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音楽を聴きますか?

つい先日まで、アナログレコードやカセットテープが主流であった音楽鑑賞は、いつしかCDに取って代わり、 さらに最近では、音楽配信サイトからのダウンロードが当たり前になりつつあります。と同時に私たちと音楽との関わり方や、音楽を聴くシチュエーションも多様化しているようです。そこで今回は、ここ最近の皆さんの音楽との付き合い方について聞きました。

半数以上が「週4回以上」の頻度で音楽を楽しんでいる

音楽を聴きますか?

SA(単回答)

皆さんは日ごろ、どの位の頻度で音楽を聴いているのでしょうか。「週に4回程度家事をしながら、お気に入りのボーズのスピーカーでラジオの音楽番組を聴いたり、自分のCDを聴いている」(女性50代)など、「週4回以上」と回答した人はほぼ半数の49.5%。「週2〜3回」という声も17.2%を数え、全体の66.7%の人が少なくとも「2〜3日に1回」の頻度で何かしら音楽に触れていることが明らかとなりました。さらに「毎日、就寝前の1時間ほどジャズを聴いている」(男性50代)など、「ほぼ毎日」(37.3%)という声も全体の約3分の1を占め、音楽のない生活が考えられないという人が大変多いことがうかがえます。


次に世代別で「ほぼ毎日」という声を見てみると、20代では47.8%、30代で38.8%、40代で35.7%。「若い頃はカラオケに行くために音楽を聴いていましたが、近年はそんなこともなくなり、他で多忙なため聴く意識がなくなった」(男性30代)など、世代とともに音楽に触れる頻度が減少する傾向が見受けられました。特に50代は全世代の中で最も低い31.8%に留まり、音楽とは無縁の生活を送っている人も案外少なくないようです。

世代別:音楽を聴く頻度は?

SA(単回答)

音楽鑑賞は「テレビ」「ラジオ」の電波媒体に人気が集まる

■音楽を聴くメディアや機器は?

1 テレビ番組 46.9%
2 カーステレオ機器 41.2%
3 ステレオ機器 38.1%
4 ラジオ番組 31.8%
5 携帯音楽プレーヤー 30.0%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

皆さんは、どのようなメディアや機器で音楽を聴いているのでしょうか。最も回答が多かったのは「テレビ番組」(46.9%)でした。「氷川きよしが好きなので、司会をされている音楽番組だけは欠かさず見ている」(男性60代)、「家事のとき、CS放送でミュージックビデオを観ている」(女性30代)など、ひと昔前に比べて歌謡番組が少なくなったとはいえ、依然としてテレビ人気の高さがうかがえます。同様4位にも「ラジオ番組」(31.8%)が挙げられ、テレビ、ラジオなど電波媒体に高い支持が寄せられました。続いて2位は「カーステレオ機器」(41.2%)、3位に「ステレオ機器」(38.1%)が挙げられました。「部屋が静かだと落ち着かないので、毎朝、とりあえずステレオの電源を入れて音楽を流す」(女性20代)、「車の中でいつも自分の好きなCDをかけている」(男性30代)など、携帯音楽プレーヤーが小型化し、どこでも音楽が聴ける時代になったものの、自宅や車中でスピーカーを通してじっくりと音楽を聴く人が大変多いことがうかがえます。

「パソコン」で音楽鑑賞をする人が急増!

また見逃せないのは、6位の「パソコン」(27.6%)です。「パソコンに好きな曲を落としているので、BGM代わりに聴いている」(女性40代)、「昭和30年代から昭和40年代の歌謡曲が好きで、自分のパソコンに200以上の曲を入れている」(男性60代)など、パソコンの普及に伴いEメールやネットサーフィンのほか、パソコンで音楽を楽しむ人が増加していることがうかがえます。そのほか5位に「携帯音楽プレーヤー(ipod、ウォークマンなど)」(30.0%)、7位に「携帯電話の音楽機能」(7.8%)が挙げられ、携帯型オーディオの利用も目立ちました。

