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お祭りは好きですか?

9月に入ると、秋の収穫を祝う奉納行事のひとつとして「秋祭り」を催す地域が増えます。中にはお祭りのお囃子を聞くと、なぜか心が躍り、居ても立ってもいられなくなるという人もきっと多いのでは。そこで今回は、皆さんに「お祭り」をテーマに聞きました。

全体の26.4%が「秋祭り」に参加意向を持つ

この秋、「秋祭り」に行く?

SA(単回答)

まず、この秋に「秋祭り」に出かける人はどの位いるのでしょうか。「岸和田のだんじりに行きました。勇壮で、とても感動しました」(女性30代、兵庫県)、「熊本市の藤崎八幡宮 秋の大祭へ行った」(男性70代、熊本県)など、「(秋祭りに)既に行った」と回答した人が9.3%。さらに「これから行く予定がある」と回答した人も17.1%に及び、全体の26.4%の人が今年の「秋祭り」に参加意向を持っていることが明らかとなりました。また「家族で堺の実家(のお祭り)へ行きたいのですが、仕事が忙しくて・・・」(男性40代、大阪府)、「友達と予定が合わない」(女性30代、佐賀県)など、「今のところ予定はないが、行きたい」という声も38.8%を数え、「秋祭り」に対する期待感の高さがうかがえます。中には「秋は神奈川県、静岡県等の神輿を担ぎにあちこちへ行く。今週末は秦野のたばこ祭り、翌週は伊勢原の道灌祭など。秋は神社の祭りも多いので、ほとんど毎週お祭り!」(女性30代、神奈川県)など、神輿を追いかけて、どこへでも出かけるという「祭り好き」の方もいました。


世代別で「既に行った」「これから行く予定がある」という声を見てみると、20代では24.9%と低調であったものの、30代では急増して30.1%。その後、40、50代と20%台前半にやや数字を落とし推移していたものの、60代を境に一気に30.8%まで復調する傾向が見受けられました。こうした背景には、既婚者の増える30代、時間に余裕が出来はじめる60代以上など、家族構成や仕事の変化が「お祭りへの参加意向」に少なからず影響を与えているのではないか、と考えられます。

世代別:秋祭りへの参加意向

SA(単回答)

地元のお祭りは、家族一緒に楽しめる年中行事

■誰と一緒にお祭りに行く?行きたい?

1 家族(子供と一緒に) 49.2%
2 夫婦 35.4%
3 友人 18.1%
4 恋人 8.3%
5 ひとりで 6.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

では、皆さんは誰と一緒に「お祭り」に出かけるのでしょうか。最も回答が多かったのは「家族(子供と一緒に)」(49.2%)でした。「近所のお祭りは必ず妻と子供を連れて行く。子供神輿(みこし)に参加する子供に付いてまわる」(男性40代、東京都)、「住民参加の小さなお祭りですが、毎年家族で参加するのを楽しみにしている」(女性30代、長野県)など、子供と一緒に楽しめる年中行事のひとつとして、地元の「お祭り」を楽しみにしているご家庭が大変多いようです。同様2位にも「夫婦」(35.4%)が挙げられ、「お祭り=家族・夫婦イベント」となっていることがうかがえます。以下、3位は「友人」(18.1%)、4位「恋人」(8.3%)、5位「ひとりで」(6.6%)が続きました。

20〜40代は「子供中心」、50代以上は「夫婦」のイベントへ

世代別ではいかがでしょうか。「家族(子供と一緒に)」(20代=39.4%、30代=57.7%、40代=55.8%)という声は、20〜40代で圧倒的であったものの、50代以上の層では一気に急減し、60代以上では25.9%に留まりました。その一方、50代を境に急増したのは「夫婦」という声で、60代以上では実に62.5%に達しました。いわば、お祭りは20〜40代で「子供中心のイベント」であったものが、50代以上で「夫婦のイベント」へと変化していることがうかがえます。また未婚者の多い20代では「友人」「恋人」が目立ち、さらに40代以上では「近所で沢山秋祭りがある。一人でも行く・・・」(女性50代)など、「ひとりで」(40代=9.4%、50代=7.7%、60代以上=11.6%)という声も次第に増加する傾向が見受けられました。世代間で参加意向に違いが垣間見られたのと同様に、お祭りに一緒に出かける相手も世代とともに移り変わっている様子が明らかとなりました。

世代別:誰と一緒にお祭りへ行く?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

沿道に並ぶ「屋台・露店グルメ」無くして、お祭りは始まらない!?

