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“特別な日”の食卓演出は?

ひと昔前に比べて、ホームパーティを開くご家庭も増えているのではないでしょうか。特に小さなお子さんのいるご家庭では、周囲に気を遣いながらの外食よりも、むしろ自由に楽しめるホームパーティの方が気楽という人もきっと多いのでは?そこで今回は、お誕生日会、結婚記念日などの家族の恒例行事はもちろん、ご友人同士で気軽に催すランチパーティなども含め、ご家庭内のパーティ演出について皆さんにご意見を聞きました。

全体の2人に1人が「年2回以上」の頻度でホームパーティを実施

自宅でホームパーティ(特別な食卓)を行う頻度は?

SA(単回答)

まず皆さんは、どの位の頻度でホームパーティを開いたり、特別に食卓を演出する機会を持っているのでしょうか。「お誕生日や卒業、入学などはもちろん、小さいことでも家族や友人が頑張ってうれしいことがあったときは特別な食卓をアレンジする」(女性40代)など、「3ヶ月に1回以上」と回答した人は35.2%。「半年に1回程度」という声も19.8%を数え、全体の2人に1人が少なくとも「年2回以上」の頻度でご馳走を囲む“特別な日”を持っていることが明らかとなりました。中には「2週間に1度、親の兄弟がやってきて近況報告会をする。その都度、お酒など各々持ち寄ってパーティをする」(女性30代)など、「月1回以上」(11.2%)という高頻度でホームパーティを催している人も少なくありませんでした。


性別で見てみると、「3ヶ月に1回以上(の頻度で“特別な食卓を”を持つ)」という声は男性で26.0%であったのに対し、女性はそれよりも17%近く高い42.9%を数えました。こうした背景には「月1回、持ち回りでママ友達とランチしている。みな同じぐらいの子どもがいるので、育児の話題などに花が咲き、良い気分転換になっている」(女性30代)など、平日にちょっとリッチなランチパーティを楽しんでいる女性たちの姿がうかがえ、男性よりも“特別な食卓”を持つ機会が多いようです。

性別:自宅でホームパーティを行う頻度は

SA(単回答)

家族の誕生日は欠かさず “特別な食卓”を囲む

ホームパーティは、一体どんなタイミングがすることが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「誕生日」(73.9%)でした。「また来年子供が産まれるので、お祝いする日が増えて、うれしい!」(女性20代)など、様々ある家族行事の中でも「家族の誕生日」を重視する声が多数寄せられました。中には「両親、私達夫婦、妹と甥っ子計6人の誕生日には必ず集まる・・・」(女性40代)など、大家族ほど“特別な食卓”を囲む頻度が多いことがうかがえます。続いて、回答が多かったのは「年中行事」(56.4%)。「大晦日、お正月、お盆には親戚が集まり大宴会」(女性30代)、「クリスマス、ひな祭り、こどもの日、敬老の日、月見などのときは食事会をしている」(女性40代)など、「国民の祝日」のほか、クリスマス、忘年会等、記念日や季節ごとの行事を大事にするご家庭が目立ちました。

■ホームパーティや特別に食卓を演出するのは、どんな時?

1 誕生日 73.9%
2 年中行事(クリスマス、忘年会、新年会など) 56.4%
3 結婚記念日 33.5%
4 仲間との親睦を深めたいと感じたとき 30.9%
5 ハレの日・打ち上げ(昇進、合格、入学、卒業、発表会など) 28.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

ご馳走を囲み、人とのコミュニケーション不足を解消!

また記念日や年中行事以外で目立ったのは、4位「仲間との親睦を深めたいと感じたとき」(30.9%)、7位「夫婦や家族のコミュニケーションが不足していると感じたとき」(5.8%)など、人とのコミュニケーションづくりという回答でした。「ご近所さんとの親睦会で一緒に焼き肉を食べたりする」(男性50代)、「いつもの毎日が続いたとき、マンネリ化を脱しようと感じたときは、深く考えずワイワイ明るくやろうという気持ちで(パーティを)開く」(女性30代)など、親しい間柄であっても、たまにご馳走を囲むことでもっと深い関係を生んだり、より分かち合えることが多いという声が多数寄せられました。「食」という字は人を良くすると書きますが、まさに食を通して人との良好な関係を築いている人が少なくないようです。そのほか、「小・中学生の孫たちがクラブ活動(ミニバス・サッカー)で好成績を挙げた時などに開催する」(男性60代)、「わが家では主人の給料日にも必ず“特別な食卓演出”をする」(女性40代)など、各ご家庭ごとにそのタイミングも様々であることがうかがえます。

「家族・親族」中心のほか、「友人やサークル仲間」でパーティを催すという声も

■パーティに招待・参加するメンバーは?