20代=「携帯音楽プレーヤー」、30代=「カーステレオ」、40代=「テレビ番組」・・・

世代別ではいかがでしょうか。20代では「通勤電車でipodの曲をシャッフルして聴く。立っていても手軽に操作できるので毎朝聴いている」(男性20代)など、「携帯音楽プレーヤー」(20代=49.4%)の利用がトップ。ところが30代では「携帯音楽プレーヤー」の利用は一気に減少し、代わって「カーステレオ機器」(30代=52.7%)が急増。こうした背景には、30代にマイカー所有率が増えることも大きな要因と言えそうです。続いて40、50代は「テレビ番組」(40代=45.8%、50代=51.8%)、60代では「ステレオ機器」(60代=46.9%)。さらに「寝ながら、NHK『ラジオ深夜便』を聴く」(男性70代)など、70代以上では「ラジオ番組」(70代以上=60.7%)が挙げられ、各世代毎に音楽を楽しむメディアやオーディオ機器に大きな違いがあることがうかがえます。また20代では「パソコン」(20代=37.6%)の利用も目立ちました。

世代別:音楽を聴くメディアや機器は?

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「車中」は音楽鑑賞に最適なプライベート空間

さて皆さんは、どんなシチュエーションで音楽を聴くことが多いのでしょうか。最も回答が多かったのは「車の中で(ドライブのとき)」(50.9%)でした。「車通勤なので通勤時、また休日のドライブの時に聴く」(男性30代)、「車の中では、必ずラジオを聴く」(男性70代)など、自分の好きな音楽をBGMに優雅なカーライフを過ごしているという声が多数寄せられ、音楽鑑賞の場として「自動車」が欠かせない存在となっていることがうかがえます。中には「車中でお気に入りのCDをかけて、大声で歌いながら運転している」(女性20代)など、密室のプライベート空間を思う存分楽しんでいる人もいました。また5位に「電車・バスなど通勤時」(20.9%)が挙げられ、交通機関の移動時に音楽を聴く人も大変多いようです。

■どんなシチュエーションで音楽を聴く?

1 車の中で(ドライブのとき) 50.9%
2 自宅で 44.5%
3 自宅でくつろぎタイムに 43.1%
4 家事・掃除をしているとき 21.4%
5 電車・バスなど通勤時 20.9%
6 テレビを観ながら 18.2%
7 趣味をするときに 11.6%
8 仕事をしながら 10.6%
9 寝るとき 9.3%
10 お酒を飲むとき 8.4%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「くつろぎタイム」も「仕事中」も、
オンオフ問わず、音楽で緊張を緩和する

次に2位は「自宅で」(44.5%)、3位に「自宅でくつろぎタイムに」(43.1%)が挙げられました。「自宅でのんびりアルコールを飲みながら聴くのが至福の喜び」(女性50代)、「自分の部屋で趣味の手芸や毛糸編みをしている時にラジオ番組を聴く」(女性60代)など、仕事を離れたリラックスタイムを音楽とともに過ごすという声が多数寄せられました。同様6位に「テレビを観ながら」(18.2%)、7位に「趣味をするときに」(11.6%)、9位にも「寝るとき」(9.3%)、10位に「お酒を飲むとき」(8.4%)が続きました。その一方で、4位に「家事・掃除をしているとき」(21.4%)、8位に「仕事をしながら」(10.6%)が挙げられました。「会社で一日中ラジオを流しながら仕事をしている」(女性40代)、「掃除をする時に、音楽を聴きながらするとテンションが上がる」(女性30代)など、くつろぎタイムばかりではなく、仕事場でも緊張緩和や効率アップに音楽が一役買っていることがうかがえます。

