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今年のボージョレ・ヌーヴォ飲みますか?

秋の風物詩として、日本国内でもすっかり定着したボージョレ・ヌーヴォの解禁も、あと1ヶ月間余り。早いもので、今年もこの時期がやってきました。今夏はフランス全土で雨が多かったため、例年に比べ成長が遅かったそうですが、後半はブドウの成熟にふさわしい好天に恵まれ、非常に良い状態で収穫が出来たと言います。待ち遠しいという人もきっと多いのでは。そこで今回は、皆さんに今年のボージョレ・ヌーヴォの飲用予定について聞きました。

全体の半数以上が「ボージョレ・ヌーヴォ」を心待ちにしている!

今年、ボージョレ・ヌーヴォを飲む?

SA(単回答)

さて今年、ボージョレ・ヌーヴォを飲みたいという人はどの位いるのでしょうか。「ワインが一番大好きな私にとって、この時期は大変嬉しい。解禁日が非常に待ち遠しく、すぐにでも飲みたい気分」(男性30代)、「毎年、恒例のように購入する」(男性40代)など、「(ボージョレ・ヌーヴォを)飲む」と回答した人は16.6%。「飲みたい」という前向きな声も34.9%を数え、全体の約半数以上の人がボージョレ・ヌーヴォの解禁を心待ちにしていることが明らかとなりました。また性別で見てみると、「飲む」「飲みたい」という声は男性が47.0%であったのに、女性はそれよりもやや高い55.7%の飲用意向を示しました。一般的に飲酒に対する関心度は男性に高い傾向が見られますが、ボージョレ・ヌーヴォに関しては、なぜ女性の人気がこれほど高いのでしょうか。こうした背景には「プレミア感があり、贅沢な気分に浸れるので・・・」(女性40代)など、お酒の味だけではない、ボージョレ・ヌーヴォが持つお洒落な雰囲気に魅了されている女性が案外多いことがうかがえます。


次に世代別ではいかがでしょうか。「飲む」「飲みたい」という声は20代で55.7%。また60代以上の飲用意向も55.7%と、20代同様に高い支持を集めました。主な理由として「親戚が集まって、ボージョレ・ヌーヴォを飲むのが恒例行事。久々に再会する者も多く、美味しいお酒で会話も楽しく弾む」(女性60代)などが挙げられ、ボージョレ・ヌーヴォでお祭り気分を味わいたいと考えている人が多いようです。

世代別:今年、ボージョレ・ヌーヴォを飲む?

SA(単回答)

気取らず、秋の夜長に夫婦水入らずでヌーヴォで乾杯

■誰と一緒に飲みたい?

1 夫婦 44.7%
2 家族 24.5%
3 友人 14.4%
4 恋人 6.3%
5 ひとりで 8.0%

MA(複数回答)/飲用意向を持つ人

全体の2人に1人がボージョレ・ヌーヴォの飲用意向を持っていることが明らかとなりましたが、では誰と一緒に飲む予定なのでしょうか。最も回答が多かったのは「夫婦」(44.7%)でした。「解禁日には自宅にて夫婦で。ちょうど結婚記念日が近いので、お祝いも兼ねてご馳走を囲んで美味しく頂く」(女性30代)など、特別なイベントはしないものの、秋の夜長に夫婦2人でのんびりとグラスを傾けるという声が多数寄せられました。また「息子夫婦と味を語る」(男性60代)、「家族団らん、年中行事の一つ」(女性20代)など、トップ同様に2位にも「家族」(24.5%)が挙げられ、ボージョレ・ヌーヴォは夫婦や家族水入らずで楽しむ年中行事のひとつとなっていることがうかがえます。以下、3位「友人」(14.4%)、4位「恋人」(6.3%)が続きました。また、この結果は2004年の同時期に行ったアンケート調査ともほぼ同じで、定着している傾向と見られます。


世代別で見てみると、未婚者の多い20代では「家族」(28.4%)が最も多く、「友人」「恋人」という声も他の世代に比べて目立ちました。一方、既婚者が増え始める30代以上では「家族」が減少し、代わって「夫婦」という声が急増。同時に20代に目立った「友人」「恋人」との飲用機会も減少する傾向がうかがえます。60代以上では、息子夫婦、娘夫婦と一緒に楽しむ人が増えるせいか、20代同様に「家族」(38.4%)が復調する傾向が見受けられ、年齢とともにボージョレ・ヌーヴォを一緒に飲むパートナーに変化が表れていることが明らかとなりました。

世代別:誰と一緒に飲みたい?

MA(複数回答)/飲用意向を持つ人

購入特典や割引率の良さから「スーパーマーケット」購入に人気が集まる

続いて、購入場所について聞いたところ、最も多かったのは「スーパーマーケット」(48.1%)でした。「スーパーで入手するが、10日ぐらい過ぎてから買うと半額ぐらいで入手できる」(男性50代)、「スーパーの特典が楽しみ」(女性40代)など、夕食の買い物のついでに購入できる利便性の良さはもちろんのこと、購買特典や割引もスーパー購入の魅力のひとつとなっているようです。同様3位にも「ディスカウントストア」(18.4%)が挙げられました。その一方、2位「近くの酒店」(30.0%)、4位「百貨店」(15.9%)、5位「ワイン専門店」(11.2%)が挙げられ、価格よりも、ワインの質にこわだわる人も少なくありませんでした。中には「コンビニも、専門店も・・・、目についたモノは全て買っている」(男性40代)など、複数のお店で買い分けているという声も寄せられました。

■どこで購入する予定?

1 スーパーマーケット 48.1%
2 近くの酒店 30.0%
3 ディスカウントストア 18.4%
4 百貨店 15.9%
5 ワイン専門店 11.2%

MA(複数回答)/飲用意向を持つ人

全体の約4割が「複数本を買う」と回答、平均購入本数は1.76本

購入予定本数は?

