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青山ハッピー研究所 ハピ研

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あなたが秋を感じる時は?

「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」・・・と秋には様々な代名詞が付いていますが、皆さんは秋にどんなイメージを持っていますか?おそらく「秋が大好き」という人もいれば、「大嫌い」という人もいることでしょう。そこで今回は、皆さんが「秋」という季節をどのように感じているかを伺うとともに、実感を持って「あ〜、秋だなぁ」と感じる瞬間について聞きました。

全体の9割以上が「秋好き」と回答

「秋」が好きですか?

SA(単回答)

まず、皆さんは「秋」という季節が好きなのでしょうか、それとも嫌いなのでしょうか。「キンモクセイの花の香りがとっても好きで、秋になって匂ってくるととってもウキウキする」(女性30代)、「過ごしやすくスポーツするにも苦にならない」(女性20代)など、「大好き」と回答した人は39.3%。「まあまあ好き」という声も54.2%を数え、実に全体の93.5%の人が「秋」に好意的な印象を持っていることが明らかとなりました。こうした背景には「夏が苦手な私にとって、睡眠不足や夏バテから解消させてくれる季節。涼しい秋がたまらなく好き」(女性40代)という声からもうかがえるように、暑すぎず、寒すぎない爽やかな気候がもたらす体調の復調が案外大きいのかもしれません。

「寒い」「農家で忙しい」「太る」などの理由から、「秋嫌い」という声も

その一方、「あまり好きではない」(6.1%)、「大嫌い」(0.4%)という声も全体の6.5%を占めました。主な理由は「朝夕がめっきり寒く、生活のリズムが崩れる」(男性40代)、「日の入りが早くなって、夕刻暗くなるのが早いことが心細い」(女性30代)など、日の入りが早く、これから訪れる寒い冬に心が滅入るという人。「農家なので忙しくて行楽日和でも遊びに行った記憶がない」(女性50代)など、収穫で忙しいという農家の人。中には「食欲旺盛になってしまうので太るのが心配」(男性20代)という声も寄せられ、「秋」を素直に好きになれないという人も少なからずいました。

今夏の酷暑を思い起こしてか、「涼しさ」「穏やか」など平穏無事な形容詞が並ぶ

■秋に相応しい形容詞は何?

1 涼しい 49.9%
2 静かな 45.0%
3 穏やかな・のんびりな 44.3%
4 さびしい(淋しい、寂しい) 35.9%
5 安らぎ・寛ぎ 28.5%
6 活動的な 14.8%
7 夢心地な・気持ちの良い 13.7%
8 楽しい 13.3%
9 優しい 13.0%
10 かなしい(悲しい、哀しい) 8.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次に「秋」に感じる印象について、もう少し具体的にみていきましょう。皆さんがイメージする秋に相応しい形容詞を聞いてみたところ、最も多かったのは「涼しい」(49.9%)でした。「涼しいので外出しやすい」(男性40代)、「真夏の熱帯夜からも開放されて、涼しく過ごしやすい」(男性30代)など、今夏は厳しい酷暑であったせいか、「涼しさ」に秋らしさを実感しているという声が多数寄せられました。続いて2位は「静かな」(45.0%)。「夏は蝉、虫がうるさかったが、秋は少し静かになる。ほっ、と穏やかな、のんびりした感じ」(男性50代)など、賑やかだった夏から一変して静かで、穏やかな秋をしみじみ感じているという声が目立ちました。同様3位に「穏やかな・のんびりな」(44.3%)、5位「安らぎ・寛ぎ」(28.5%)が挙げられ、秋は静かで何も起こらない、いわば「平穏無事」な季節と言えるかもしれません。

秋は「安らぎ」を感じる反面、なぜか「さびしさ」「かなしさ」を感じる季節でもある

また見逃せないのは、4位「さびしい(淋しい、寂しい)」(35.9%)という回答です。「夜の虫の音を聴いていると感傷的になり、寂しい感じになっている」(男性60代)、「人ごみに入っても寂しさが増す」(男性20代)など、アクティブに過ごした夏の終わりになぜか理由もないのに寂しさを感じたり、センチメンタルな気分になるという声が多数寄せられました。いわば、秋は穏やか、安らぎを感じる季節である一方で、気分の落ち込みやすい時期とも言えるかもしれません。同様10位にも「かなしい(悲しい、哀しい)」(8.6%)が挙げられました。そのほか、6位「活動的な」(14.8%)、7位「夢心地な・気持ちの良い」(13.7%)、8位「楽しい」(13.3%)という秋をイメージする形容詞が続きました。

「朝晩の寒さ」「陽の短さ」など、寒暖の差で秋の到来を実感

では最近、皆さんがしみじみと「秋を感じた瞬間」とは、一体どんなときでしょうか。最も回答が多かったのは「いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めたとき」(69.5%)でした。「朝、目覚めたときに思わず寒さで、身震いした時」(男性50代)、「夜に犬の散歩をしていると、やっぱり寒さを感じる」(女性40代)など、日中は陽射しも強く、まだまだ残暑が残っているものの、朝晩の冷え込みで秋の到来を肌で感じているという声が多数寄せられました。中には「朝起きたら、寒さで風邪をひいていた」(男性40代)など、体調を崩したという人もいました。同様3位「陽が短くなると」(37.5%)、7位「空気に爽やかさを感じた時に」(23.6%)、8位に「外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくると」(21.3%)が挙げられ、寒暖の差で「秋」の訪れを感じている人が大変多いことがうかがえます。

■最近、あなたがしみじみと「秋を感じた瞬間」は?