「ランニングの時」「お風呂の中で・・・」など、
様々なシーンで音楽を楽しむという声も

そのほか、皆さんから寄せられた自由回答をいくつかご紹介します。「ランニングをするときに聞きながら走る」(女性30代)、「ダイエット目的でなるべく歩くようにしているので、その時に携帯にSDカードを入れて音楽を聴いている」(女性30代)など、音楽を聴きながら運動し、集中力を高めているという声。「湯船につかる前に防水ラジオのスイッチを入れ、気分転換に音楽を聴いている」(男性40代)など、風呂場でリラックスタイムを楽しむという声。さらに「通勤時に自転車に乗りながらipodを聴く」(女性50代)という声や、「毎朝、食前・食事中・食後と聴き続ける」(男性60代)という声まで、十人十色、様々なシーンで音楽を楽しんでいる様子がうかがえます。

新しいアーティストや音楽を発掘は、「テレビ」「ラジオ」の影響が大

ここまで皆さんが日ごろ、どのように音楽と触れ合っているかについて聞いてきましたが、では新しい曲を聴き始めるきっかけや、CDなどを購入する決め手はどのように得ているのでしょうか。最も回答が多かったのは「テレビの歌番組を観て」(49.7%)でした。「歌番組を観て曲を聴いて、その曲が良い曲だと思ったら、その歌手についてインターネットなどで調べてCDを購入する」(男性30代)など、新しい音楽の発見や購入のきっかけは、歌謡番組や音楽情報番組を参考にしているという声が多数寄せられました。さらに「テレビCM等で、何度も耳にすると自然と歌っている」(女性40代)など、2位に「テレビCMのBGMとして流れている曲を聴いて」(42.7%)、3位「テレビドラマ、映画の挿入歌で流れているのを聴いて」(38.8%)、4位「ラジオを聴いて」(33.5%)が上位に挙げられ、テレビ、ラジオが音楽業界に与える影響の大きさを改めて実感させられます。

■曲の購入や聴き始めるきっかけは?

1 テレビの歌番組を観て 49.7%
2 テレビCMのBGMとして流れている曲を聴いて 42.7%
3 テレビドラマ、映画の挿入歌で流れているのを聴いて 38.8%
4 ラジオを聴いて 33.5%
5 好きなアーティストが歌っているものはとりあえず聴く 29.8%
6 レコード・CDショップで見つけて 15.3%
7 YouTubeや音楽サイト(無料試聴)で試し聴きして 12.6%
8 友人から薦められたものを聴く 7.3%
9 カラオケで友人が歌っているのを聴いて 6.8%
10 子供が好きな音楽を借りて聴く 6.7%

MA(複数回答)/n(有効回答数)

「試聴」が音楽購入の決め手

また新しい曲の発見場所として見逃せないのは、6位の「レコード・CDショップで見つけて」(15.3%)です。「CDショップで無料視聴して音楽情報を得ることが多い」(女性20代)など、実際にショップに足を運ぶというアクティブな声が目立ち、新しいアーティストの発掘に意欲を燃やす人も少なくありませんでした。同様7位にも「YouTubeや音楽サイト(無料試聴)で試し聴きして」(12.6%)が挙げられ、「試聴」が音楽購入の決め手となっていることがうかがえます。さらに「mixiで友達と情報交換をして、新しい音楽を見つけている」(男性20代)など、8位「友人から薦められたものを聴く」(7.3%)、9位「カラオケで友人が歌っているのを聴いて」(6.8%)、10位「子供が好きな音楽を借りて聴く」(6.7%)が挙げられ、友人や家族のお勧め情報を参考にしている人が案外多いようです。中には「最近は、テレビの情報番組で司会の小倉さんが紹介しているのを聞いて、『小倉さんがオススメなら・・・,』と思い、ついつい買ってしまう」(女性30代)など、信頼のおけるタレントや評論家の声も、購買動機を決定付ける大きな要因となっていることがうかがえます。