では、なぜ皆さんは「お祭り」が好きなのでしょうか。次にお祭りを大いに盛り上げる要因や、欠かせないものについて考えてみましょう。最も回答が多かったのは「屋台・露店グルメ」(64.7%)でした。「飴で色々な動物等をその場で作ってくれる『飴細工』が好きでした。子供の頃は時間を忘れて見入っていたもの・・・」(女性40代、京都府)、「お祭りと言えば、屋台が無いと始まらない気がする」(女性30代)など、温かみのある裸電球の光、威勢の良い呼び込み声・・・等々、隙間なく沿道に並ぶ「屋台フード」はお祭りらしさを演出するに欠かせない存在と言えます。同様3位にも「屋台・露店ゲーム(金魚すくい、ヨーヨー、射的など)」(41.0%)が挙げられ、屋台は「フード」ばかりではなく、「ゲーム」にも人気が集まりました。中には「金魚すくいが得意なので、20匹以上はいつもすくう」(女性30代、神奈川県)など、童心に帰って、屋台ゲームに夢中となっている大人も少なくないようです。

エネルギーと高揚感を得られる「神輿・山車」は、祭りの主役!

続いて、回答が多かったのは「神輿(みこし)・山車(だし)」(52.7%)。「元気のいい掛け声でみこしが担がれている情景は、一番の主役」(女性50代、宮城県)、「山車が家の近くを通って、お囃子の音が聞こえるとワクワクする」(女性30代、東京都)など、「ワッショイ!ワッショイ!」の掛け声や太鼓の音とともに、豪華絢爛な神輿を担ぐ人びとの勇ましさから、エネルギーと高揚感を得られるという声が多数寄せられました。まさに神輿や山車は、お祭りを盛り上げるに相応しいメインイベントと言えます。さらに4位に「太鼓・お囃子の音色」(35.5%)、7位に「花火・爆竹」(12.3%)が挙げられ、五感を刺激する「お祭りの音」も魅力のひとつと言えそうです。以下、5位「お酒(ビール、チューハイ、甘酒など)」(31.0%)、6位「はっぴ・着物・浴衣・甚平」(20.9%)が続きました。

■お祭り気分を盛り上げるものとして、欠かせないものは?

1 屋台・露店グルメ 64.7%
2 神輿(みこし)・山車(だし) 52.7%
3 屋台・露店ゲーム(金魚すくい、ヨーヨー、射的など) 41.0%
4 太鼓・お囃子の音色 35.5%
5 お酒(ビール、チューハイ、甘酒など) 31.0%
6 はっぴ・着物・浴衣・甚平 20.9%
7 花火・爆竹 12.3%
8 提灯(ちょうちん) 12.1%
9 踊り・ダンスパフォーマンス 4.3%
10 ちらし寿司・いなり・赤飯 3.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

屋台フードの人気ナンバーワンは、ソースの香りが食欲を刺激する「たこ焼き」

お祭りを盛り上げるものとして「屋台・露店グルメ」がトップに挙げられましたが、では次に皆さんから寄せられた「人気の屋台フード」をランキング形式で見ていきましょう。堂々の人気ナンバーワンは「たこ焼き」(64.4%)でした。「屋台によって味が違うので、たこ焼きの食べ歩きは必ずする」(女性20代、岡山県)など、大きなタコの入った「たこ焼き」は関西に限らず、屋台フードの王様として高い支持を集めました。同様2位に「やきそば」(60.9%)、5位にも「お好み焼き」(28.0%)が挙げられ、ランキング上位には「粉モノ系鉄板グルメ」に人気が集中しました。中には「ソース系が好き・・・。焦げた匂いがたまりません」(女性20代、千葉県)など、屋台から漂うソースの香りにそそられ、つい買ってしまうという声も寄せられました。

「わた菓子」「りんご飴」に幼少期の懐かしい記憶が蘇る

■欠かせない「お祭り屋台フード」は?