SA(単回答)

ご自宅で飲むという人は、ボージョレ・ヌーヴォをいったい何本くらい購入する予定なのでしょうか。「今年はどんな出来ばえか、どんな味か飲んでみたい」(男性40代)、「とりあえず、1本は購入して飲んでみる」(男性30代)など、「1本(購入する)」(61.0%)という人が全体の6割。また「1本は家庭での団らん。1本は正月用と決まっている」(女性40代)など、「2本以上」という声も39.0%を数え、平均1人1.76本に達し思った以上に多くの人びとが複数本購入する予定があることが明らかとなりました。さらに「飲んでみてから2本目を購入するかを考える」(女性20代)、「1本は必ず同じ作り手さんのものを。そして年が明けて半額になったら、またハウスワインとして買う」(女性30代)など、1本目の味の良し悪しで複数本買うか否かを考えるという声も寄せられ、ボージョレ・ヌーヴォ解禁後に購入本数が増加する可能性も高そうです。

「解禁、解禁」と騒がれるヌーヴォですが、
意外にも多くの消費者は「解禁日にこだわらない」と回答

では、皆さんはボージョレ・ヌーヴォをどのように楽しんでいるのでしょうか。次に具体的に各ご家庭の飲用タイプについて見ていきましょう。圧倒的に回答が多かったのは、意外にも「解禁日にはこだわらない」(68.9%)でした。「あえて解禁日ではなくとも、飲みたい時に飲む」(女性50代)、「年末やクリスマスなどの特別な日に飲もうと思っている」(男性50代)など、「解禁、解禁」と何かと騒がれるボージョレ・ヌーヴォですが、意外にも消費者は冷静に受け止めているようです。同様8位にも「クリスマス、正月の来客用やパーティ用に数本買い置きする」(7.8%)が挙げられ、さほど「解禁日」にこだわっていないことがうかがえます。その一方、5位に「ボージョレ・ヌーヴォは、とにかく解禁日に早く飲む」(11.5%)という声が寄せられ、フレッシュなヌーヴォだけに早く飲まなければ意味がないと考える人も少なくなく、飲用のタイミングは賛否の分かれるところとなっているようです。

■ボージョレ・ヌーヴォ飲用のタイプは?

1 解禁日にはこだわらない 68.9%
2 ボージョレ・ヌーヴォを囲んで、夫婦、家族団らんを楽しむ 44.7%
3 ボージョレ・ヌーヴォで、気軽にリッチな気分を味わう 27.6%
4 いつもは他のお酒だが、この時期だけはボージョレ・ヌーヴォを飲む 17.6%
5 ボージョレ・ヌーヴォは、とにかく解禁日に早く飲む 11.5%
6 ボージョレ・ヌーヴォは好みではないが、年中行事のひとつとして楽しんでいる 8.0%
6 ワイナリーやメーカーの異なるものを複数本買って飲み比べる 8.0%
8 クリスマス、正月の来客用やパーティ用に数本買い置きする 7.8%
9 解禁パーティ、イベントに参加するのが好き 6.0%
10 お洒落なレストランやワインバーで飲む 5.7%

MA(複数回答)/飲用意向を持つ人

「ボージョレ・ヌーヴォ=非日常を演出するお酒」、
「限定感」も魅力を助長するポイント!

また3位は「ボージョレ・ヌーヴォで、気軽にリッチな気分を味わう」(27.6%)。「お祭り気分を味わう」(女性50代)、「季節感を感じ、ちょっと優雅な気分になれるのが楽しい」(女性30代)など、ボージョレ・ヌーヴォが持つ魅力か、それとも魔力か、手軽に夢心地気分を味わえるという声が多数寄せられました。同様9位「解禁パーティ、イベントに参加するのが好き」(6.0%)、10位「お洒落なレストランやワインバーで飲む」(5.7%)が挙げられ、「ボージョレ・ヌーヴォ=非日常を演出するお酒」と言っても過言ではなさそうです。そのほか、「いつもは他のお酒を飲んでいるが、この時期だけはボージョレ・ヌーヴォを飲む」(17.6%)、「ボージョレ・ヌーヴォは好みではないが、年中行事のひとつとして楽しんでいる」(8.0%)が挙げられ、この時期しか飲めない「限定感」「特別感」も魅力を助長するポイントのひとつと言えるかもしれません。


今回はヌーヴォの解禁を約1ヶ月後に控え、今年のボージョレ・ヌーヴォの飲用意向についてご意見を聞いてきました。「(ボージョレ・ヌーヴォを)飲む」「飲みたい」という声は全体の半数以上を占め、日本の食文化にワインはもちろん、ボージョレ・ヌーヴォが季節の風物詩として浸透していることが明らかとなりました。とはいえ、バブル期に「解禁、解禁・・・」と騒がれたような華美で浮ついたイメージはなく、ハロウィンやクリスマス同様に元は海外文化でありながらも、年を追うごとに日本独自のスタイルとして受け入れられている「年中行事」のひとつと言えるのではないでしょうか。特にボージョレ・ヌーヴォを飲むパートナーに「夫婦」「家族」が挙げられたことからもうかがえるように、クリスマス、ハロウィンが子どもを中心にした行事であるのに対し、ヌーヴォの解禁は大人を中心とした家族イベントとして定着しており、大人が楽しめる食文化として貴重な存在と言えるかもしれません。さらに昨今では「解禁日」にこだわらないご家庭が随分増えているようで、ボージョレ・ヌーヴォの飲用スタイルにも大きな変化が垣間見られました。さて解禁日は、来月11月20日(木)。夫婦、家族でゆっくりと時間のとれるときにワインを囲んで食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。