今回は皆さんに、日ごろの音楽との付き合い方についてご意見を聞いてきました。音楽を聴く頻度が「週4回以上」と回答した人は全体の2人に1人。さらに「ほぼ毎日」という声も3人に1人を占め、大変多くの皆さんが音楽とともに日々の生活を送っていることが明らかとなりました。音楽鑑賞のシチュエーションは大きく3つに分けられ、1つは「マイカーの中」「電車の中」など、ストレスが多く、時間をもてあます交通機関で音楽を聴くという声。2つ目は仕事の終わった「自宅でのくつろぎタイム」、読書をしながら、お酒を飲みながら、趣味のことをしながら・・・、音楽を聴くことで緊張を緩和して癒しを得るという声。3つ目は「家事をしながら」「仕事をしながら」など、仕事の効率をアップし、やる気を起こすという声が寄せられ、音楽はそのシチュエーションによって、私たちのカラダに様々な作用をもたらしていることがうかがえます。いわば、音楽は私たちの生活を円滑に進めるための、潤滑油のような存在と言えるかもしれません。なくても困らないものの、あると生活にハリと潤いを与えてくれるものと言えます。「最近、忙しくて音楽から遠ざかっているなぁ」と感じたら、まずは何かをしながら好きなBGMを流してみてはいかがでしょうか。


最後に皆さんに「人生で初めて購入した音楽(レコード、CD)の思い出」について聞きました。


■初めて購入した音楽の思い出は?

「それが大事」
(大事マン
 ブラーザーズバンド)
  • 「大事マンブラーザーズバンドの『それが大事』。負けそうな時や、辛い時の為の応援歌のようで、非常に心に響き、お金もなかった幼少の頃に、思い切って買いました」(男性20代)
「ALL WAYS LOVE YOU」
(ホイットニー・ヒューストン)
  • 「ホイットニー・ヒューストンの『ALL WAYS LOVE YOU』。映画を家族と一緒に観に行ったのを凄く覚えている。家族揃って聞いた数少ない曲じゃないかなぁ」(女性20代)
「ハイスクールララバイ」
(イモ欽トリオ)
  • 「イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』。欽ちゃん全盛期で大好きでした」(男性30代)
「透明人間」
(ピンクレディ)
  • 「ピンクレディの『透明人間』。学校で同い年のいとこと音楽の授業に振り付きで歌ったのを覚えている。お披露目の日まで、すっごく練習したので今でも完璧に踊れる」(女性30代)
「およげ!たい焼きくん」
(子門正人)
  • 「『およげ!たい焼きくん』は幼稚園の時にお年玉で貯めたお金で買った記憶がある」(女性40代)
「としごろ」
(山口百恵)
  • 「初めて買ったレコードは山口百恵さんの『としごろ』でした。『お姉さんっぽい歌だな』と子供心にもちょっとドキドキしました」(男性40代)
「モナリザの微笑み」
(ザ・タイガース)
  • 「グループサウンズ全盛のときのザ・タイガースの『モナリザの微笑み』。その時代、人気があって曲もスンナリ耳から入って、心に伝わってきて思い出に残る一曲」(男性50代)
「新世界より」
(ドボルザーク)
  • 「ドボルザークの『新世界より』でした。今から40年以上前の懐かしいLPレコード、確か2800円でした。高かった!札幌の玉光堂で買いました。嬉しくて、嬉しくて何度も何度も聴きました。今は安く音源が手に入ることで、音楽を大切に聴いてはいない感じがする」(女性50代)
「こいさんのラブコール」
(フランク永井)
  • 「人生で初めて購入したレコードは、フランク永井の『こいさんのラブコール』。これは高校2年生のときに、NHK『ラジオ歌謡』という番組で毎朝流れていた曲で、当時はドーナッツ盤でした。なつかし〜い!」(男性60代)
映画「卒業」サントラ
(サイモン&ガーファンクル)
  • 「記憶に残るのは映画『卒業』を観た帰り道、あまりに綺麗な音楽だったのでレコード店に寄りレコードを購入した」(女性60代)
「黒い花びら」
(水原弘)
  • 「水原弘の『黒い花びら』。 第1回レコード大賞曲『クロイハナビラ・・・♪♪』歌の入りにひかれた」(男性70代)