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今年の忘年会のご予定は?

そろそろ、忘年会のお誘いメールが数件届いているという人もきっと多いのでは?そもそも忘年会の起源は鎌倉時代の貴族にまでさかのぼり、現在のような庶民の間に広まったのは江戸時代以降とか。「1年の労をねぎらい、お互いの杯を酌み交わす」という物事の「区切り」を大切にする文化は、日本人ならではのものと言えるかもしれません。そこで今回は場所取り合戦がそろそろ始まりつつある中、今年の忘年会の参加予定について聞きました。

86.2%が忘年会に参加意向を持つ

今年、忘年会に参加しますか?

SA(単回答)

さて今年、どのくらいの皆さんが忘年会に参加するのでしょうか。「家から近い美味しいお店でやる予定。一年間育児に奮闘した仲間とのストレス発散の場」(女性30代)など、「今年、忘年会に参加する」と回答した人は全体の61.4%。さらに「まだ決めていない」と具体的なスケジュールは立っていないものの、参加に前向きな声も24.8%を数え、全体の86.2%の人が今年の忘年会に参加意向を持っていることが明らかとなりました。過去4年間の同時期に実施した同調査によれば、2004年の参加意向は75.7%、2005年が88.5%、2006年が85.2%、2007年が86.4%であったことから、最近、景気悪化が懸念されているとはいえ、今年もここ数年同様のにぎわいが予想されます。

7割が「ビジネス系」「プライベート系」に「2回以上」参加予定

忘年会参加回数は?

SA(単回答、参加予定が決まっている人のみ)


■どんなグループで行いますか?

1 会社・部署 52.7%
2 友人・知人 52.4%
3 家族・親族 21.2%
4 サークル・クラブの仲間 18.9%
5 仕事関連のお客さん 10.2%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

今シーズンの1人当たりの忘年会の参加数はどのくらいでしょうか。最も回答が多かったのは「2回」(34.8%)。さらに「3回」(23.0%)、「4回」(6.6%)、「5回以上」(6.5%)という声も少なくなく、全体の約7割の人が忘年会に「複数回」参加する計画があることが判明しました。では具体的に、どんなメンバーと一緒に忘年会を開いているのでしょうか。堂々の1位は「会社・部署」(52.7%)が挙げられ、職場仲間との「ビジネス系忘年会」が目立ちました。同様5位にも「仕事関連のお客さん」(10.2%)が挙げられました。一方、トップに追随して2位には「友人・知人」(52.4%)。「高校からの友人と年1回の忘年会は、もう年末の恒例となっている。今回で18回目・・・」(男性30代)など、気の置けない仲間との集まりを恒例化しているという声も多数寄せられました。同様4位にも「サークル・クラブの仲間」(18.9%)が挙げられ、「プライベート系忘年会」が主流となっていることがうかがえます。そのほか3位「家族・親族」(21.2%)、6位「夫婦」(9.9%)による「ファミリー系忘年会」など、参加メンバーによって大きく3タイプの忘年会に分けられていることが判ります。「プライベート系」「ビジネス系」「ファミリー系」といった属しているコミュニティ、またその数に応じて、忘年会の参加数も必然的に増す傾向があるようです。

平均予算は1回当たり「4,000円以上〜6,000円未満」、
年齢とともに財布の紐が緩む

1人、平均2〜3回の忘年会に参加することが明らかとなりましたが、では1回当たりの予算は一体どのくらいでしょうか。最も回答が多かったのは「4,000円以上〜6,000円未満」(49.0%)。次に「2,000円以上〜4,000円未満」(31.0%)が続き、全体の8割がこの2つの予算内で忘年会を催したいと思っていることがうかがえます。また世代別で見てみると、20代では「2,000円以上〜4,000円未満」(48.9%)が圧倒的であったものの、30代では「4,000円以上〜6,000円未満」(48.0%)が一気に急増。さらに50代以上では「6,000円以上」(10.0%)という声も次第に増え、60代では実に13.5%に達しました。年齢とともに忘年会の1回当たりの参加費が高まることが明らかとなりました。

1回あたりの予算は?

SA(単回答)

世代別:1回あたりの予算は?