1 家族(子ども、祖父・祖母含む) 76.3%
2 夫婦 57.5%
3 親戚 21.0%
4 学生時代の友人 18.1%
5 サークル・趣味の仲間 14.5%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

次にホームパーティに参加するメンバーについて聞いたところ、最も回答が多かったのは「家族」(76.3%)。続いて「夫婦」(57.5%)、「親戚」(21.0%)が上位に挙げられ、“特別な日”に食卓を囲むメンバーは家族や親族が中心となっていました。その一方、「年一回、忘年会を兼ねて友人と自宅で鍋パーティをする」(男性50代)、「犬仲間の親睦会をする」(男性50代)など、4位「学生時代の友人」(18.1%)、5位「サークル・趣味の仲間」(14.5%)という声も目立ち、家族・親族以外でのホームパーティも盛んに行われていることがうかがえます。中には「私や娘達、娘の友人で『コミック・パーティ』なるものを開く。これは俗に言う"オタク"とかの域のモノですが、好きなキャラクターやアニメ声優のバースデーにちなんだ料理を出して盛り上がる。コスプレやキャラ・ソン(キャラクターソング)あり、キャラのイメージカラーでまとめた室内装飾など・・・」(女性40代)など、共通の趣味を持つ仲間限定のパーティで大いに盛り上がっているという声も寄せられました。

「ケーキ」の登場は、“特別な食卓”のメインイベント!

では、“特別な食卓”に欠かせないご馳走とは、一体どんなメニューでしょうか。堂々のトップは「ケーキ」(40.8%)でした。「家族の誰かが誕生日のときは、ケーキを焼く」(女性30代)、「家族の誕生日は必ずケーキにろうそくを立ててお祝いする。大学生の息子は恥ずかしそうだが照れながらも、フ〜と火を消して親を楽しませてくれる」(女性40代)など、料理を締めくくる甘いデザートを楽しみにしているという声も多数寄せられ、ケーキの登場はパーティ参加者を喜ばせるメインイベントと言えます。次に2位は「刺身・お造り」(40.5%)。「近所で安くて美味しい旬の魚がある時は迷わず購入!その日は自然と魚パーティになる。一尾まるまる購入し刺身、焼き物、あら煮など魚料理に舌鼓を打つ」(女性30代)など、お祝い事、儀式で出される会席料理にも刺身やお造りが付きもののように、古くから日本の“特別な食卓”には欠かせないご馳走のひとつと言えます。同様7位にも「出前寿司(にぎり、ちらし、いなりなど)」(24.7%)が挙げられました。そのほか3位は「鶏から・串揚げ・フライなど揚げ物」(31.3%)、10位「ローストビーフ、チキンの丸焼きなどオーブン肉料理」(13.9%)が挙げられ、唐揚げや肉料理も人気の高いパーティ料理となっていました。

■パーティ料理で欠かせないおもてなし(料理)は何?

1 ケーキ 40.8%
2 刺身・お造り 40.5%
3 鶏から・串揚げ・フライなど揚げ物 31.3%
4 焼肉・バーベキュー 30.0%
5 スモークサーモンや生ハムなどオードブル 27.8%
6 鍋もの(寄せ鍋、石狩鍋、キムチ鍋など) 26.6%
7 出前寿司(にぎり、ちらし、いなりなど) 24.7%
8 旬の野菜や珍しい食材を使った料理 15.1%
9 宅配ピザやファストフードのフライドチキン 14.5%
10 ローストビーフ、チキンの丸焼きなどオーブン肉料理 13.9%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

“同じ釜の飯”感覚の「BBQ」「鍋もの」は、絆を深める最高のパーティ料理

また見逃せないのが4位「焼肉・バーベキュー」(30.0%)、6位「鍋もの(寄せ鍋、石狩鍋、キムチ鍋など)」(26.6%)。「家族だけの時は夜、親戚や友人が集まる時は昼にする。大皿で何品か用意し取り分けて食べたり、ホットプレートで焼肉をしたり・・・ワイワイ賑やかに行う」(女性30代)など、大勢集まるホームパーティの定番メニューとして、夏は「BBQ」、冬は「鍋もの」という声が多数寄せられました。「同じ釜の飯を食う」という言葉がありますが、「焼肉・BBQ」「鍋もの」は、1つの鉄板や鍋を大人数でつっつき合うため、自然に人との距離が近づき、仲間意識や絆を深めるには最高のパーティ料理と言えるかもしれません。次に性別ではいかがでしょうか。20、30代では「ケーキ」「焼肉・バーベキュー」「鶏から・串揚げ・フライなど揚げ物」などの肉・洋食人気が目立ったものの、年齢とともにこうしたメニューは急減。代わって、年齢とともに「刺身・お造り」「出前寿司」など魚・和食人気が急増する傾向が見られ、パーティ料理の嗜好にも大きな変化が垣間見られました。

世代別:パーティに欠かせない「おもてなし料理」

MA(複数回答)/n(有効回答数)

パーティの盛り上げに欠かせない「ビール」、
ムードを演出する「ワイン」「シャンパン」

■パーティに欠かせないお酒は?