1 いつの間にか朝晩に寒さを感じ始めて 69.5%
2 夜、虫の音を聞くと 41.8%
3 陽が短くなると 37.5%
4 木々が紅葉し始めたのを見て 34.6%
5 秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると 25.4%
6 熱いお風呂に浸かりたいと感じて 23.9%
7 空気に爽やかさを感じた時に 23.6%
8 外出時に長袖や上着を着る機会が増えてくると 21.3%
9 八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材が並ぶと 18.3%
10 鍋物が恋しくなると 18.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「蝉」から「秋の虫(鈴虫、コオロギ)」へのバトンタッチ

2位は「夜、虫の音を聞くと」(41.8%)。「鈴虫やコオロギが庭先で鳴いているのを聞くと感じる」(男性50代)など、騒がしかった蝉の声から、いつの間にか澄んだ鈴虫、コオロギなど秋の虫の鳴き声にバトンタッチされたことに気がついたときに、隆盛を誇った夏の終わりをしみじみと実感する人も少なくないようです。同様4位に「木々が紅葉し始めたのを見て」(34.6%)、5位「秋桜、キンモクセイやすすきなど、秋らしい植物を見ると」(25.4%)が挙げられ、冬支度に備え、動植物にも様々な変化が表れていることがうかがえます。中には「(北海道では)雪虫が発生すると・・・」(女性30代)など、この時期に北国で一斉に飛来する白い綿状の虫「雪虫(ゆきむし)」を見て、季節の変わり目を強く感じるという声も寄せられました。そのほか、9位「八百屋やスーパーマーケットに秋野菜や食材が並ぶと」(18.3%)、10位「鍋物が恋しくなると」(18.0%)など、味覚から秋を体感している人も少なくないようです。

「焼き芋」「ドラフト会議」「子供の運動会」も秋ならではの風物詩

そのほか、「駅前に焼き芋の屋台が出始めたとき」(女性40代)、「コンビニの各店でおでんや中華まんが湯気を立てて売られ出したとき」(女性40代)など、街中に登場する秋ならではのグルメに秋らしさを感じるという声。「山形県人は秋になると『いも煮会』がしたくなる。こうなってくると、『秋だなー』と感じる」(男性40代)、「息子の小学校の運動会が行われたとき」(男性50代)など、秋ならではの恒例イベントが楽しみになるという声。さらには「野球が終わり、ドラフト会議が気になると」(男性60代)など、プロ野球のペナントレースの終焉も秋ならではの風物詩のひとつと言え、千差万別、人によっても「秋を感じる瞬間」に様々なシーンがあることがうかがえます。

赤くなれば、医者が青くなる――秋を代表する果物は「柿」

グルメから秋を感じる人も多数いましたが、では「秋」といって思い浮かぶ果物とは一体なんでしょうか。堂々の人気ナンバーワンの果物は「柿」(71.2%)でした。柿が「(八百屋の)店頭に出始めるとき」(男性30代)など、秋の夕日を思わせる鮮やかな朱色の柿は、スーパーや八百屋で思わず目を引く秋を代表する果物と言えます。また古くから「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるように、柿にはビタミン類、カロチンやカリウムなど様々な栄養が含まれていることから、薬効の高い果物としても知られています。気候の変化等で体調を崩しやすい秋に、まさに打って付けの健康食と言えるかもしれません。続いて2位は「栗」(69.1%)。「子供たちが拾ってきた栗でモンブランをつくり、食べたとき」(女性30代)、「社食で栗ご飯が出たときに」(女性40代)など、スイーツからご飯まで栗の用途は広く、果物というよりも、秋の味覚に欠かせない人気食材のひとつと言えます。さらに4位「葡萄」(26.4%)、5位「巨峰(品種限定)」(11.8%)など、糖度高く、みずみずしい葡萄類にも人気が集まりました。以下、6位「りんご」(10.3%)、7位「みかん」(7.4%)、8位「いちじく」(4.2%)が続きました。

■「秋」といって思い浮かぶ果物は?

1 71.2%
2 69.1%
3 52.2%
4 葡萄 26.4%
5 巨峰(品種限定) 11.8%
6 りんご 10.3%
7 みかん 7.4%
8 いちじく 4.2%
9 あけび 3.9%
10 西洋梨(ラ・フランス等) 3.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は10月を迎え、ますます秋らしさが漂いつつある中、皆さんが感じる「秋」のイメージについてご意見を聞いてきました。「(秋が)大好き」「まあまあ好き」という声は全体の9割を超え、過去に行った季節ごとのアンケート調査の中でも、特に人気の高い季節であることが明らかとなりました。暑さ、寒さが激しい夏冬は好き嫌いが分かれるものの、その間にある季節の変わり目「春」「秋」に好意的な印象を持っている人が大変多いことがうかがえます。中でも「秋」は、収穫の秋とも言われるように春からスタートした事柄がゴールを迎えるタイミングともいえ、ある意味、私たち人間の営みの目標達成期と捉えることも出来ます。「スポーツの秋」「芸術の秋」「味覚の秋」「読書の秋」「レジャーの秋」等々、秋を十分に満喫して、楽しむことこそが、これから訪れる厳しい冬に向けたエネルギーの源となるのではないでしょうか。四季のある喜びを感じながら、残り少ない今秋を有意義に過ごしたいものですね。