SA(単回答)

若い層は「仕事のつきあい」「ストレス発散」、
年齢とともに「恒例行事」「一年の締めくくり」

ではなぜ、皆さんは忘年会に参加するのでしょうか。次に世代別で参加目的を見ていきましょう。まず、20〜50代の層では「仕事上のつきあいのため」という声が圧倒的でしたが、現役から一線を退いた方も多い60代以上では「仕事上のつきあいのため」は一気に急減。代わって、急増したのは「友人や家族での恒例行事のため」「この一年を締めくくるために」「日ごろ会えない友人知人と『忘年会』をきっかけに会えるので」という声で、若い層に「ビジネス系」に多かった一方、60代以上では「プライベート系」「ファミリー系」が目立つ傾向が見受けられました。さらに30、40代では「ストレス発散のため」という声が意外に高く、鬱積した不満やイライラを抱える中年層が結構多いことがうかがえます。同じ忘年会とはいえ、世代間で参加目的に大きな違いがあることが垣間見られました。

世代別:忘年会の参加目的は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

全体の2人に1人は「幹事になっても良い」と回答、
「気に入ったお店を選べる」など意外な利点も

幹事になりたいですか?

SA(単回答)

忘年会シーズンといえば、場所取りに意外に苦労するもの。中でも参加者のスケジュール、好み、予算等を把握して調整する幹事さんは、なかなか大変な役回りです。さて皆さんは、忘年会の幹事を任せられるのは好きなのでしょうか?それとも嫌いなのでしょうか?「店を決めたり予約したり、会報などを作成するのは大好き!宴会後にみんなが『楽しかったよ〜』など、満足している姿を見ると良かったと感じる」(女性40代)など、「幹事になるのは大好き」と回答した人は3.2%。さらに「幹事をやるのにさほど抵抗感はない」という声も42.8%を数え、全体の半数近くの人が幹事になることに大して抵抗を持っていないことが明らかとなりました。中には「自分が気になっていたお店に行けるから・・・」(女性40代)など、幹事の方が何かと利点が多いという声も寄せられました。また世代別で見てみると、「幹事になるのは大好き」「幹事をやるのにさほど抵抗感はない」という声は20代で38.5%、30代で41.2%と年齢とともに増加。さらに70代以上では58.0%に達し、年齢を重ねるとともに幹事役を好んで引き受ける人が多いことがうかがえます。


その一方、「幹事になるのに抵抗を感じる」(30.7%)、「幹事だけには絶対なりたくない」(23.3%)という声も全体の約半数を占めました。主な理由は「みんなの希望や、日時を考えるのも大変だし、文句を言う人間も必ずと言っていいほど一人はいるので…」(女性30代)、「メンバーが喜んでくれるかどうか、不安な気持ちとプレッシャーを感じるので・・・」(女性40代)など、参加者の意見をまとめるのに苦労するという声。「予算を超過し、後日、支払いでもめた例があったから・・・」(女性60代)、「金銭面でも足が出たりといいことがない」(女性40代)など、金銭で貧乏くじを引いたという声。そのほか、「酔っ払いの世話が嫌い」(男性50代)という声や、「飲むことに徹しきれないから・・・」(男性40代)という声まで、様々な理由から幹事を敬遠する人も少なくありませんでした。中でも、職場や仕事関連の「ビジネス系忘年会」の幹事は責任重く、ストレスを感じるケースが多いようです。

参加者の懐事情も考えながら、
価格と内容のバランスに見合った「値段の手頃さ」を重視!

では、仮に皆さんが幹事になった場合、一体どんなポイントに気を配りながらお店探しを行うのでしょうか。最も回答が多かったのは「値段が安い」(56.2%)でした。「参加する人には若い人も多いので、あまり値段の高くならない所にしている」(女性40代)など、参加者の懐事情も配慮しながら、値段の安いお店を選ぶという声が多数寄せられました。とはいえ、その一方で「学生がいっぱい来る安い飲み屋はなるべくなら避けたい」(女性30代)、「料理がおいしくて、値段もほどほど」(女性60代)など、安ければどこでも良いわけでもなく、雰囲気や料理の味とのバランスに見合った「値段の手頃さ」を重視する人が案外多いようです。

■もしあなたが幹事なら、どんなポイントでお店を探す?