1 ビール 53.9%
2 ワイン 20.3%
3 シャンパン 12.3%
4 チューハイ 3.3%
5 カクテル 2.8%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

続いて、パーティに欠かせないお酒を聞いてみたところ、最も回答が多かったのは「ビール」(53.9%)でした。「歳暮でビールをたくさん頂いたら『ビール冷えてるよ、集まれ〜』で、色々持ち寄ってパーティをする」(女性30代)など、豪華な料理とともにパーティを大いに盛り上げる存在として「ビール」が欠かせないという声が多数寄せられました。中には「お酒を飲みたくなった時が開催する動機・・・。知人、友人を呼んで、わが家主催のパーティをよくする」(女性40代)など、お酒飲みたさに口実を付けてはホームパーティを開くという人もいました。2位は「ワイン」(20.3%)。「結婚記念日に夫婦でワインを飲んでいる」(女性50代)、「毎週金曜の夜は特別な日として、彼女と二人でワインパーティをしている」(男性60代)など、ワインは非日常的なムードを演出するという声が目立ち、わいわいがやがやの賑やかな会というよりも、特別な記念日を祝う大人のパーティに相応しいお酒と言えるかもしれません。同様3位にも「シャンパン」(12.3%)が挙げられ、“特別な食卓”には葡萄を原料とするアルコールに人気が寄せられていることがうかがえます。以下、4位「チューハイ」(3.3%)、5位「カクテル」(2.8%)が続きました。

食器やキッチン雑貨も“特別な食卓”演出に必要なアイテム

ここまで料理やお酒について見てきましたが、では飲食以外で皆さんが食卓演出でこだわるポイントとはどんなことでしょうか。最も回答が多かったのは「とっておきの食器(皿やフォークなど)やグラスを使う」(29.3%)でした。「自宅でメニュー表を作って、居酒屋さん風に料理を作って、夫婦で居酒屋気分を味わう。お皿もいつもとはちょっと違う感じにする」(女性20代)、「いつもよりキレイな食器を使ったり、子供にも大人用の食器を使わせたりする」(女性40代)など、かの北大路魯山人は「食器は料理の着物」という言葉を残していますが、同じ食べるという行為でも、器に凝ることで料理の味が一層引き立ち、パーティを盛り上げる重要な要素になると考えている人が案外多いようです。同様3位にも「お洒落なランチョンマットや箸置きなどで小技をきかせる」(21.4%)、5位「テーブルクロスで雰囲気づくりをする」(12.2%)が挙げられ、食器やキッチン雑貨が“特別な食卓”演出に必要なアイテムとなっていることがうかがえます。


続いて、2位は「きれいな花を生ける」(23.3%)。「季節ごとに、季節を感じる花やカラーを食卓に添える」(女性30代)、「自作のやきものの発表会を兼ねて。食器から花器からオブジェから季節に合った新作を披露。料理も一層美味しく、花も一層きれいに、会話も一層楽しく…」(女性50代)など、「花より団子」と二の次にされがちな生花もさりげなく飾ることで、パーティの雰囲気を明るく上品なイメージに変えるポイントとなっていることがうかがえます。同様4位にも「キャンドルや間接照明など、照明でムードを作る」(14.2%)が挙げられ、花や照明でスタイリッシュな空間を演出するというこだわり派も少なくありませんでした。

■料理以外で“特別な日”の食卓演出でこだわるポイントは?

1 とっておきの食器(皿やフォークなど)やグラスを使う 29.3%
2 きれいな花を生ける 23.3%
3 お洒落なランチョンマットや箸置きなどで小技をきかせる 21.4%
4 キャンドルや間接照明など、照明でムードを作る 14.2%
5 テーブルクロスで雰囲気づくりをする 12.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)


今回は皆さんに"特別な日"の食卓演出についてご意見を聞いてきました。ホームパーティを催す機会は、全体の半数以上の皆さんが「年2回以上」の頻度で行っていることが明らかとなりました。主なパーティは「家族の誕生日」「年中行事(クリスマス、忘年会など)」「結婚記念日」などが挙げられ、「国民の祝日・年中行事」のほか、家族や夫婦だけのパーソナルな記念日にご馳走を囲んでお祝いするご家庭が大変多いことが判ります。特に現代日本においては、日ごろの生活の中で家族が一同に介して食卓を囲む機会が減少している分、こうしたホームパーティの開催を重視するご家庭が以前よりも増しているのかもしれません。もちろん、ホームパーティや特別な食卓は必ずしも必要なものではありませんが、いつもよりもちょっと贅沢をして、食卓に工夫を凝らすことで、マンネリ化した生活に潤いを与えられるスパイスになるのなら、それは決して悪いことではないのでは。これからハロウィン、ボージョレ・ヌーヴォ解禁、忘年会にクリスマス・・・等々、年末に向けて行事が目白押しのシーズンを迎えます。普段、なかなか会えない家族や仲間、友人を誘い、焼肉パーティや鍋パーティを開いてみてはいかがでしょうか。参加者の合い言葉は「B.Y.O.B.」(Bring your own beer /各自ビール持参)で!