摂れるよう、いろいろな野菜をストックしている。スープや味噌汁などに何種類も入れる」(女性30代)といった声からも窺えるように、まとめ買いで、野菜のストックを切らさないことが「野菜不足解消」の近道と言えるかもしれません。また痛みやすく、嵩張る野菜は「買ってきたらすぐ下処理をして嵩を小さくし、冷凍できるものは冷凍したりする」(女性30代)など、上手に野菜を整理・保存することも、野菜と付き合う上で重要なポイントと言えそうです。同様4位にも「外食を控え、なるべく自炊する」(28.1%)が挙げられ、「家庭料理」の大切さを改めて実感させられます。以下、6位「インスタントラーメンなどを食べるときでも、必ず野菜を加える」(23.2%)、7位「毎日、野菜ジュースを一杯以上飲む」(18.7%)、8位「家庭菜園(ガーデニング)で野菜を作っている」(16.5%)が続きました。


今回は味覚の秋を前に、日ごろの皆さんの「野菜摂取」についてご意見を聞きました。「(野菜を)たくさん摂取している」「まあまあ摂取している」という声は全体の77.8%を数え、現代人の野菜不足が叫ばれる中で、思った以上に「野菜摂取」を意識的に心がけている人が多いことが明らかとなりました。こうした背景には、「メタボ」など生活習慣病予備軍の増加や、「スローライフ」という言葉に象徴される健康志向の高まりも、少なからず影響をしているのではないでしょうか。アンケートの結果を通して、単に好き嫌いという範囲に留まらない、現代人の「食生活」に対する問題意識の一端を垣間見た気がします。

さて、これから実りの秋を迎え、スーパーや八百屋の店頭には続々と秋野菜が登場します。きのこ、茄子、サツマイモ、里芋・・・など、楽しみは尽きませんね。日ごろ外食で済ませている人も、休日は「野菜デー」として、秋野菜を使った料理にチャレンジしてはいかがでしょうか。