1 値段が安い 56.2%
2 食べ放題・飲み放題がある 44.0%
3 個室・貸切できるお店 43.6%
4 座敷がある 33.6%
5 和食がおいしい 29.2%
6 大人数が入れる 27.8%
7 店長・店員の態度に好感が持てる 24.5%
8 少々騒いでも大丈夫 24.4%
9 生ビールがおいしい 24.0%
10 自宅に近い(自宅へ帰りやすい) 22.6%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

参加費の計算が楽な「飲み放題」、
のんびりできる「個室」「座敷」もお店選びの決め手に

次に回答が目立ったのは「食べ放題・飲み放題がある」(44.0%)。「飲み放題がないところは高くなりそうだから、避ける」(女性40代)、「会計をわかりやすくするために、飲み放題のコース付きを選ぶようにしている。宴会後に追加料金が発生することがないので幹事にも参加者にも便利」(女性40代)など、予算を気にせず心置きなく飲み食いできるのはもちろん、参加費の計算も楽とあって、「飲み放題・食べ放題」はお店選びの決め手となっていました。中には「飲み放題銘柄が多いこと」(男性40代)という声も寄せられ、飲み放題のほか、お酒のバリエーションも外せないポイントと言えそうです。そのほか、9位に「生ビールがおいしい」(24.0%)が挙げられるなど、忘年会はお酒なくして始まらないことがうかがえます。


また「飲食」に関する条件ばかりではなく、3位に「個室・貸切できるお店」(43.6%)、4位に「座敷がある」(33.6%)、6位「大人数が入れる」(27.8%)が挙げられました。「絶対に譲れないポイントは『個室又は貸切』があること。これは気兼ねなく楽しむのに重要」(女性50代)、「テーブルは、落ち着かない。やはり靴を脱いでリラックスしたい」(男性30代)など、席や店の設備も見逃せないポイントとなっていることがうかがえ、人目を気にせずにのんびりと出来る環境を求めている人が案外多いようです。

「店員の接客態度は?」「携帯電話が繋がるか?」なども見逃せないポイント

そのほか、皆さんから寄せられた自由回答の中から店選びのポイントをいくつかご紹介します。「店員の態度が良くないお店は絶対に嫌。こっちまで気分が悪くなる」(女性30代)、「ある程度落ち着きがある店で、店員が店を走らない事」(男性60代)など、店員の接客態度を重視する声。「とにかく携帯電話がつながらない場所はアウト。年中無休の仕事なので電話がつながらないのは困る」(女性40代)、「避けたい場所は、禁煙などの分煙が出来てないお店」(女性30代)など、設備が整っているか否かをチェックする声。さらに「タクシーや代行が呼びやすい」(女性50代)など、帰りに支障がないこともお店選びの大事なコツとなっていました。


今回は、いよいよシーズンを迎える忘年会について皆さんのご意見を聞いてきました。景気の減退が懸念される中、“年忘れ”で悪いことはすべて水に流すという人も多いせいか、忘年会への参加意向は全体の86.2%を数え、例年同様に今シーズンも大きな盛り上がりが期待出来そうな結果となりました。また幹事さんの悩みの種であるお店探しは、「値段の手頃さ」「飲み放題」「個室・貸切できる店」を重視するほか、「ビジネス系忘年会」か「プライベート系忘年会」か、それとも「ファミリー系忘年会」かによってもお店選びの条件は異なっていました。中でも「ビジネス系忘年会」は参加する年齢層の幅が広く、趣味・嗜好の異なるメンバーが集まることが多いため、それをまとめる幹事さんの苦労はなかなか大変なようです。今シーズン、幹事に任命されてしまった人は大変だと思いますが、折角ですから、幹事の利点を生かして楽しみながら計画を練ってほしいですね。今年は年納めが早く、忘年会も短期間に集中することが予想され、おそらくピークは12月12日(金)、12月19日(金)あたりでしょうか。混雑が予想されますので、なるべく早めに場所取りをされることをオススメします。