1 たこ焼き 64.4%
2 焼きそば 60.9%
3 わた菓子 41.9%
4 いか焼き 34.9%
5 お好み焼き 28.0%
6 りんご飴 27.4%
7 焼き鳥・牛串・豚串 22.2%
8 焼きとうもろこし 22.0%
9 ホットドック・フランクフルト 19.5%
10 かき氷・アイスクリーム 18.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

人気屋台フードの3位は「わた菓子」(41.9%)。「わた菓子は、幼い頃食べずにとって置いたら、翌朝小さくなっていて泣きました。40年以上経っても覚えているのですから、よほど悔しかったのでしょう」(女性40代、山口県)、「わた菓子を作っているところを見るのが好きだった」(女性30代、神奈川県)など、砂糖が焼ける香ばしさ、ふわふわと雲のように膨らむ様や、口に入れたときのすっと溶ける甘さを感じ、幼少期の原体験が蘇るという声が寄せられました。同様6位にも「りんご飴」(27.4%)が挙げられ、普段目にする機会が少ない、屋台ならではのお菓子に懐かしさを覚える大人も少なくないようです。以下、7位「焼き鳥・牛串・豚串」(22.2%)、8位「焼きとうもろこし」(22.0%)、9位「ホットドック・フランクフルト」(19.5%)が続きました。

「ビールとの相性重視」「ご当地フード」など、屋台フードのこだわりも人それぞれ

そのほか、「焼きそばにビール、お祭りのときは必ずこれが夕食になる」(男性40代、東京都)、「やはり牛串でしょうか。ビール片手に串を持ってあちこちの会場を歩きたい」(女性40代、三重県)など、お酒との相性で屋台フードを選んでいるという声。「青森では、おでんに生姜で味付けした味噌ダレを付けて食べるのだけど、これがとても美味しい」(男性40代、青森県)、「新潟県では、ぽっぽ焼きと言われる食べ物がある」(女性30代、新潟県)など、地元ならではのご当地フードを味わうという声。さらに「必ず出店する『広島焼き』の露店がある。独身の頃から10年以上食べ続けている」(女性40代、兵庫県)など、馴染みの露店があるという声まで、「屋台フード」の楽しみ方も人それぞれであることがうかがえます。


今回は皆さんに、今年の「秋祭り」への参加意向について聞きました。「(お祭りに)既に行った」「これから行く予定はある」という声は全体の26.4%に達し、全体の4人に1人が「秋祭り」への参加意向を持っていることが明らかとなりました。と同時に日本の伝統や文化が次第に消えつつある中で、地元のお祭りに「家族」「夫婦」で参加するという声が案外目立ち、家族イベントのひとつとして楽しんでいるご家庭も少なくありませんでした。お祭りの良さは、なんと言っても神輿を担ぐ迫力、お囃子や太鼓の音色、さらに沿道に並ぶ「屋台」から漂う食欲をそそる香り・・・等々、視覚、聴覚、嗅覚といった人間の五感を同時に刺激するところに、その魅力があるのではないでしょうか。収穫を感謝し豊年を祈念するという秋祭り本来の目的を思い起こしつつも、日ごろのストレス発散を兼ねて、たまにはお祭りに参加し、飲んで、食べて・・・、羽目を外すのも悪くはないのでは。さて、お祭りの秋、これから全国各地でますます賑やかな季節を迎えます。家族レジャーの一環として、ぜひ地元のお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか。